良い点 / 悪い点 / コメント |
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更新お疲れ様です。 今回は良くも悪くもエリヤの性質が顕れていたなぁ、と思います。 (私は今回の件では彼を柔軟だが基本的には原理原則を大事にし、説明を瞬時に理解するだけの力はあるが察し、というか緊急時に他者の対応自分で考察する力はやや弱い、という風に見ました) 前の話の話題になりますが、ヨブさん進歩を否定したら宇宙怪獣が来たときどうするの。という冗談は置いといて、科学技術ってのはそれ自体がパラダイムをぶっ壊す働きを持ちますから(物理的に生存の基盤を変化させますし)田中先生は余り描きませんが自分を実験台にして平然とするようなぶっ飛んだ科学者もそれなりにいるんで、これの進歩を抑えつけるのはローマ滅亡時みたいに纏めて破壊するか戒律で縛るか以外なかなか難しいかもですね。.......だから地球教なんだろうか? ゼッフル粒子を改良した技師たちや、同盟の(高級)実務官僚(原作で描写が無い!)などが気になる今日この頃。 次の話が楽しみです。 |
更新お疲れ様です。 そういや原作でもミュラーは「若手のホープ」的な位置づけでしたね。この時点では。 バーミリオンの驚異的な奮戦によって、上級大将筆頭的な扱いへとランクアップしましたが。 こうなると双璧やビッテンフェルトなんてどんだけ化物的な評価と能力されているんだか。 エリヤの指揮って、決して悪いものではないんですけど、正規艦隊との殴り合いの経験があまりないのが祟って、理解に時間がかかってしまい、結果的に後手後手になってしまうきらいがありますね。 間違いなくシトレ派の面々が口撃する理由になる訳ですけど、ただし「必要な物を用意して必要な人材に渡す」という基本だけれどもなかなか達成するのは困難な事をきちんと執り行っている点は十分評価する内容ですねえ。どんなに戦術能力が優秀であっても、兵も補給も不足していたら、その戦術能力も十分に発揮できない訳ですから。 それにしてもエリヤはまだうまく自覚していない所がありますが、トリューニヒト派において、エリヤって彼の想像以上に重要人物扱いされていますよねえ。 「我が派の内部でも君を失うわけにはいかないという意見が大勢を占めている」というネグロポンティの言葉って、エリヤが派閥内で勢力拡大を行っていないこと考えると、滅茶苦茶凄い事です。 普通ならばこれだけ急激に出世していることから、自派内でも嫉妬による足の引っ張り合いなんてのもある訳ですからねえ。 |
エリヤ提督……原作キャゼルヌより酷いおたつきっぷり(汗) 一応指揮官経験それなりにあるんだし、もうちょい性根据えましょうよ(涙) 彼の立場からすると、派閥はどうあれヤン提督の増援が来るまで持ちこたえるだけでも大手柄、なんですが…… 自己の戦術能力や才能への低評価(客観視すればその通り)から不安になるのは仕方ないところか。 ただ、エリヤ提督がトリュ派に属している余録で、二個正規艦隊を援軍としてもらえるのはグッドニュースですね。 ついでに、二個艦隊派遣ということで政権の立場的にもヤン提督を増援部隊指揮官に据える名目も立つ、と。 |
よい面と悪い面がいろいろと混在していますね 捕虜になったものから、ヤンの不在は帝国軍に持たされるでしょうけど、同時にエリヤが要塞にいるとの情報も持たれるでしょう。 エリヤがトリューニヒト派の英傑と宣伝されていますので、ヤンがいなくともこのままで終わらないと帝国軍は考えるでしょう。 また、帝国軍もヤンもすぐに帰ってくると考えると思います。 その援軍が第1艦隊と第3艦隊ですか、どちらもヤンが直接に指揮できない艦隊ですよね。独立艦隊を集めた原作のほうがヤンは指揮しやすかったでしょう。 艦隊数は多くなったけれども、ヤンにどこまで指揮権を与えたのかで今後が決まってきそうです。 原作でホーランドが戦死したときのように絶対的指揮権を誰も与えられていない場合は、ヤンが最上級指揮権をもつことになりますが、そのヤンは護衛以外に艦隊は持っていない。第1艦隊司令官はパエッタで昔のヤンの上司でヤンにどういうこだわりがあるかわからない。 ところで、戦後、エリヤがイゼルローン駐留艦隊司令官就任とはならないですよね。フィッシャー少将、アッテンボロー少将らの配置換えありえそうに思えてきました。 |
要塞内部に突入されたのはかなり不味いと思う。 捕虜に為った同盟軍兵士もいるだろうから、ヤンの不在は間違いなく帝国軍にバレた筈だ。 ハイネセンとの直接連絡が可能なら、ヤンに作戦指導して貰うなり策を講じて貰え。 |
