つぶやき |
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※このSSは自サイト運営時にサイトにUPしていたSSです。過去に書いた物なので文章が未熟な部分がありますがご了承下さい。 ここはジェフが旅に出る以前に寝泊まりしていたスノーウッド寄宿舎。寄宿舎のジェフの部屋から一人の少年のため息が聞こえる。 「はぁ……、君の声が聞きたいよジェフ……」 彼はジェフのルームメイトのトニー。ジェフの一番の親友でジェフの事が親友としても親友とは別の危ない意味でも好きという少年。 「君に会えない、君の声が聞けないのが凄く苦しいよ……」 そう思った矢先に電話がかかってきた。トニーが電話にでる。 「もしもし、トニー!」 「……ジェフ!!」 電話の相手はトニーが一番に想っている少年、ジェフだ。 「なんだか急にトニーの声が聞きたくなって電話したんだ」 ジェフがそう言うとトニーが急に黙りこむ。黙りこんだトニーにジェフは問う。 「トニー?どうしたんだい?」 「うわーん!!」 トニーが泣き出してしまった。 「ジェフのばかばかばかばかばかばか!!うわーん!!」 「トニー、一体どうしたんだよ!?」 「どうして今まで連絡くれなかったのさっ!!僕がどれだけ寂しい思いしたと思って……っ!」 トニーが急に泣き出したのは今までジェフが連絡をくれなかった寂しさが爆発したからだった。 (トニー……、そんなに寂しい思いしてたのか……) ジェフはトニーに今まで連絡をしなかった事を反省する。 「トニー……、今まで連絡出来なくて本当にごめん。これからは電話があったら出来るだけ連絡するようにするから」 「本当?」 「本当だよ。トニーに寂しい思いさせたくないから」 ジェフのその言葉でトニーはすっかり泣き止んでこう言う。 「ジェフ……、ばかなんて言ってごめん。僕ジェフが大好きだよ!危ない意味で大好きなんだ!!」 「トニー、僕も君が好きだ。あんまり危ない意味じゃないけど」 「ジェフ……」 「何?」 「僕はずっと待ってるよ……。世界が平和になったら君の元気な顔を一刻も早く見たい」 「トニー……、ありがとう。絶対に世界に平和を取り戻すから!」 「ジェフ……、あ、そろそろ消灯時間だから電話切らないと!もっと話したかったけど……ジェフ、またね!」 「うん、出来るだけトニーに電話かけるようにするから!」 もうすぐ寄宿舎の消灯時間なので電話を切ったトニーはベッドに入り、こう呟く。 「ジェフ……、僕はずっと待ってるよ……。だから元気な顔でウィンターズに帰ってきてね……。いつか……必ず」 END |
※このSSは自サイト運営時にサイトにUPしていたSSです。過去に書いた物なので文章が未熟な部分がありますがご了承下さい。 あの冒険の日々から1ヶ月がたち、ポーラは普通のいつもどおりの日々を過ごしている。 ふと、ポーラはネスの事を想う。 「ああ、ネス、今頃何してるのかしら……。冒険の最後の日に言えなかった気持ちをあなたに伝えたい……」 そんな事を考えていた時、お客さんが家にくる。ポーラはドアを開けた。 「あ!ポーラ!元気そうだね!」 「ネス……!」 お客さんはたった今ポーラが想っていた男の子、ネスだ。会いたいと思っていた時の彼の訪問にポーラは驚きを隠せない。 「あははっ、ポーラに凄く会いたくなって来たんだ!」 「ネス……、私もあなたに凄く会いたかったの……。あ、あがって!」 「うん!」 ……ネスとポーラはくつろぎながらお互いの近況などいろいろな事を話していた─── そして久しぶりの再会の時を存分に楽しんだ二人。ネスが帰る時がやってきた。 「それじゃ、ポーラ、またね!」 「あっ、あの!ネス!」 「何?」 「あの時……、冒険の最後の日に言いたかったけど忘れちゃってた事……言っていい?」 「う、うん」 「私……私ね、ネスが大好きなの!」 「ポーラ……」 「ネス……、これが冒険の最後の日に言えなかった私の言いたかった気持ちよ」 ポーラの気持ちを聞き、ネスは顔中が赤くなりネスはポーラにこう言う。 「ポーラ……、僕も君が……君が大好きだよ」 END |
