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NARUTO うずまき兄妹伝~天の書~

作者:ハマT
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No.16妙木山のガマ仙人?自来也登場!!

 
前書き
「なぜこの私、エビスの出番がないのですか?」 

 
第三次予選の次の日、ナルトは木ノ葉病院に来ていた。目的は予選でネジに敗れたヒナタのお見舞いだ。
「申し訳ありませんが日向ヒナタ様はご家族以外の方の面会をお断りしていまして・・」
「かまわぬこの者は将来のむ・・・ゴホンまぁ特別な人物だ」
面会を断ろうとしていたところに助け舟を出したのはヒナタの父、日向ヒアシだ。

「ヒナタ元気か?」
「うん元気だよ」
ヒナタとナルトが仲良く楽しげに話している様子を見てヒアシはアカデミーのことを思い出していた。アカデミーの頃はナルトを見ただけで気絶していたヒナタ、今は至近距離で見ても気絶することはなくなった。さらに自分のある考えが本当なら二人未来は安心だとヒアシは思っていた。

「カカシ先生修行付けてくれってばよ」
「悪いけどそれは無理だ」
お見舞いの帰り道、受付でカカシの姿を見つけたナルトは本戦までの一ヵ月間の修行を頼んだのだが見事に断られた。
「アレパパ?どうしたの?」
振り向くとそこにはヒマワリがいた。
「ヒマワリこそどうしたんだってばよ?」
「ママのお見舞いに来たんだけど断られちゃって・・・」
ヒマワリに手に握られている向日葵の花、ヒマワリが好きな花だ。
「そういえばヒマワリはこれからどうするんだ?」
「もちろん修行だよでもみんな忙しいみたいだから修行見てくれる人がいないみたいで・・」
「ならいい人を紹介してあげるよ」

カカシに指定されたのはラーメン一楽、そこに行くと一人の男がいた。
「おぬしらかのォカカシが言っていたのは」
「あーーーー」
「おじちゃんあの時の・・・」
「「変態覗きオヤジ!!!」」
「誰が変態覗きオヤジじゃ!!わしには自来也ちゅうちゃんとした名前があるんじゃ!!」
遡ること二週間前、任務で里外に出ていたヒマワリは近くの宿場街で一泊した。その時この男ーー自来也の覗きを発見し火遁(この時に習得)で焼いたのは記憶に新しい。ナルトもミナトの師匠ということで時折あっているが基本里で見かけるのは覗きをしている時だ。
「にしてもまさかお前らとわのォ」
「まさかエロ仙人が修行見てくれるのか?」

自来也に修行を見てもらうこととなったナルト達は川に来ていた。
「これからお前たちに教える術は二つ、まずはそのための基礎としてチャクラコントロールの修行をやってもらう・・ほれこの川を水面を歩いてわたってみろそれができんかったらこの術は教えられん」
そう言われ川を渡ろうとする二人、木と違い水面の上を歩くチャクラコントロールは難しい。二人共半分ほどわたって川に落ちた。
「意外に難しいってばよ」
「確かに・・・ねぇ『クー』なんとかならない?」
その難しさに二人共早くも困り果てていた。
「よしもう一回!!」
もう一度挑戦する二人ヒマワリはさっきより遠くまで行けたがナルトはさっきより記録が落ちた。
「おいナルト上半身裸になってチャクラをねってみろヒマワリはそのまま続けるんだのォ」
自来也に言われたとうりにする二人。
(ミナトの八卦封印、その上に五行封印・・・大蛇丸ぼやつじゃの)
「ほれちょっとばんさいしてみろ・・うんそうじゃ五行封印解!!」
指にチャクラを込めナルトの腹を突く自来也。ナルトは吹き飛ばされ川の反対側に飛ばされる。
「おいこらエロ仙人!!いきなり何すんだってばよ!!」
「パパ!!水面歩けてる!!」
「え・・ホントだーーー!!ってヒマワリも出来てるってばよ!!」
ヒマワリも上手く出来ていることに気づきなんとかチャクラコントロールを身に付け一旦休憩することとなった。



























「・・・・そこまで事態は進展しているのか?」
「ああ今未来を変えようとしている影響で時間が不安定になるつつある」
「ってことはあんたの言った第四次忍界大戦は戦い方によっては俺たちが負けるってことか?」
「さすが未来の六代目火影だ物分りが早い」
「でもそれをどうやって変えるつもりだ変えたそばから戻されたら何の意味もないぞ」
「安心しろ手はうってある・・お前たちはお前たちのできることをしろ。全体に起こさせたはならないぞ・・最悪の戦争第五次忍界対戦を」 
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