サトシ「25歳」〜理想と現実の先にあるもの〜
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サトシ:「よし、開けるぞっ!」
ガチャ(ドア)
サトシは広間のドアを開けた。
すると、、、
カツラ:「む!?」
サトシ:「これはっ!!」
ヒロシ:「巨大サイドン、、、」
ヒカリ:「、、、の、ロボット?」
マリナ:「でかっ」
サトシ達が見た物は、広間の地面から
出現した高さ20メートル程の
サイドン(ロボット)だった。
カツラ:「なんじゃこれは」
サトシ達がサイドンを見上げていると、
中から声が聞こえてきた。
ムサシ&コジロウ:「わーっはっはー」
サトシ:「この声、、、いや、この懐かしい
パターンは!」
ヒカリ:「良かった〜」
サトシとヒカリは気付いた。
ムサシ:「”なんじゃこれは”と聞かれたら」
コジロウ:「答えてあげるが世の定め」
ムサシ:「世界の破壊を防ぐため」
コジロウ:「世界の平和を守るため」
ムサシ:「愛と真実と悪を貫く」
コジロウ:「ラブリーチャーミングが敵役」
ムサシ:「ムサシ 」
コジロウ:「コジロウ!」
ムサシ:「銀河をかけ抜く、元ロケット団の
2人にはっ」
コジロウ:「ニュージェネレーション
新しい時代が待ってるぜ」
サイドン:「ガォガーー!!」
コジロウ:「、、だめだ、、、やっぱり
あいつ(ニャース)がいないと、、、くぅっ!」
ムサシ:「だらしないわねー!
これ(セリフ)やるって言い出したの
あんたでしょーが!」
サトシ:「コジロウ!ムサシー!」
サトシ達が駆け寄ると、ムサシとコジロウは
サイドンロボから降りてきた。
サトシ:「もしかしてこれって!」
コジロウ:「頼まれた穴掘りマシン、
持ってきたぜ」(good)
ヒロシ:「サイドンか、、想像以上だよ!」
ヒカリ:「すごーい!!さすが
ムサシとコジロウね!」
カツラ:「これまたデカイの」
コジロウ:「ふふん、、、久しぶりの
メカ作りだからつい熱くなったぜ」
ムサシ:「感謝しなさいよー?
材料集めるのに苦労したんだから」
サトシ:「ありがとう!!ほんと助かるよ!」
マリナ:「、、、結構
しっかり出来てるわね、、」
ムサシ:「当たり前でしょー?アタシが
作ったんだからア・タ・シ・がっ」
コジロウ:「ムサシは大半指示するだけ
だったじゃないか!」
マリナ:「、、あなた達、一体何者?」
ムサシ:「さっき名乗ったばかりでしょ?
元ロケット団よロケット団っ」
コジロウ達のメカ作りの腕は
未だに健在だった。
ヒロシ:「とにかく、これなら
1日でヤマブキシティの地下まで
進む事が出来るっ」
サトシ:「よっしゃ!」
コジロウ:「こないだ電話で話を聞いたが、
お前達、本当にシルフとやり合うんだな?」
サトシ:「あぁ!これ以上シルフの
好き勝手にされたら、孵化施設の
ポケモン達が可哀想だ!!」
ヒカリ:「シルフはきっとポケモン達を
悪用するつもりだわ!!」
ヒロシ:「7月下旬、サントアンヌ号の
クルージングパーティが開かれる日、
その時が作戦実行の日なんだ」
コジロウ:「そうか、、、。
なら、気をつけろよ?奴ら、
ポケモンの他に何かを開発しているらしい」
ヒロシ:「!」
サトシ:「え?」
コジロウの発言に皆が反応した。
カツラ:「どういう意味じゃ?」
コジロウ:「先日、仕事中にシルフの系列で
働いてる奴らが店に来てなっ。
何やら噂話しをしてたんだ」
ヒカリ:「噂話し?」
コジロウ:「あぁっ。話によれば、
シルフは一カ月前、他の地方から
金属やら鉄やらいろいろと輸入して
クチバから運んでたらしい。
そしてその部品で科学兵器を作ってるって噂だ」
マリナ:「科学兵器を?」
コジロウ:「あぁ。もしそれが本当なら、
カントー新時代計画はポケモン同士の
戦いの枠を超えた最悪のシナリオになる」
ヒロシ:「!」
ヒカリ:「そんなっ!」
サトシ:「だったら尚更急がないと!」
カツラ:「ならばこっちも動こうと
するかの。コジロウ君、このサイドンロボ
しばらく借りるぞ」
コジロウ:「あぁ。とにかく俺たちも
情報を集める。もし何か分かった事があったら
また連絡するよ」
ヒロシ:「カツラさん、俺たちは
どう動きますか?」
カツラ:「先ずは穴を掘るんじゃ。
トキワの森からヤマブキシティの
育成施設まで通じる穴を掘った後、
サトシ君、ヒロシ君、ヒカリちゃんは
ゲートをくぐりヤマブキシティに浸入し、
育成施設にいる元孵化施設の職員達に
作戦を伝えるんじゃ。わしとマリナさんは
研究所から敵の動きを監視し、指示を出す」
ヒロシ:「わかりました」
カツラ:「偽造パスポートは完成しておる。
昨日ポリゴンとバトルした後
警備員の管理データに浸入し
名前登録も済ませておいた」
サトシ:「じゃあ早速動くとするか!」
ムサシ:「穴掘るついでに、アタシ達を
送って行きなさいよねっ」
サトシ達は、計画通り動く事にした。
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