サトシ「25歳」〜理想と現実の先にあるもの〜
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PM13:30
トキワ駅にて
車内アナウンス:「次はトキワ駅〜トキワ駅〜。
お降りの際は右側のドアをご利用下さい。」
プシューー(ドア)
サトシ:「よし、着いたっ」
サトシがトキワ駅に到着すると、、、
ヒカリ:「おーいっ!サトシ〜!」
反対側のホームで手を振るヒカリ、
そして隣にはヒロシとカツラがいた。
サトシはホームの
階段を登り、ヒカリ達と合流した。
サトシ:「さっきは助かったぜ!ありがとう!」
ヒロシ:「その顔じゃ殴らてない
みたいだねっ、良かったよ。」
カツラ:「サトシくん、リストラおめでとうっ」
ヒカリ:「おつかれ様っ!」
皆に迎えられ、サトシは安心していた。
サトシ:「みんなありがとう!」
ヒロシ:「よし、サトシも来た事だし、
トキワの森へ向かうか!」
カツラ:「そうじゃのっ」
サトシ:「でも、みんなで歩いて行くのか?」
トキワ駅からトキワの森までは、
徒歩で行くと1時間程かかり、
高齢のカツラの事も含めサトシは
気になっていた。
ヒロシ:「その心配は無いよっ」
サトシ:「え?」
カツラ:「ワシの元部下から
車を借りておる。駐車場に停めてあるから
移動は大丈夫じゃっ」
カツラは研究時代の部下、
スーパー”トランセル”の店長から
車を借りてきていた。
サトシ:「さすがですね!じゃあ、行くかっ!」
ヒカリ:「ちょっと待って、スーツのままじゃ
行かれないでしょ?はいこれっ」
ヒカリはサトシの私服を持ってきており、
サトシに渡した。
サトシ:「おっ、サンキューヒカリ!」
カツラ:「ふむ、、では、行くとするかのっ」
サトシはトイレで着替えを済ませ、
そのまま駐車場の車に乗り込んだ。
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