SAO二次：コラボ―Non-standard　arm's（規格外の武器達）―

此処ではプロローグまでに登場した、四人のちょっとした詳細を乗せます。
こんな感じになってますよ、という報告でもあります。
　
　
※ニヒトさんの欄に、『固有スキル』の項を追加しました。 

●name：リュウ

●gender：男

●detail：黒と茶を足して割った様な髪色と、少々尖った髪形をした少年。　明るさと冷静さを持ち得、ソコソコ頭が回る一方、悪戯や他人のからかいが好きなど年相応な一面も見られる。
　　　　　装備は青系統色の丈が短いサイバー風味なコートと、鞘が二種の可変形態を持つ【バイティング・ジェイド】を愛用する。　スピード寄りに能力を割り振っており、遠近の使い分けに、アイテムやトラップによる策を廻らせるなど、意外な知略家でもある。
　　　　　本来、彼はとある少女と共に外国製VRMMO『Non-standard　arm's』に来る予定だったのだが、彼女の予定やリアルの都合が合わず、結果一人で訪れる事となる。　そうして過ごしていくうち、アマリ等と知り合い今のパーティーを組む事となった。
　　　　　猪突猛進なアマリの攻撃にしょっちゅう巻き込まれる一方、彼女だけでなくニヒトやセツナに悪戯を仕掛ける事もあり、相手の反撃も少なくは無いが趣味なのかやめる気配はない。

●weapon：打刀・鞘刀・鞘銃　【バイティング・ジェイド】
・description・
　刀本体こそ目立った特性はないが、鞘にはシリンダーが組み込まれており、鯉口近くが持ち手に変形する。
　可変の形態は二つあり、一つは鞘の横から展開する翡翠色の刃で、それにより二刀流も可能となる。
　もう一つはシリンダーと繋がった、尖端に仕込まれた風撃銃であり、中距離射撃や牽制を行える。
　また『固有スキル』として、青い稲妻を全身に迸らせ、攻撃に回避にと自分のあらゆる速度を引き上げる力を持つ。



○name：アマリ

○gender：女

○detail：膝辺りまで伸びた桃色の髪と、色白の肌を持つ『見た目』フワフワぽや～っとした間違い敬語少女。　笑顔も喋り方も緩いのだが、しかし戦闘狂な一面を持つ中々にデンジャラス＆バイオレンスな少女でもある。
　　　　　装備は趣味なのかメイド服にも似たお洒落な布防具と皮防具に、円盤の様なドデカイ刀身と可変により砲撃機構を持つ【ディアボロ】で、特に武器は《でぃーちゃん》という愛称まで付ける程お気に入り。　徹底的なまでの脳筋主義な為に戦闘時の気遣いが余り出来ず、テクニックは四人の中でも一番低いがパワーだけならばぶっちぎって最強クラス。
　　　　　外国製のモンスターをぶっ殺してみたいから、という物騒極まりない理由で『Non-standard　arm's』に来ていたが、パーティープレイを行ってみてから其れも乙なものだろうと判断し、今はセツナ等と四人のパーティーを組んでいる。
　　　　　「あはー」や「あっはぁ！」などと笑う癖を持ち、リュウ曰く「後者は“慣れれば”何ともない」という何処か不安漂う感想を抱いている。

○weapon：両手斧・バズーカ　【ディアボロ】
・description・
　刀身中央から半々に分かたれ、中から砲身が顔を出すギミックが搭載されている大斧。
　片方の刃を後方に下げて純粋なバズーカとして使えるほか、刃の位置そのままにインパクトへ爆発を乗せたり、砲撃の反動を使い助走なしで振り切る事も可能。
　（尤も、本人が技巧派で無い為、専ら爆破一択だが……）
　また『固有スキル』として、大型モンスターに対する攻撃倍率の補正を掛けられ、発動の際は異形の瞳と化す。



