良い点 / 悪い点 / コメント |
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またまた些細な話になるのですが……。 ひとまず現段階で製鉄師と魔女の関係の根幹イメージとして「製鉄師=鉱夫+加工職人」で「魔女=鉱脈」という関係性であり、なおかつ製鉄師が鉄脈術を発動させるのは鉱脈で取れた鉄を加工してモノにするから、製鉄師なしに術が成立しないという感じですよね。私は最初この「魔女=鉱脈」の部分が分かってなくて結構見当違いなことを聞いてしまったりもしたのですが、それはさておき。 続いて、『歪む世界』というのは(ちょっと現状どういう形で進んでるか詳しくないので古い解釈かもしれませんが)製鉄師が抱えていて、なおかつそれを魔女の鉱脈(白いカンバスみたいな?)に注ぎ込むことで収まる。魔女も鉱脈に色が入ることで「なんの鉱脈か」が確定できる、という事で解釈しています。 なおかつ、魔女は『炉』であり鉄脈を術にするための根本的な中心の媒体として機能している。魔女の霊質界側が魔鉄分と製鉄師のイメージの間に入って取り持っているようなものかと今の私の理解では思っています。 それで、本題なんですけど……正直この三つを並べると、魔女の役割は理解出来るんですが解釈にまとまりが見いだせなくてどう解釈すれば役割が一本道のロジックで繋がるのか悩んでます。 まず『鉱脈』なのに『炉』というのが繋がらない。関係はなくもないですが全く性質の違うものです。真っ白なスケッチブックというのも鉱脈と炉には繋がらない。比喩としてそんな感じで本質の役割とかは理解できますが、それでも戸惑いがあります。というのも、それぞれの設定を理解する為にバラバラな物事を繋ぎ合わせて考えなければいけないからです。(私の考えの要領が悪いだけかもしれませんけど) 説明が難しいんですが、「術と魔女の関係性」・「術の発生原理」・「術の性質の付与」がそれぞれ同じ設定の下に作られているのに私の中で微妙に重ならないんです。 術の発生は製鉄師が鍵を握っていて魔女は鉱脈であり鉱石。その鉱石には製鉄師のイメージで魔女の受けた色が付いている。色が付いてるから性質は内包してるけど掘り出さなきゃ意味がない。鉱脈に性質が付与するのは「ここからは〇〇が採掘できる」という製鉄師の判定みたいなもの(って聞いたような……ちょっと自信がないです)。スケッチブックと歪む世界の内包の話と噛み合ってるようで微妙に違います。鉱脈が元々持っているとも製鉄師が決定するとも二つが混ざって色が付くとも、どうとでも解釈できてしまいます。 ほか、加工して放出するのは製鉄師なのに加工の為の力は鉱脈から出ている。鉱脈じゃなくて炉だとする。炉は職人側がもっている物であって鉱脈の中に直接炉でも作らないと加工の話と直結しない。エネルギーの発生源は魔女というのが基本なんだと思いますが、加工の工程が入ると魔女とエネルギーと術の三つは直接の繋がりがないようにも解釈できてしまいます。 どう解釈すれば一本に纏まりますか?多分どっかで私が勘違いしてると思うんで指摘をお願いします。
作者からの返信
2018年 07月 31日 22時 06分 しいて言うなら魔女は鉱脈ではなく「鉱山」というくらいですが、それも「鉱山の役割は鉄を吐くだけじゃない」程度の解釈にしかならなそうですし……。 単純に「そういうイメージ」「そういう感覚」であって「そのものではない」ともできるかもしれません。 ぶっちゃけ上述の通りさほど整合性を考えていない、というのが一番の理由ですが……そう言った複数の役割や解釈を持つからこそ、ウマーとかカナヤマヒメとかではなく『魔女(アールヴァ、精霊)』という名前が付けられているのかもしれませんね(今考えた) 疑問に答えられる形の回答ではなく申し訳ありません。 |
新装設定は結構変わるんですね。よりよいものにするための設定変更は必要だしいいことだと思います。公開を楽しみにしてます。 魔女の件なんですが、誤解を招いていたなら申し訳ありません。魔女がメインで戦闘を行う必要性はないとは思います。 ただ、魔女の戦力や自衛能力が弱いと、私の想定する戦いの概念において役割らしい役割がなくなってしまうんです。戦いが前提のコンビなので、何か役割を与えたいんです。 例えばファンタジーでの前衛剣士と後衛の魔法使いというのはそれぞれに別の強みがあるから弱点を補いあって戦うじゃないですか。Fateのマスターも対サーヴァントの戦いは例外を除いて無理ですが、令呪という強力かつ独自の援護方法がありますし、サーヴァントが戦う間に自分は単独行動という選択も取れます。マスターを狙って倒すための宝具ぶっぱに対するデメリットも設定によって補完されています。 対して今わたしの把握してる設定のなかでは、魔女というのは製鉄師の大幅劣化版なうえに術使うための道具みたいな役割しかないんですよ(認識の間違いがあったらごめんなさい)。戦闘向きの製鉄師は現代戦争の在り方を一変させる力を持っているとしたら、その出がらししか使えない程度の戦闘力で戦いの巻き添えで死んだら敗北確定の魔女という存在がいると、戦いにくいことこの上ないんです。魔女狙いのデメリットが少なすぎるので。 (はっきり言って今の設定なら(魔女の自衛能力、及び製鉄師が集団では行動しないこと)、魔女の弱点は狙撃手です。魔女が探知能力に優れてたら話は別ですけど。尤もここは多くの作品でツッコミ始めるとキリのないところなのでいっそ可能性ごと排除した方がいいかもしれませんが) かといって、戦わせないのが基本となると、出来るのは応援してるだけです。極論を言うと役割がなにもない(もしくは雑魚の露払いしかできない)のに戦場の近くには置いておかないといけない。物語上、製鉄師が必死で戦ってる中で何のためにいるんだこの子ってなりません?パートナーと言っても出来ることが少ないのでは作れる展開にも限度があります。戦闘シーンの魔女たちが行きつく先は、こども演劇でいう木の役です。 仮に製鉄師始動なら術を使えるとすると、どんな風に使えるようになるかがポイントだと思います。二人同時に使えるとかなら凄いですけど、片方が使ってる間にもう片方が使えなかったり、同時発動すると互いに力が半減してどっこいな威力になるとかだと、本格的に魔女の立場がありません。