エリヤ君…所謂ラッキースケベですが、これってスケベ心無ければ普通に恐縮するしかありません。 要塞主砲同士の殴り合いを主張したシェーンコップに反対した理由って意地になって撃ち合ったら要塞崩壊とか考えたんでしょうが…降伏する気無いんなら主砲打ち返す以外には無いんですよね…イゼルローン要塞最大の破壊兵器ってこれしか有りませんから。 シェーンコップが苛立った理由は良く分かります。 |
本当に面白くてワクワクします。 はじめてチェンが幕僚に加わる時のドキドキや帝国侵攻作戦のモヤモヤ、クーデターのエリヤの演説に感動したりなどいつも楽しく読ませていただいてます。 その章が終わる前に批判的な感想を読むと悲しくなります。 だって、どんでん返しがあったり伏線だったりするかもですからね。 クーデター編も終盤の怒涛の為の序盤の閉塞感だったりするのをその1話だけで批判的な感想が結構あったりしたので悔しくなりました。 いつも楽しみに応援しています。 |
更新お疲れ様です。 派閥勢力として弱体化している以上、交渉ごとにおいて自らの利点を徹底的にアピールし、且つこちらの欲する要求は絶対に譲歩せず、相手方に対しても「(自分達がイゼルローンに)譲歩した」ではなく「イゼルローン側に貸しを作らせた」という姿勢を徹底するのは、まあ姿勢としては間違っていないです。 派閥が弱体である以上、弱みを見せた瞬間、手を突っ込まれますから。 その点で言うなら、今回のイゼルローン司令部の面々は上手く成功したと言えるでしょう。 まあ帝国領侵攻作戦の責任負わずにイゼルローンのナンバー2になっているキャゼルヌが責任論を語っているのには乾いた笑いしか出ませんでしたが。 それにしても今回の一件はトリューニヒト派の政治的大敗になった訳ですが、ヤンやイゼルローン一党が今回の一件で「トリューニヒトにも貸しを作ったし、これまで以上に好き勝手出来る」と思いかねない危険性が生じてしまう事に。 政治的に敗北してしまった分、トリューニヒトは報復を諦めないでしょうし、今回の一件を教訓に余計に深い所で策謀を練るでしょうし。 一方、帝国側も負けず劣らずgdgd状態に。 キルヒアイス系でありながら立場的には中立であったプレスブルグ大将に兵を率いらせて武勲を立てさせる必要があるということは、言い換えるならば、未だにラインハルト系とキルヒアイス系との間に感情的な対立が無視できない形で残っているということなわけで。 しかも、イゼルローン攻略という目に見える派手な戦果でなければならないという時点で、その対立がかなり深刻であることも見て取れます。 そういった点からみると、帝国最大最強の派閥の長ではありますが、ラインハルトの派閥への影響力というのは案外限定的なのかもしれないですね。 ナンバー2不要論も、自身の派閥への影響力が弱体であるが故の対応策といえそうです。 |
第百三十四話:凡人は形式を問題にし、大物は実質を問題にする いや、形式の大切さがやくわかります。 コメント キャゼルヌ事務監は、偉そうに言う資格があるのですかね? |
プレスブルク大将かあ・・・一番嫌な相手が出て来たかなあと気がする。 ヤン、ムライ、パトリチェフとの面識が有るだけに帝国軍切ってのヤンファミリー研究の第一任者で有る可能性が高い。無理に勝ちを急がず石橋を叩いても渡らぬ慎重差でじわじわと攻めて来るのではなかろうか。 もし勝ち目が無い。或いは低いと判断はすれば、見栄も体裁も無くさっさとガイエスブルク要塞事帝国領内へと引き上げてしまうだろう。 実のところヤンに取って一番苦手な相手は、隙を見せず距離を取って突かず離れず力攻めをしない相手なんだ。ヤンに取ってプレスブルク大将は、キルヒアイスやロイエンタール以上に嫌な対戦相手かもしれない。 誰かを排除するのなら、それに伴う出来事への結果責任を追う覚悟が必要。その覚悟が無ければ、人の上に立つ資格は無し、今すぐに辞めろと言いたい。 何故オーベルシュタインが毒蛇の如く嫌われながらも、必要とされ続けたのかその理由の一端が解った気がする。 |
更新お疲れ様です。今回も面白かったです。 コメント デジャブかな、エリヤ君の国防委員長との通信の最後の方、沖縄戦の海軍司令部からの訣別電報を思い出したのは俺だけか? |
