つぶやき |
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LIG経由でFreedom.toという任意ドメインブロックサービスを知りまして、今日試してみました。そしたら作業が捗ること捗ること。普段から集中力が散漫なのはChrome拡張機能のtimeStatsで知っていたのですが、それを全て遮断するとこんなに捗るんですね。あっという間にウェブ上に流れていた友人の過去の創作をコピペすることができました。ついでにEvernoteに自創作の設定も書きました。楽しい。 ただ、Freedom.toは機能を限定してプレミアムで全機能開放という手法ではなく、7回のトライアルで気に入ってくれたら月額払ってね! という課金制なのでお金がかかるところが自分としては痛いところです。個人的に気に入ったので支払っても問題ないんですがいかんせん支払手段がない。ともあれ、非常に優秀なのは間違いないですねー。 ですが、このサービスに伍するサービスやアプリやプラグインはどこかにあるかもしれませんし、一概にFreedom.to以外はよろしくないというわけではないです。色々と試してみるといいかもしれません。 集中力が続かない人は一回、どんなものでもいいのでドメインブロック系サービスを体感してみるのをオススメします。 -追伸- LIGさんではSelfControlというサービスも紹介していました。これもドメインブロック系です。 この二つを含めた執筆環境を整えるツールを紹介する記事は下記に。Togglは自分も愛用してます。ちなみに無料ですよToggl。 http://liginc.co.jp/292722 ↑ちなみに、このURLのhttp://liginc.co.jp/の部分をドメインといいます。 |
自分が書いた二次創作を全て削除しました。どうも気移りしやすい性格ですので、オリジナルを書いている合間に設定を再構成していたらキリがないなぁ、ということで。 一応はバックアップを取りましたが、永久に死蔵する予定です。もしどうしてもという方がいらっしゃいましたら、再公開はしないにしろ文書データはお渡しします。おそらくいないと思いますけど。 ということで、二次創作からオリジナル執筆一本に絞るための方法として、二次創作を削除しました。まぁ、実質評価と閲覧数が消えるだけで何も変わらないんですけどね。 でも、感想をコピペしなかったのは失敗だったなぁ……。 |
今日、訳あってネギま二次を読み返してたら書き直したくなりました。 ただ、地の果てとバスタードオンラインで精一杯なのでやめました。 ちょっとくやしい。 |
今更と言っていいほどなんですが、自分が作ったシェアードワールド、明確な目標がありませんね。世界が滅びるならその滅びを打ち砕こう、みたいに一言でまとめられる内容ではなく、端的に言えば世界観と呼べるような基幹設定を投げて、あとはそこからいくらでも発展させて書いてくださいって感じの、投げっぱなしな内容です。 ありがたいことに、自創作シェアードワールドの二つは、三名の方が各々の見方で世界観を書き上げてくださいました。本来のシェアードワールドが投げっぱなしでいいのか悪いのか判然としないのですが、もし悪いとするなら一度取り下げて基幹設定をもっと掘り下げる必要性があります。 それに関してはアンケートを取りたいと思いますので、ぜひともご協力をお願いします。 しかし、あの二つの世界観の最終ゴールを考えると、どうも陳腐なものにしかならないんですよねぇ……。 自分としても最終ゴールは必要ないのかなぁ、とは思ってるんですが、最終ゴールがあったほうが書きやすいのかなぁ、とも思いまして。自分の思いついたゴールを各々の作者に押しつけるのは忍びないなぁ、と。 自分が作ったシェアードワールドはまず自分で世界観を書き出したい気持ちもあるんですが、それが基軸と思われるのも嫌だし、それで参加者さんの創作幅を狭めるのはもっと嫌なので書かない方針です。