だってそれ製鉄師が使えば早くて確実で強いってことですし。 なんだか長々とまとまりのないことを書いてしまいましたが、ともかく最大の問題は製鉄師と魔女の「役割分担」が製鉄師側に偏り過ぎていることにあると思います。なにか「魔女にしかできない援護」とかがないと彼女たちは可愛いだけの案山子です。ヒロインを守るのは一種ロマンかもしれませんが、毎度毎度となると感情移入は難しくなりそうです。(モンスターハンターワールドの受付嬢が嫌われる理由みたいなもの) それの何が悪いの?とかその話はそういうもんと納得しとけよ!と思ったのなら、そう言っていただけるとありがたいです。私自身細かい所をつつく性分なので、自分で気付かず訳の分からないところにまで突っ込んでしまってるかもしれません。そういうものと言われれば、その部分は考えなくていいから逆に話は整理しやすくなります。 追記: 何度も長文で色々書いてそのたびに返答を頂いてる身としては、この場で全部解決しろなんてご無体なことは口が裂けても言えません。別に八代明日華さんは私のために小説書いてるわけでもなければ私にそんな気遣いする義理もないですし、うるせーのが一人いるくらいに気軽に思っていただけると幸いです。 『製鉄師』の関係については、私もTwitterを見て話も聞いてやっと「そういう関係性なのか」と得心がいきました。設定は色々見直したんですが、魔鉄分の解釈とか魔鉄器が採掘道具をイメージされていたというのには全然気づけなくて……(汗) 個人的に勝手ながら「ゼノギアスみたいに意志が事象変異機関に伝わって現実改変として出力されてるのかなー。それなら事象変異機関が魔女の霊質界側なのかなー」とか見当違いな解釈をしていたようです。
作者からの返信
2018年 07月 26日 16時 50分 また、この返信では問題の解決ができていないと申しますか、ご質問と「現状」を照らし合わせる内容になっているので、あまり期待せずにお読みください。 ・正直な話をすれば、旧版に於いて魔女は『意志ある道具』です。魔女が昏睡状態にあっても、契約さえ存続していれば鉄脈術が使用できるように、本来的にそこの人格やらなにやらは想定されていません。魔女の肉体を武器に変換するタイプの鉄脈術で魔女の逃げ場を奪い、普段はひどい扱いをする、DV男みたいなブラッドスミスがいてもなんらおかしくはありません。個人的には居てほしくはないですが。 これはそもそもブラッドスミス含め『製鉄師』という概念が、旧版ではやはり『意志ある兵器』の域を出てないということに基因すると思っています。無論設定上「これ別に兵器扱いじゃなくね?」「兵器扱いするならこれはおかしくね?」といった箇所は多いですが、根本的なところで彼らは生体兵器であるわけです。 だから「破壊」を齎すブラッドスミスと、その破壊をもたらすための「炉心」である魔女、という、一種パーツ的な立場が設定されていました。 しかしこれだと非戦闘系の製鉄師の扱いはどうなるのか、といった点や、「国のために死ぬ」思想が根底にあるわけでもないのにブラッドスミスがこれらの体質の持ち主にとって人気の職業である理由が見つからなくなってきます。新版ではこの辺りに兵器感を薄めようと、少なくとも日本の製鉄師においては、いくつか案を募ったうえで、ある程度背景を練っています(なお設定そのものは固まったのですが現在に至るまで上手く文章化ができていない模様)。 ・個人的にはやはり上記に記した通り、「破壊をもたらす、つまり戦うのはブラッドスミスである」というのを前提に考えていたので、そう言った思考から戦闘の中心はやはりブラッドスミスに成ります。これは単純な思想の問題ですが、合法ロリヒロインに戦場でドンパチやらせたくないわけです本当は。やっぱりお姫様、女神として護られていて欲しい。 しかし同時に、魔女には、姫君、女神、単なるか弱いヒロインではなく、やはりブラッドスミスを導く戦乙女としての役割を持っていて欲しい、という願いもありました。結果として「戦場にいなくてはならない理由」として『発動可能距離』——つまり旧版における拡散性が許す限りの距離にパートナーが居なければ、鉄脈術の起動は出来ない、というものがあったわけです。 そして弱点もご指摘の通りです。やはり狙撃に弱い。僕がTwitterでキャラクリエイトの例を挙げるため、自分用に作った所謂『公式キャラクター』の中には、魔女殺しを得意とする狙撃手系のブラッドスミスが居ます。また白兵戦で魔女を狙う場合の弱点である、「狙っている隙にブラッドスミスにやられる」というものも、正直一種捨て身の戦術的なことを取られてしまえばデメリットにならない。 「二人で一緒に戦える」「中心はあくまでブラッドスミス」「魔女にも相応の役割を」——戦闘面に関しては、この3つが課題かな、と整理してみました。 ブラッドスミスが前衛魔術師であるならば魔女は後衛魔術師なのかなぁ、とも考えるのですが、鉄脈術は1ペアにつき1個、そしてそれはブラッドスミス側の技能ですので、やはり魔女に大きな役割を与えるのが難しい(参加を表明してくださった方の中には、逆に支援特化のブラッドスミスと前線で戦う魔女のペアをお創りになられた方もいます)。 令呪の様な支援の力を設定するにしても、やはりそれが大きく鉄脈術から離れてはいけないと考えています。ついでに上述の弱点に関係するところが全然解決できない様に、自分としては思います(令呪あっても結局マスターはうたれりゃ死にます)。 ・起動句唱えた後なら魔女でも使えるようにする案だと普通に同時使用できるつもりで考えていました。ただこれだとあんまり「二人で一人」感が無いなという風に個人的には思ってるんですよねー……極論一人だけでも良いわけで。個人的に最悪の手ですね。絶対に戦場には二人いて欲しい。魔女がNEW電王のイマジン武器よろしく武器に変身するとしても。あとこの『変身』がベーシックであっても困るかなと思っています。やはり二人で、人間の姿のまま戦うことが「一般的」であって欲しい。勿論そう言うタイプが居てはいけないというワケでは全くないのですが。寧ろ一種のスタンダードとしては居て欲しいとも思います。難儀ですねこの原案者。なんとめんどくさい思考をしてるんでしょう。 また、『製鉄師』の関係は、鉱山である魔女と採掘・加工師であるブラッドスミス、そして採掘の道具である魔鉄器と、採掘されてくる金属たる魔鉄分、という構図になっています。鉄脈術は加工された製品なわけです。加工された製品が鉱山から出てくるでしょうか。いいえ出ません。これ故に、個人的にはやはり「魔女は鉄脈術を『発動』するが『使える』わけではない」という制約は残しておきたいようにも思います。 これが現状です。何かご意見があったらお寄せ下さい。どこまで参考にさせて頂けるかは分かりませんが、「皆が納得できるもの」を作りたいと思っているので……。 |