※このSSは自サイト運営時にサイトにUPしていたSSです。過去に書いた物なので文章が未熟な部分がありますがご了承下さい。 僕は君に本当に感謝してるよ。君に会えて本当によかった。 君と会わなければ僕はただの弱虫でいじめられっこで機械を扱う事だけがとりえの少年だったよ。 けれど君と出会って君と一緒に旅して君の支えになって君と一緒にモンスターと戦っていくうちに僕は強くなっていったんだ。 君と会えたから、僕と一緒にいてくれたのが君だったから僕はこれだけ強くなれたんだ。 「……ロイド」 「何だい?」 「ロイド、これからも僕を支えてくれるかな?」 「今さら何言ってるんだよ。あたり前じゃないか」 君も僕を必要としてくれている。君に必要とされる事が僕にとって一番嬉しい事なんだ。 君に会えて本当によかった。僕をここまで変えてくれた君に僕が出来る事があればきっと何でも出来る様な気がするよ。 君は僕の救世主。僕はずっとそんな君を支えていきたい。 END |
※このSSは自サイト運営時にサイトにUPしていたSSです。過去に書いた物なので文章が未熟な部分がありますがご了承下さい。 ニンテン、アナ、テディ。彼らは世界を破滅から救うためにクイーンマリーが忘れてしまった8つのメロディーを集める旅をしているのだ。 彼らは今、ホーリーローリーマウンテンの山小屋についたようだ。山小屋につくとテディはニンテンとアナにこう言う。 「お前ら二人でいたいんだろう。俺、ここで寝てるわ」 テディは二人の気持ちをくみとってくれる。そしてニンテンとアナは奥の部屋で二人っきりになった。アナはニンテンにこう言う。 「ニンテン……、そばにいて?」 「もちろんだよ……」 「静かね。踊りましょ?」 「うん……」 ニンテンとアナは踊りだす。二人が踊りだした瞬間、気持ちが優しくなれる甘いメロディーが流れる。 このメロディーはきっとニンテンとアナの小さな恋のメロディー…… メロディーが止まり、二人の踊りも終わる。踊りが終わりアナはニンテンにこう聞く。 「ニンテン……、私の事……好き?」 アナの顔は赤くなっている。ニンテンも顔を赤らめてアナの問いに答えた。 「好きだよ。アナに始めて会った時から……、アナの事が好きだった」 「ニンテン……、嬉しい……!」 アナはそう言いニンテンの胸に飛びこむ。そんなアナをニンテンは優しく抱きしめ返した。 小さな恋のメロディーこのメロディーは二人の気持ちを引き出してくれる魔法のメロディー……。 END |
※このSSは自サイト運営時にサイトにUPしていたSSです。過去に書いた物なので文章が未熟な部分がありますがご了承下さい。 バレンタインの町へ向かう途中、ピッピの別荘を発見したニンテン達はピッピの別荘を訪ねた。 「あ!ニンテンちゃん久しぶり~!!」 「やあ!ピッピ!君の別荘を発見したから訪ねたんだ!今日は休んでいってもいいかな?」 「もちろんよ!ぜひ泊まっていって!ところでニンテンちゃん、そっちの二人は誰?」 「あ、紹介するよ。二人はアナとロイド。旅の中で出会った友達だよ」 「よろしくね、ピッピ!」 「よろしく!ピッピ」 「こちらこそよろしく!アナちゃん、ロイドちゃん!」 アナとロイドとピッピは会ったばかりとは思えないくらいにすぐに仲良しになった。そして4人は楽しく会話をしている。 「ふうん、アナちゃんはニンテンちゃんの事好きなのね~」 「ええ、とても好きなの。ニンテンの事が」 (アナ……) アナとピッピの会話の中のアナの台詞にニンテンは思わず赤面する。そしてロイドがこう言う。 「ちなみにニンテンもアナの事が好きなんだよね~」 「ち、ちょっとロイド……!」 「ロイドったらっ!」 ロイドの発言にニンテンとアナは赤面しながら慌てる。その様子を見てピッピは思う。 (そっか……、ニンテンちゃんはアナちゃんが好きなのか……そしてアナちゃんもニンテンちゃんの事が好きで……つまり二人は相思相愛……私もニンテンちゃんの事好きだけど……これじゃ私が入りこめるスキはないわね。でもいいの。この想いが届く事はなくても私はニンテンちゃんが大好き!!両想いになるだけが恋愛じゃないもの!) END |
