死後の世界の冒険記
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06 アルフ城へ
前書き
前回、この世界について様々なことを知った4人はお城に挨拶に行くため急ぎ、お城へ向かったのであった。
カズマ
「これが、、、城!?」
サトル
「でかすぎだろ!!」
4人の目の前にあるのは今まで見てきたどの建物よりも圧倒的に大きいお城だった。
お城の入り口にある門はこの国の入り口にあった門よりも大きく、お城の中心にある塔はスカイツリーよりはるかに大きい。
一体中に何人の人間がいるのだろうか想像もつかないぐらいに大きい。
カズマ
「とりあえず入ってみようぜ。」
4人が門を通り抜けると1人の兵士がきて、
兵士
「お前たち、何用だ?」
サトル
「俺たちは転生者?ってやつだ。王様に挨拶しに来た。」
兵士
「おお!転生者様でございますか!どうぞこちらに、そろそろ王様による挨拶が行われます!」
4人は兵士についていくとただっ広い部屋に連れて行かれた。
そこにはかなりの数の人がいた。
カズマ
「ここにいる人はみんな転生者なのか?」
兵士
「はい、今期は1367人の転生者がいます。」
アオイ
「1367人!?っていうか今期ってことはまたこんな数の人がこの世界に転生させられるの?」
兵士
「はい。毎回5年ごとに転生者がこの世界にやってきます。ちなみに前期は2068人の転生者がこの城に集まりました。」
サトル
「この世界ってことは転生者はいろんなところに転生されるってことか?」
兵士
「その通りです。あなたたちはたまたまこのお城に近いところに転生したんです。他の場所に転生した者は他の国のお城に挨拶をしに行かなければなりません。」
ミウ
「じゃあまだまだ転生者入るってことだね。」
兵士
「おっと!そろそろ王様が挨拶をはじめられます。それではごゆっくりと。」
兵士はそう言うと部屋の外に出て行った。
すると照明が暗くなり部屋の一番前にあるステージにボディガードらしき人物を2人つけた銀髪でヒゲの濃い男性がいた。
服装からしておそらく彼がこの国の王様なのだろう。
王様
「今日は集まってくれてありがとう!わしはこの国の王「アルフ・ハーバード・ライト」だ!さっそくだが君たちにはこれからの生き方を決めてもらう!」
カズマ
「?生き方を決める?」
ライト
「冒険者として生きるか、この国の民として生きるかを決めてほしい。」
転生者たち
「!?」
ライト
「ではさっそく決めてもらおうか、、、冒険者になりたい者はわしから見て右に、この国の民になりたい者はわしから見て左に集まってもらおう。あと質問などは受け付けませんのでね。じかんは5分ほどあたえよう。」
転生者たちはいきなりの事に戸惑いつつも少しずつ生き方を選んでいく。
そしてカズマ達はもちろん。。。
カズマ&サトル&アオイ&ミウ
「満場一致!冒険者人生!」
迷うことなく冒険者として生きていくことに決めた。
4人が冒険者グループの方に行くと柄の悪い5人組が来て、
DQN1
「ヨォそこのカワウィいねぇチャーーん。」
DQN2
「おれたちといいことしねぇぇぇっか?」
アオイ
(なに?こいつら喋り方もだけど容姿も気持ち悪いわ、、、。)
カズマ
「誰だ?お前ら。DQNってやつ?」
DQN1
「アアン?ナンダテメー?」
DQN3
「うぉいくそぉぉぐわぁきぃ!ぬわぁめんてぇいるぅぅとぅおおおお!ぶぅぅとぅうぃいぃいこぉぉるろぉぉすんぞぉんん!」
サトル
「きちんと日本語で喋ろうか猿ジジイ。」
DQN4
「ゔぁ?」
DQN5
「こんおがあき!なあめえんんじゃあねえええぞお!」
1人のDQNがサトルに殴りかかろうとした瞬間カズマの手はそのDQNの手を力強く握っていた。
カズマ
「お前、俺の仲間になにをする気だ?」
カズマの瞳はより一層赤くなりDQN達を睨んでいた。
DQN1
「ソノ、クレナイノヒトミ。。。おまエマさカ!」
???
「そこまでだ!」
DQNの声をかき消すような声が部屋中に響きわたった。
バーン
「我はこの城の騎士でありマスター冒険者のバーンだ!この城での実力はNo.2!」
DQN2
「なんだぁぁぁ?おまえぇぇぇぇ?」
DQN4
「ゔぉいがき!なめだぐちきいいてるどぶぢごろすぞ!」
DQN達はバーンに飛びかかった!がしかし、一瞬にして城の外に吹き飛ばされた。
バーン
「あのように国王の前で無礼な行動を行った者はこのバーンが!ただじゃおかないぜ?」
キリッ!とキメ顔をしてバーンはアオイのそばによりこういった。
バーン
「おお美しい!やはり私の目に狂いはなかった!あなたこそこのバーンの運命の相手!」
アオイ
「へ、、、。はぁ!!!」
あまりに唐突な告白にビックリしまくりの4人。(とくにアオイが)
ライト
「こらぁ!なにをしておるかバーン!」
バーン
「あ!えーーっと、、、すいませんでしたーー!」
バーンは一目散に部屋から出て行った。
ライト
「たく、、、すまんな。アイツはつよいが見たとおり女好きなのだ。。。」
アオイ
「はぁ、、、」
ライト
「とりあえずは分かれたようだな!集計の結果冒険者になりたい者は987人、この国の民になりたい者は375人!あの5人はもう知らん!以上!あとはそれぞれの担当者に従ってくれ!」
ライト国王はステージを去って行った。
カズマ
「冒険者になりたいやつのほうが圧倒的に多いな。」
サトル
「そうだな。ところで俺たちの担当って誰だ?」
バーン
「はーい!全員ちゅうもーーく!冒険者担当のバーンだ!っと言っても、もう全員知ってるかな?」
アオイ
「うわっ、、、」
バーン
「さっそくだが君たちには冒険者になるために冒険者ギルド「フリーダム」に来てもらうから俺についてきてくれ!」
アオイ
「あの人のことあんまし信じれないんだけど……。」
カズマ
「ま、まぁ冒険者になるためだ。今だけ辛抱してくれ。」
そんなことを話しつつ歩いていると、
バーン
「ついた!ここが冒険者ギルド「フリーダム」だ!」
~つづく~
後書き
ちょっと期間が空いちゃいました………。
今回は今までで一番長くなりました!
このくらいのほうがいいのでしょうか?意見をよろしくお願いします!
それでは次回お会いしましょう…バイチャ!
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