自分でユアブラ世界観を書いてみながらちょっと疑問を覚えたところを。 霊質界での魔女というのが炉心だということなので、製鉄師のイメージがウランで魔鉄分がプルトニウムみたいな感じで、中で起きた化学反応がドバッっと出てきたのが鉄脈術の源の力なんだけど、これを収束させて吐き出す『鉄脈術』にする為に媒体として魔鉄器が必要という話でいいんですよね? そうすると魔女側で発生した力を製鉄師が吸い取って、製鉄師が魔鉄器を通して力を発揮するということですか?力の吸い取りが『採掘』という過程で結ばれる魔女と製鉄師の霊質界でのパイプかラインがあって、そこを力が行き来しているんでしょうか? だとすると正直魔女側が出涸らし程度の力しか発揮できないというのがどうも納得できないなぁと改めて思いました。確かに術の指向性を定めるのが製鉄師なので製鉄師の方が明確なイメージになるというのは分かるのですが、エネルギーそのものを発生させるのが魔女で、しかも放出手段があるのなら、しょっぱい攻撃力にはならない気がします。 魔女が最重要機関なのに力の取り扱いが製鉄師側に偏重しすぎてて、魔女を戦いの場に持っていく理由や魔女vs魔女の戦いの必要性が正直わかりません。 Fateならマスターvsマスターという例えなのでしょうけど、魔術師と違って魔女だとピコピコハンマーとヘルメット持って「叩いて被ってジャンケンポン!」みたいな状態なので、なんの発展性も見いだせなくて困っています。
作者からの返信
2018年 07月 26日 02時 00分 ・現行版の魔鉄器はあくまでも『橋』です。『吸い取るもの』としての役割はないです。 ・本来物質界に存在する人間は、霊質界にアクセスする事は出来ません。故に、霊質界に存在する『鉄脈』への接続も不可能です。また、新造版ではこれ以外にも、「魔鉄以外のアストラルの存在に干渉することは不可能」という設定が追加されます(『鉄脈』と、そこに詰まった魔鉄分は、言ってみれば「体内魔鉄」ですね。同期位置が心臓である=マテリアル・ボディがある、という設定が、新造版では他人からの勝手な干渉を防ぐプロテクトになります)。新造版ではこの鉄脈干渉のプロテクトを突破する、つまり二人を接続するための手段として『契約の魔鉄器』が置かれることになります。専用のが必要になってくるわけですね、現行版の魔鉄器なら何でもいい、という設定ではなく。もしかしたら組んでいる設定の変更を要求することになるかもしれません。申し訳ない……。 ・新造版では「鉄脈術を使用(コントロール)している」のはブラッドスミス、「鉄脈術を発動している」のは魔女となる予定です。ブラッドスミスが指揮者、魔女がオーケストラ、的な。 ・個人的に、戦いの中心となるのはやはりブラッドスミスであって欲しいと思っています。しかし同時に、「ブラッドスミスだけ/魔女だけで戦える」ものであっては欲しくないのです。そもそもこの作品自体が「二人で一つの能力を操る」ことをコンセプトにしています。ですので「魔女がいないと発動できない/発生源は魔女」であるのに「魔女ではなくブラッドスミスでないと使えない」という形になってしまっているのが現状です。 本当の所を言えば、自分自身では魔女は戦闘に参加してほしくないと思っているのです。「護るべきもの」として。ただし同時に、「外野として隠れている存在」であっても欲しくないのです。やはりブラッドスミスと魔女が、二人一緒に戦場に立っていて欲しい。勿論遠隔にいる魔女がいてもいいのですが、そういうのは特別な例にしたいのですね。 「戦場の主役はブラッドスミス」「魔女はサポートに回る側」「ただし二人一緒に戦って欲しい」——そう言った事情、というか願いから、自分でも魔女が戦闘に参加する手段をあれこれと考えているのですが、中々いい方法が見つかっていないのが現状ですね。 ……あとは単純に、どうにも戦闘描写を書くのが下手なもので、今一「戦闘の発展性」を考えたこともないのが現状ですね。なんでバトルモノの設定考えてんだ俺。 -追記- 新装版では『簡易励起』の代わりに『無詠唱』『有詠唱』の概念を設けるつもりでいるのですが、その内容が「起動句(「マイニング、ユア・ブラッド・マイン」という奴です)を唱えたあとならば、詠唱無しで鉄脈術を使用することができる。しかし設定された詠唱を唱えることで、その性能を飛躍的に向上させることができる。これが『有詠唱』である」みたいな、まぁありきたりな内容です(本使用の劣化だった簡易励起と違って、詠唱が強化手段になっている、という点で変更されています。一応)。 これを応用して「起動句や詠唱はブラッドスミスから唱えるもの(火をつけるのはブラッドスミス)」という規則さえ守れば、以後の鉄脈術は魔女でも使える、みたいなことにできないかと考えています。これでは駄目でしょうか? やはり魔女の方が戦闘のメインとならなければ納得していただけませんか? この案の場合も、「非戦闘系のペアの場合はどうなるのか」等の疑問が出てくるので個人的には納得が行っていない感じはあります |