※このSSは自サイト運営時にサイトにUPしていたSSです。過去に書いた物なので文章が未熟な部分がありますがご了承下さい。 「久しぶり、アナ、元気だった?」 こんな言葉でアナは喜んでくれるかな? 世界中を巻き込んだギーグ事件の戦いの中でニンテンと出会って友達になったロイド、テディ、そしてアナ。 ニンテンとアナはお互いに仲間、友達以上に想っている。 だがニンテンはマザーズディ、アナはスノーマン。住む場所が離れている。それ以外にもお互いに忙しくてあの戦い以来会っていない。電話や手紙でのやりとりが二人を繋いでいた。 けれど今日、忙しい毎日の中でやっと予定がとれたニンテンはアナに会いにテレポーテーションでスノーマンに来たのだ。 ニンテンはアナの家のチャイムを押す。 あの戦い以来見ていない君の笑顔を見られると思うとドキドキが止まらない……。 そして勢いよくドアが開いた。 「ニンテン……!」 この声の主はニンテンにとって一番愛しい存在のアナだ。 「アナ……!」 アナはニンテンの顔が目と鼻の先になるまでニンテンに近づきその体勢でアナはニンテンと唇を重ねた。 再会を祝して─── END |
※このSSは自サイト運営時にサイトにUPしていたSSです。過去に書いた物なので文章が未熟な部分がありますがご了承下さい。 「……また、行っちゃうんだね……」 「ああ、ガイアースを蝕む魔物はまだまだたくさんいるからな」 今日はラグナスがガイアースに出現した新たな魔物を討伐しに行くために旅立つ日……、そう聞いてボクは悲しい顔になっちゃうけど、君を見送るボクが悲しい顔をしていたらラグナスも安心して旅立てないよ。だから元気で君を見送らなきゃ! 「ラグナス、無茶はし過ぎないでね!それと、ガイアースで戦う君の勝利を祈っているボクがここにいる事を忘れないでね」 「分かってるよ、アルルはオレにとっての勝利の女神だからな」 そう言ってボクの頭を撫でるラグナス。ラグナスに勝利の女神って言ってもらえるなんて嬉しいよ……。 「じゃあ、アルル……」 「ラグナス!辛くなったら、いつでもボクを思い出してね!君の勇気も希望も一番に知ってるボクが君の心にずっといるんだから!」 「ああ!」 ガイアースに旅立っていく君を包む柔らかで勇気に満ちた希望の光……、その零れた光を君だと思ってボクはずっと君を待っているよ。 大丈夫。どんなに辛い戦いが続いても、勇気と希望の光に包まれている君ならガイアースに心からの平和をとり戻せるよ。 だって君は、ガイアースの光の勇者で、君の勝利の女神なボクの光の勇者だから。 END |
※このSSは自サイト運営時にサイトにUPしていたSSです。過去に書いた物なので文章が未熟な部分がありますがご了承下さい。 ボクは今、絶体絶命の状態にいる。 君に腕も足も鎖で縛られていてまさに君に魔導力を奪われる瞬間。 きっと魔導力を奪われたらボクはミイラになってしまう。 ああ、今ボクは君に魔導力を奪われてミイラになるという時なんだ。 ねぇ、シェゾ。最後に君に聞きたい事があるんだ。 君は本当にボクの魔導力だけが目的だったの?少しでもボクを愛してくれていたとかはなかったの?と、聞くとシェゾは 「そんな感情は全くない。お前の魔導力だけが目的だった」 と答えた。そっか……そうだよね。だって君には最強の闇魔導師になるという野望があるんだもんね。その野望のためにボクの魔導力が必要なんだもんね。 でもボクは……君が好きだったよ。 そしてシェゾがボクに口付ける。魔導力を奪うためだけの愛のない口付けを……。 END |
