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リリカルアドベンチャーGT~奇跡と優しさの軌跡~

作者:setuna
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百二十八話 闇の書の探索

 
前書き
闇の書の探索を開始する子供達。 

 
闇の書の探索を開始した子供達だが。
早くも手こずっていた。
何せ、守護騎士達ですら場所が分からないというのだ。
この状態で探すのは無謀だ。

大輔「なあ、何とか闇の書の反応を見つけることは出来ないのか?」

ルカ「難しいですね。何かバルバモンの身体の一部さえあれば、それを元に…」

賢「身体の一部か……」

腕を組んで思案する賢。

エイミィ「おっと、闇の書の反応らしき物が出てるよ?」

ルカ「え?本当ですか?」

モニターを見遣ると、確かに闇の書が映っていた。

エイミィ「文化レベル0。人間は住んでいない、荒野の世界だね」

フェイト「行ってみようよ大輔。もしかしたら闇の書を回収出来るかもしれないよ?」

大輔「だな、行ってみるか」































そして荒野の世界に向かう大輔達。
今回も強力な酸性雨が降り注いでいる。

大輔「皆、ウェザーアナライズシステム本体とウェザーアナライズシステムコアを破壊するんだ。」

全員【了解!!】

全員が大輔の指示に従い、全員がバラバラに散る。
今回はエリオ、キャロ、ルーテシアには残ってもらった。
はやては闇の書の主のために、彼女をよく思わない者から守るためにエリオ達を残した。
実際エリオ達ならどんな敵が襲い掛かろうと、絶対にはやて達を守ってくれる。

ユーノ『見つけた!!』

一番最初にウェザーアナライズシステムコアを発見したのは、ユーノとデュナスモンであった。
すぐさまコアを破壊しようと技を放とうとするが、エネルギーが途中で四散した。

ユーノ『え!!?』

驚愕し、目を見開くユーノ。
傍にいたなのはも信じられず、ビーム砲を構えた。

メタルガルルモンX[そんな馬鹿な!?]

ビーム砲からビームを放とうとするがそれも不発に終わる。
普段ならそれは絶対に有り得ないこと。

なのは『そんな、どうして!?』

デュナスモン[まさか…]

空を見上げるデュナスモン。
降り注ぐ酸性雨。
デュナスモンはある推測に辿り着く。

デュナスモン[まさか、酸性雨を受けたことで身体にダメージが蓄積して技が使えないのか?]

身体には何の異変も感じないが、自分の気付かぬうちに酸性雨によるダメージが蓄積していたのかもしれない。
このままでは更に体力が奪われてしまうため、直ぐにウェザーアナライズシステムコアを直接攻撃で破壊した。






























ユーノからの念話で聞いた話によると、酸性雨を受け続けるうちに知らず知らず身体にダメージが蓄積し、技が使用不能になるとのこと。
しかし賢は既に打開策を見つけていた。

賢『心配はいらない。敵と戦っているうちにエネルギーが高まっていくはずだ!!』

確かに賢の言う通り、ベルゼブモンの攻撃には重さが増していく。
ウェザーアナライズシステムコアを守るコピーデジモンはあっさりと倒された。
そしてウェザーアナライズシステムコアを破壊する。

ベルゼブモン[成る程、こいつはぐずぐずしていられないな]

酸性雨は思っていた以上に厄介な物のようだ。
そして他のメンバーもウェザーアナライズシステムコアを破壊し、スバルとウォーグレイモンXがウェザーアナライズシステム本体を守るコピーデジモンと相対していた。

スバル『来たよ!!』

ウォーグレイモンX[分かっているよスバル!!]

襲い掛かるブラックワーガルルモンの攻撃をかわし、逆に顔面に強烈な一撃を喰らわせる。

ウォーグレイモンX[はああああああ!!!!]

ドラモンキラーのバーニアによる推力で一撃一撃の威力は凄まじい。
スバルの高い格闘能力も相俟って、ウォーグレイモンXは大輔達選ばれし子供達の中でも高い実力を誇っていた。

スバル『賢さんの言う通り、戦う度に力が沸いてきた!!!』

背部のバーニアの出力を活かして、一撃離脱戦法でブラックワーガルルモンを追い詰める。
そして最後に顔面に一撃を入れ、吹き飛ばすと同時に必殺技を放つ。

ウォーグレイモンX[ガイアフォース!!]

エネルギー弾がブラックワーガルルモンに迫り、炸裂した。

スバル『よーし、倒したよ』

ウォーグレイモンX[スバル、ウェザーアナライズシステム本体を破壊しないと、酸性雨は降り続けるよ。]

スバル『うん、行くよウォーグレイモン』

ウォーグレイモンXが勢いよく、ウェザーアナライズシステム本体に突撃した。

ウォーグレイモンX[ブレイブトルネード!!]

竜巻と化したウォーグレイモンXはウェザーアナライズシステム本体に突撃し、粉砕した。
酸性雨は止み、スバル達は近くにあるはずの闇の書を探すが見つからない。

スバル『ひょっとして、遅かったのかなあ?』

がっかりしたように呟くスバルにウォーグレイモンXがフォローを入れる。

ウォーグレイモンX[仕方ないさ。こっちはウェザーアナライズシステム本体とコアを探さなければならないんだ。だからどうしても行動が遅くなる]

スバル『んー。でもやっぱり悔しいよう。ウェザーアナライズシステム本体とコアの居場所が分かればこんなに時間かけなくて済むのに』

頬を膨らませるスバルに苦笑しながら、ウォーグレイモンXはスバルを宥めようとした瞬間。

ウォーグレイモンX[そうだ。ウェザーアナライズシステム本体とコアを探知出来るようにしてもらえばいいんだ!!そうすれば一々ウェザーアナライズシステム本体とコアを探し回らなくて済む!!]

スバル『そっか!!ウォーグレイモン、頭いいね!!』

ウォーグレイモンX[ウェザーアナライズシステム本体とコアの残骸を回収しなければ!!]

ウェザーアナライズシステム本体とコアの残骸を回収し、ウェザーアナライズシステム本体とコアが発する特殊な電波を探知する探知機を大輔達は得るのだった。 
 

 
後書き
携帯機種変更したから以前より指が動かない 
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