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大陸の妖精

作者:sinの妖精
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チーム結成!

 
前書き


 

 
フェアリーテイル 入口


ルーシィ「わぁ・・・大っきいね」


ハッピー「ようこそ、フェアリーテイルへ」


ナツがドアを勢いよく開ける



ナツ「ただいまー!!!」


アルト「今帰ったよー!」


ハッピー「ただー」


アルトたちが中に入ると綺麗な白髪の女性が迎えてくれる



ミラ「アルト、ナツ、ハッピー、おかえりなさい」


アルト「ただいまミラさん!」


ミラ「サラマンダーには会えたの?」


アルト「いやぁ、それが・・・」




ナツ「てめぇ!サラマンダーの情報ウソじゃねぇか!」バキッ


アルトの指さすほうにはナツの機嫌の悪い姿が




ミラ「あらら、会えなかったのね・・・」


アルト「おいナツー、あんまり暴れるとお店が壊れるぞー!」


ルーシィ「もう壊れてるけどっ!?」


ミラ「あらぁ?そちらは新入りさん?」


ミラがルーシィに近づく



ルーシィ「ミラジェーン!!!キャー本物!?・・・って、あの喧嘩は止めなくていいんですか?」


ミラ「いつもの事だからぁ、放っておけばいいのよ!それに・・・」


アルト「あ、ミラさん瓶が――」



ガンッ



どこからか飛んできた瓶がミラの頭に当たる



ミラ「それに・・・楽しいでしょ?」ニコッ


頭から出血してるのにもかかわらず笑顔で喋るミラ




?「やめんかぁーバカたれ!!!」


その時、突然巨体のじいさんが現れ、喧嘩してた者たちは一瞬で静まる




?「む・・・新入りかね?」


ルーシィ「は・・・はい・・・」


アルト「そんなにビビらなくてもいいよルーシィ、マスターは優しいから」


ルーシィ「こ、この人がマスター・・・!?」


?「ふんぬぅぅぅぅぅ」


巨体のじいさんがみるみる小さくなる


マカロフ「よろしくネ」


ルーシィ「えええ!?これがもとのサイズ!?」


アルト「ただいま、マスター!」


マカロフ「アルト、お前はナツと一緒になってまたやってくれたようじゃのぉ・・・!」


マカロフがジャンプして2階に上がる



マカロフ「まったく貴様らぁ・・・ワシは評議会に怒られてばっかりじゃぞぉ・・・」


すると手に持っていた書類を燃やし、投げ捨てる


マカロフ「だが、評議員などクソくらえじゃ・・・」


ルーシィ「え?」


マカロフ「上から覗いてる目ん玉気にしてたら魔道は進めん、評議員のバカ共を恐れるな」


「自分の道を進めェい!それがフェアリーテイルの魔導士じゃ!!」




「「「「「オオオオオオオオ!!」」」」」




アルト「あははっ流石マスター!だから俺、フェアリーテイル大好きだ!!」



その後もフェアリーテイル内での笑いは夜まで響いた



―――――――――――――――――――――――――――――――――――――

数日後 ルーシィ宅



シャワーを浴びたルーシィはバスタオルを体に巻きつけ居間へ向かう



ルーシィ「家賃7万Jにしてはいいトコ見つかったなぁ」


ルーシィが居間のドアを開ける




ナツ「よっ」


アルト「ルーシィ、このお菓子のおかわり無いの?」



ルーシィ「あたしの部屋ー!!!なんで入ってきてんのよ!!」



ルーシィの回し蹴りがアルト、ナツ、ハッピーに直撃する



アルト「ミラさんに家決まったって聞いてさ!」


ナツ「遊びに来てやったぞ!」


ルーシィ「超勝手!!」


ハッピー「いいトコだね」ガリガリ


家の柱でハッピーが爪をとぐ



ルーシィ「爪とぐなっ!!!ネコ科動物!!!」