※このSSは自サイト運営時にサイトにUPしていたSSです。過去に書いた物なので文章が未熟な部分がありますがご了承下さい。 僕は罪を犯しました。 僕は二人の幸せを奪いました。 事のきっかけは半年前の事。アミティとクルークが付き合っていると知りアミティを好きだった僕は頭が狂うほどになっていた。そんな時に幸せそうに二人で歩く姿を見た。 (認めない) (認めない 認めない) (アミティの隣にいるのは僕だ) (アミティの隣にいるのは僕なんだ) (アミティの隣にいるのは僕だ) (アミティの隣にいるのは僕なんだ) (認めない 認めない 認めない 認めない) (認めない) クルークへの憎しみの気持ちが最高にまで高まったその瞬間、僕は魔物に蝕まれた左手で 二人を切り裂いた─── 二人を切り裂いた瞬間、僕は正気に戻り一番に僕に切り裂かれ死んでしまった二人の姿を見た。 「ごめん……、ごめんね……っ」 ただひたすらに謝り続けた。謝って許されるぐらいの罪ではないと分かっていた。だけど……だけど謝らずにはいられなかった。 その後二人を土に埋めて二人が天国で幸せになれるように祈った。 それから半年がたった今、僕はミル海岸にいる。僕の大好きな青い海に僕が犯した罪への罰を与えてもらうために…… 「僕は罪を犯しました。二人の幸せを奪いました。だから……、僕にこの罪への罰をお与え下さい」 そう言った後大津波が僕に向かってくる。これが僕が犯した罪への罰だ。 僕は何もせずそのまま立ちつくしていた。そして─── 大津波は僕を砕くように襲いかかる。 大津波はシグの体を砕いた後、嘘のように消えさった。 シグの大好きな海の大津波。大津波はシグが犯した罪への罰─── END |
※このSSは自サイト運営時にサイトにUPしていたSSです。過去に書いた物なので文章が未熟な部分がありますがご了承下さい。 「大体君だって一応女の子なんだから暴力を慎んだらって事だよ!!」 「一応ってどういう意味ですの!?」 「その通りの意味だよ!この暴力女!!」 「暴力女ですってぇぇ!?ふざけんじゃねぇですわ!!あなたなんか大嫌いですわ!!!」 ラフィーナはそう言ってその場を去っていった……。 「全くクルークには本当に頭にきますわ!!こんな素敵なレディに暴力女だなんて!!!」 ラフィーナは最高潮に怒っていた。かなり怒っていたため『落石注意』の立て札に気付かず岩場に入ってしまう。 「ふん!!僕も君みたいな暴力女願い下げだ!!」 クルークも最高潮に怒っていた。しかしクルークはある事に気付く。 「ラフィーナが向かった先……、確か最近落石が激しい岩場……!ラフィーナが危ない……!」 胸騒ぎを感じたクルークはすぐにラフィーナを追い掛けた。追い掛けて、追い掛けてやっとラフィーナに追いついた。ラフィーナは落石に襲われる寸前だった。 「きゃああああああ!!」 「危ない!!」 クルークは自分の身をていしてラフィーナを守る。 そして数分がたち、ラフィーナは気付く。 「あら……?どうしてかしら?痛くありませんわ……」 ラフィーナの上には落石からラフィーナをかばったクルークがいた。 「クルーク?ねえちょっとクルーク!?」 すでにクルークの体は冷たくなっていた……。ラフィーナの目から涙がぼろぼろと流れる。 「……っ。クルーク……、クルーク……。どうして私なんかかばったんですの……。私はあなたに『大嫌い』なんて言ってしまったのに……」 ラフィーナはクルークに『大嫌い』と言ってしまった事を非常に後悔した。 「『大嫌い』なんて嘘。嘘ですわ……」 そう言ってラフィーナは冷たくなったクルークを抱きしめて口づけした。ラフィーナは自分が本当に心からクルークを愛していた事を改めて知る。 「大好き……、大好きですわ……クルーク……」 そう言ってももうその言葉はクルークに届かない……。 END |
※このSSは自サイト運営時にサイトにUPしていたSSです。過去に書いた物なので文章が未熟な部分がありますがご了承下さい。 魔道幼稚園の卒園試験に無事合格したアルルは卒園試験で出会った少年、カミュの事を忘れられずにいた。 「カミュ……、君が先生の作ったイリュージョンだったなんてまだ信じられないよ……」 アルルがカミュを先生が作ったイリュージョンだと知ったのは卒園試験が終わって夕食を食べた後だった。 「カミュ……、君がいなかったらボクは怖くて逃げ出してたよ……。君が……カミュがいたからボクは卒園試験に合格出来たんだよ。ねぇ……、カミュ……会いたいよ……、ボクが卒園試験に合格した事を報告したいんだ」 アルルは届く事のない想いを呟く。 「君が先生が作ったイリュージョンでもいい……、せめてもう一度だけ……会いたいよ……。君とライバルとして争っているうちに……ボクは君の事を好きになっていたんだ……」 そう呟いてももうカミュには会えない。アルルの想いがカミュに届く事はない……。 END |