ふと製鉄師の戦闘が分かりづら理由みたいなものを見つけた気がするので書いてみます。 無敵感がない。というか製鉄師が通常の現代兵装を圧倒する理由が書かれてないのが問題なのでは。 例えばラノベのインフィニット・ストラトスだとISは「戦闘機より速く空を飛べて、戦艦の主砲やミサイルが直撃しても撃墜出来ず、操縦が容易なパワードスーツ」という非常に分かりやすい隔絶した力を説明しているからIS至上世界が成立しています。Fateでも原則は「生身の人間と英霊じゃ素のスペックからして隔絶してる」から英霊が強いという事実を押し付けることが出来ると思うんです。 「防御壁」って設定で書かれてるけど、その防御壁ってどれぐらいの間張れてどの程度強度があるのかの説明の有無で、全然価値が変わってきます。 もしこれが製鉄師のお手軽ガードでポンポン使えて、なおかつ戦車砲を豆鉄砲みたいに弾ける硬度って書いてあったら戦力の対比が簡単に頭の中で描けます。軍隊が包囲してものすごい波状攻撃を仕掛けていても平気な顔で凌げる。こりゃ世界も変わるわ、と実感できます。 そのうえで、障壁を突破できるのは同じ製鉄師いかいない、とすればそれだけで「製鉄師VS製鉄師」という構図を余計な雑事を考える余地なく完成させることができます。逆に欠点が多くあれば、「製鉄師はクソ強いけど絶対生身では勝てない訳じゃない」という風にも解釈できます。 製鉄師たちの特別感を実感するには、そういう説明が必要なんじゃないかなと思いました。 ついでに。Twitter見たら製鉄師と魔女の関係を恋愛関係で繋げることをどうするか、みたいなことが書いてありました。もう解決してる問題なら次の話は無視して欲しいところですが、私としてはそこに疑問を挟む必要はないかなぁと思います。 製鉄師の素質がある人は世界が歪んで見える。それは自分にしか認識できず、他人には決して共感されることはない。だけど魔女だけはそのイメージを齟齬なく受け止め、そして受け入れることでパートナーとなれる。だったら魔女は製鉄師の唯一の本当の理解者でしょ。そりゃ恋にも落ちると思いません?(なんか解釈間違ってたらごめんなさい) あとすごい今更な質問ですドヴェルグが武器を作れば彼らは早く老化するというのは、老けるだけで体は結構強いまま、とかじゃなくてやっぱり老衰死する老け方なんでしょうか。 名前的には長生きしそうだけど、老衰死に近づくんなら正直あんまり武器作らせたくないです。作者が自分の作ったキャラの命を削らなきゃいけないのは、個人的には辛いものがあります。 製鉄師の世界が歪んで見えるというアレは、魔女と同じく魔鉄発見とともに発生してるんですか?それとも実は魔鉄云々以前から精神疾患みたいな扱いで存在してたんですか? 追記: これまた余計なお世話なら申し訳ないんですが、ブラッドスミスと魔女の恋愛関係について。 重要なのはこのシェアワールドの主軸となる部分が「魔女といちゃいちゃ」であるという前提です。であるならば別にユアブラ世界の全部の魔女とブラッドスミスが相思相愛になる必要性はないですよね。また、恋愛に確たる理由などそもそもあったもんじゃない以上、魔女→ブラッドスミスの理由付けなんて追加の設定でもないと不毛でしかありません。 極端な話、いちゃいちゃさせたいキャラをいちゃいちゃさせられればいいのだから、恋に落ちる過程は世界観じゃなくて作者側が用意すればいいもので、八代明日華さんが頭を悩ませるのはちょっと違うかなと思います。 あと、理由付けとして何か説得力が必要なら、いろいろやりようはあります。 たとえばブラッドスミスと魔女は原則二人で一組なので、長く一緒に過ごしていれば互いに気が許せるようになりカップルが成立しやすくなるというのは現実的な職業でもありえます。仕事上の秘密なんかも共有するし、共に戦う以上は互いにある程度互いを知っていた方がいいですよね。いちゃいちゃという方向性と少し趣が違うとは思いますが、おかしくはないと思います。 また、かの有名なゼロ魔における使い魔システムのように、恋愛は別として「根本的には相性がいいから採掘が可能」といった運命めいたものもアリかと思います。その辺はデメリットとのかみ合わせが難しいかもしれませんが、そういう考え方もあるくらいに思ってください。愛の絆が強いほど鉄脈術のパワーがアップするとかそんな設定があると、自然と作品の雰囲気と恋愛に密接な関係が生まれます。重要なのは空気感だと思います。 繰り返しになりますが、魔女→ブラッドスミスでもブラッドスミス→魔女でも理由や過程を考えるのは根本的には作者側です。そこを疑ってしまうと「恋愛マンガで恋愛に落ちるカップルっておかしくね?」みたいなよくわからない矛盾に陥ってしまうと思います。 恋愛の説得力は、作者側の自由裁量としてある程度は残ってないと困る所です。 |
ユアブラの設定を見て感じたことを色々書きます。また質問もあるかも。 独断と偏見を含むので余り参考にならない可能性が高いですけど……。 まず、最初に世界観を見たとき、とりあえず世界中が日本にいるラバルナ皇女を狙ってるなら「世界中に狙われながらも対抗する日本」という構図に見えました。つまり海外VS日本という話かなと思っていました。なので学校みたいな日常ものではなく、国境線とかそういうところでバトルが勃発するイメージを抱きました。 また、世界は基本的には平和だけど小競り合いはしてる、ということはギスギスしてんのかなぁと。そして日本と真っ先にもめたりするのは当然ユーラシア大陸の東側の国家だから当面はそこが敵だと思ってたら、設定ではその辺がブランクで「じゃあどこを敵に引っ張り出せばいいんだろう?」と悩みました。 (今になって思えば「中国らへんとは同盟結んでる」とか「ヒャッハー系ブラッドスミスがちょっかい仕掛けてくる」とか色々作れないことはない気がします) あと魔女、製鉄師、魔鉄加工師の設定をざっと見た時、けっこう危ういなと思いました。みんな想像力で後遺症やトラウマ・社会不適合とか多そうな性質ばっかりで、しかもこんな命懸けの人がいるのに日本が平和だと書いてある。この世界の日本じゃ御国の為に死ぬのは美徳なのかなぁ、でもそれは国に使い潰されてるみたいで嫌だなぁ、などと思ったり。 特に魔鉄加工師は自分の命を燃やして武器を作るようなものじゃないですか。最初これを知らなかったとき「超大型魔鉄器」みたいなお約束を考えてたんですが、これを出すと「一体何人の魔鉄加工師を犠牲にして……!!」的なエグイ兵器になっちゃうから全部没だな、と思いました。 あとステータスなんですが、(極めて個人的に)ステータスというのは指標でなく制約だと常々思います。事実、EXを用意しつつも設定上EXはいないとかこの人だけとかなってるじゃないですか。