NARUTO うずまき兄妹伝~天の書~
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No,15ヒマワリvsキジ
中忍試験第三次予選、激闘は続いていた。第五試合はナルトvsキバでナルトが勝ち第六試合はカンクロウvsスミスでカンクロウが勝ち。第七試合はシカマルvsキン・ツチでシカマル第八試合はテマリvsテンテンでテマリ、続く第九試合は我愛羅vsリーで我愛羅、第十試合はドス・キヌタvsチョウジでドス・キヌタ、第十一試合はザク・アブミvsシノでシノが勝利した。
そして第十二試合はミクトvs申之介なのだが・・・
「おいアイツふざけてんのか?」
互角に戦っているがミクトの戦いを近くで見ていたキバやシノは今の状況に怒りを覚えていた。相手を瞬殺するのは余裕なのだが今は完全に手を抜いている。結果はダブルノックアウト。
「ではまだ試合をしていない人出てきてください」
その言葉で下に降りてくる二人、一人はヒマワリ、もう一人は音の忍だ。
「では第十三試合うずまきヒマワリ対雉子丸始めてください」
合図とともに距離を取るヒマワリ、一方の雉子丸は空を飛んでいた。
「あなた可愛いけど私の好みじゃないわ♥」
「・・・キッモ」
「な・・・それどういう意味よ!!」
雉子丸の目が突然光る。それと同時に周りのみんなーー上忍や試験管は無事ーーが倒れていく。
「これは強力な幻術よ光を見ただけで・・・て、アラ?」
「なんともないよ」
何故かヒマワリには効いていなかった。ヒマワリだけでなくボルトにも効いてなかった。
「今度はこっちから行くよ!!」
ヒマワリが周りを回り始める。それを追撃する雉子丸。
「火遁・鳳仙火の術!!」
いくつもの火球を飛ばすヒマワリ、それらは全て交わされるが一発が地面に当たったとたん周りを火が包む。
「あなたの術は風遁の類で体の周りに気流を作って飛んでいるだけ・・だからこれで気流を乱しました」
ヒマワリは走っている間油を巻き続けていたのだ。さっきの火遁はその油に引火させるためのものだ。
気流を乱されバランスを崩し落下する雉子丸。下には燃え盛る炎。その中に落ち炎に包まれる雉子丸。
すぐに消火作業始まり数分後気を失った雉子丸が出てきた。
「勝者うずまきヒマワリ」
「さて一人いないみたいだけどこれで全員だね」
試合の後しばらくしてサスケを除く本戦出場者が整列していた。いま説明しているはミナトだ。
「さてまずはそれぞれくじを引いてくれるかな?」
そう言うと予選の試験官月光ハヤテが箱を持ってくる。それをナルトたちがそれぞれ一枚づつ引く。
「本戦は勝ち抜き戦で行う今君たちが引いた紙に書かれている番号が同じ相手と戦う試合順番は数字の通りだよちなみに二回戦は残った者たちでもう一度くじ引きをして組み合わせを決めるよ」
ぞれぞれ対戦相手を確認するナルトたち確認の結果、第一試合うずまきナルトvs日向ネジ、第二試合うちはサスケvs我愛羅、第三試合油女シノvsカンクロウ、第四試合うずまきボルトvsうずまきヒマワリ、第五試合奈良シカマルvsテマリ、シードとしてドス・キヌタという組み合わせとなる。
「さて本選のルールだけど基本的に予選と同じ、ただ違うのはたとえ最後まで勝ち残っても中忍になれるのかはわからないよ全ては試験管しだいだよ」
つまり例え負けても評価がよければ中忍になれるということだ。
「本戦開始は今から一ヶ月後それまでは修行するのもありだし休憩してもいいよ」
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