サトシ「25歳」〜理想と現実の先にあるもの〜
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ヤマブキシティ”カラオケルーム”にて
♪♪♪
ヒカリ:「ピカチュウ〜カイリュー〜
ヤドラン、ピジョン、コダック、コラッタ
リザード、ギャロップ♪」
ヒカリはカラオケに夢中になっていた。
サトシ:「、、ヒロシ、誰か見えたか?」
ヒロシ:「、、、いや、今の所まだ
上層部らしき人が見当たらない。」
サトシ:「普通の社員はヤマブキ色のスーツ、
ワタルさん達は黒いスーツだったぜっ。」
ヒロシ:「うん、、、。さっきから
普通の社員は出入りしてるけど、
黒のスーツはまだだね。」
ヒカリ:「ラ・ラ・ラ言えるかなっ♪
き・み・は・言えるかなっ♪」
ヒロシ:「やっぱ張り込む時間が
遅かったか、、」
サトシ:「ヒロシっ、交代するぜ?」
ヒロシ:「いや、まだ大丈夫っ。
もう少し観察するよっ、サトシは
まだゆっくりしててくれっ」
サトシ:「そうか、、悪いなっ」
ヒカリ:「ポケモンの名前〜〜♪」
サトシ:「おいヒカリっ、
ヒロシが張り込みしてんのに、
歌ってるなんて失礼だぞ?」
ヒカリ:「コクーン、ゴースト、、、
、、だって〜〜、カラオケなんだもんっ」
サトシ:「あのなぁ、、、」
ヒロシ:「はははっ、いいよ歌ってて。
交代の時に代わってさえくれれば。」
ヒカリ:「やったー!ありがとう!!
キャタピー、ピクシー、シードラ
ライチュウ♪、、、」
サトシ:「まったく、、」
ヒロシ:「なるべく早く
シルフの尻尾を掴みたい所だけど、
表向きが良い会社なだけあって
中々難しいかもね」(張り込み中)
サトシ:「こうしてる間にも、ポケモン達は
ずっと待ってるんだよな?
トレーナーのもとに帰ってくるのを、、」
ヒロシ:「、、そうだねっ、今は
そう信じるしかない。、、信じて、焦らずに
俺たちが出来る事をやっていくしか、、」
サトシ:「みんな、、、待ってろよっ、
俺たちが必ず見つけ出すからなっ」
ヒカリ:「ニドランメス!ニドランオス!
ナ・ゾ・ノ・ク・サ!♪」
ヒカリ(あ、ナゾノクサだわっ)
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