戦え!!正義の兄弟戦士ジャスティスカイザー
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第十七話 南雲大尉!ハンドボールやってる!?その十五
そうしたことを言いながらだ、二人はクローン達を引き連れたうえで南雲を指差し今度は彼に対して言った。
「今度も勝つぜ!」
「覚悟しろ!」
「そして勝ってな!」
「ブルマだ!」
この宣言に全世界が引いた!
「平山あやさんのブルマ写真集買うぜ!」
「本当に学研の写真集はいいぜ!」
「ブルマだけじゃなくて下着とかもあってな」
「これが最高なんだよ」
二人は学習研究社から出ている写真集も絶賛した。
「もう抜群のエロさでな」
「使用に十五分に耐えるぜ」
十二分ではない、充分なぞ最早とうの昔に超越している。
「その平山あやさんの写真集な」
「ビキニにブルマな」
「その写真集勝った時のボーナスでゲットするぜ」
「その為にだよ」
まさにというのだ。
「勝つぜ、あんた達にも」
「ハンドボールはルールを覚えただけだけれどな」
「勝つ!」
「ブルマの為に!」
煩悩全開で高らかに宣言する二人だった、だが。
観客もネット観戦者も鹿もだ、誰もが。
『こいつ等馬鹿じゃないのか』
その目で見ていた、二人もその視線に気付いてまた抗議をした。
「ええい、そんな目で見るな!」
「何だその目はよ!」
「馬鹿じゃねえかって思ってるだろ!」
「鹿まで見てるのかよ!」
「ほんまこいつ等最低やな」
「何処まで下衆やねん」
奈良県民の人達も呆れている。
「ぐずぐずに腐った柿みたいなやっちゃ」
「夏の炎天下一ヶ月外に置いたままにした柿の葉寿司かいな」
「茹でで半年そのままにしたお素麺かい」
「ほんま最低やな」
「ブルマブルマって」
「他ないんか、こいつ等」
蔑みきった目での言葉である。
「ちょっとは世の為人の為に戦わんかい」
「日帝衆の人見習えや」
「今回こそ負けろ」
「それで懲らしめられろや」
「全く、人間として最低やな」
「何処まで屑やねん」
人間のレベルで最底辺とまで言われる、そこを突き抜ければ某ミスルギ皇国の人間になれる。かなり難しいにしても。
しかしだ、二人はまだ言うのだった。
「勝負だ!」
「ブルマは俺達の手に!」
「全国の中学高校もブルマ復活しろ!」
「大学の体育でもな!」
「そして熟女もだよ!」
「人によるけれどな!」
とにかく今回はブルマについてこだわる二人だった、そうしてそのブルマ写真集を手に入れるその為に。
今回の勝負に入った、だが。
二人は初心者だ、それでだった。
「くっ、やばい!」
「強いなやっぱり!」
日帝衆の強さの前にたじたじとなった。
「このままだとな」
「まずいぜ」
「負けるぞ」
「ああ、お互いに点が入らないままな」
「ピーケーとかになってな」
「作者の気が変わってな」
これが一番大きい。
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