魔法少女リリカルなのはStrikers~毛探偵と愉快な仲間達
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魔法実践訓練事件
前書き
初めてのデバイス登場回
もしも、英文ミスってたり、日本語だけでいいと言う方がいらっしゃれば行ってください
日光がいい感じに照りつけてきているこの時
だが、風が気持ちいいものだから自然と日光も気持ちいいものへと変化する
しかし、此処機動六課ではそんな気候に似合わない爆発音が聞こえてくる
スバル「ディバイィィィィィィン……………バスタァァァァァァァァァァァァァ!」
スバル・ナカジマの必殺技『ディバインバスター』
近距離ではあるが威力は申し分にある
これをぶつけられたら一般人なんて―――荻「もっと腰と手首を捻ろ!」―――ごめんなさい、この人は無傷でした
スバル「何で利かないの!?本当にこの人人間!?」
人間です
そして、こっちでは真逆の事になっていた
なのは「全力全壊!スターライト…………ブレイカァァァァァァァ!」
洋「さっき謝ったじゃねぇか!
流石にそれは痛いとか痛くないとかの次元じゃない!ってぎゃぁぁぁぁぁ!」
更に向こうの方では緒方がたこ殴りにされていた
緒方「照れてる(ドカッ)わんちゃんも(バキッ)中々(ボコッ)どう(グシャッ)して(メキッ)可愛(メキョッ)い(ボキッ)な(ボキャッ)もう(ゴキョッ)!」
ザフィーラ「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」
しかし犬バカは健在であった
圭「…………カオスだ」
梓「うー!」
はやて「嘘やろ!?全部跳ね返しよった!」
さて、何故皆さんはこうなったかは解らないでしょう
それを説明するためには少し時間を巻き戻さないといけない
あれは此処から約30分程前の事であった―――
はやての自己紹介も終わったのも束の間
いきなりはやてがこんな事を言い出した
はやて「荻野さん………ちょっと頼みたい事があるねんけど………いいですか?」
こっそりと耳打ちするように荻に話しかけるはやて
荻「ん?何ですか?」
年下とは言え、はやては立派な社会人
社会人には礼儀を尽くす為に敬語を使う
伊達に警察ではない
洋にもそこらへんを理解して敬語を使って欲しいものだとしみじみ思う作者であった
どうでもいいですよね、すいません
さて、話を戻そう
はやては荻にある事を耳打ちするように伝えた
その内容は―――
荻「―――訓練…ですか?」
はやて「そうなんです~
偶には違う相手と戦って新鮮味を与えると言いますか………何というか………駄目ですか?」
荻「いや、駄目と言いますか………」
はやて「駄目やないんですね!?そやったら今すぐに練習場に行きましょう!」
荻「ちょ!?」
はやて「……………重いから動かへん……………!何これ!?私今何運んでんの!?何を引っ張ろうとしてんねや!?」
スバル「あれ?何してるんですか?」
はやて「おぉ!スバル!ちょうど良いわちょっとこの人と生身で戦ってみてぇや」
スバル「貴女は突然何をいいだすんですか!?」
洋「荻相手ならデバイスとやらも必要なくね?」
スバル「えっ?」
優太「むしろぶっ殺しちゃ…………消し飛ばしても構いませんよ」
荻「助手、今何を言いかけた」
スバル「えっ?えっ?」
緒方らしきもの「どこまで耐えれるか試してみたら良いじゃねえか」
圭「うわ!ボコボコだ!」
スバル「えー…………………はっ!奥さん!嫌ですよね!?貴女のお婿さんが殴られるんですよ!」
周囲が反対を一切しない為、唯一助けになるとふんで若葉に助けを請うスバル
しかしその考えはすぐに間違ってると気づくのであった
若葉「邦治さん、気をつけてね?」
梓「ぱーぱ!」
スバル「駄目だ助けにならない!」
聞く相手は少なくともこの場にいる相手は全員間違ってるだろう
スバル(えっと……………誰だ?誰がいい………あの赤髪の人は………絶対に使い物にならないから論外)
洋「今何か不名誉な扱いされた様な」
スバル(金髪の子は………駄目だ!さっきぶっ殺しちゃってとか言い掛けてた!