●name：セツナ

●gender：女

●detail：銀髪の様な輝きを持つ白髪の、赤い眼をした少女。　平時は頬笑みを浮かべ余裕を崩さず、誰に対しても敬語で接し、基本礼儀正しい性格なのだがさみしがりな側面も持ち、更に『兄』の事が絡んだりすると常識を外れがちになる。
　　　　　装備は袖の長い紫色な前を止めないコートと闇色のマフラー、白骨を意識された意匠の目立つ黒いニーソにブーツにスカートが基本で、堅実さとトリッキーさを併せ持つ【クピスキュール】を所有する。　武器の扱いそのものでいえば彼女が一番長けてはいるが、遠距離には対応できないという弱点も併せ持つ。
　　　　　『Non-standard　arm's』にログインした経緯は兄の「見聞を広めて来るのはどうだろうか？」という指示からで、一人でプレイするのも寂しいと感じて居た折、今のパーティに合流しそのまま行動し続けている。
　　　　　実は髪色や瞳の色は現実でも同じであり、しばしば二度見される。……余談だがアマリの暴走っぷりや、ニヒトの愛用する煙草だけは如何しても慣れないらしい。

●weapon：両手鎌・鎖鎌【クピスキュール】
・description・
　不気味な細工の施される暗赤色の大鎌で、この手の例に漏れず扱いが難しい上級者向け武器。
　ただの鎌でも難度が高いが、3/2程の柄が細かく分割されていき、刀身も柄方向に引っ込み少し細くなり、鎖鎌の形態をも取れるという高難易度武器の二重奏である。
　また『固有スキル』として、ローマ数字と黒い靄を纏う間、切り裂いた部位のダメージエフェクトを固定し、回復を阻害するデバフを付与できる。しかし本人の回復すら妨害させられてしまう為、コレまた使い所が難しい。



○name：ニヒト

○gender：男

○detail：セツナとは違い本当に老人の様な白髪と、気だるげな目と左眼のアイパッチが印象的な男性。　見た目通りな雰囲気を放ち、常に煙草を吸って居て、第一印象の見た目だけだと少々堅苦しい。
　　　　　装備は最早機能するのか不安な程ボロい白ロングコートで中途半端に合わせが止めてあり、中には色あせた黒のジーンズとシャツを着用、多機能な遠距離武器【ステレローク＆ザッファート】が彼の相棒である。
　　　　　ALOなど、日本のMMOに物足りなさを感じて『Non-standard　arm's』移住した所、対人戦の奥深さや敵の難易度、外国ならではのノリやパーティーが出来た事もあってハマったか、今はそれ一本でプレイし続けている。
　　　　　成人を終えすぐに免許を取ったかバイクを現実で乗っており、今でこそリアルの物はもう無いが、そこそこ好きなのかMMO内でもバイクを持っていた。　が……初代はアマリの御茶目な暴走により破損、二代目はセツナとリュウが戦闘中うっかり切り裂いてしまい、今持っているのは三代目らしい。　その後の安否は果たして……。

○weapon：大型拳銃・狙撃銃・長剣　【ステレローク＆ザッファート】
・description・
　丸みが少ないフォルムであり、左の物は左側に、右の物は右側に大きく肥大している形な、二丁ある大型拳銃。
　縦に繋げればグリップが傾き、出っ張った部分が上へ持ち上がりスコープと化して狙撃銃に可変。
　横に繋げれば出っ張りが伸びると共に全長も長くなり、グリップも接合され垂直となって銃口部分を肉厚な刃が覆う長剣に変形できる。
　また『固有スキル』として鈍色のオーラと黒い靄を噴出させ、最大で35%攻撃関連のステータスを引き上げる力を持つ。
　しかしHPが半分以下でなければ発動せず、防御関連のステータスも下がるうえ、精神が高揚して突撃思考に傾いてしまう―――ニヒト曰く「かなり使い辛い代物」なので、滅多な事でもなければ基本使いたくないらしい。


 

　
……こうして見ると“コート”多いなぁ……3/4がコート持ちですもんね。
絵に描いたりすれば、たぶん全然違う見た目なんでしょうけど。

では、また次回。