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最終掲載日時: 2018年 02月 19日 22時 07分 前日PV: 0 / 前日UA: 0 / 当日PV: 0 / 当日UA: 0 / 累計PV: 1,433 / 累計UA: 1,281 作品評価: 0pt (0人) + お気に入り評価: 0pt (0人) = 総合評価: 0 作品評価: 0pt (0人) + 総各話評価: 0pt (0人) + お気に入り評価: 0pt (0人) = 総合評価: 0 文字数: 12,538 / 1話当たりの文字数: 12,538 |
一般: ホラー。怪談。幽霊。短編。霊。死人。超能力。地縛霊。テレパシー。怪異。 |
エブリスタ、カクヨムに投稿。 瞬きをした瞬間、勉には見えたのだ。司書の吉田さんの隣に、両目が胸元まで落ち体が半分以上溶け出した異様な姿の人間が、座っている。皮膚が溶けて赤い筋肉組織が露出し、かすかに骨すら見えている。勉の隣には、すでに骨だけになっていて、クモの巣に覆われた骸骨が座っている。二人とも美味しそうに生温い水を一気に飲み干し、満足げに椅子の背にもたれているのだ。 気味が悪いが、無視することにした。 (二人の死人は、何の目的があってここに座っているのだろう?) ……勉の思考は、ここで唐突にさえぎられた。吉田さんのなせる超能力だろうか? 彼女は、右側が少し上に歪んでいる口を動... |
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