東方喪戦苦
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。
ページ下へ移動
~二十二幕~ネタばらし
前書き
「あれ?早くね?金曜日までって···」
う「うっ、うっ、だってぇ~、妹紅が~グスン書けってい言うんだも~ん」
女性の一人が俺にこう言った。
女「あれ、どうやって買ったんですか~?」
「簡単だよ、まず、あいつに勝つには、イカサマを見抜かないと勝てないんだよね」
女「なんでイカサマ見抜かないと勝てないんですか?」
「俺がイカサマを使ってるのがバレてたらジャックに、あいつはイカサマしてる!って言われて俺の負け
12ラウンドをあのまま続けてもよかったが、ギャラリーが増えちまってそうは行かなかったんだよね」
女「へぇ~、スゴいですね!あの時のイカサマしてる、してないやつ、よくわかりましたね。心理学とかやってたんですか?」
別の女が聞いてくる。
「いや、あれは、ジャックの行動を口にしただけだよ」
女「え?」
「イカサマって言って怒ってたでしょ?ただそれを口で言っただけだよ」
女「あの、ロイヤルストレートフラッシュって、どうやったんですか?」
「ただのイカサマだよ、詳しくは秘密さ♪」
女「えぇ~教えてくださいよ~」
「?、そのブレスレットいいね」
女「え、宜しければ差し上げますよ、一度も使わなかったので····」
女2「誰かにプレゼントですか?」
「ちょっと、中身が男見たいな女性に、ね」
俺を取り囲んでいる女性達がえぇ~とか私は~とか言ってるが、ぶっちゃけ美人だが興味無い
強いて言うなら、チャイナドレスを着た女の子が興味あるな~と、
「おっと、そろそろ行かなくちゃ、じゃあね♪」
女の子に手を振り、幾姉を探した。
途中、遠隔ローターなるものを拾った。(用途は教えない)
「!?あれか!?お~い、幾姉~!」
幾「?」
幾姉が俺の方に振り向く。
隣には犬耳女の子が
絶対幾姉だ。
「幾姉、これ」
ブレスレットを手渡す。
幾「え?これ·····」
「あっ!後これ」
手渡したものは、例の遠隔ロー○ター
幾「んん?」
最後のアイテムには戸惑いがあったらしい、まっ無理もないか!
幾「あ·····ありがと」
「どういたしまして」
笑みがこぼれる
幾「こ····これ··」
「じゃ、俺は菜々とかアゲハとか探してくるわ~」
幾姉に背を向けて手を振る。
確認こそしなかったが、幾姉は俺に向けて何かをした。
「さてと、行きますか」
そういや狂夜兄さんどこ行ったんだろ
何てこと考えながら、歩みを進めた。
気がつけば、俺は又、バーに戻って来ていた。
「酒の続きでもしようかな」
なに?14の癖に酒?ある偉い人は言ったんだ。
『バレなきゃ、犯罪じゃ無いんですよ。』とな
「マスター、さっきのある?」
マ「お客さん、さっきのポーカー、スゴかったね」
「それ程のことはしてないですけどね」
マ「お客さんなら、“あの兄弟”を倒せるかもね」
また、あの兄弟の話題だ。
「その兄弟ってどんな奴なんですか?」
カウンターに置かれたグラスに注がれた酒を飲み干す。
乾いた喉に酒が染み渡る。
喉がヒリヒリする。
マ「敗率0.3%の正真正銘の強運の持ち主さ」
そんなのいるわけがない、という顔をする。
マ「いや、あの兄弟は必ず来る!今日はなんってったってあんたみたいなバクチ打ちが居るんだからね」
「一度あってみたいですねぇ、その兄弟」
マ「きっと会えるさ」
マスターは、グラスを拭きながら、俺にそう答えた。
To be continud
ページ上へ戻る