仮想空間の歌う少年
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19ー特別講演 (ハロウィンパーティー?)
前書き
妄想のコラボの世界。
みんな性格が変な可能性大!
それでもあなたは飛び込むの?
ハロウィン当日。
「みんな!準備オッケー?」
「「「「「「「「「いええい‼︎」」」」」」」」」
夢の間で様々なお菓子に囲まれながら。
僕達はハロウィン・パーティーを楽しんでいた。
参加メンバーはシオン、エリーシャ、ライト、リン、サナ、ゼツ、リナ、リオンにアクト、ユーリ、シィ、ミヤビを加えたメンバーでのハロウィン・パーティーだった。
「うーん…。今日は…。」
僕はふらっと、リン、ミヤビ、リオン、アクトを呼ぶ。
「ねえねえ。みんな。」
僕はふう、と一言。
「これからカップルを観察しない?」
「馬鹿か‼︎」
アクトはあきれながら叫ぶ。僕は笑って。
「残念ながらアクト君以外はみんなオッケーだよ?」
「な⁉︎」
みるとリン、ミヤビ、リオンがうんうん。と首を上下に降っていた。
「「俺たち詩乃いないし…。」」
「私もキリトがいないから…。」
「お前ら…。」
アクトはげんなりしながら見るが。少し考えた後。
「まあ、いいかもしれないな。なんかいろいろ面白そうだし。 (ばれても罪はスノーになすりつけよう。)」
「んじゃいろいろ見ていこうか?」
と、言うわけでハロウィン・パーティー。カップルを観察しようが始まった。ちなみにソーニャの魔法で僕たちはカップルからみて普通にお菓子を食べてるように見えるのでそこは注意!
ではではドンドン行ってみよう!
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ゼツ・リナの場合。
「ハロウィンか…。」
「いっぱいお菓子あるね!ゼツ!」
このハロウィン・パーティーにスノーに招待させた訳だが…。俺はアリババの様な服装。リナは猫娘の格好。ちなみにさっきスノーがリナのかわいい格好を見て飛びつきそうになったが爆炎剣で消し飛ばしたのは秘密だ。
ふと、近くにあったパンプキンパイを食べてみる。夢の中の品らしいが甘さを感じる。
「あ、いいな!それ!」
そう言いながら隣のリナが俺と同じパンプキンパイをパクパク食べている。
ん?
「あ、ゼツ!口にクリーム付いてよ!」
そう言ってリナは俺の口元に手を伸ばすと手でクリームを取る。
「パク♪」
「⁉︎」
そしてそのまま付いたクリームを口に運ぶ。
「おいしいよ!」
「…。そうか。」
「あれ?ゼツ?顔が赤いよ?」
「な、なんでもない!」
リナのその行為がとんでもなく可愛かったなんて言えねえよ‼︎
「甘いね。」
僕はがそう言うと。
「甘いな…ライト並みに…。」
リン君がうんうんと頷きながら。
「あれ?ライト君もあんな感じ?」
「ああ…後で見れば分かるぞ…。」
「だったら見なければ…。」
アクト君がため息つきながらそう呟くが。そうしているとミヤビちゃんが指を指し。
「あれは百合?」
そう見つめる先には。
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ユーリ、シィの場合。
「きゃあ!やっぱり可愛いよ!ユーリ!」
「俺は男だ!」
俺はシィにいろいろなお菓子を食べさせられていた。
「もー!この『ケーキをちょっとずつ食べるユーリ』可愛い!可愛い過ぎる!」
「やめて⁉︎」
なんかいつの間にか記録結晶に撮影してるし。
「まったく…シィは…。」
「…。ごめんね…。」
そうしていると不意にシィが目元を抑えて。
「私が…行けなかったの…そうよね…ごめんね…。」
「あ、いや。そんな事じゃ…。」
やばい…。少し言い過ぎたかな…?そう思った瞬間。
パシャ。
ふいにそんな音がしたと思うとシィがニヤッとしながら記録結晶を持っていた。
「オロオロしてるユーリも可愛い!」
「シィ‼︎‼︎」
「ああ、なんだろう。桃源郷かな?」
「俺には弄られてるにしか見えないぞ⁉︎」
僕がそう呟くとアクト君が恐ろしい速さでツッコミを入れる。
「あ、そう言えばライト君どうだろう?」
「あっちにいるけど?」
今度はリオン君が指を差す。
その先には。
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ライト・サナの場合。