※このSSは自サイト運営時にサイトにUPしていたSSです。過去に書いた物なので文章が未熟な部分がありますがご了承下さい。 シェゾは魔女の塔の扉を開けるアイテムの一つ「お日さまのカケラ」を手に入れるために楽天湖に来ている。ここに住んでいる人魚、うろこさかなびとのセリリが水の中からひょっこり顔を出してシェゾに話しかけてきた。 「あ……、あの……」 「何だ?」 「私、うろこさかなびとのセリリっていいます。それで……お願いがあるんです、少しだけでいいですから私の話し相手になって下さい……」 「別に構わんが」 「嬉しいです……、ありがとうございます……」 そうしてセリリはシェゾに自分は気が小さくて友達がなかなかできない事とかいろいろな自分の悩みをシェゾに話した。 「まぁ大体お前の悩みは分かった。しかし何故そこまで友達が欲しいんだ?」 「私……、生まれてからずっと暗くて深い水の中にいたんです……。暗くて深い水の中に一人ぼっちでいるのは寂しくて怖くて……だから一緒に話したり遊んだりできる友達がいたら……って思って……」 「そうだったのか……」 シェゾは儚げにそう話すセリリを見て少し切ない気持ちになった。そしてこう言う。 「……俺でよければお前の友達になってやってもいいが」 「シェゾさん……、嬉しいです……ありがとうございます……!」 セリリはそう言ってシェゾに抱きついた。シェゾは優しくセリリの頭を撫でた。そんなシェゾを見てセリリの心は嬉しさと幸せでいっぱいに溢れていった……。 END |
※このSSは自サイト運営時にサイトにUPしていたSSです。過去に書いた物なので文章が未熟な部分がありますがご了承下さい。 「クルーク、一緒に雪だるま作ろう!」 「あ……、おい!」 今日、学校はお休み。クルークは魔導の研究をして過ごそうと思っていたが今日は雪が積もったから一緒に雪だるまを作ろうとアミティに誘われた。 そして雪だるまを作るアミティとクルーク。クルークは雪だるまを作りながらこんな事を思っていた。 (今日は魔導の研究をして過ごそうと思っていたのに何で雪だるまなんて作ってるんだろう僕……。アミティのペースにいつも振り回されてばかりだな……、どうして僕はこんなにもアミティに弱いんだろう……) そんな事を思っているクルークにアミティが笑顔でクルークに声をかける。 「クルーク……、こんなことした事なかったでしょ?」 「う……、うん」 アミティの問いにちょっとそっけなく頷いたクルーク。アミティはそんなクルークを見てにっこり微笑みこう言う。 「もっと楽しもうよ!人生さ……」 アミティの発言にきょとんとした顔をするクルーク。アミティは言葉を続けた。 「一度しかない人生だからいっぱい楽しい事してたくさん笑顔になろうよ!」 きょとんとした顔をしていたクルークはアミティのこの言葉にいい意味で何かが胸に刺さった感じがした。そして自然とクルークは笑顔になった。 「アミティ……ありがとう、僕に大切な事を教えてくれて」 「えへへ、どういたしまして!」 普段は素直じゃないクルークだが今日は自分に大切な事を教えてくれたアミティに心から嬉しい気持ちになり素直な気持ちのお礼をアミティに言った。アミティとクルークは心の底から楽しい気持ちでたくさん笑顔になって雪だるまを作った─── END |
※このSSは自サイト運営時にサイトにUPしていたSSです。過去に書いた物なので文章が未熟な部分がありますがご了承下さい。 下校の時間になり生徒達が次々と帰っていく中校門でラフィーナが誰かを待っている。 「アミティさん遅いですわねー」 ラフィーナが待っているのは赤ぷよぼうが特徴的な女の子、アミティのようだ。 「くしゅんっ!」 外は寒く雪も降っている。このままでいたら風邪をひくかもしれない。ラフィーナがそう思っていた時、ラフィーナが待っていた少女、アミティが来た。 「あれ?ラフィーナ何してるの?」 「ア、アミティさん!べ、別にアミティさんを待っていたわけではありませんのよ!」 