詩集「棘」
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優しい嘘に抱かれたい
街の中 歩き出せば
どこにでもある busy street
そっと影の中に入って
春の陽射し 軽くよけた
今日も良い天気だね…なんて
ここにいない君に向かって
呟いてみて…淋しくなった…
優しい嘘に抱かれたい
それは束の間のfantasia
君がいないこの空の下
ほんの少しでいい…
この胸の痛み 忘れさせて
交叉する時なんてないから
君は僕を slip one's mind
いつもより速く歩いて
泣きそうな自分を誤魔化した
明日は雨になるかも…なんて
ここにいない君に向かって
呟いてみて…切なくなった…
優しい嘘に抱かれたい
それは儚い day dream
僕だけ残った空の下
ささやかな願い…
君の声が…聞きたいよ…
繋がる筈もない時間(トキ)
僕一人手繰り寄せたとしても
きっと…その先には何もないから…
優しい嘘に抱かれたい
それは幽かな illusion
君がいないこの空の下
ほんの少しでいい…
この胸の痛み 忘れさせて…
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