じゃあ金髪の男の人………駄目だフェイトさんがバインドで縛ってるから役に立たない!
茶髪の子!状況を理解してない!
じゃあ最後の望み―――)
そう思いながらスバルは圭に視線を向ける
スバル(最後の望みは潰えた!)
圭「………何だろう、俺がまともに扱われてない気がしてきた」
何を今更
はやて「観念しいや
もう、あんたに逃げ場はないでスバル
大丈夫やって!デバイスなんか使わんでも戦えるやろう?
きっとそれでもええ戦いぐらいは出来るて!」スバル「無理です」
あまりの解答の素早さにはやては絶句した
自分が質問を投げかけるセリフを言い終わった瞬間解答したスバルの解答時間は実に0.5秒にも満たない程の時間だったという(後に聞いた八神はやて部隊長のインタビューを抜粋)
スバル「デバイス!無しで!モンスターに!勝った!人に!デバイス無しで!挑む事自体がおかしいと!何故解らないんですか!?」
はやて「ちょちょちょ!とりあえず落ち着きぃや!」
スバル「落ち着いていられると思っているんですかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
はやて「スバルゥゥゥゥゥゥ!私が悪かったからあばれやんといてぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!」
結局暴れ出したスバルを止める為に約10分を要したという
その時の現状を八神はやて部隊長はこう語った
『もし、あれほどの力をゆりかごの時に発揮していたら、案外すぐに終わったんじゃないですかね?』
なお、この時の部隊長はスバル・ナカジマの暴走による一撃により、多少の言語障害が伺えた
荻「別に骨折までなら許せるぞ?どうせ1日もあれば治るのだしな」
圭「えっ?荻さん骨折1日で治るの?」
スバル「やっぱり人間じゃない…………」
洋「どういう栄養価してんだろうなぁwwww」
はやて(……………此処まで来ると、ロストロギア扱いでもええ気がしてきたなぁ……………)
恐らくその判断は間違ってないだろう
荻野邦治というロストロギア、此処に誕生す←
はやて「それなら、中庭使ってくれてかまへんから早よ行こか」
荻「了解しました」
洋「10も年離れてる奴に敬語使う荻を見てると何か違和感があるんだよなぁ………」
圭「まぁ結構偉い人みたいだし…………ね」
優太「とてつもなく興味がないんで僕は此処で寝ときますね」
圭「あれ?荻さんをいつも殺そうとしてる優太君が珍しい
荻さん殺すの諦めたとか?」
優太「だって一応全年齢対象なんだから、死んだらR-15行きじゃん」
圭「何の話!?」
とりあえずメタイ話は止めようか優太君
起動六課・中庭~
という過程があって目の前の地獄絵図が出来上がったのである
圭「そういえば…………何でなのはさんは因幡さんとやってるんだろう………」
そういえば、その疑問もあったな
それも解決していこう
なのは「因幡さん?」
洋「何だ?」
なのは「もっとO☆HA☆NA☆SHIしよう?」
はい、終了
そして、はやての場合は―――
はやて「サイクロン起こせんのこの子!?