さっきからずっとアミティを待っていたはずなのにこんな回答になってしまうラフィーナ。けれどアミティはラフィーナの手を握ってにっこり笑ってこう言った。 「ラフィーナ、手冷たくなってるよ?それに頭に雪も積もってる」 「え……、あ……、そ……それは……!」 ラフィーナの慌てている顔を見てアミティはそのにっこり笑った表情のままこう言う。 「ラフィーナやっぱりあたしを待っててくれたんだ!えへへ、凄く嬉しい!」 アミティのその素直な言葉を聞いてラフィーナも素直な気持ちになった。素直な気持ちになったラフィーナは自分の気持ちをアミティに伝える。 「そ……、そうですわ。アミティさんを待っていたんですの」 それを聞きアミティはラフィーナと手を繋ぐ。 「一緒に帰ろ!ラフィーナ!」 「アミティさん……」 アミティの手は凄くあたたかい。そのあたたかさが繋がれたラフィーナの手に伝わってくる。 「本当にラフィーナの手冷たくなってるー、長い時間あたしを待っててくれたんだね。ラフィーナ、大好きだよ!」 「わ……、私もアミティさんの事好きですわよ。好きでなかったらこんなに待ったりしませんもの」 手を繋いで二人で帰るアミティとラフィーナはとても幸せそうに微笑んでいる。微笑んでアミティはラフィーナへの、ラフィーナはアミティへの一番の気持ちを伝える。 「ラフィーナ、大好きだよ!」 「アミティさん、大好きですわ!」 END |
※このSSは自サイト運営時にサイトにUPしていたSSです。過去に書いた物なので文章が未熟な部分がありますがご了承下さい。 「シグ、一緒に帰ろう!」 「うん、一緒に帰ろー」 下校の時間になり一緒に帰るアミティとシグ。二人は今日あった事やその他の色々な事を楽しそうに笑いながら話して歩いている。 「あの時のメガネとラヘーナ面白かったー」 「うんうん!あの時のクルークとラフィーナったら本当に面白かったよねー!……あ、シグ見て!」 「何ー?」 「綺麗な夕焼けだよ!」 「本当だー」 二人の目の前には綺麗な夕焼けが広がっている。まるで一日お疲れ様と言ってくれているように見える。一日の終わりを教えてくれているようだ。 アミティは夕焼けを見ているシグの顔を覗きこんでこう言う。 「あたし、明日もシグと会うのが楽しみ!シグは?」 にこにこ笑顔でシグに聞くアミティ。 「僕も明日もアミティと会うの楽しみだよー」 シグもにこにこ笑顔で明日もアミティと会うのが楽しみだと答える。シグのその言葉にアミティは嬉しくなって微笑む。 「えへへ♪じゃ、また明日ね!」 「うん、アミティばいばいーまた明日ー」 お互いに明日も会うのが楽しみと微笑んで別れた。きっと二人の顔は明日もアミティはシグと、シグはアミティと会える嬉しさで笑顔だろう。夕焼けはそんな二人を見て微笑むように綺麗に優しく輝いていた。 END |
※このSSは自サイト運営時にサイトにUPしていたSSです。過去に書いた物なので文章が未熟な部分がありますがご了承下さい。 初雪も降りもうすぐ12月になるという時期、世間はクリスマスムード一色になる。それはもちろんこのプリンプタウンでも…… 「も……、もうすぐクリスマスです……。今年のクリスマスこそはシグさんと一緒に過ごしたいです……」 この少女はリデル。とても内気な亜人の女の子。隣のクラスのオッドアイの少年、シグに想いを寄せているが勇気をだせずになかなか告白できずにいる。 「今年のクリスマスこそはシグさんに勇気をだして「好き」って言いたいです……!」 リデルは今年のクリスマスこそはシグに気持ちを告白しようと気合いが入っている。そんな気合いの入っているリデルの向こう側からリデルが想いを寄せている少年、シグが歩いてくる。 リデルの心臓のドキドキが大きくなりリデルはシグに話しかける。 「シ……、シグさん……っ!」 「あー、リデルだー。どうしたの?」 リデルはシグに声をかけた。リデルはシグにクリスマスに予定があるかを確かめる。 「シグさん……、クリスマスに予定……ありますか?」 「んー、ないけど」 「そうですか……、よかったです……」 シグにクリスマスの予定は今の所ないらしい。