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大陸の妖精

作者:sinの妖精
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妖精の尻尾

 
前書き
誤字・脱字がありましたら報告お願いします

あと、経緯をかなり省いてる描写があります 

 
ハルジオンの街



ナツ「うぷ・・・無理だ!もう二度と列車には乗らん!!」


アルト「あははっ、ナツは乗り物はからっきし駄目だなぁ」


ハッピー「情報だとここにサラマンダーがいるハズだよ」


列車から出てきたのは短い黒髪の少年に桜色の髪の少年、そして小さな青猫



アルト「ここに居るのかなぁイグニールって竜は」


ハッピー「うん、サラマンダーって言ったらイグニールしか思い当たらないし」


ナツ「よっしゃ!ちょっと元気になってきたぞ!」


アルト「おっ!あそこにすげー人混みが!」


アルトの指を指す先には大きな人だかりがあった



ナツ「ああ!噂をすればなんたらって!」


ハッピー「あい!!!」


アルト「おっしゃー!俺、生のドラゴン見るなんて初めてだぞ!」


ナツ「イグニール!イグニール!!」


ナツたちが人だかりに入ってく

そこにはどう見ても竜には見えない一人のおっさんが立っていた



アルト「おい、あれがお前の親父か・・・?」


ナツ「いや、知らねぇ・・・誰だオマエ?」


おっさん「!!」ガーン


アルト「どう見ても人間だよなぁ・・・」ガックシ


おっさん「私は・・・サラマンダーと言えば分かるかな?」キリッ



アルト「なぁー、やっぱサラマンダーの情報ウソだったんじゃね?」


ナツ「ちっくしょー、今度こそ見つけたと思ったのに・・・はぁー・・・」


ハッピー「あい」



「ちょっとアンタ達失礼じゃない!?」 「そうよ謝りなさい!!」


アルトたちが自称サラマンダーを無視し、その場を立ち去るのを見て取り巻きの女性たちが怒る



おっさん「まあまあ、彼とて悪気があったわけじゃない・・・許してあげよう」


そう言い残すとおっさんは火に乗ってどこかへ去る


おっさん「夜は船上でパーティーをやるよ、みんな参加してくれるよね」


「もちろんですぅー♡」 「あーん♡」




アルト「なんだったんだ・・・アイツは」


ナツ「さぁ?」


?「本当いけすかないわよね」


綺麗な金髪少女がアルトたちに声をかける



アルト「ん?・・・あんた誰だ?」



ルーシィ「さっきはありがとね」





―――――――――――――――――――――――――――――――――

レストラン 店内


ナツ「あんふぁいいひほがぶぁ(あんた、良い人だ)」ガブガブ


アルト「まったくだ!見ず知らずの俺たちに奢ってくれるなんて!」ガツガツ


ハッピー「うんうん」ホグホグ


ルーシィ「えっと・・・アルトにナツに、ハッピーだっけ・・・?もう少しゆっくり食べなよ・・・」


アルト「それよりもあんた、ギルドに入りたいのか・・・」バグバグ


ルーシィ「うん、大きな仕事たくさんもらえそうだもん!」


ナツ「なぶぼご(なるほど)」ガボボボ


ルーシィ「じゃあ私、そろそろ行くね・・・助けてくれてほんとありがと」


そう言ってお代を机に置く




アルト・ナツ「「・・・・・」」




アルト「ありがとうございますっ!!!」


ナツ「ごちそう様でしたっ!!!」


ハッピー「でしたっ!!!」


アルトたちは綺麗に並んで土下座する



ルーシィ「ちょっとやめてよ!恥ずかしいっ!!」




――――――――――――――――――――――――――――――――


ナツ「美味かったなぁー、あそこのレストランの料理!」


アルト「あぁ!奢ってくれた金髪のねーちゃんに感謝だな!」


ハッピー「あい!」


アルトたちが道を歩いていると女性の会話が耳に入った



「ねー、聞いた!?今夜の船上パーティーのこと!!」


「聞いた聞いた!サラマンダー様が来てるんでしょ!?」


「あの有名なフェアリーテイルの魔導士なのよね!」


アルト・ナツ「「!!!」」


アルト「あのおっさんが・・・」


ナツ「フェアリーテイル・・・?」




――――――――――――――――――――――――――――――――――

船内


おっさん「ようこそ、奴隷船へ・・・君は商品になってもらうよ」