あるのは男鹿自警団のちょっとした設定的な文章のみですか。 まぁ、ぶっちゃけ地の果てを書くので精一杯という現状なので、こちらにかかずらうのはけっこう難しいんですけどねー。 結局のところ、二つのシェアードワールドは基幹設定投げっぱなしの発展自由が自分の中で一番しっくりくる手法だと気づきました。 アンケートは参考のために続けていきますが、この結論に落ち着きそうです。 アドバイスありがとうございました! -追記- アンケートの回答も拝見いたしました。全体的に参考になる内容でしたが、特にご助言の部分は念頭に置いて考えていきたいと思います。 別にそこまで重苦しく考える必要もないんじゃないでしょうか?>最終ゴール 十人十色の最終ゴールを、その基幹設定の上で目指すのですから。 一番簡単なのは、N.Cさんが自ら書いて、その基幹設定を深めていくことだろうと思う一方で、まあそれができればこういう苦悩はしないんだろうなと思っている私もいますが。 あ、アンケートには答えました。ここで言ってることと大して変わりません。 |
深く考えるのやめました! 素直に喜ぶことにします! ということで、地の果て1位ありがとうございます! クラスメイトから冗談で学業投げ出して続き書きなよ、って言われましたが流石に無理なんで気ままにお待ち下さい! あとこう、素直に受け取った直後にランキング外に吹っ飛ばされるっていうのは定石なので、そこも織り込み済みです! これだけいただいたので、そろそろ吹っ飛ばされると思ってる。というか流石にここで吹っ飛ばされなかったら疑惑ものですよ。吹っかけられて作品が消える前にバックアップ取っておこうかしら……。 |
地の果てがオリジナルで1位をいただいておりました。流石に幻覚かどうかを疑いましたが、どうやら幻覚ではないようです。見つけてから12時間以上経過した現在でも信じられません。何でしょうかこれ。 ともあれ、読者の皆々様ありがとうございます。一段落したら書きますのでしばしお待ちを。 自分、おそらく1年くらいはこの4日間を幻の4日間とかほざきそうです。それくらいに驚きしかない4日間でした。 |
ただ驚くしかない。自分としては一昨日のオリジナル1位でも十二分にありがたいことでしたが、昨日は4位をいただき、今日は2位をいただきました。ありがたいことです。 っていうかこれ、つまり『更新しろ』っていう無言の圧力ですかね? 三日も居座っているのでそう考えつつある現在。 執筆作業は7月下旬から本格的に始めますので、今しばらくお待ちを。課題が終わらないんですよ(白目 |
Twitterにてご報告を受けまして、確認したところオリジナル1位をいただいておりました……! ありがとうございます! 読んでくださった読者様と、応援してくださる周辺に感謝を。 割かし忙しいですが、ちまちまと書き進めていますので、今しばらくお待ち下さいなー。 それはそうと明日は検定じゃ(白目 |
そんなのめったにないだろうけど、利点しかない異能っていうのは個人的に好みではない。ただ蹂躙する物語が好きじゃないのにも通じる。利点があるからには欠点が必ずあって、その欠点を織り込み済みで利点を最大限に活かした生き様を魅せつけてくれるキャラクターが大好き。 でも、限定的な異能にしてしまうと利点しかないものが生まれると思ってる。例えば、自創作のキャラにいる異常認知能力者はその異常認知能力には利点しかない。戦闘を行なう人間なので、その過程でその異常認知能力は決して不利に働くことがないから。加えてある手段を使って肉体機能を調整できるので、身体能力とかは自由自在。狙撃だったら急所ギリギリを抉られるくらいで済むし、加えて治癒も可能なので隙がない。どこかに欠点があるんだろうけど、持久力に限界があるっていう人間として当たり前の欠点しかない。 ……あれれーおかしいぞぉ。自分があまり好きじゃないかもしれない要素を言ってたはずなのに、いつの間にか積極的にブーメランに当たりに行くカンガルーになってらぁ(白目 本題からズレた結論:真理、強すぎでは? >絶炎with八咫烏 さん 自創作も、欠点はあるけど利点が使われる場所の欠点ではないってもの、非常に多いです。 ただ、つぶやきで言っていた異常認知能力者が持つ肉体調整機能や身体能力操作の欠点はありました。それらは呪術という作中設定にあるものなんですが、呪術では脳の処理能力を呪術術式の行使に稼働させているので、呪術術式の使いすぎで脳みそがクラッシュして死亡するという共通の欠点をつけてました。 なので一応は、異常認知能力者にも戦闘に欠点を持ち込むことが出来ました。だとしても短期決戦だったり最少の術式行使で終えることで、その弱っちい欠点は排除できるんですけどねぇ。 >海戦型 さん 弱点をなくして最強にしてしまうと、物語の流れが非常に単調になってしまいますからねー……。最強でありながら何らかの理由で力を出す気がない、っていうのもある意味では物語的弱点ですし、それすら排除してしまうと非常にやりにくそうです。 精神的な欠陥がもとでピンチに陥るっていうのはありだと思いますし面白いですね。自創作でも作中二番目に強いのに自己嫌悪とトラウマで使う気にならず最弱ポジションにいるキャラが一人います。まぁ、この場合ピンチに陥るのはそのキャラの協力を得られずに戦う主人公たちなんですけど( 単純な話、異能に限らず強すぎる力でずっと勝ちまくるっていうのは見応えがないですし、単純に展開が作りにくい気がします。 とはいえ私の場合、ふと振り返ってみると自作の強キャラはもれなく心に変な欠陥を抱えてる場合が多い気がします。そして普段は現れないその欠点を土壇場で爆発させて強制的にピンチに……。 そういえば前にオリ小説に登場する6英雄的なキャラを作ったことがあったんですが。 弱点例:時間に干渉出来れば攻撃が当たる(ない場合は全干渉無効) 弱点例:1週間くらい溶岩に突っ込み続けたら(理論上は)死ぬ 弱点例: 百 年 く ら い 待 っ た ら 死 ぬ これはひどい。 ウチの異能でも『利点しかない』……というのはなるべく避けていますが、『リスクがあっても戦闘上ではあまり支障がない』っていうのが多い気がしてきました() よく使用する再現魔法という魔法形式にしても、原典さえ存在すれば実際に存在しなかろうとしようとなんでも再現できる。という強力な効果で、反動が『徐々に自分を自分と認識する為の意思と記憶が消滅していく』というものなのですが、使用者が元より自意識などとうの昔に失っているので、実質謎の喪失感に襲われ続けるというだけに……() |
今までまとまった時間ができたらそれでガーッと書くという創作方針だったんですが、今の学校だと明らかに時間が取れないということがわかりました。自分の癖とか色々と合わせるとどう足掻いても時間が足りないんですね。 ということで、方針転換しました。5分でも10分でもいいので創作する時間を帰宅後に設けて、休日の1時間2時間を創作にあてることで補う形です。前よりかは進度はありますね。 しかし、まぁ全体的に忙しい毎日となりますので、高頻度の更新はご容赦を。……っていうか昔っから死にそうな頻度で更新してましたね今更か( |