それを知りリデルの声が明るくなりシグに言いたいと思っていた事を言う。 「じゃあもしよければ私と一緒にクリスマスを過ごしてくれませんか?」 「いいよー、わーい。クリスマスに予定、できたー」 リデルは言いたかった事を言い、シグはリデルのお願いをOKしてくれた。シグのわーいはきっとクリスマスの予定ができたからだろう。リデルがシグに気持ちを伝えるのはもう少し先のクリスマス。 (シグさん……、クリスマスの日に私のシグさんへの気持ち……伝えますね) リデルがシグに「好き」という気持ちを伝えるのはもう少し先のクリスマスの日……。 END |
※このSSは自サイト運営時にサイトにUPしていたSSです。過去に書いた物なので文章が未熟な部分がありますがご了承下さい。 昨日の魔導学校主催のぷよ大会はレムレスの優勝で幕を閉じた。そして今日、アミティがレムレスにお祝いを言いに来る。 「レムレス!」 「やあ、アミティ」 「レムレスがぷよ大会優勝したんだってね!アコール先生から聞いたよ!やっぱりレムレスは強いなぁ~。おめでとうレムレス!」 「ありがとう、アミティ……」 アミティのお祝いの言葉を聞いて嬉しい気持ちになるレムレス。 「優勝記念のメダルでレムレスは何をお願いしたの?」 レムレスが優勝記念のメダルで何を願ったのか聞くアミティ。 「ふふっ、知りたい?」 「すっごく知りたい!」 「じゃあ僕と一緒にミル海岸に行こう~♪」 「ミル海岸?レムレス海に何かしたの?」 「それは見てのお楽しみ~♪さぁ行こう!」 「わぁぁ!ちょっとレムレス~!」 少し歩いてミル海岸についたレムレスとアミティ。海岸はお菓子でいっぱいになっていた。お菓子でいっぱいになっている海岸を見てアミティは驚く。 「えぇぇぇぇぇぇ!?砂がココアパウダーに小石がチョコに貝殻がスィートキャンディーになってる!?」 「どう~?驚いた?アミティ」 「驚き過ぎて腰が抜けたよ~……。こんな事お願いするなんてさすがレムレスって感じだよ~……」 「あはははは~、腰抜かせちゃってごめんごめん。ずっと海岸をお菓子でいっぱいにしてみたかったんだ~」 「まぁレムレスらしいけどね……」 アミティが呆れたように言う。その時レムレスの顔が真面目な顔になる。 「でもねアミティ。僕は今、海岸がお菓子でいっぱいな事より嬉しい事があるんだ」 「海がお菓子でいっぱいな事より嬉しい事?なぁに?」 「それは……、こうしてアミティが僕と一緒にいてくれる事だよ」 「レムレス……?」 「アミティ……、君と初めて会った時から君の事が好きだった」 レムレスはアミティに自分の気持ちを告白する。 「迷惑……かな?」 「迷惑なんかじゃないよ!あたし……、あたしだってレムレスの事……好きだもん!」 レムレスの告白に自分もレムレスの事が好きだと返すアミティ。 「レムレス……、これからずっとあたしが大人になっても一緒にいてくれる?」 「もちろんだよ……、だって僕は君の事が大好きだから」 「あたしも大好きだよ、レムレス……」 「じゃ、一緒に帰ろうか」 「うん!!」 レムレスにとってお菓子がいっぱいな事よりも嬉しい事……それはアミティが一緒にいてくれる事。そしてアミティにとってもレムレスが一緒にいてくれる事が一番嬉しい事。一緒に手を繋いで帰る二人はレムレスが大好きな甘いお菓子よりも甘い雰囲気でした……。 END |
※このSSは自サイト運営時にサイトにUPしていたSSです。過去に書いた物なので文章が未熟な部分がありますがご了承下さい。 ボクはアルル。ここはプリンプタウン。ボクはぷよ勝負をしていて飛ばされてここに来た異世界の人間なんだ。今ボクと一緒にいるのがボクのいた世界と同じ世界から飛ばされてきたシェゾ。シェゾに会えてボクすっごく嬉しい! 「アルル」 「なぁに?」 「お前は魔導世界とプリンプタウン、どっちの世界が好きなんだ?」 「どっちも大好きだよ!プリンプタウンも大好きだけど魔導世界の皆にも会いたいな」 「そうか」 「シェゾは魔導世界とプリンプタウン、どっちが好きなの?」 ボクはシェゾに魔導世界とプリンプタウン、どっちが好きなのか聞き返す。 「俺はプリンプタウンの方が好きだな。