ナツ「それよりもよぉ、奴隷船を陸に打ち上げたのってルーシィなんだって!?」


アルト「そうそう、門の鍵って言ってたけどどんな魔法なんだ!?」


ルーシィ「星霊って言うのよ、私は星霊魔道士で契約数は六体」


アルト「へー、どんなのが居るのか見せてくれよ!」


ルーシィ「じゃあハルジオンで買った仔犬座のニコラの契約がまだだったから、ついでに見せてあげる!」


アルト「よっしゃー!」


ハッピー「血判とか押すのかな?」


ナツ「痛そうだな、ケツ」


ルーシィ「なぜお尻・・・」


ルーシィが鍵を取り出し星霊を呼び出す




ルーシィ「開け、仔犬座の扉!ニコラ!!!」




ニコラ「プーン」


出てきたのは到底戦力になりそうもない小さな星霊だった



アルト・ナツ・ハッピー「「「ニコラー!!!」」」



ナツ「ど・・・・どんまい!!」


アルト「つ、次があるよ、落ち込まないで・・・!!」


ルーシィ「失敗じゃないわよー!!!」


ルーシィはニコラを思いっきり抱きしめる



ルーシィ「あーん、かわいい!」


ナツ「そ、そうか・・・?」


アルト「どっちかって言うと美味しそうだな!」


ルーシィ「食べ物じゃないわよっ!!」


そうして契約が始まったらしいが呼び出していい曜日を聞いていくだけの簡単な契約方法だった



ナツ「地味だな・・・」


アルト「っていうかなんで呼び出しちゃいけない日があるんだ!?」


ハッピー「あい」


ルーシィ「確かに見た目は地味だけど大切なことなのよ、星霊魔導士は契約を重視するの、だから私は絶対約束だけは破らない・・・ってね!」


アルト「名前はニコラでいいの?」


ルーシィ「それは総称、私のニコラの名前は・・・プルーよ!」


プルー「ププーン」


ナツ「すげぇ・・・星霊かぁ」


アルト「面白い魔法だな!」


ナツ「よし、決めた!ルーシィを俺たちのチームに入れよう!」


ルーシィ「チーム?」


ハッピー「あい!!ギルドのメンバーは皆仲間だけど、特に仲のいい人同士が集まってチームを結成するんだよ!一人じゃ難しい依頼でもチームでやれば楽になるしね」


ナツ「今までは俺とアルトとハッピーの3人でチームを組んでたんだ」


ルーシィ「正確にいえば2人と1匹のような気がするけど・・・いいわね、それ!面白そう!!!」


ナツ「よーし決定だぁぁ!」


アルト「これからよろしくなルーシィ!!」


ハッピー「あいさー!!」


アルト「よかった!これでメイド作戦を実行できるな!」


ルーシィ「え?」


アルトの一言にルーシィが固まる



ナツ「エバルーって奴の屋敷から本を一冊取ってくるだけで20万Jだぞ!!」


ナツがルーシィに依頼書を見せる



ルーシィ「エバルー公爵はとにかくスケベで・・・変態・・・金髪メイド募集中!」


ハッピー「これで潜入できるね」


アルト「星霊魔導士は契約を大切にしてるんだって?尊敬しちゃうなぁ・・・」ニヤニヤ


ルーシィ「ハメられたーっ!!!」ガーン




――――――――――――――――――――――――――――――――――

フェアリーテイル 内



レビィ「あれ?本の依頼書無くなってる?あーあ・・・迷ってたのになぁ・・・」


マカロフ「レビィ・・・行かなくてよかったかもしれんぞい」


レビィ「あ!ギルドマスター!」


マカロフ「その仕事・・・ちと面倒になってきた・・・今連絡が入ってな、報酬を200万Jにつり上げる・・・だそうじゃ」


レビィ「10倍!?」


ジェット「本一冊で200万だと!!?」



グレイ「面白そうなことに・・・なってきたな」

 
 

 
後書き


 
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