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隅々に眠る

作者:眼蝋


 昔から忘れ物をよくするガキだった。まさか将来的に、こんな大事なものまで忘れるとは思わなかったけど、現状から見るに、それはきっといいことだったんだと思う。分母に、葉。大切な人達に、大切な生きがい。ただ一つ悔やまれるのは、僕がその忘れ物のせいで、人でなくなってしまったということ。生まれて死ぬ。昇って沈む太陽のよう。それを享受しうる生命を仮に、人間とするならばオレは――。


※以下でリアルタイムに更新しています。読みやすい方をどうぞ。
http://slib.net/18155

ジャンル分け、不適当かもしれません。他意はありませんのであしからず。ただ僕自身よく分かっていないだけです。



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タイトル更新日時
隅々に眠る 2013年 06月 01日 12時 23分 

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