平和で心がやすらぐからな」 「そうなんだ、シェゾがプリンプタウンの方が好きならボクもプリンプタウンがいいな!」 「お前は魔導世界に戻るのが今の目的だろ?」 「その目的はシェゾと離れているのが寂しかったからだよ!シェゾがプリンプタウンが好きでここにいたいならボクもここがいいな!」 そう、ボクが魔導世界に戻りたがっていたのはシェゾと離れていて寂しかったから。シェゾもプリンプタウンに飛ばされてきてシェゾに会えて、シェゾがプリンプタウンが好きならボクもプリンプタウンにいたいんだ。 「お前もプリンプタウンの方がいいなら一緒にずっとここにいてくれるか?」 「もちろんだよ!」 シェゾとずっと一緒にプリンプタウンにいる約束をしたボク。魔導世界に戻りたがっていたのが嘘みたい。それもそうだね、だって魔導世界に戻りたがっていたのはシェゾと離れていて寂しかったからだもん。シェゾがプリンプタウンが好きでずっとここにいたいならボクもずっとプリンプタウンにいたい。 君がここが好きならボクもここが大好きだよ。 END |
※このSSは自サイト運営時にサイトにUPしていたSSです。過去に書いた物なので文章が未熟な部分がありますがご了承下さい。 「はぁ……はぁ……どこにいるんだよ……」 俺が必死になって探しているのは以前ダンジョンで親しんだうろこさかなびとのセリリ。セリリとはセリリの家のウォーターパラダイスが時空の水晶の影響で破壊されてそれ以来会っていない。 あれからそんなにたっていないのにセリリに会えない、それだけで俺の心は破裂しそうになる。何なんだこの気持ちは……。 シェゾは今まで自分が経験した事のない気持ちにとまどっている。 「セリリ……、お前の事を考えると心が締め付けられるように苦しいんだ……!」 シェゾは叫んだ。その時シェゾの後ろから小さな声が聞こえてくる。 「シェゾさん……?」 その小さな声に気付きシェゾは後ろをむく。 「セリリ……!」 声の主はシェゾがずっと探していたうろこさかなびとのセリリだった。シェゾはセリリに駆け寄りセリリを抱きしめた。 「シェゾさん……!」 シェゾに抱きしめられたセリリは笑顔になってシェゾを抱きしめ返した。その瞬間、シェゾの心はさっきまでの破裂しそうな心とは打って変わって暖かな心になった。 俺がセリリを探していた時の気持ちのとまどいは簡単な事だった。俺がセリリに……セリリに恋をしていたからだったんだ。 その気持ちのとまどいに気付いたシェゾはセリリにこう言う。 「俺はお前に会いたかった……、お前と会ってからお前のいない時は毎日辛かった……。もう二度とお前を離さない……!」 END |
※このSSは自サイト運営時にサイトにUPしていたSSです。過去に書いた物なので文章が未熟な部分がありますがご了承下さい。 「やっと会えるんですのね……、シェゾさん……」 ウィッチは嬉しそうに呟いた。今日は5年も会っていないシェゾと再会を果たす日。シェゾは最強の闇魔導師になるために旅立っていた。電話や手紙で連絡は取り合っていたが顔を合わせるのはシェゾが旅立ったあの日以来だ。 愛しいシェゾと5年ぶりに顔を会わせられると思うとウィッチは嬉しさでいっぱいになっている。 そして愛しいシェゾの声が……。 「……ウィッチ!」 「シェゾさん……!」 やっと5年ぶりの再会を果たしたシェゾとウィッチ。その瞬間二人の再会を祝うように優しく風が吹いた。嬉しそうなウィッチの笑顔を見ながらシェゾはこう言った。 「今までお前に寂しい思いさせてすまん……、でもこれからはずっと一緒にいられる」 「もう……、電話や手紙だけで我慢しなくていいんですの……?」 「ああ」 「シェゾさん……!」 「うわっ……お、おい!」 ウィッチはこれからはずっと一緒にいられるというシェゾの言葉に心から嬉しくなってシェゾに抱きついた。そして最高の笑顔でこう言った……。 「シェゾさん……、これからは……これからはずっと一緒ですわ……!」 END |
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2018年 10月 21日 00時 32分