まぁ無視して欠点のないステータスを作ることも作者には出来るのですが、強さに逐一理屈をつけなければいけないというのは最終的に「戦闘シーンなくても相性だけで勝敗判断できるよね」というFate状態に繋がる(いや、Fateが悪いと言ってるんじゃないですけど)ので良し悪しだと思います。 それと、説明読んでた頃は全く知らなかったんですが、コンセプトは少女といちゃいちゃ(?)だったんですね。そのコンセプトは明文化していいくらい重要なイメージだと思います。自由に話を作るにしても、出発点が不明瞭だとどう話を始めたらいいか分かりませんからね。キャッチコピーみたいなものです。 あと細かな気になる事。 鉄脈と神話……神話を絡めれば神話的な力は出しやすいけど、人のイメージ力を素とする異能的な力に神話を当てはめるって逆に視野狭くなってないかなぁ……とか。それともこの世界は思いのほか人間に依らないスピリチュアルな力の方がウエイトが大きいのでしょうか。 高位存在……イメージするのは常に最強の自分、というのもアリ? 固有国名と架空の国名について……勝手ながらちょっと考えたのですが、日本じゃなくて雰囲気日本っぽい国名にして、その他諸外国もそれっぽい別の国にすれば世界地図の形状や文化性を変えずに色々と応用を利かせられるんじゃないかなと思います。(ストパンの扶桑皇国みたいな感じ) 鉄脈術……今までの私の認識で、ブラッドスミスと魔女は生身で一般人より少々強いけど、鉄脈術を使うと超凄いという認識でした。そして超強い力は国家の力を左右するレベルだと。なので逆に私は鉄脈術使うまでパッとしない戦闘力に見えるのと鉄脈術に制約が滅茶苦茶多いことの二つでいまいちこの世界における戦闘がどういうものが理解しがたいと思っていました。 今のところ出ている戦闘方法を加味すると、なんかチマチマ差し合いしながら詠唱の隙を狙って、先に詠唱終わった方からドッカンバッコン大暴れの先手必勝あっさり戦闘しか思い浮かばなかったです。(想像力が足りないと言われるとそれまでなんですが……) ちなみに前回に製鉄師が集団戦向きって言ったのは詠唱終わった奴が前で押してる間に後ろの奴が詠唱して、みたいな戦国時代の鉄砲三段構え戦法が合理的かなと思った故の発言だったり。 それと、何故いままで聞かなかったと自分に呆れるぐらいそもそもの質問です。今まで詠唱=その間あんまり動けないし本領も発揮できない、と思ってたんですが、詠唱しながら移動したり戦闘したり出来るんですか? あとちょっとした思い付きなんですが……。 国外敵だらけの日本だけど自国資源は乏しいから貿易しなきゃ。でも国外の連中を迎え入れるの怖いなぁ。そうだ出島かギガフロート作って物理的に国内と外との接点の距離を離そう!みたいに「戦闘が成立しやすく生活もできる便利な場所」を作っちゃうのってアリですか?
作者からの返信
2018年 07月 14日 23時 11分 上の方の意見は参考にさせていただきます。どの程度反映させられるかは分かりませんが。こちらもやはり「参加してくださる方々にやってほしいこと」というのがあります故。これまでは今一遠慮してた箇所があるのですが、ある程度NGラインや原案者のやって欲しい事を決めてもらった方が話が作り易い、という声を頂いたので……。 ・詠唱系の戦闘って基本的に長続きしない(長くても10分程度で決着がつく)と思っているので、先行ゲーになり易いのはその辺の思想の弊害なのかなと。全体的に鉄脈術の汎用性と切り札性が釣り合ってないんですよね恐らく。自分としてもどっちに寄せたいのか今一分かってない部分があるのだと思います。 ・高位存在のイメージの設定は新装版ではオミットする予定です。 ・むしろ必殺技系のモノがある戦闘っていうのはやっぱり先に出した者勝ちな気がするのですがどうなんでしょう。 ・どうなんでしょうね。自分は移動できるものだと思っていますが、確かに詠唱が存在する系のノベルゲーなりなんなりを思い出してみると、詠唱中の移動はしていないようにも思えますね。 ・当初、海戦型先生のそれとはまた違った考え(ストブラの魔族特区的な感覚で、日本における製鉄師研究の拠点になる学園都市島、みたいな感覚)でギガフロートを設ける案も考えていたのですが、舞台が狭まってしまうな……と考えた結果が今の状態です。この結果『他国の侵略者からマリアを護る事を目的とする公式シナリオ連中』と『他国の侵略者から国家を護る参加者シナリオの主人公の方々』で目的や敵の思想に差異が出てくるという結果に。 逆にテーマを『マリア皇女の守護』に集約した場合、島一個に一つに纏めるとやりやすいのかもしれませんね。既に『他県の学校』を舞台にした方々が多いので、ちょっと相談などしつつ考えてみようと思います。 |
合ってるかどうか確信がないので大体のイメージで。 準備型は万全にバフをかけてから戦うタイプ。始まるまでの時間と途中のバフ切れが隙。 現場発動型は仮面ライダーみたいに「へーんしんっ!」ってやるタイプ。 必殺技型は頭のおかしい爆裂娘タイプ。 戦いは基本、オートリアクトのガードとハースブラッドのジャブで刺し合い。術開放からのリアクトチェーンはゲームで言えばゲージ開放で一時的に大技が連続使用できる。 こんな感じの認識でいいでしょうか。 思いのほか集団戦を前提としないと厳しい設定でちょっと意外です。変身ヒーローみたいに一度発動させたらしばらく継続して、あとは技名叫んで殴り合いみたいな感じかと思ってました。そうか、この人たち基本はファンタジーの魔法使いタイプなんだ……。
作者からの返信
2018年 07月 12日 18時 09分 集団戦に関しては向き不向きがあるのだと想定しています。ラバルナ帝国時代の初期ブラッドスミスであったり、必殺技型のブラッドスミスは単騎(1ペア?)での戦闘が向いている気がしますが、準備型や現場発動型でも武器を錬成したりするタイプは(ものにもよりますから)周囲を巻き込むこともありませんから。発動までの隙に関してはもうどうしようもない気がしますが……自動励起で対応するくらいでしょうか。もしかしたら今でも戦場では巻き込みや意図しない同士討ちが起こっているのかもしれませんね。 |
