戦え!!正義の兄弟戦士ジャスティスカイザー
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第二十六話 日高中佐!作者はお茶が好きだ!!その四
「しかし私自身はどうなる」
「悪田部さんご自身が出ないと意味がない」
「そう仰るんですね」
「そうだ、君達は今のところ主役だ」
あくまで今のところはだ。
「ならその君達と合えばだ」
「出番が出来る」
「そういうことですね」
「だから今からそちらに行く」
二人の自宅での自室にというのだ。
「待っているのだ」
「あれっ、悪田部さん今何処ですか?」
「何処におられるんですか?」
「ベルギーにいる」
何と外国である。
「今貴族の未亡人のベッドの中にいる」
「うわ、行為中ですか」
「そうなんですか」
「たった今昇天させた」
どういう意味での昇天かは教育作品なので書けない。
「中々奇麗な人だ」
「ですか、羨ましいですね」
「未亡人とベッドの中ですか」
これ以上はないまでに素敵な話である。
「俺達もしたいですね、そういうこと」
「是非共」
「そうか、それで今から君達のところに行くが」
「ワープですか?」
「ワープ使ってですか」
「そうだ」
まさにこの能力を使ってというのである。
「そちらに行く」
「ワープって」
「滅茶苦茶普通に言ってますけれど」
「普通出来ないですよ」
「普通の人には」
「まあ悪田部普通じゃないですけれど」
「あらゆる意味で」
このことは全世界で知られている、悪田部が間違っても普通の人間ではないということはだ。特に日本の政界では。
「だからワープもですか」
「出来るんですか」
「修行により超能力に目覚めたのだ」
今作者が思いついた衝撃の設定である。
「山に入りな」
「何か修験道みたいですね」
「それか禅宗の」
「悪田部さんそうしたこともされてたんですか」
「それで超能力に目覚めたんですか」
「そうだ、瞬間移動も出来ればだ」
それにというのだ。
「透視、もサイコキネシスも使える、テレパシーもな」
「凄いですね」
「あらゆる能力使えるんですか」
「何か悪田部さんも戦えそうですね」
「ごく普通に」
「その予定はないがな」
この作品においてはだ。
「私が他作品で主人公になった時はだ」
「その超能力で、ですか」
「戦われるんですか」
「そうだ、さながら菊地秀行先生の作品の主人公の様にな」
そしてどういった作品になるかというと。
「格闘、バイオレンス、そしてエロスだ」
「ああ、菊地秀行先生のですね」
「エロ描写ですね」
「触手だの異種だの出て来る」
「あの壮絶なのですね」
「私は異種でも相手をする」
そちらの意味でもというのだ。
「遠慮なくな」
「そして極悪非道の限りを尽くす」
「そうされるんですね」
「そのつもりだ、今この作品を読んでいる読者に告ぐ」
悪田部はここで読者を見た、今この作品を読んでいる人である。
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