ルーシィ「これがフェアリーテイルの魔導士・・・!!」


おっさん「さて、君の唯一の武器である門の鍵も捨てたことだし・・・まずは奴隷の烙印を押させてもらうよ」


ルーシィ「最低の魔導士じゃない」


その瞬間、船の天井が破られる


ルーシィ「アルト!ナツ!」


アルト「よう、昼飯の借りを返しに来たよ!」


ナツ「フェアリーテイルの魔道士ってのはどいつだ・・!?」


おっさん「昼間のガキどもっ!!?」


ハッピー「逃げよ」


ハッピーがルーシィを持ち上げて空に運ぶ


ルーシィ「えっ・・・ちょっ・・・アルトとナツはどーすんの!?」


ハッピー「三人は流石に無理」


ルーシィ「あら・・・」


おっさん「逃がすかぁっ!」ボゥッ


アルト「おらぁっ!!」バチィィン


おっさんがルーシィたちに放った炎をアルトがはじく



おっさん「チッ、このクソガキが!てめぇら適当に相手してやれぇ!」


数人の大男たちがアルトを取り囲む


アルト「おい、ナツ・・・」


ナツ「うぷ」


アルトが見たときには既にナツは船酔いでダウンしていた



アルト「しょうがねぇな・・・お前はそこで寝てろ」


大男「ガキがっ!死ねぇぇ!!」


大男が大斧を振り下ろす


アルト「」バキィン


・・・が、アルトが斧の刃をこぶしで砕く


アルト「てめぇらは・・・一番やっちゃいけねぇことをした・・・」


大男「ひぃっ!?」ゾクッ


アルト「てめぇら魔道士の風上にもおけねぇネズミ風情が、フェアリーテイルを語ってんじゃねぇーよ!!」ドゴッ


大男「がっっ・・・!!!?」


アルトの強烈な右こぶしが大男を一撃で沈める


おっさん「なっ・・・馬鹿な、あの巨体を一撃で・・・!!!?」


アルト「まだまだぁ!!」


おっさん「ひぃぃっ!」


大男たち「ぶぐっ!」 「ぎゃっ!!」 「げぼぉ!!」


おっさん「て、手に負えん・・・!!」


アルトが大男たちを叩きのめしていくその時


突然船が陸に打ち上げられた



アルト「なんだ、今の衝撃・・・!?」


ルーシィ「大丈夫、二人とも!?」


ルーシィが天井の穴から顔をのぞかせていた


アルト「おおっ!もしかしてあんたが船を陸に!?」


ルーシィ「えへへ、門の鍵の力でね!」


ナツ「揺れが・・・止まった」ムクッ


船酔いしてたナツが起き上がる



ナツ「俺はフェアリーテイルのナツだ!お前の顔なんか見たことねぇぞ」


おっさん「なっ!!?」


大男「本物!?ま、まずいっすよボラさん!」


ボラ「バカ!その名で呼ぶんじゃねぇ!」


大男「じゃあ、こっちのガキも!?」


アルト「そういうことだ、とりあえずてめぇらはぶっ飛ばす!」


ボラ「やってみろよクソガキどもがぁっ!!!」


ボラの生み出した炎がナツを包み込む



ルーシィ「ナツ!」


アルト「ナツなら大丈夫だよ、火の竜に火が効くと思う?」


ルーシィ「えっ!?」


ナツ「まずい、お前本当に火の魔導士かぁ?こんなまずい火は初めだ」


ナツが火を食べながらボラへ近づく



ルーシィ「はァ!?火を食べてる!?」


ハッピー「ナツには火は効かないよ」


ボラ「じゃあ・・・こいつが本物のサラマンダー!?」


ナツ「よーく覚えておけ、これがフェアリーテイルの魔導士だ!」ゴッ


ナツの炎のこぶしがボラをぶっ飛ばす



アルト「自らの体を竜の体質へと変換させる太古の魔法」


ルーシィ「それで炎を食べたり出来たのね!?」


アルト「竜迎撃用の魔法、滅竜魔法(ドラゴンスレイヤー)だよ!」


ルーシィ「なにそれーー!?」


アルト「よーし暴れるぞ、とりあえず奴隷船も割っとくか!」


そう言った後、アルトは拳を床に叩きつけ奴隷船を真っ二つに割る



ルーシィ「ぎゃあああ船がっ!!!」


その後もアルトとナツが暴れまわり港がほぼ壊滅状態に陥る



ルーシィ「フェアリーテイルの魔導士・・・すごいけど・・・やりすぎよぉ!」


アルト「そろそろ軍隊が来そうだな、逃げるぞ!」


アルトがルーシィの手をひっぱり走る


ルーシィ「なんで私まで!?」


アルト「だってあんた、フェアリーテイルに入りたいんだろ?」


ルーシィ「!」


アルト「一緒に行こうぜ!」


ルーシィ「・・・うん!!」



 
 

 
後書き
作者に文章力がないところはスルーでお願いします

 
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