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NARUTO うずまき兄妹伝~天の書~

作者:ハマT
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No,14第3次予選ボルトvs犬?

 
前書き
基本的に原作のバトルはカットします。 

 
二次試験を突破したボルト達に衝撃的な内容が告げられた。それは三次試験に進む者たちがあまりにも多すぎるため予選を行うというものだった。内容は一対一の個人戦で相手が戦闘不能か負けを認めることで勝利となり本戦に駒を進めることができる。ここからは今まで続いたチーム戦ではなく個人戦となる。また始める前にカブトが棄権し二十六人で予選が行われることとなった。第一試合は赤胴ヨロイvsサスケでサスケが勝ち続く第二試合は山中いのvs春野サクラでダブルノックアウトにより引き分け、第三試合は日向ネジvs日向ヒナタでネジが勝利した。

『うずまきボルトvs狗吉』
第四試合はボルトのようだ。相手は音の忍でどこか犬を連想させる格好をしている。
「先手飛翔だわん!!!」
「それを言うなら先手必勝だってばさ!!」
狗吉は試合が始まると手足を地面に付け一直線に突っ込んでくる。
「四脚・突撃の陣!!」
「回天!!」
突っ込んでくる狗吉を回転で迎撃するボルト。回転に触れた瞬間狗吉の姿が消える。
「油断小敵!!」
いつの間にかボルトの背後に回っていた狗吉の蹴りをくらい飛ばされるボルト、そこにものすごい速さで狗吉が走り込んできて蹴りあげる。さらに飛び上がりボルトを地面に叩きつける。
「これでお前は戦闘可能だわん」
「さっきから四字熟語並べてるみたいだけど全部間違ってるってばさ!!」
勝利を確信した狗吉をボルトが蹴り飛ばす。
「柔拳法・八卦六十四掌!!」
蹴り飛ばしたボルトが狗吉に激しい付きを放つ。相手のチャクラの流れを止める柔拳法・八卦六十四掌だ。攻撃をくらい吹き飛ばされる狗吉、壁に衝突しその動きを止めたその瞬間。
「小僧!!このわしを怒らせたなぁ!!」
突然狗吉が叫び首から顔が二つ伸び顔つきもどこか犬に近くなっている。
「火遁!!」
「風遁!!」
「油!!」
「「「五右衛門!!!!!!」」」
狗吉の頭からそれぞれ術が放たれ一つの巨大な炎がボルトを襲う。回転でガードしようとするが炎の勢いにガードしきれず炎に包まれてしまう。
(ヤバイってばさ・・)
圧倒的な攻撃範囲と回天をも破る破壊力、どうにかしてそれを防ぐ必要がある。だがそうなるとそれ以上の術が必要だ。回天を超える防御の術は唯一つ、守護八卦六十四掌しかない。だがこれは未来でもヒナタしか会得していない。ボルトと仲の良かったヒアシやハナビでさえ習得できていない。だが狗吉を倒すにはこれが必要なのも事実。
(アナタなら出来るわ・・・ボルト)
頭の中でそんな声が響くがボルトには聞こえなかった。
「燃え尽きろ!!」
再び巨大な炎がボルトをおそう。
「守護八卦六十四掌!!」
頭に浮かんだイメージ道理体を動かす。すると周りに青いチャクラの線が見え始めた。それはボルトを包み込むようにボルトを囲っていく。そして狗吉の炎をかき消した。
「出来たってばさ・・・」
守護八卦六十四掌を成功させるもチャクラはつきかけている。恐らく次の一撃が最後になるだろう。
「これで決めるってばさ!!」
一気に狗吉との距離を詰め点穴をつく。先ほど使った六十四掌ではなくその上、チャクラを乱す百二十八掌だ。攻撃をくらい倒れる狗吉、増えていた頭も元に戻っており苦しそうにもがいている。
「狗吉戦闘不能!!勝者うずまきボルト!!」
 
 

 
後書き
木ノ葉女子会その2

い「でもなんでナルトのお母さんが?」
ク「気づいたらここにいたのよ」
サ「でもクシナさんってどうやって四代目を振り向かせたんですか?」
ク「ミナトは一目ぼれっていってたてばね」
テ「一目ぼれってなんかヒナタみたいね」
ヒ「私の場合一目惚れじゃなくて助けてくれたから・・・」

〜2時間経過〜

「・・・の時だってナルトくんが・・・・」

〜さらに4時間経過〜

「・・・・もしナルトくんが・・・・」

〜さらに2時間経過〜

「・・・だから私はナルト君が・・・ってアレ?」
その日ヒナタに絶対ナルトとの恋愛話を聞かないことを誓うサクラたちだった 
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