ということで、最近はショートカットキーがマイトレンドです。どういうこっちゃねんっていう話だと思うんですが、たぶん数ヶ月前の自分にこれを言ったら同じ回答が返ってきそうな雰囲気。ぶっちゃけ今までショートカットキーとか大嫌いでしたから。 ということで改めてショートカットキー。名前の通りショートカットするキーです。先回り鍵です意味わかんね。自分がよく使ってる自分の作業環境がWin10+Google Chromeであることを念頭にお聞きください。Macユーザーの方は、たぶんどこかのショートカットキー大好きマンの中にMacユーザーがいるでしょうからそちらをどうぞ。自分の周辺はWin人間ばっかなんで存じ上げませんけどね。 Windows10ショートカットキー ・Ctrl+C → コピー ・Ctrl+X → 切り取り ・Ctrl+V → 貼り付け ・Ctrl+Z → ひとつ前の状態に戻す ・Ctrl+Y → ひとつ後の状態に進める(ひとつ後がなかったら何も起こらない) ・Alt+Space+C → ウィンドウを消す ・Alt+Space+X → ウィンドウの最大化 ・Alt+Space+N → ウィンドウの最小化 ・Alt+Space+R → ウィンドウを元のサイズに戻す ・Alt+Tab → タスクバーに触れずにアプリケーションを変更(言い表しにくい) ・Win+Tab → タスクビューを表示 ・Win+Space → IME変更 ・Win+D → 全てのウィンドウを閉じてデスクトップを表示 ・Win+E → エクスプローラー(ダウンロードとかドキュメントとか入ってるの)を開く ・エクスプローラーを開いた状態でCtrl+N → 新しいエクスプローラーを開く ・エクスプローラーを開いた状態でCtrl+Shift+N → 新しいフォルダを作る ・エクスプローラーを開いた状態でCtrl+D → フォルダ及びファイルを削除 ・フォルダ及びファイルを選択した状態でAlt+Enter → そのフォルダ及びファイルの詳細情報 ・Ctrl+Win+↑or↓ → ウィンドウの最大化及び元のサイズに戻す及び最小化 ・Ctrl+Win+D → 仮想デスクトップを増やす ・Ctrl+Win+←or→ → 仮想デスクトップから別の仮想デスクトップに移動する ・Ctrl+Win+F4 → そのとき表示していた仮想デスクトップを削除 仮想デスクトップとタスクビュー以外は他のバージョンでも共通して使えるはず。ちなみにWinってWindowsキーのことです。特に害はないので、興味があったら試してみるといいですよ。個人的にAlt+Tabが一番オススメ。複数ウィンドウ開いてるときに作業効率化できる感じがします。身近なのは上から見て一番目から四番目までですかね。 Google Chromeショートカットキー(他のブラウザでも使えるかは知らない) Ctrl+T → 新しいタブ Ctrl+Shift+T → 閉じたタブを開く Ctrl+W → タブを閉じる Ctrl+J → ダウンロード履歴表示 Ctrl+H → 閲覧履歴を表示 Ctrl+D → 現在のタブをブックマーク Ctrl+F → ページ内の言葉を検索 Ctrl+P → 現在のページを印刷(印刷プレビュー) Ctrl+N → 新しいウィンドウを開く Ctrl+Shift+N → 新しいシークレットウィンドウを開く Ctrl+Tab → 次のタブに移動する Ctrl+Shift+Tab → 前のタブに移動する 新しいタブを作るのは重宝しそうな感じです。あと消したり検索かけたり。 そんな感じで、覚えている限りのショートカットキーを羅列してみました。ちょっと読みにくいですが、探してみて自分好みのショートカットキーが見当たれば幸いです。 というか最近はスマホ使いが多いんでしたっけ。だとしたらショートカットキーなんて空想上の産物になりそうですなぁ(真顔 -余談- 覚えてる限りだし自分でも色々とショートカットキーないか探してるので、こういうのショートカットできない? ってあったら聞いてくれると探したりします。逆にこういうショートカットキーもあるよ! って教えてくれると嬉しいです。 それと、学校の関係上Photoshopかじってるので、そのあたりのショートカットキーが知りたい方がいたら可能な限り教えますよ。 |