あれま、プレスブルクって、エコニアで捕虜になってた中尉さんでしたっけ……と思い出すのに数瞬。 ちらちらと過去話に出ていたプレスブルクの名前も、彼の父親か叔父だろうなぁ、と流していたり。 結構な奇襲でした、はい。 コメント ただまあ個人的には、原作だと、彼はケーフェンヒラー爺様との対比で割と教条的な人物(悪人ではないが)に描かれていたので、大将まで出世するとは想像外でした。 また、エコニアでの様子が、収容所暮らしで荒んでいた点を考慮しても、どうにも「帝国軍きっての紳士」と結びつかなかったり……帰還後の帝国社交界では、猫の毛皮でできたコートを愛用してたんですかねw |
追伸 トリューニヒトは政府への忠誠さえ誓えば生存権を保障する、レベロ達ハイネセン主義者は政治的な自由は保障するが、生存権保障は自力救済を要求する…でしょうか? 民主主義は政治的自由を保障、自由主義は個人の幸福追求権の保障、資本主義は人の価値は金をどれだけ儲けるか、社会主義は社会主義政権を標榜する政権の大半が一党独裁の人権弾圧が常態化しているため多分に誤解されてますが、本来は人間の生存権保障や苛烈な搾取に反対する考えです。公的医療保障制度や生活保護、労働者の権利は社会主義の思想です。 トリューニヒトはさしずめ国家社会主義者でしょうか? |
…「どれほど高潔な理想もその手段を間違えれば下劣に成り下がる。だからどれほど時間が掛かろうとも、例え自分の存命中にそれが叶わなくても正当な手段を取り続ける事が最も最短ルートだ。」と言う知り合いの共産党の国会議員の言葉ですが… 半ば教条主義とも呼べる民主主義者のヤンとは水と油ですね… エリヤが界面活性剤になる余地無し… それどころか筋を通すエリヤすら離反しかねない暴走っぷりですねトリューニヒトは… 「目的は手段を正当化する」を地でいってますね… 報道被害救済制度も、政治権力と結び付いて反政府的言論に対する弾圧手段になってるわけですね…。オマケに政府の後ろ盾と言う強力なバックアップで舞い上がった凡人の怖さも追加されてますから… ただこれ、厄介なのはアッテンボロー氏の様に非常に緻密で綿密な取材の結果の場合、司法が正常な場合は裁判で政府の悪事が露見してしまう事です。特に裁判所もトリューニヒト派に占拠されているとの描写は無いので… アッテンボロー氏の雑誌は書店等への圧力で販売店を潰していったんでしょう。 つまる所は同盟に置けるしんぶん赤旗か、ウォーターゲート事件報道に置ける政府の圧力に自社ビル売却、それでも足りなきゃ機械売り払ってガリ版でも報道を続けてやると息巻いてたニューヨーク・タイムズ紙でしょうか?一貫した反政府系メディア媒体ならしんぶん赤旗でしょうか?…アソコは創業以来反政府系メディアですが、取材姿勢に対する評判は良いです。 |
返信ありがとうございます。 >「エリヤは未来知識を信用していません」 なるほど、そういう事でしたか。 家族への不信感やクリスチアンへの心配振りから、前世知識を重要視しているものと勘違いしていました。 頓珍漢な感想を書いてしまい申し訳ございません。 最新話ではついにトリューニヒトの問題点が顕わになってきましたね。 エリヤの親しい人物の多くがトリューニヒト派なのが辛いところ。 エリヤの苦悩が伝わってくる様ですが、果たしてどこに着地点を見出すのか今から楽しみです。 |
冷静に考えてみるとこの時代の徴兵された人たちの 配属先てなんだろう? この時代の前線要員て陸戦隊か宇宙戦艦配備だろうけど、 宇宙戦艦勤務するには専門知識が山ほど必要そうだから、2,3年で大半が退役する徴兵された兵士たちが訓練されたうえで配備されるとは思えない。 むしろ宇宙軍配備はある程度の専門教育を受けた下士官クラスしか基本いない気がする。 |
政治家や高級官僚や財界人の子弟は、エリート教育をなされているので、前線に引っ張るような人材ではありません。 ベトナム戦争だって、徴兵に応じたのはプアホワイトや有色系人種等の貧困層です。 これは世の常識なので、まさに『論評に値しない』現実です。 数字ばかりに着目し、その内実を検証しない馬鹿マスコミの三流記事なみの難癖です。 そもそも、ヤンだって、父親のタイロン氏が生きていれば、やり手商人のドラ息子として学者崩れとなり戦争に行かなかったでしょう。 |
