サクラ大戦来訪者は私の幼馴染
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2章 最終回 乙女達の挽歌3 土蜘蛛vs花組ミカサを守れ
高高度から飛来する降魔兵器を撃退した花組だったが、その直後五行衆の土蜘蛛が、やって来た。
「久しぶりだね、帝国華撃団今度は私が、貴様らの相手をしてやる」
「出でよ降魔共、さあ、降魔よ、ミカサの機関部を破壊しろ」
土蜘蛛が召喚した降魔兵器数十体にミカサの機関部破壊を指示した。
「いかんあの降魔達を機関部に行かせるな」
大神が花組に指示をするが、土蜘蛛に邪魔をされた。
「フフあんた達の相手は私だ帝国華撃団」
「出でよ降魔」
土蜘蛛は再度降魔兵器を召喚した。
そして、ついに五行衆土蜘蛛との最終決戦が始まった。
土蜘蛛の特殊能力によって苦戦を強いられていた。土蜘蛛の能力は、いわゆる壁抜けである。
「はっはっはどうだい帝国華撃団、この能力がある限り、私の目的は果たせるのさ」
「何だと!!お前の目的とは.何なんだ?」
大神が、土蜘蛛に聞く。
「私の目的は、どんなことをしてでも、貴様等帝国華撃団の母艦を潰す事さ」
何だと!!」
その時紅蘭が、天武の異変の気がついた。
「何なんや、この異常な力の上がり方は?」
「そんな事、させないぞ土蜘蛛、食らえ、狼虎滅却・快刀乱麻」
「ふ、そんな技が聞くものか」
「何!!俺の攻撃が聞かないだと!!」
土蜘蛛の魔装機兵の八葉の特殊能力で、ダメージを与える度、機体が回復したり、壁抜けしたりと、花組は苦戦していたが、法則性を見つけ、土蜘蛛が、空中戦艦ミカサに、特攻する前に、何とか土蜘蛛を倒す事ができたが、天武は使用禁止となった。
「馬鹿なこの私が、貴様等ごときに、やられる訳にはいかない、私は、貴様等に殺される前に、私は自殺してやる」
土蜘蛛はそう言って、ミカサから飛び降りたのだった。
「隊長急ごうぜ機関部に」
「ああそうだな、カンナ」
その時桜天武以外の天武が起動不能となった。
「何が起きたんだ?紅蘭、天武に?」
「大神はん詳しい事は、格納庫で話しますさかい」
「ああ、全員帰還せよ」
「でも機関部に行った降魔どうするんですか?」
その時米田から連絡が入った。
「心配するな大神、機関部に、入った降魔は全部消えたぞ、とりあえず花組は一度艦橋に集合してくれ」
「了解です米田司令」
花組は艦橋に向かった。
艦橋・・・
「紅蘭教えてくれ、何故天武が起動停止になったんだい?」
「それは天武に付いている安全装置作動したからや」
「安全装置?」
「そうや、大神はんは、天武があれほどのパワーを出せるのかが、わかりますか?」
「うーん・・・判らないな」
「天武は地脈の力を吸い上げて力に変えてるんです」
「地脈の?」
「大神、龍脈は知ってるな?」
「はい」
「紅蘭が言った地脈も龍脈も、簡単に言えば都市エネルギーと言うことになるんだ」
「都市エネルギーですか?」
「ああ、直哉後の説明頼む」
「はい、大神さん天武の安全装置が働いた理由が、都市エネルギー過剰取得によるものなんですよ」
「何だって!!」
「どういうことなんだ直哉?」
「実は、今この上空にはかなりの都市エネルギーが存在するんですよ、武蔵のせいで」
「武蔵は活動のために取り込んでいる都市エネルギーを天武も取り込んでるんです」
「なんて事だ、ここに来て天武が使えなくなるとは・・・」
「大変です、司令」
「どうしたかすみ?」
「再びミカサ左右の機関部に降魔が現れました」
「何だと!!」
「大神、直哉、さくらお前達が隊長となり花組を、分散して対処してくれ、頼む」
「「「了解」」」
「でも機体が無いです」
「心配するな格納庫に、行ってみろ大神」
「格納庫ですか?」
そして花組全員が格納庫に向かった。
ミカサ最大の危機を迎えた花組は、ミカサを守れるのか?
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