最近になってよく創作で誤用を見かけるようになりましたので、読者に混乱や誤解をきたさないために書かせていただきます。今まで多く見受けられた汎用と凡庸、延々と永遠という書き間違いに焦点を当てました。 まずは、それぞれの意味を辞書で引いてみます 汎用:一つのものを広くいろいろな方面に用いること 凡庸:すぐれた点がなく、平凡なこと 延々:長く続くさま 永遠:無限に遠い未来まで時間的持続の際限のないこと 後者は一文字で意味が変わってしまうので、特に要注意。 それでは次に、もし汎用と書くところを凡庸と書き、延々と書くところを永遠と書いてしまった場合に読者がどのような解釈をしうるかを書きたいと思います。 「彼の持つ銃器は、それこそ世界で類を見ないほどの凡庸性を持っていた」 →本当は世界随一の使いやすさとか取り回しの良さとか色々とまとめた言葉にしたいのに、世界随一のガラクタと解釈してしまう人もいるかもしれません。完全に真逆ですね。凡庸の意味合いをしっかり知っている人からしても、前の『世界で類を見ないほどの』と凡庸の意味合いは食い違いますし、混乱するでしょう。 「講義は永遠と続く。あくびが出そうなのをこらえながら、彼は窓に視線を移して突き抜けるような青を見た」 →長く続いてて退屈だと表現したいのに、それが終わりが見えないほどに続く地獄の講義に早変わりです。不死身の先生は、おそらく生徒が死んでも講義を続けるでしょうね。それとも生徒も不死身で、それこそその不死性をもってしても教えきれない講義があるのでしょうか。哲学とかそんなところ? 当然のことながら、これだけの食い違いを見れば読者は疑問に思って意味合いを調べる人もいるでしょう。しかし、自分が実際にあった読者の中の多くが「わからなかったけど辞書は引いてない」という方でした。それらを含めると、多少なりとも誤解や混乱をきたしたまま読了し、モヤモヤを残した読者もいるのかと思います。 いくら自己満足で書いているとしても、そのあたりは最低限考えたほうがいいと思います。 まぁ、これ自分もそれをやってたらブーメランなんですけどねー。カンガルーの死体なんですけどねー(真顔 それと、この二つはあくまでピックアップしたに過ぎず、探せば色々と誤用が存在します。また、現在は誤用のほうが浸透してしまっている言葉もあります。ですので、今の考えからして誤用にあたるものだけを校正していけばいいと思います。 自分も疑問に思ったことをすぐに調べるようにしているのですが、疑問に思わなかった単語がもしかしたらなんとなく覚えているものだったりして、それが誤用につながっていたということはあると思います。未来でそれが誤用であると知った自分が頭を抱えることが容易に想像できますね(白目 それと、ちょっと話は逸れますが、ネット上で見つけたなんとなく覚えている知識っていうのも疑ってかかったほうがいいよなぁ、って思ってます。 つぶやきの文中に出てくるカンガルーの死体って、昔はカンガルーの狩猟にブーメランが用いられていた記録からくるブーメランにやられた人の比喩なんですが、実際問題どのくらいまで狩猟の道具として使われていたのかも知りませんし、そもそも本当に使われていたのかも怪しいです。それをただ漫然と覚えたまま多用して、最終的にそれが思い違いだったときの穴掘って埋まりたい感覚は忘れようもありません。 汎用人型決戦兵器と凡庸人型決戦兵器じゃまるで意味違ってしまいますからね。……ってそれはいいとして。 なんとなく響きで覚えてると、上記のように思いっきり意味が違ってる状態で使用されてしまうことがありますね。私は「あれ?この単語使い方合ってるっけ?」と疑問に思ったらグーグルなりなんなりで検索してネット辞書でパパッと確かめますが、そもそも間違ったまま覚えていたら疑問すら抱かない訳で。 昔よそのサイトで見かけたんですけど、「隔溜まり」ってのがありました。これ、「隔たり」という言葉をかなりぼんやり記憶していた結果生まれた、現実には存在しない単語です。自分もカタカナ言葉を時々間違えて覚えてたりして、色々と危ういなぁと思います。 更にマヌケな実体験をすると、外套という漢字の意味は知ってるけど調べなかった結果、「套」の字の読みが分からないことに気付いて焦ったこともありましたね。なんとなくっていうのはある意味誤用より恐ろしい……。 |