メディアコントロールの手法には説得力が。 これに似た手法を、逆に反体制側が使用している国もありますよね(闇笑) ユリアン少年からも怖い目でにらまれる……(軍の規律上とか、一般的な礼儀作法的にどうよ、という話はともかく)小市民たるエリヤ提督にはさぞきつかろうw 悪い点 さすがにGPSは違和感が。あれ、本来は惑星上で複数の位置情報衛星からの情報を得て緯度・経度・標高を得るシステムですし、金属の塊たるイゼルローン要塞内で使える代物じゃないです。 ……西暦に換算するとA.D.3600年前後の話ですし、原義が失われて、位置情報システムの一般名詞に転化したのですかね?というあたりは一言解説がいるかも。 コメント そのうち『ヒューマン・ライツ・ジャーナル』がイゼルローンで売れているのは、ダスティ・アッテンボロー少将とパトリック・アッテンボロー主筆の親子関係による、などという風評が流れて、ダスティ閣下がブチ切れまくる、という図が浮かんで来たりw 徴兵時に有力者が口を利く、という図はWW2当時の日本でもわりとありがちな話だったようでして。 エドワーズ委員会みたいに追跡調査をやった例は耳にしたことがありませんが(軍側の資料が終戦時の文書焼却の対象だったことも一因。市町村側の資料もほとんどは処分されましたが、一部の町村では残っていることもあります)、町の名家の総領息子が、さる筋から一言口を利いてもらったので国内の通信連隊へ配属、なんて話は親戚から聞いたことがあります。ただ、ある程度余裕のある家では兄弟の誰かが陸海軍将校になっている例が多く(戦死者も多数)、自由惑星同盟ほど不公平感はなかったと思われます。 ちなみに、イギリスだとエリートほど前線に出たがる(WW1では特に顕著、現代でも王族だってフォークランドやイラクに出撃したくらい)傾向が。アメリカはやや自由惑星同盟に近い要素があるようですが(徴兵より先に州軍に志願したので、ベトナム戦争時の徴兵を避けたと非難された某大統領とか)、ハノイ・ヒルトンに滞在(収容)経験のある有力政治家や、メイドさんがいるくらいの上流家庭出身なのに態々一兵卒として志願した映画監督(後に自らの体験を映画化して大ヒット)がいたりするなど、同盟ほど腐ってはいないようです(少なくとも、選挙戦で対立候補から必ず攻撃されるくらいにはまずい行為>徴兵忌避) ……そもそも、エリート層なら大学(大抵の場合徴兵猶予、そうでない場合でも戦時平時を問わず各種予備士官課程を経て士官になれる場合が多い)や士官学校へ進学できる場合が多いので、徴兵の対象にならなかったり。 (追記:更に言えば、長期戦・苦戦・敗戦模様の時には国民世論的にこういう「徴兵の不公平性」が問題になりやすかったり。出自が実業家か政治家かでも差はある模様(政治家の場合、前線での戦功が経歴にプラス。実業家の場合、死んだら元も子もない)) やはり来ました移動要塞。原作より1万隻増しの艦隊戦力もありますし、持久に徹すれば増援が来るまで十分持ちこたえられると思います(原作でも、後方支援一筋のキャゼルヌがやり遂げたことですし)。 それだけに、イゼルローン方面軍(特に駐留艦隊)とイゼルローン方面派遣艦隊がどこまで協調できるか、エリヤ提督の手腕が問われる場面ですね。 蛇足: 特濃コーヒーは修士論文執筆時の友でしたw ……容積にしてインスタントコーヒーの粉:砂糖:お湯が2:1:2という、心臓にガツンとくるレシピ(よい子はマネしてはいけませんw本気で体に悪いです) |
この店では同盟で生まれた人間も帝国で生まれた人間もみんな笑顔で同じ料理を食べている。その光景を見るたびに専制を打倒して、 店と点の誤字ですね |
もしトリューニヒト政権がヤンの排除に失敗をしたら、自分達の面子を優先させてイゼルローン要塞への援軍を送らないかもしれない。 「我々トリューニヒト派にはエリヤ・フィリップス提督がいる。だからヤンをイゼルローン要塞に帰す必要も無ければ援軍を送る必要もない!」 とね。 もし仮に援軍を送るにしてもヤンではなくて、パエッタの第一艦隊の可能性の方が高いかなあ。 トリューニヒト政権にしても、もうこれ以上ヤンに手柄は立てさせたくはないだろう。飼い殺しにしたいのが本音のはずだ。 ~追記~ もうここまで来た以上は、エリヤとトリューニヒト政権には最後の最後までヤン不要論を貫き通して欲しい。 戦争に負けそうだからヤンに助けてと泣きつくのは余りにもみっともなさすぎだから。 ~追記2~ 要塞対要塞は双方共に決定的な勝利を得られずに泥沼の消耗戦になると予想、その消耗戦に耐えきれなかった方が負ける。 或いは消耗戦を嫌ったラインハルトが、第二陣としてガイエスブルク要塞に到着をした双璧にガイエスブルク要塞をイゼルローン要塞にぶつけろと命令する可能性が大。 本当にやったらとんでもない浪費家だなあラインハルト。 |
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2014年 10月 07日 08時 18分