サクラ大戦来訪者は私の幼馴染
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2章 最終回 乙女達の挽歌5 武蔵内部へ・・・金剛との最後の戦い前編
花組突入前の武蔵内部・・・
「金剛」
「あんどうしたよ鬼王?」
「京極様からの情報だ、土蜘蛛が空宙戦艦ミカサの破壊に失敗したようだ」
!!
「・・・そうか五行衆も、俺だけになったんだな」
「ああ、そうだな」
「しかし帝国華撃団もやるな、本気の土蜘蛛に勝つとはな、鬼王本音で聞くぞ、俺と帝国華撃団が戦えば、どちらが勝つと思う?」
「・・・帝国華撃団だろう」
「ふ、やはりな」
「今奴等は、土蜘蛛を倒し、勢いがあるからな」
「今の奴等と戦えば、私とて厳しい状況に追い詰められるだろう」
「何だと!!鬼王でもなのか」
「ああ、そして奴らの力を引き出しているのは、帝国華撃団隊長の大神一郎だ」
「何だと!!紫藤直哉ではないのか?」
「無論紫藤直哉のの存在も、奴らに影響を与えてると思うが、戦闘面において、大神一郎の存在が脅威だな」
「成る程な、だから京極様は鬼王と俺を武蔵内部に残らせたんだな」
「ここでなら俺と鬼王が、本気出しても問題ないからな」
「しかしいいのか?鬼王、お前の娘と娘婿をおまえ自身の手で、殺す事になってもいいのか?」
「・・・構わん、むしろ、あの二人がそこまでだったら、私が二人を殺す。それがせめて物の情けだからな」
「その前に金剛お前に、勝てねば話にならんが」
「違いねえ、じゃあ俺は、やつらを出迎えに行ってくるぜ」
「そうか・・・金剛・・・死ぬなよ」
「ああ、俺も死ぬ気はない、だがありがとな」
金剛は帝国華撃団と、最後の戦いをする為に、金剛は自分が認めたライバルの元に向かうのだった。
そのころ武蔵内部に侵入することに成功した花組は・・・
「何だここは?」
花組全員武蔵内部が、まるで生物のような鼓動に似たような感があり、気持ち悪がっていた。
だが、花組は武蔵最深部に向かう為移動を、開始すると、暫くすると、黒鬼会五行衆筆頭の金剛と、出会ってしまった。
「よう、会いたかったぜ、さくらに直哉、今から俺と、帝国華撃団の最後の勝負といこうや」
金剛は、そう言うと金色の脇時を6体召喚した。そして自身の魔装機兵大日剣を召喚した。
「さあ俺と、遊ぼうぜ帝国華撃団」
「今回は、最初から全力だぜ、オラオラ行くぜーー」
その時全員の光武と桜天武に、行動系の一部に不具合が発生し、花組全機通常期の半分の行動しか出来ずに、大日剣に乗る金剛との戦いになった。
果たして帝国華撃団は、黒鬼会五行衆最後の一人の金剛に勝てるのか?
帝国華撃団が、金剛と遭遇していた頃、鬼王は、京極と共に、この空中要塞武蔵の守護者たる御蔵である、新王の元にやって来ていた。
「見てみろ鬼王、これが新たな帝都の神の姿だ」
「・・・」
「流石にこれは、貴様でも理解できないか」
「京極様では、私は所定の場所へ向かいます」
「ああ、せいぜい期待せずに待つのだな、奴等は金剛には勝てんさ絶対にな」
そう言って京極は、不敵な笑みを浮べる。京極の不気味な自信は、何を意味するのか?
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