基本的に使うのは自由です。丸ごと持って行くときはこちらに申請がいただければ、こちらで当該のつぶやきにこの原案はすでに申請されました、みたいなことを書いておきます。これは面倒事を避けるための手段ですので、ぶっちゃけこれがインスピレーションになってくださればいいんです。こっちに面倒事が来ないんだったらご自由にどうぞって感覚。 簡単に言うと ・インスピレーションにするなりなんなり、使うのは基本的に自由 ・丸ごと持って行く場合は申請してくれると、面倒事がなくて助かります って感じで どこかの創作者の発想の手助けになれば幸い。 |
『王土の騎士、異風の鹿』 一人の少年が、ある異世界に降り立った。そこは残酷無比な世界。人と人とが争い合い、魔族が人を嬲り殺す。日常化した死と恒常化した争い。殺人という感覚が麻痺した殺伐とした世界だ。 しかし、そこにいるには少年はあまりに優しすぎた。それゆえに彼を助けた少女に見限られ、路頭に迷うながらも辿り着いた国軍の中で、少年は少女と再会する。 少女は騎士、少年は伝令役として軍務に従事し、お互いが反目し合いながら幾度の死線を越えて絆を深めていく。 他国の侵攻。魔族の侵略。小国に属する彼らは、周囲からの圧迫に喘ぎながら常に最前線を疾走する。 そして起こる最大侵攻。人魔一体となって襲い来る脅威。それに小国の騎士は単騎で突撃する。彼女の安否を思う少年は、"鹿"と揶揄された己を鼓舞し、ついに最前線の戦場に身を投じた。 爆砕の騎士と疾駆する鹿。血みどろの戦場に鮮やかな花が咲き、一陣の風が吹き抜ける。 |
『苗床の化外』 『羽虫』という人種があった。人型の昆虫とも、昆虫に似た人類種とも言われた。 そう言われる所以は、彼らが『完全変態』に似た行動を取るからだ。『階梯変異』と呼称されるそれは、自身を硬質な繊維で覆い肉体を溶融させ再構築することで、 より肉体を強靭に頑強にし成長することだ。 『羽虫』は階梯変異を起こすまで肉体的成長を見せないため、判別は容易であり、幼年期に駆除してしまえば個体数を減らすことは簡単だ。基本的に無害であるが、暴威を揮った時の被害は計り知れない故に行われる処置である。しかし、一回の階梯変異をした『羽虫』は既に駆除できるレベルを超越している。 岩を割り。 人を砕き。 鉄を破る。 たった一回の階梯変異で、彼らはそこまで変貌を遂げる。彼らは十年ごとに五歳ほど肉体を老化させ、既定の寿命を迎えたと同時に死滅する。階梯変異は合計で四回。それを経て、『羽虫』は異常なほどに成長する。 昆虫とは優秀だ。遙か昔に世界を席巻し、今でも動物種のおよそ七割を占める。生存のための進化と適応を怠らず、常にその場所に同化してきた。短命故に突然変異が多く、その種類を増やし適応してきた昆虫だが、『羽虫』は多種多様な寿命と機能を持つ昆虫とは違い、平均化され、多様化したそれを持つ。 平均化された寿命と多様化した機能。昆虫という総体を体現したような機能統合の象徴。人類が知能を代表し、昆虫が機能を代表するのに対し、『羽虫』は全能を代表する。 人類と昆虫の能力全体を統廃合し、君臨する全能の代表――――『羽虫』。 それは果たして何の発端になるのか。 それははたしてどの戦端になるのか。 それを知る者は、未だどこにもいない。 |
『鉋屑の少女』 鉋で削って生まれた木片のように。 紙を破って生まれた紙片のように。 鉄を砕いて生まれた鉄片のように。 彼らは己を削って何かを生み出す。 鉋屑の少女は身を削って己を糾し。 紙屑の少年は身を破いて我を通し。 鉄屑の異形は身を砕いて個を消す。 彼らにどのような顛末があろうと。 屑は際限なく降り積もり山となる。 しかし、どの結末にも形はあらず。 形無き終焉はただただ待ち侘びる。 屑を零しながら歩む、彼らの事を。 |
