[ 原作 ] オリジナル作品
主人公『鈴沢 咲哉』は定時制の夜間学校に通う普通の高校生だった。
だがある日、下校途中に巷で騒がれている『通り魔』に背後から襲われてしまい、あっけなく絶命する。
しかし、気が付いたら何故か『不死身の悪魔』として甦っていた。
その日以来、悪魔の性質として昼間に身体能力が半減する上、悪魔になった代償としてちょっとした『刺激』で女の子に性転換するという意味不明な能力を授かってしまう。
そのせいもあり、昼間は引きこもりの夜行性人間、いや、悪魔になりつつあった。
非日常な出来事はもう懲り懲りだと思っていた矢先──。
いつも通り夜間学校を終え、人気の無い裏山で喫煙していると山奥から鼓膜を破るような銃声が聞こえてきた。
そこで再び非日常に出会うことになり、咲哉の穏やかな日々は粉々に砕け散った。
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