改めてランクを見直しましたが、(ざっくりした目安とはいえ)ブラッドスミスの詠唱長っ!と思いました。Bランクでさえじゅげむじゅげむ五劫の擦り切れくらいかそれ以上の長さですよ。実戦で発動までに1分は致命的に長いです。 AAAとDだけにしてクイックスタートとスロースタートの2タイプに絞らないと戦闘までの導入部がまどろっこしすぎます。あと詠唱考える手間が!(←詠唱考えるの死ぬほど苦手な人の必死の戯言) あと、また今さら過ぎる質問なんですが、この鉄脈術の発動というのは車でいうエンジンをかける段階で、かけた後は詠唱なしでも力の行使が可能なんでしょうか。
作者からの返信
2018年 07月 12日 09時 58分 本当は詠唱の時間というよりは『文章にした時に何行使うか』というもので統一したかったのですが、儀式詠唱型の鉄脈術がそれだと説明できないので時間記述にしたらおかしくなりましたね……。 その後も能力が継続して発動するのか否かは鉄脈術の種類によります。本日追加予定の『鉄脈術の分類とブラッドスミスの主な戦術』でおおまかな説明を考えています。どうせ粗が出るので「そんなもんか」程度の目安にしていただければな、と思います。 改めて自分が創作活動に向いていないのだという事を思い知らされました。いつもありがとうございます。 |
はた迷惑にもまたやってきてしまいました。 既存の国家の名前は出てくるのに音頭を取ってる国は架空の名前だから全然ピンときません。というか統合された既存国家は今どういう状態なんでしょうか。他の統合された国は嘗てのロシアとかアメリカみたいな固有の名前は今も使われているのでしょうか。ストーリー作ろうと思った時に、国の関係が分からないと敵が作りにくいです。 というわけで、決まってる部分だけでもいいのでこの物語の世界地図か勢力図が欲しいです。 あとこれ前回聞きそびれたんですが、スイスやトルクメニスタンみたいな、中立を護るためには戦う以外選択肢がない国がどうなったのか気になったんですが、これも今は『そういうもの』認識でいいですか? 他、鉄脈術の詠唱破棄は可能でしょうか。 評価項目のF~AAAというのがどの程度の能力なのか分かりません。上限と下限が分かればイメージ出来るのでFがどれぐらいでAがどれぐらいなのか、比喩でいいので教えてください。 あと、最新話のあとがきにあった「公式シナリオ」関連ですが、私としては戦いにどう入ってどんな応酬をするのがブラッドスミスと魔女の戦いなのかイメージが全く掴めません。この世界での平均的なブラッドスミスと魔女の戦いをチュートリアル的な感じで公開とかできますか? 追記: ステータスについての追加説明ありがたいです。 チュートリアルについて。教師が生徒のスミスと魔女に基本的な戦い方や戦いを求められる場面・注意する事を指導し、模擬戦闘をする物語……とか、そんな感じのものがあれば理解がはかどると思います。そもそも私としてはブラッドスミスと魔女が具体的にどんな活動していてどのような義務・権限を持っている存在かもよく分かってませんし。
作者からの返信
2018年 07月 11日 17時 18分 ロシア連邦型の感覚ですね。国家としては『~超国家に属する~国』みたいな認識で、かつての国名も使われます。『超国家』としての名前はなんかすごいスーパー共同体の名前、的な。魔鉄器時代ではそれを『超国家』という枠組みとして管理している、という設定です。間接統治ほどゆるふわっとはしていませんが、直接統治と言えるほど強固でもない感じです。 なお中心となる既存国家はヴァンゼクスはイラン、アクエンアテンはエジプト、ライオニアはイタリア(もとはシリアだったのですがイタリアがとってかわった設定)です。星詠みの国は……イラク……? 永世中立国がラバルナの支配下にはいった流れは『そういうもの』系です。というより「ラバルナ帝国の征服活動」全体がそのカテゴリに入ります。征服戦争時代は「『世界はラバルナに支配される』という結果が先にあった」、という風になっています。この辺りの設定を追加、および征服期のお話を書く場合のガイドラインを今後追加していく予定です。 鉄脈術の詠唱破棄は程度にも寄りますが、起動句(マイニング、ユア・ブラッド・マイン)と位階提示(製鉄、鍛鉄、振鉄のコール)と術名発声の三つだけは発動速度EX以外ではできません。発動速度EXは「一人も存在しない」という設定になっているので、事実上完全な詠唱破棄は不可能となります。 戦闘チュートリアルはチャート型ですか? それとも物語の形式をとっている方が都合がいいでしょうか? |
何度も返答していただきありがとうございます。 なんか、私はあらすじ読んだ段階で「ラバルナは未知の技術を独占して全世界に侵略行為を繰り返して武力で世界統一した」って話だと思ってて、しかも日本の名が出てくるので世界情勢とか大体現実の西暦と同じくらいの認識だったので、完全に狂気の国だと思ってました。 どっかの並行世界のノッブの言葉を借りれば、遺恨を残さない支配というのは「きれいさっぱり滅ぼすか、赤子のように何でも与えるか」の二つしかないそうです。広い目で見ればですが、正論だと思います。そして国家を征服するには血を流さず恨みを買わない方法など、「共通の敵」でもいない限り絶対にありえません。これは断言できますし、ラバルナが帝国という国家運営をしているならなおさらです。350年の間に何がラバルナを世界に肯定させたのか、そもそもラバルナは何故世界を統一する必要があったのか。謎の国ですね。この辺は各々勝手に考える範囲ですか? 私としては、人心を掌握するには統一国家より統一宗教の方が都合も効率もいいと思うのですが……見る限り宗教についてはアクエンアテン神王国しか触れられてないですね。この世界の宗教勢力図はどうなってるんでしょうか? それと、この国はラバルナと戦った時に一度宗教を封じられて、ラバルナ滅亡と同時にその教義とかを復活させたってことでいいんですか?教義を封じなければ泥沼の内戦しか待ってないですし。 名前から察するに、アクエンアテン神王国は反ラバルナ或いはラバルナより上である・上になるという思想を持った国家ということでいいんでしょうか。でないとラバルナに支配されて消滅(あるいは属国化?)した国の名前を掲げないだろうし。 というか今更ながら、私の質問いろいろ細かいこと聞きすぎて迷惑じゃありません?