「ライト君!こっちのお菓子も美味しいよ!」
「どれだ?」
俺はそう言いながらサナに着いて行くと大きなパンプキンプリンがあった。
「へえー…美味しそうだな…。」
「あ、食べてみる?」
そう言ってサナはパンプキンプリンを近くにあった皿に適当な量を乗せる。そしてスプーンで適当にすくうと。
「はい。あーん♪」
そう言って俺の方にスプーンを寄せてきた。
「あ、いただきます。」
そうすると甘い、カボチャの味がした。
「美味しい?」
サナがそう聞いてくるので。俺は自分の気持ちに嘘偽りがないように答える。
「ああ…。サナがくれるものならみんな美味しいよ。」
「⁉︎もう!ライト君ったら‼︎…他の物食べに行こう?」
サナは少し顔が赤くなりながらも違う場所に行く。俺は少し遅れてサナの後を追い始めた。
「お分かりだろうか…?これでも付き合ってないんだぜ?」
リン君が震えながら言う。
「それはない。」
「あり得ない。」
「逆に何故あれで付き合って無いと言える。」
「初々。」
ちなみに上から僕、リオン、アクト、ミヤビ。僕は呆然だった。
「さて、最後になるね。…シオン君達はっと。」
周りを見渡して見ると…?
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シオン・エリーシャの場合。
「シオンはどれ食べる?」
「俺は普通にこの飴かな。」
俺はたまたま見つけたスティックキャンディーを持つと。ペロッと舐めてみる。
どうやらチョコレート味の飴らしい。…どうやって作ったんだよ。でも…。
「さすが夢の中だな。美味い。」
甘過ぎず苦すぎず。ほどよい甘さのチョコレートキャンディだった。
すると不意にエリーが。
「シオンそれ美味しい?」
「ん?ああ。流石夢だな。チョコレート味だけどほどよい甘さだ。」
「あ、じゃあ頂戴!」
そう言ってエリーは俺のキャンディを奪うとペロッと舐める。
「あ!美味しい♪」
「良かったな。」
「あ、キャンディ取っちゃってごめんね?シオン。お詫びに…。」
そう言ってエリーは一口チョコを持ってくると。自分で食べて…。
「…!」
口移しでチョコレートを食べさせにきた。
「どう?美味しい?」
エリーがしてやったりの顔をしながらニコッとする。俺はふっと笑って。
「ああ…美味しいな。」
そう答えるしかなかった。…珍しく俺は顔が熱く感じた。
「これが先輩か…。」
「最後にこれだよ。」
「なんというか凄いな…。」
「甘過ぎる…。」
「越えられない壁を感じる。」
ちなみに上からリン君、僕、アクト君、リオン君、ミヤビちゃん。
僕はため息をついて。
「なんか壮絶なハロウィンだったね…。」
「そうだな…。」
アクト君がゲンナリした感じだ。僕はとりあえず笑って。
「んじゃラストはみんなで楽しみますか!」
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「それではみなさん一斉の…!」
「「「「「「「「「トリックオアトリート‼︎」」」」」」」」」
みんなで一斉にお菓子を渡し合う。
そうするとみんな元の世界に帰って行った。
「人間のお祭り…参加して見るのも悪くないですね。」
そう言ってソーニャの手の上にある写真は。
エリーシャの手を握ろうとするスノーを蹴りつけるシオン。
アクトは慌ててスノーを引き剥がそうとしている。ライト、リンはそれを見て大爆笑。サナはちゃっかりライトの腕に抱きついている。ミヤビちゃんはゼツとリナの2人と仲良く談笑している。そしてリオンはユーリに何か言って、ユーリは顔を真っ赤にして、それを記録結晶に撮っているシィ。
「デスゲーム…。それをクリアした方にもつかの間の休息が訪れますように…。」
そう言ってソーニャは指をパチンと鳴らす。
そうすると写真が本となり本棚に収納される。
「次は…何がいいですかね?」
ソーニャは笑いながら夢の間の違う本を読み始めた。
ハロウィン編→END
後書き
さて、文句しかないでしょう?
すみません…。なんかこんな感じの書きたかったんです…。
苦い話ですよね (ニッコリ)甘さの欠片もない。
ではでは次のキャリパー編もお楽しみに?
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