東方喪戦苦
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~二十九幕~動き出した歯車
前書き
忙しくて投稿出来ませんでした。(大嘘)
本当は、FPS漬けの毎日でした。すみませんでしたm(__)m
阿部さんは、着ていたつなぎを脱ぎ捨てて、逞しいボティを見せつけた。
取り囲んでいた男達は少し、動揺した。
その中の一人、能力者と思われる男は少しの動揺も見せなかった。
阿「仕掛けて来ないのかい····?なら、先にやらせてもらうぜ♂」
阿部さんは、サイドステップを切り、一人の男の背後に回った
男1「ひぃぃ、いっ、いつの間にぃぃ!」
阿部さんは、男の臀部に股関を押し当てた。
男1「アッーーーー♂」
険しかった男の顔が一気に快楽の沼に落ちた様なこ顔に変わり、倒れこんだ。
男達は残り二人、その内の一人は能力者
男2「な、こいつ何をしやがった!?」
男3「落ち着け、ただのホモだ」
この会話···カオスすぎやしませんかね?
阿「まだまだ、イクぜ!」
阿部さんは男2の方へ走りだし、男2の目の前で飛んだ。
阿部さんは男2の背後に立ち、臀部に股関を押し付けた。
男2「アッーーーーー♂」
阿「メインディッシュはテメーだぜ····♂」
男3「いいだろう」
阿部さんはまた、サイドステップを切ったが、男は後ろを向いて阿部さんの攻撃をかわした。(攻撃と言ってんでいいのだろうか?)
男は阿部さんの腹部に、膝蹴りをくり出した。
阿「うっ·····」
阿部さんは、腹を抑え、後退した。
阿「やるじゃあないの···こいつぁ、掘り甲斐が有るぜ····♂」
男3「名前は?」
阿「阿部 高和···」
男「そうか····俺の名はウィルソンでいいか?」
阿「本名は教えてくれないのか?」
ウ「敵の情報を流す訳に行かんだろ?」
阿「そうか」
そう言うと、両者ともファイティングポーズをとって、間合いを積めて行った
ウィルソンと名乗る奴の能力は恐らく、『動きを止める程度の能力』
それで、俺の動きが固定された。けれど、何らかの条件を満たさない限り、動きを止めることは不可能だ
もし、無条件で止められるなら、敵を掘っている間に、止めて攻撃出来た筈だからだ。
ウ「行くぜ!」
ウィルソンは体勢を低くして、阿部さんにタックルをかまそうとした。
それを阿部さんはお得意のサイドステップでかわした
背後に回った阿部さんは、股関を臀部にあてようとしたが、また避けられてしまった。
阿「意外とすばしっこいじゃないの」
ウ(このまま続ければ、俺の体力が持たねぇ、持久戦は不利!と言うことは奴の動きを封じれれば!)
阿「もっとスピードを上げよう」
阿部さんは、最後のブーメランパンツを脱ぎ捨てた。
自ら全裸になり、ありのままの姿を見せるその余裕
羞恥の表情は一切無かった。
そう、阿部さんはアダムと化したのだ。
阿「久々にこんな格好したぜ」
阿部さんのスピードは、もう俺の目では終えなかった。
ウ「食らいな!」
ウィルソンは阿部さんの眉間を殴ろうとした。
阿部さんは、ウィルソンの腕を踏み台にして、飛んだ。
阿部さんはウィルソンの背後に立った。
何故ウィルソンは避けようとしない?アイツなら避けきれる筈だ····
まさか!
「阿部さん!ソイツを掘っちゃダメだァ!!」
力を振り絞って、声を出した。
が、時すでに遅し。
阿「か···体が動かない···!」
ウ「勝った!俺に触ってしまったからな····
さて、どうして殺そうか?」
阿「くっ、動けェ····!!」
阿部さんの体は震えるだけだった。
俺は、力が入らない。
なんて無力なんだ···
俺は·····
ふと見ると、ウィルソンの後ろに忍び寄る影が見えた。
『能力を行使することを、禁止するッ!!』
「千尋!?」
後ろに忍び寄ったのは、千尋であった。
千「えへへ、私も能力使えるんだよ?」
人差し指を唇に当てて、そう言った。
阿「復活したぜ······」
どうやら、千尋の能力で阿部さんの固定が解けたようだ。
阿「さぁて、お楽しみの時間だな♂」
ウ「アッーーー♂」
ウィルソン、菊門童貞喪失
それから、阿部さんはつなぎを着て俺をおぶって運んでくれた。
「すまないね、阿部さん」
阿部さんの背中、凄く·····大きいです···///
阿「礼はいい、やらないか?」
「結構です」
阿「話は変わるが、彼処にいた連中は俺らの勤務しているエイジスと言う組織の何名かが、エイジスのやり方に不満を持って集まった、組織だ」
「それ意外の詳しい事は?」
阿部さんが黙って首を横に振る
阿「すまない、俺と神那が捜査しているんだが、中々····」
「そうですか·····」
阿「お前ら転生者はエイジスでも騒がれていたから、さっき起こした騒動····お前狙われるな」
「えぇ!!」
ドストレート過ぎませんか·····?阿部さん···
千「いざとなったら、私達もいるから大丈夫だよ!」
神「そうそう、私の能力は、秘密♪」
「なら言うなよ!!」
そんな事をはなしている内に、旅館についた。
阿「ついたぞ」
ーーーーー
部屋に戻ると、アゲハが居た。
地味にこのマッチは初めてだな
ア「うにゅ、骸かぁ」
「俺で悪いか」
その後ろに、千尋と姉貴が入る。
ア「ふえぇぇぇ!何か増えてる!?」
「ん?あぁ、紹介するy·····」
千「初めまして、松島 千尋です」
神「どうも、私は骸の姉!黒崎神無で~す!」
阿「俺が阿部 高和だ」
ア「は、はぁ、初めまして」
何故か皆、正座している。
ア「あっ!お茶入れますね!」
アゲハがお茶を入れようとして立ち上がった瞬間、襖が開いた。
「幾姉ぇお帰り~」
だがそこに立っていたのは、幾姉では無かった。
?「ヒヒハハハハハハハ、こいつらか!?いいや、間違ねぇ!コイツらだ!テメェらに恨みとかはねぇ、あぁねぇな!だが死んでもらうぜ!」
変な男が入ってきた!
その男は立ち上がって、無防備なアゲハを狙った。
「アゲハァ!!危ねぇ」
咄嗟にアゲハを庇った。
男の掌底が俺の腹部を抉った。
「ぐぇぇ」
息が詰まった。
そして、何かが抜けるような感覚に見舞れた。
?「驚いているようだな····俺は、オーダー幹部のネクロ。能力は見ての通りだ」
男の手には、俺の心臓が握られていた。
「!!?」
ネ「何故か生きていられるかは俺には知らねぇが、こんな事は出来るぜ」
ネクロが俺の心臓を強く握った。
すると、俺の心臓があった場所に激しい痛みを感じた。
ネ「コイツを裕海に届けるのが俺の任務だ。心臓を取られたテメェの命は残り少ねぇ、あばよ」
「待て!」
ネクロは俺の心臓をポケットにしまい、走り去っていった。
To be continud
後書き
骸死亡まで、あと3日
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