作者からの返信
2018年 07月 09日 20時 46分 ラバルナ帝国がなぜすんなりと世界征服を成し遂げたことを『受け入れられたのか』、そしてなぜ『誰もそのことを疑問に思わないのか』、『なぜ今もラバルナは好意的に受け止められているのか』。これらすべてへの回答は一応用意してあるのですが、物語全体の核心的な所に設定されています。シェアワールドとして『隠された設定』があるのはどうなのか、という疑問は自分でもあるのですが、今のところは「そういうものなのだ」という風に「誰も疑問を持っていない」という形で解釈して頂けると幸いです。 宗教図はわりとごちゃごちゃと申しますか、そもそも術のモデルに各国の旧い神話使ってるような時代ですのでまぁ紀元前後くらいには戻ってしまっているのではないかなと思います。ラバルナ帝国も宗教面の支配は厳重には行わなかった国なので。 アクエンアテン神王国はその宗教寛容時代にあってなおも『異端』的な見方をされていたアテン信仰を、帝国崩壊後に国教に掲げて完成した国家です。つまり「新しく教義が完成した」国なわけですね。帝国期には萌芽すらなかったような感じです。ぶっちゃけ宗教国家というよりアクエンアテン二世のカリスマで成り立ってる国です。彼が崩御したらどうなることやら……。 各国のノリとしましては ヴァンゼクス……ラバルナの『正当な後継』として世界の再支配をたくらむ(世論は味方) アクエンアテン……ラバルナを超えた『新たな支配者』として君臨することを目論む(世論は若干敵) ライオニア……金儲けできればそれでよし。正直世界征服興味ないかも 星詠みの国……「世界の行く末」のために奔走 といったところです。ラバルナの後継が云々、っていうのはヴァンゼクスとアクエンアテンが一番重視してる感じですね。 まだまだ粗が多いので、今後もしかしたら違う解釈の下で設定が更新されるかもしれません。その時は「ああ、こういう形になったんだな」と、また再度疑問をぶつけて頂けると助かります。 |
丁寧な回答ありがとうございます。だいぶ理解が進みました。 ちなみに最後の質問の話になりますが、例えるならドライバー=製鉄師、ブレイド=魔女的な感じです。亜種生命体のブレイドは年を取らないのでそこもちょっと似てるなぁと。ブレイドは全員魔鉄器のような武器を持っていて、これを使って自分で戦ったりドライバーに貸したり、二人で仲良く使ったりします。力はドライバー主導ながらブレイドからドライバーもしくは武器に送られ、ついでにドライバーが武器を持ってる間はブレイドは別の特殊能力で色々バフをかけたりシールド張ってくれたりします。そしてドライバーとブレイドは互いの距離が離れる程力の供給が弱まり、近いほど強くなります。 と、書いてる間にまた疑問が湧いてきました。 鉄脈を使用するに当たって魔女と製鉄師が物理的に離れていると、力が弱まったり鉄脈が使用不能になったりするんでしょうか。 魔女は製鉄師のイメージを拒否し、鉄脈を使わせない事は出来るのでしょうか。それとも製鉄師に無理やり発動させられるような事も有り得るんでしょうか。 「ある程度己の鉄脈を励起させることができる」とありますが、これはつまり製鉄師程ではないが鉄脈術・魔鉄器を使えるという認識でいいんでしょうか。でなければ正直戦いではひたすら魔女狙った方が効率が良くなる気がします。 あと、正直これが一番疑問なのですが、ラバルナの正統後継者になる事に国家として何の優位性や魅力があるのかがさっぱりわかりません。 ラバルナは滅んでいるし、ラバルナの独占した技術も流出しているし、30年経過したんですよね?ラバルナなき後のラバルナ領土や資源、資産はとっくに利権の食い合いや独立なんかで消滅してるだろうから旨みがないですし。むしろ既に滅んだ侵略国家の正当な後釜って、支配された地域からは嫌われるし下手すると賠償求められるし、いじめられっ子の席にしか思えません。よしんば日本とラバルナの間に秘密があって某かを抱えているとして、ぶっちゃけラバルナの名とか関係ない段階では? ……いや、待てよ。まさかそれを考えるのは作る側……?
