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サクラ大戦来訪者は私の幼馴染

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2章 最終回 乙女達の挽歌5 武蔵内部へ・・・金剛との最後の戦い後編


「さあ俺と、遊ぼうぜ帝国華撃団」


「今回は、最初から全力だぜ、オラオラ行くぜーー」

「何なんだ金剛の気合で光武が、可笑しいまさかこれも、さっきの金剛の気合のせいなのか?」

大神は光武の異変を気にしつつも、花組に指示を出した。

「皆脇時から、確実に倒すんだ」


「了解」

さくらが、大神の指令通りに脇侍に攻撃しようとした時、突然さくら達の前に、金剛が現れ、脇時を庇った。そう、大神が花組の隊員を庇うように。


「させるかよ」

「きゃああ。うあああ」


さくらと直哉の乗る桜天武は、脇時を庇った金剛によって弾き飛ばされたのだった。

「な、さくら君、直哉君大丈夫か?」

大神が二人に、かけよる。


「今だ、食らえ金剛大地斬」

「「「うわあああ。きゃああああ」」」

金剛の必殺技金剛大地斬が、三人を襲う。

その三人の状態を見た、アイリスが、自身の必殺技であるイリス グラン・ジャンポールを使うが、回復できたのは、桜天武のみだった。

大神の光武は、イリス グラン・ジャンポールの射程外だったからだ。

「オラオラどうした、帝国華撃団隊長大神一郎よ、俺を倒せないなら、お前達の大事な帝都の運命も、ここまでだぜ」

「ふざけるな、金剛俺達は、必ず帝都を守ってみせる」

「そうかいならば、見せてみろ。大神一郎よお前の力を!!」

「行くぞ、金剛!!」

「来い、大神一郎」

そしてついに、戦いは最終局面を迎えようとしていた。

「行くぜこれが金剛様の最後の一撃だぜ、金剛大地斬」


「こちらも行くぞ!!狼虎滅却・天狼転化」

大神と金剛の必殺技がぶつかり合い、そして勝ったのは大神だった。


「グフッ見事だぜ、大神一郎よ俺様を倒すとはな、だが、俺が死んでも、お前たちは鬼王には絶対勝てねえぞ」

「何だと!!鬼王はそんなに強いのか?」

「ああ、大神先に、地獄で待ってるぜ、さくら、直哉お前たちとの、戦い楽しかったぜ」

その直後金剛は、自身の魔装機兵大日剣と共に、爆死したはずだった。

だが直哉とさくらは、異変を感じていたその時、爆発したはずの大日剣が、復活したのだった。

「馬鹿な!!確かに倒したはずだ、何故大日剣が復活するんだ?」

大神達、花組は突如起きたことに、付いていけずにいた。だが直哉とさくらは、以前感じた悪意を放つ大日剣に向け言い放った。


「「貴方ですね、もう一人の京極圭吾」」

「フフ、やはりお前達には、わかるか真宮寺さくらそして、紫藤直哉よ」

「何だと!!京極圭吾が何で、大日剣に乗っている?」

「フフ大神一郎久しぶりだな・・・と言ってもお前にはわかるまいな」

「大神さんここは、私達が食い止めるので、早く最深部に向かってください」

「何をいうんださくら君、君達を置いていけるわけないだろう」

「先輩、ここでぐだぐだいうのは、やめてくださいよ、ここにいる京極圭吾は、かつて真宮寺姉弟の世界から来た者です。そして僕とさくらさんにとってはもう一人の倒すべき敵なんです」

「何だと!!、わかった、ここは君達に任せる」


「「「「正気ですか」」」」

「ああ俺は、正気だ、皆最深部に向かうぞ」

そして、桜天武を残し、大神達は、最深部に向かった。

「さて、始めますか、悪霊憑依獣に成り果てた者」

「抜かせ、貴様達を殺して、私は真宮寺姉弟に復讐するのだ」

「私達が貴方の野望を止めて見せます」

そして、桜天武vs大日剣の戦いが、始まった。






 
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