仮想空間の歌う少年
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6ー6発目には愛を込めて
前書き
はい、今回は遊戯王並みの超展開。
それでも問題ないぜ!という方はどうぞ!
今回の作戦のリーダーのダインさんの話は、まずシノンがターゲット4人の内1人をスタイリッシュ!退場! (PK)してから俺たち前衛組が残りカスを掃除するという…まあ、不意打ちだね。なんて卑怯な…。
不意打ちは俺もやるって?やーだな!まだストーカークラディールと妖精王(笑)の人にしかやってないよ!
そんな事を考えていると隣にいたダインさんが首を傾げた。
「おかしいな…」
「どうしたの?」
ダインさんが不思議そうに首を傾げた。
「いや、予定だと4人のターゲットのはずが5人になっているんだ…どういうことだ?」
「…そうですか」
うーん。それは気になるな…というかそういう内容は普通一応みんなに意見聞くべきだよね…まあ、シノンが人間的にダインさんを嫌いって言うのもわかる気がする。一応俺は意見を求めた。
「どうします?…俺は引いた方がいい気がしますが?引くなら今ですよ。」
「いや、そのままだ。1人増えたところで変わらないだろう」
いや、変わる気がしますが。まあ、いざとなれば俺が無双すればいいし。
「わかりました。」
そう答えたとたんシノンのへカートの銃声が聞こえた。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「…!薔薇の花束を探そうよ♪」
ズガガガガガガガガ
そんなガトリングの音を聞きながらなおかつ歌いながらかわす。
いや、相手の1人増えた奴がメイトリックス大佐顔負けのごっついのだった。それがガトリング撃ってきて逃げてるところなんだが…ちなみにシノンをナンパしようとした奴が1番最初にキルされました。ざまあwww
そういえば無線越しにダインさんとシノンが言い争った後にダインさん特攻してたけど。なんでだろう。
「まあ、いいや。」
俺はワルサーを片手で構え、岩陰から飛び出し。ガトリング男に向かって行く。
「ポケットにゃ薔薇がいっぱいさ♪…りゃ!♪」
相手のリズムに合わせて銃弾をガトリング男に撃つが…。
「HAHAHAHAHAHAHAHA!」
「むっかつくな…!」
なんとワルサーの銃弾をガトリングで防御しながらさらに乱射してきたのだ。
銃弾の雨が俺を襲う。慌ててライダージャンプで岩陰に隠れる。
「まじかよ…」
銃弾を脇腹に見事に食らい、HPがかなり減っていた。この世界のペインアブソーバーは低く設定されてるらしく鈍い痛みが走る。
「とりあえず回復を…?」
ふと回復する手を止めてしまった。近くのビルの窓からシノンがジャンプしていたからだ。
「!あのバカ‼︎」
俺は慌ててワイヤーを構えガトリング男に向かって行く。
ガトリング男はシノンにガトリングを向ける。
そしてあの日の郵便局を思い出してしまった。銃を持ち暴れる男。それに向かって行く詩乃。
「やめて…」
ワイヤーをガトリングに向けて放つ。
「やめろおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお‼︎」
するとワイヤーはガトリングガンを切断することなくワイヤーがガトリング部分に絡まり、不発を起こした。
ガトリング男が驚愕する中。
「チェックメイトよ。」
上空から落ちながらシノンがへカートをガトリング男に放ち、見事にヘッドショットを決めた。そのまま綺麗に着地するとガトリング男はそのままポリゴンスノーと化した。
俺はシノンに話しかける。
「ねえ。シノン。」
「何?」
俺はハラスメントなんて考えないでシノンを抱きしめていた。
「スノ…佳?」
「良かった…仮想空間でも…詩乃がまた銃弾に当たってたら…」
「いつもことじゃない。この世界で銃弾に当たるなんて。」
「それでも…大切な人が撃たれるのは見たくないんだ…」
「…」
お互いリアルネームを呼んでいるが今は関係無い。
俺は泣きそうになったけど耐えられた。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
その後、相手の残骸などを確認した後ログアウトした。
シノンが俺に話をしないのが気になるが…なんで?なんか変な事言った?
「ねえ?佳。」
「な〜に?人の家でフランベやってキッチンを黒こげにするかって?しないよ〜?…フランベやるけど。」
「何をしているの⁉︎」
詩乃の盛大なツッコミがとぶ。今日詩乃の部屋の方で夕食。ちなみにフランベとは肉などにブランデーなどのアルコール度数が高いお酒を入れてフライパンの上で炎を起こす料理の仕方である。ちなみに作っているのはステーキ。
「ほい、出来たよ。」
「ときどき佳はすごいよね…」
詩乃が落胆しながらステーキを食べる。…なんで落胆?
「ねえ、佳。…さっきの『大切な人』って」
「…あ」
「聞きたいな。私。」
「そう。」
詩乃を見るといつの間にかに正座待機していた。俺は笑いながら時計をみて。
「ああ!ヤバイこんな時間だ!食器片付けようっと♪」
歌うように逃げようと立ち上がると詩乃に腕を掴まれた。
「ねえ…教えて。」
上目遣いされてドキドキなんだけど…
以外と言葉は素直に出た。
「ハハッ。詩乃ずるいな〜!俺にそんな事答えさせるなんて!まあ、俺は嘘が下手だから」
俺は笑いながら。そのまま詩乃を引き寄せ。
「好きに…決まってるでしょ?」
おでこに口付けした。
「詩乃は?」
「私も
好き。」
詩乃はその後俺の口に仕返しとばかりにキスしてきた。
「ん?佳からメールだ。」
明日奈とメールしていると不意に佳からメールが届いた。
内容は短い。だが謎の内容が書いてあった。
「『和人へ
和人のリアルに充実している理由が分かりました。確かにクライン妬むわ。これ。
佳より。』」
…どうしたんだ?あいつ。
後書き
作者「エンダアアアアアアアアアアアアアアアイヤァアアアアアアアアアアアアアアアアウィルオオオオオルウェイズラアアブユウウウウウウウウアアアアアアアアアアアアア」
と叫びたい展開。
僕は満足だ。
いや!
僕達の満足はこれからだ!
次回もよろしくお願いします。
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