作者からの返信
2018年 07月 08日 13時 01分 ・鉄脈術はブラッドスミスと魔女が揃わないと発動しませんが、基本的にはブラッドスミス側の一存で発動できます。何らかの原因(生まれつきの病気や事故)などで昏睡状態に陥っている魔女もいるので(この『意識不明の魔女』や、それに伴う契約に関するデータは後日反映する予定でいるのでそちらをお待ちください)。同様の理由により、契約さえ交わしていれば二人の距離はある程度離れていても問題ありません。が、あんまりにも離れてると流石に駄目な気がしますね。個人的には鉄脈術の拡散性が高いペアは遠く離れていても発動すると考えています。 ・鉄脈を握っているのは魔女側なので、魔女も鉄脈術の出涸らしみたいなのを使える、という感じです。例えば周囲を炎の海に変えるみたいな鉄脈術を持っているペアなら、魔女側は火を操れる、みたいな。当然魔女を狙うのが効率的なのですが(聖杯戦争におけるマスター狙いみたいなものです)それだけを続けるとブラッドスミスに狩られるのでやっぱりブラッドスミスvsブラッドスミス、魔女vs魔女になりやすい、という形ですね。不意打ちやら暗殺やらで『魔女狩り』を得意とするペアもいるのではないでしょうか。 ・『ラバルナの後継者』という立ち位置ですが、ラバルナ帝国は非常に長い間(いうて数百年ですが)世界を事実上支配していました。その支配政策は穏健で、比較的全世界から好意的に受け止められていた、という経緯があります。30年経ったいまなお、世界世論としては『ラバルナこそが世界の支配者』なわけです(逆に「ラバルナの後継者がうんぬん」という体で戦争続けてたせいで世論が発展していないのかもしれません)。故に『ラバルナの後継者になる』ということは、イコールその世界世論を味方につけることが可能になるわけです。 ぶっちゃけそれがめんどくさいので各国武力衝突から&限界が来たのでちょっと休戦、という状況なのですが、そこにいきなり手っ取り早くラバルナのガチの後継者が出てきてしまったので、一気に時代のトップに立てる可能性が出てきたわけです。皇女を拐って洗脳するなり武力を示して認められるなりすれば、『新たなラバルナ』として全世界を味方にできるわけですから。 纏めると、『ラバルナ帝国の後釜』というのは、『最短で世界征服をするための方法』というわけですね。 ……まぁ前述の通り究極的には、この設定資料はあくまで『ベース』であって、ある程度は作り手の方が自由に考えられるのが理想ではあるかな、とは思っていますが…… |
ざっと読んでみたんですが、正直分からないところが多かったので質問させてください。 魔鉄器とはどれぐらいの強度・重量を持っているんでしょうか。 魔鉄器はそれを扱う魔女と製鉄師がいなければガラクタなんでしょうか。 魔鉄器の破壊は可能ですか。可能なら方法を教えてください。 他人の魔鉄器を受け継いだり奪ったりして使う事に問題はないのでしょうか。 日本人にドウェルグが多いのは寿命が長いからとありますが、これは遺伝子的にも長いんですか。それとも長寿国だからみたいな俗説も含めてなのですか。 魔女は体の成長が止まるという話でしたが、寿命や運動面などの身体機能は普通なのでしょうか。 また、魔女の素養は精神と肉体の性別が違う場合や望んで性別を変えた人間にはどういった影響を与えるんでしょうか。 あと、ゴーレムクラフトなるビルの町にガオーできる鉄人が作れそうな技術に関して詳しく教えてください。 というか魔女と製鉄師って(知らなかったら申し訳ないけど)ゼノブレイド2におけるブレイドとドライバーみたいな関係をイメージすればいいんでしょうか。
作者からの返信
2018年 07月 07日 10時 30分 ・魔鉄/魔鉄器の硬さは、よくも悪くも「イメージ次第」です。魔鉄を変質させる事は『強大なイメージ』によってのみ可能だからです。この場合『イメージを伝える』力は魔鉄にしかないので、「魔鉄器の破壊は魔鉄器によってのみ成る」と言うことが成立します。魔鉄器同士で打ち合う場合は、相手の破壊のイメージに自分の魔鉄器が破壊されないように堅守のイメージを持つ必要も出てきます。元々ドヴェルグが込めてくれたイメージ分の硬さはありますが……。 ・魔鉄器は、魔鉄加工の力(それに足りる絶大なイメージ力)を持った人がいない限りは、ただの「壊れない鉄の物体」と同じと考えて頂いて構いません。銃の魔鉄器等は一般人でも扱えます(製鉄師はさらに、弾丸を自由に変形させたり銃の構造を変化させたりすることが可能、といった感じです)。 ・魔鉄器の破壊は前述の通りです。強烈な破壊のイメージを叩きつければ壊れます。勿論向こうも対抗するでしょうけれども。 ・他人の魔鉄器を奪ったり受け継いだりすることにはなんの問題もありません。ドヴェルグとブラッドスミス間の魔鉄器譲渡も似たようなものですし……。 ・『日本人は長寿だからドヴェルグに向いている』は俗説です。 ・魔女は一般人に比べて若干長寿です。日本人女性の平均寿命を80とすると、日本人の魔女は120まで生きます。また、同じく一般人よりも体が頑丈であり、怪我や病気をしにくいです。運動性能は個人によります。 ・魔女は「肉体の性別を参照する」「生まれつき」の性質を持ちます。そのため、精神は男性だけども肉体は女性なので魔女として生まれる、というケースはあり得ます。しかし、後天的に女性になった男性が魔女になることはないです。 ・ゴーレムクラフトは『ゴーレムを生成する』という鉄脈を使用する、鉄脈術の一種です。変成形質は「変化」の類いであることが多く、殆どのゴーレムクラフターは水銀状の液体魔鉄器を地面に垂らして、そこからメカメカしい外見なり人の姿なりに変貌させます。ぶっちゃけるとヴォールメンハイドラグラムですね。 ・ゼノブレイド2を良く知らないので最後のはちょっと難しいのですが、ブラッドスミスと魔女、鉄脈、鉄脈術の関係は、Fate/zeroにおけるケイネス組の立ち位置を想像して頂けると近いです。ケイネス(ブラッドスミス)、ソラウ(魔女)、ソラウの魔力(鉄脈)、ランサー(鉄脈術)、といった様な。 分かりにくい設定資料で申し訳ありません。今後継続してブラッシュアップしていきたいと思います。 |
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2018年 07月 31日 01時 54分