『理法の在り処』 君は殺人をどう思う? 罪刑法定主義で規定され、刑法第199条から203条に抵触する犯罪? まぁ君にそこまでの知識は有していないだろう。いや何、馬鹿にはしていないよ。そもそも饒舌に刑法や民法を諳んじれる一般人の方がどうかしている。 さてもう一度質問だ。君は殺人をどう思う? ……なに? 人間が最もしてはいけないことだ? なるほどなるほど至言だな。だがその言葉は、私のような無法者からすれば戯言も戯言、綺麗事もいいところだ。 続けたまえよ。君の譫言をもう少しばかり聞いてみたい。なんだその眼は。恨みがましそうに私を見るんじゃない。私は何も悪くないよ。悪いのなんてないからな。善悪とかそんな曖昧な境界線は必要ないだろう……この世界では。 この世界は弱肉強食だ。強者が勝ち、弱者が負ける。そんな世界だ。各々が野性を解放し、気の赴くままに生活する世界だ。その世界では暴力こそが至上だ。そんな世界で理法を説くと? いやはやそれは徒労以外の何物でもなく、徒労以上の何物かだろう。数百年前の世界だったら君の説法も通じたろう。しかしこの世界は既に手遅れだ。理法を説くまでもなく、この世界は終わっている。 いい加減に認めろよ少年――――君は、生きる時代を間違えた。 |
『血戦の都』 未曽有の殺人ウイルスが世界を覆い、人間を殺戮する。 作品としては陳腐でありきたり、思わず笑ってしまう代物だが、これが現実で起こったら誰も笑えないだろう。 そして、そのような状況に陥れば人間はどうなるか。 結論から言えば、ひどく浅ましく惨めな無様を晒すことになる。 しかしそれは間違っていない。生きるという欲求は、何物にも代えがたい渇望だ。 そして光明もあった。殺人ウイルスに抵抗できる唯一の抗体が完成したのだ。しかしそれは、設備も材料も満足にない現状では少数の抗体しか作成することが叶わない。 だから必然的に、争いが起きた。世界各地、人類が存在する遍く全ての地域で殺し合いが発生した。斬り合い、殴り合い、潰し合い、奪い合う。 散発的に供与される抗体が、より争いを激化させ、人口を着実に減らしていく。 果たしてそれが誰の思惑か、それを知るものはどこにもいない。 |
『狂いの楽園』 私はただ殺したかった。人を殺し、味わいたかった。 甘美な悲鳴を。 美麗な血肉を。 ただただ、味わいたかった。 命を抉り、心臓を啄む社会が欲しかった。 あぁッ! なのになぜ! なぜ世界はこんなにも下らないのだ! 娯楽はそんな薄っぺらな機械ではなく、殺し合いであるべきだろう!? 命の命の奪い合いこそが至高の歓楽だ! 何故それをしようとしない!? 私は戦場を歓迎しよう! 戦死を! 流れ弾を! 無差別爆撃を迎合しよう! 集まれ衆愚よ! 殺戮の火蓋は落とされた! 殲滅をしろ! 皆殺しだッ! この世界に人々に、殺人という例えようのない娯楽を味わわせてやれ! 何、恐れることはない。慄くことはない。 ただ、諸君らは――――己の野性のままに、目の前の獲物の心臓を喰い千切ればいいだけの話なのだッ! |
『神為る世界の劣敗者』 人が神へと昇格することが可能である世界。 その世界の中で、神格でありながら人間より遥かに劣る神格が存在した。 その神格にある日、最高神から『反逆人を捕えよ』との下命を受ける。その真意を神明裁判において問い、その信を糾すと。 誰よりも劣り、誰よりも敗け続ける劣敗者。彼は反逆人を捕え、最高神の下に連れて行くことは叶うのか。 -余談- もし反逆人してんだとしたら、タイトルは『神在る世界の弑逆者』になりますねー。 |
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2016年 07月 13日 01時 24分