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サトシ「25歳」〜理想と現実の先にあるもの〜

作者:ドリ男
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177

それぞれが動き出し、時刻は
午後の13時を廻った。


AM13:00


シルフカンパニー社長室にて







エリカ:「さて、そろそろ
お仕事の方に取り掛かりますわ」




マチス:「オイオイ!エリカ!もう
プロジェクトが始まったんだからヨッ、
仕事なんてほっといて、オレと遊ぼうゼッ!」






エリカ:「あら、怠慢(たいまん)
人生の祟りですのよ?」






キョウ:「相変わらず、(たお)やかかな
容姿でありつつも、仕事には熱心だな」




マチス:「へッ!いいじゃねぇかッ。
資金だってもう十分集まった事だしヨッ!
なぁエリカッ、香水店の仕事なんか
放っておいて、オレとenjoyしようゼッ」






エリカ:「うふ♪、、日々を満喫したいのは
私も一緒ですわ、、。でも、
如何(いか)なる時も(おのれ)(りっ)し心は常に誠実であれ”、、
それが(わたくし)
仕事に対する美学ですもの♪それに、、、」



スッ



マチス:「?」


エリカはマチスの頬に手を当てた。




エリカ:「楽しみは全て終わってから、、ね?」




マチス:「、、へッ、、へへッ。
オッシャー!!オレもこうしちゃあ
いられねーゼッ!!一丁やるかぁッ」



ダダッ



マチスは社長室を飛び出した。





キョウ:「男を立てるのも、大したものだな」




エリカ:「うふ♪、、でわ、行って参りますわ♪」




マチスに続き、エリカも社長室を後にした。









キョウ:「ナツメよ、、そろそろ我々も
一つにまとまらねば、計画は進まぬぞ?」





ナツメ:「、、承知の上よ。あたしが
命令を下すまでは、好きにやらせるわ。」



キョウ:「そうか、、」




PrrrrPrrrr



社長室の電話が鳴った。



ナツメ:「、、、」




ガチャッ


ナツメ:「、、わたしよ、、、そう。
、、、わかったわ。」



ガチャッ




キョウ:「あいつらか?」



ナツメ:「えぇ、、事は予定通り進んでるわ」



キョウ:「そうか、、、ならば拙者(せっしゃ)も、
準備を整えるとしよう」



シュッ



キョウは姿を消した。






ナツメ:「、、、」































 
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