おもろそうな子や!」
はい、終了
えっ?適当すぎやしないかって?気のせい気のせい
なのは「スターライト・ブレイカー!」
洋「あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"!死んだらどうするつもりだ!」
なのは「ドン☆マイ」
圭「自分で言った!てかこのツッコミなんかデジャヴ!」
スバル「うわぁぁぁぁぁ!マッハキャリバァァァァァァ!もう一回!もう一回ディバインバスター!」
『energy empty
I can't be
(魔力切れです
もう撃てませんよ)』
スバル「嘘ぉぉぉぉぉ!私の魔力もうないの!?空!?すっからかん!?」
『yes(はい、すっからかんです)』
ティア「あそこまでパニクってるスバル始めてみた」
荻「もっとこい!もっと腰を捻って拳を突き出すんだ!」
スバル「うわぁぁぁぁぁ!」
なのは「レイジング・ハート、対象物の索敵開始
見つけ次第、バインドもかけるよ」
『master、he's normal(マスター、彼は普通の人間です)
please stop(此処で止めましょう)
he will die(彼が死んでしまいます)』
なのは「大丈夫だよ?非殺傷設定は効いてるし、それに、まだO☆HA☆NA☆SHIがすんでないから
ほら、早く始めて」
『sir(了解)』
レイジングハートはデバイスである
だがしかし、今この場にデバイスだとか人間だとかの違いは些細なものである
何故なら―――
なのは「ふふふ……………さーて、どこにいるのかな~?」
―――今のなのはから与えられる恐怖はそんな境界すら超えてくるからだ
なのは「あ…………見ー、つけた」
洋「げっ、やべ!」
なのは「アクセルシューター!」
ティアナ「…………そういえば、貴方達もあれぐらい(荻ぐらい)戦えるの?」
圭「いやいや、俺達一般人だからあんな戦いすら―――」
優太「さっきのってこう撃ってたよね
えーっと…………アクセルシューター!だっけ?」
優太のその掛け声により荻に20以上のシューターが飛んでいったのであった
圭「…………………………………」
ティアナ「…………………………………ねぇ」
圭「すいません、優太君は違ったみたいです」
荻「助手ぅぅぅぅぅぅぅぅぅっ!」
優太「ちっ………仕留め損なった………!」
ティアナ「………ねぇ、あの二人って仲悪いの?」
圭「仲が悪いっていうか……………優太君が一方的に嫌ってる様なものなんですけどね」
ティアナ「嫌ってるなんてレベルじゃないけどね…………………」
まったく持ってその通りである
圭「優太君って自分………っていうか因幡さんの敵には全力を持って存在を抹消しようとするんですよね」
ティアナ「いや、そんな軽い感じに言われても」
とティアナと圭が和やか(?)に話してる間に噂の優太君は見よう見まねでのアクセルシューターで荻を仕留めようと四苦八苦していた
はやて「梓ちゃんのお父さんはとってもちゅよいでちゅね~!うりうり~!」
そして、いつの間にかバリアジャケットを解除していたはやては梓をおんぶしながら一緒に遊んでいた
ティアナ「うわ部隊長!いつの間に!」
はやて「せやなぁ…………あの子がアクセルシューターを自力で撃った辺りか?」
ティアナ「結構最初ですね……………あれ?そういえばフェイトさんは?」
はやて「へっ?そこにおるやろ………………ってほんまやおらんな………
まったく………危険人物ほったらかしてどこへ行ったんやろか?」
その危険人物というのは未だにバインドで縛られている緒方の事であった
ティアナ「そういえば、何でなのはさんはあんなにあの人に攻撃的なんですか?」
はやて「………………ヴィヴィオって、ほら、金髪やろ?」
ティアナ「そうですね…………けど、それが何か?」
はやて「因幡さんって毛フェチみたいやから…………金髪に反応してな、言うてもうてん」
ティアナ「…………何をですか?」
はやて「『お宅の娘さんをはむはむさせて下さい』ってな………しかも説教中に」
ティアナ「あぁ…………なるほど
何か納得しました」
圭「…………すいません、家の上司が」
申し訳なさそうに謝る圭
なのはの状態を見る限り、暫くは許されないようだ
はやて「………せや、忘れてた事あったわ」
ティアナ「………何ですか?」
はやて「バーテンダーの人忘れてたわ………………」
圭「あっーーー」
庵「…………暇だなぁ…………」
今日もこの世界は平和であった
後書き
六課のメンバーはまだ全員出てませんが、残りのメンバーはそれぞれ用事が合って出掛けている、という設定です←
まぁ、七話迄にはバトルマニア姉さんは出したいですね
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