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サトシ「25歳」〜理想と現実の先にあるもの〜

作者:ドリ男
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カントーが誇る最大の大手企業、
シルフカンパニー。

元はポケモン商品の生産で
中心を担っていたが、
現在は生活用品の生産をしており、
又、生産だけに留まらずカントーを始め
”社会の中心”を担う程の大企業になっていた。


しかし、このシルフカンパニーには、
表向きになっていない事実が隠されていた。


PM13:10

シルフカンパニー会議室にて。

マチス:「よしそこだぁぁ!いけ!!」


ピコピコピコ(ゲーム)


キョウ:「マチスよ、、遊びなら外でやれ、、
仕事の邪魔だ。」


マチス:「あぁん?いぃじゃねーか、
どーせ仕事なんか”あいつら”に任せりゃあ
いぃんだからよっ、、あっ!くそッ!!


キョウ:「これだから文化の違える者は
合わぬのだ。」


マチス:「あんだと?テメー
喧嘩売ってんのかコラッ」




会議室に居たのは元クチバジムの
ジムリーダー”マチス”
そして、元セキチクジムのジムリーダー、
”キョウ”だった。


そして、、、



ナツメ:「フン、、、まぁ落ち着きなさい。
”例の計画”が終わり次第、みんな
好きなように生活するといいわ」


元ヤマブキジムのジムリーダー”ナツメ”

15年前、事件が原因でポケモン商品の生産に
需要性が無くなりシルフが一時衰退した
時期があった。そして、
先代の社長の定年退職と共に
ナツメは先代社長の推薦で
若くして会社のトップになり、
現在は女社長としてシルフに君臨している。


キョウ:「ナツメよ、”例の計画”、
今年中に実行すると言うのは
本当なのだろうな?」


ナツメ:「勿論よ。」


クチバ:「ワオッ!最高だぜ!」


”例の計画とは何なのか、
このシルフには、トップシークレットで
世間にはもちろん会社にも内密にされている
”何か”が渦巻いていた。

そして、、、


コンコンッ(ノック)



ナツメ:「どうぞ」


もう一人、誰かが入ってきた。
その人物とは、、、













エリカ:「失礼っ」









なんと、部屋に入ってきたのは、
エリカだった。


ナツメ:「エリカ、遅いわよ。
集合は1時と言ったはずでしょ?」


エリカ:「あら、ごめんなさいッ、
ちょっと久しい人に会ったものですから。」


クチバ:「ヒョーッ、たまんねぇなぁオイッ
久しい人ってコレか?(小指)」


エリカ:「うふっ♪」



キョウ:「まぁよい、これで全員
集まったのだ。話を進めよう」


エリカ:「今日はどのような楽しいお話を
お聞かせ頂けるのかしら、ねぇ、社長さんっ」


ナツメ:「、、フンッ。キョウ、
”あいつら”を呼んできて。」


キョウ:「ほう、あいつらにも
参加させるというのか。、、いいだろう」


シュッ


キョウは姿を消した。



クチバ:「ケッ、あいつらもかよ。
せっかくの楽しみがシケちまうぜ」


エリカ:「まぁまぁ、人数が多い方、
激しく盛り上がる事だってありますのよ?」


マチス:「っヒョー!!
たまんねぇなぁオイッ!!!」


ナツメ:「、、、」







カントーで今、何かが始まろうとしていた。
 
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