死後の世界の冒険記
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05 常識
前書き
前回、この世界の常識が書いてある説明書を読みに喫茶店に入っていった4人。
今回は説明会になりそうです。
4人は喫茶店に入って、とりあえずジュースを頼んだ。そして端の方の席に座ると、説明書を開いた。
4人はまず創造神が作った「十の条約」というものを調べた。
十の条約
その一、国間での戦争は絶対禁止
その二、他国を騙して利益を得ることを禁止する
その三、他国が魔物による攻撃を受けていた場合できる限り支援する
その四、国王は年が60を過ぎると国王を引退しなくてはいけない
その五、冒険者は己のランク以上のクエストに挑戦してはいけない
その六、冒険者は国民を守るため魔物に恐れずに立ち向かわなければならない
その七、冒険者は必ず冒険をしなくてはいけない
その八、転生者は必ずどこかの国の王に挨拶に行かなくてはならない
その九、この世界は皆平等である
その十、以下のことを守ること。破ったものには罰を与える
次に、この世界について調べた。
どうやらこの世界は、邪王という悪の王を中心に数々の魔物が人間を襲っているらしい。その魔物たちを倒し邪王討伐を目指しているのが「冒険者」らしい。冒険者にはランクがあり下から、
かけだし、いっぱし、うできき、エリート、マスター、英雄
と、6段階あるらしい。ちなみに冒険者になるには各国にある冒険者ギルド手続きをしなくてはいけないらしい。
この世界の人間は皆HPとMPをそれぞれ持っておりメニュー画面も開けるようだ。自身のレベルはなく、スキルレベルはある。病気などがこの世界にはなくHPが0になる以外で死ぬことは絶対にないらしい。
通貨はゴールド、世界人口は約95億人にもなるらしい。かなりこの世界は大きいらしい。少なくとも地球より。
カズマ
「うーーん。。。だんだんこの世界のことがわかったきたな。」
アオイ
「なんかAnother Lifeとは設定がだいぶ違うね。」
ちなみにAnother Lifeは、突然異世界にワープされた主人公が現代に戻るために1000の魂を集め神に渡していくというゲームである。
サトル
「おい、一月になることがあるんだが………。」
ミウ
「?どうしたの?」
サトル
「Another Lifeを作った人の名前、しってるよな?」
カズマ
「? カルバ・スティール・ノア だろ?、、、あ!!」
サトル
「そう、この世界の創造神の名前と、Another Lifeの製作者の名前、どっちとも " ノア " なんだよな……。」
アオイ
「もしかして何か関係があるのかも……。」
ミウ
「偶然じゃないの?」
カズマ&サトル&アオイ&ミウ
「…………………………。」
カズマ
「……っていうか転生者ってまず王様に挨拶しなくちゃいけないんじゃねえの?」
サトル
「あ。」
アオイ
「たしか条約破ったら罰を与えるみたいなこと書いてなかったっけ?」
ミウ
「やばっ!早く挨拶に行こ!」
4人はジュース代を払うと急いでお城の方に走っていった。
~つづく~
後書き
今回は説明がメインなかんじでしたね。(やっぱしな、、、)
まあこれでこの世界のこととか色々わかってくれたと思います!
気になることがあれば書いといてください!
それでは次回お会いしましょう…バイチャ!
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