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仮想空間の歌う少年

作者:ケンケン4
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5ー不安な5発目

 
前書き
カラオケオール!中に書いた!
というわけで深夜テンション!
それでも問題ないぜ!という方はどうぞ! 

 
とりあえず、菊岡さんとの会談を終え、俺はALOにログインしていた。

「スノーさん!領内の収入など…」
「スノーさん!他領からの会談が…」
「領主!楽器が高いと苦情が…」

領主の仕事!忙しい!なんだろう…とりあえず政治家の人達。大変なんですね。ごめんなさい。
そんな事考えながら。俺はある秘密兵器を用意していた。

「クラリス…!頼んだよ!」
「任せて!スノーお兄ちゃん!」

俺の横にはSAO時代に助けた少女。クラリスがいた。実はクラリス。俺の父さんの病院に入院していて、本名は…

柊未来(ひいらぎみらい)だったよね。」
「スノーお兄ちゃん…リアルの名前は禁止だよ!それより…」

クラリスはキッと前を向くと。俺の領主の仕事を見たかと思うと。

「こっちに領内領収書を作っておきました。ご確認ください。」

クラリスがさっと、領収書を出し。

「会談は私がスノーお兄ちゃんの代行で行きます。ケットシーとの同盟会談ですよね?了承の手紙を出してください。」

テキパキと物事を決め。

「楽器の値段に関しては、下げることを努力するという貼り紙にプーカ領の掲示板に出しておいてください。」

的確に指示を出す。
このクラリス。実はこのような経営に関しては天才的な実力を持っていた。
…こらそこ!頭の出来が違うとか言わない。

「ありがとう!クラリス!」
「別にいいよ!スノーお兄ちゃんの頼みだし。」

おお…なんというハイスペックな子なんだろう…妹にしたい。
そんな願望を考えつつ。…ロリコンではない!断じて。まあ、可愛いけどね。

「それよりいいの?キリトさんとダンジョンで会うんじゃないの?」
「は⁉︎」

忘れてた!これはまさに…。

「ドラエモーン!どこでもドアだしてよー!」
「急がないと駄目だよ!スノーお兄ちゃん!」

クラリスにそんな事を言われながら、俺は慌てて待ち合わせ場所のダンジョンに向かって行った。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

「キリト君とスノーALO辞めちゃうの⁉︎」
「いや、そういう訳じゃないんだけどね〜?」

俺はいつもどうり笑顔で手を振りながら否定した。
待ち合わせのダンジョンにて空中に浮いている浮島でキリトのコンバートについてキリトの鬼嫁?アスナにキリトのGGOコンバートについて説明していた。ちなみに下では、リーファ、シリカ、リズがモンスターと戦っていた。…うん。下の方々はなんか負け犬オーラが出てる気がする。ちなみにキリトはアスナの横で寝ている。その上にはユイがいる。
俺は笑顔を崩さないで説明をし始めた。

「いや〜、今俺GGOのアバター持ってるんだけど。それ関係の仕事が菊岡さんから頼まれちゃってね。キリトを助手役として頼みたくてね。」
「それならコンバートしなくていいじゃない。」

アスナが怖い顔で見てくる。むー…素早さ下がるぞ…。怖い怖い。そんな事を考えながらも

「うん。最初はコンバートしなくていいと思ったんだけど。依頼内容に戦闘が入るみたいなんだ。だからやっぱりスペック高いアバターにして欲しいんだよね。」

嘘は言ってない。危険とも言ってないが。

「そういう事だから!一週間くらいこっちにログインできないから。よろしくね。」
「領主の仕事はしなくてもいいの?」

アスナが心配そうに言うが。まあ、

「大丈夫。俺の公認の代行がいるから!問題ないよてね?」
「そう…キリト君はまだ残ってね?」

あ、キリト君頑張って下さい。俺は応援してますから。キリトは俺に目で「助けて下さい。」と訴えかけているが無視だ。無視。
おそらく次会うのは修羅場を乗り越えた後だろうけど…
後ろの冷たい声をBGMにして俺はプーカ領に戻って行った。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

プーカ領に戻りALOをログアウトした後、俺はGGOにログインしていた。…忙しい。

「シーノーン!ひーま!ひーま!」
「あんたね…少しは待つということを覚えたら?」

今敵の待ち伏せ中。今回は他のプレーヤーとの合同だった。
…むー!

「シノンちゃん高校生なんだよね。この後どう?」

男性プレーヤーがシノンに馴れ馴れしく話しかけていた。…まあ、アバターのシノンは可愛いから誘うのは分かるけど。…なんかそういうのモヤモヤする。
…なんだこれ?

「ごめんなさい。私あまりそういうの興味ないの。」

シノンが『氷の狙撃手』の通り名どうりに冷たく男性プレーヤーに接する。
良し、断った!
…?あれ?なんでこんな事考えてるんだろう…?
…。

「スノー?」

シノンが心配そうに俺の顔をのぞく。俺は慌てて笑顔を作りトボけた。

「ん?なーにー?」
「アタック準備した?もうアタックするみたいわよ?」
「分かった。任せて。…ねえ。シノン…いや詩乃。」

つい、名前で呼んでしまった。シノンが少し驚いた顔をしてる。
何を言いたいんだ?俺は?

「…いや、何でもない。」
「…?そう。ならいいけど。」

シノンは不思議そうに俺を見た後狙撃体制に入る。
俺はワイヤーとワルサーを確認して作戦開始場所に向かって行った。










 
 

 
後書き
作者「うーん…LIVEDAMで90点台が3回しか出ない。」
スノー「後半ビブラートかかってなかったよ!」
作者「自覚してます」
スノー「まあ、crossing fieldが92だったからまあいいだろう!」
作者「はい。ちなみに90台は
君の知らない物語
crossing field
花は桜君は美し (いきものがかり)です」
スノー「しょぼい…」
作者「頑張ったから許して!感想お待ちしています!では!」
作者&スノー「「次回もよろしくお願いします‼︎」」
 
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