「【シェアワールド】ユア・ブラッド・マインー魔鉄文明英雄譚ー」の感想

海戦型
 
コメント
またまた些細な話になるのですが……。

ひとまず現段階で製鉄師と魔女の関係の根幹イメージとして「製鉄師=鉱夫+加工職人」で「魔女=鉱脈」という関係性であり、なおかつ製鉄師が鉄脈術を発動させるのは鉱脈で取れた鉄を加工してモノにするから、製鉄師なしに術が成立しないという感じですよね。私は最初この「魔女=鉱脈」の部分が分かってなくて結構見当違いなことを聞いてしまったりもしたのですが、それはさておき。
続いて、『歪む世界』というのは(ちょっと現状どういう形で進んでるか詳しくないので古い解釈かもしれませんが)製鉄師が抱えていて、なおかつそれを魔女の鉱脈(白いカンバスみたいな?)に注ぎ込むことで収まる。魔女も鉱脈に色が入ることで「なんの鉱脈か」が確定できる、という事で解釈しています。
なおかつ、魔女は『炉』であり鉄脈を術にするための根本的な中心の媒体として機能している。魔女の霊質界側が魔鉄分と製鉄師のイメージの間に入って取り持っているようなものかと今の私の理解では思っています。


それで、本題なんですけど……正直この三つを並べると、魔女の役割は理解出来るんですが解釈にまとまりが見いだせなくてどう解釈すれば役割が一本道のロジックで繋がるのか悩んでます。
まず『鉱脈』なのに『炉』というのが繋がらない。関係はなくもないですが全く性質の違うものです。真っ白なスケッチブックというのも鉱脈と炉には繋がらない。比喩としてそんな感じで本質の役割とかは理解できますが、それでも戸惑いがあります。というのも、それぞれの設定を理解する為にバラバラな物事を繋ぎ合わせて考えなければいけないからです。(私の考えの要領が悪いだけかもしれませんけど)

説明が難しいんですが、「術と魔女の関係性」・「術の発生原理」・「術の性質の付与」がそれぞれ同じ設定の下に作られているのに私の中で微妙に重ならないんです。

術の発生は製鉄師が鍵を握っていて魔女は鉱脈であり鉱石。その鉱石には製鉄師のイメージで魔女の受けた色が付いている。色が付いてるから性質は内包してるけど掘り出さなきゃ意味がない。鉱脈に性質が付与するのは「ここからは〇〇が採掘できる」という製鉄師の判定みたいなもの(って聞いたような……ちょっと自信がないです)。スケッチブックと歪む世界の内包の話と噛み合ってるようで微妙に違います。鉱脈が元々持っているとも製鉄師が決定するとも二つが混ざって色が付くとも、どうとでも解釈できてしまいます。
ほか、加工して放出するのは製鉄師なのに加工の為の力は鉱脈から出ている。鉱脈じゃなくて炉だとする。炉は職人側がもっている物であって鉱脈の中に直接炉でも作らないと加工の話と直結しない。エネルギーの発生源は魔女というのが基本なんだと思いますが、加工の工程が入ると魔女とエネルギーと術の三つは直接の繋がりがないようにも解釈できてしまいます。

どう解釈すれば一本に纏まりますか?多分どっかで私が勘違いしてると思うんで指摘をお願いします。 
作者からの返信
 
 これに関しては「魔女が複数の役割を持っている」と設定していただけ、という感じですね。気にしたことも無かったです(
 しいて言うなら魔女は鉱脈ではなく「鉱山」というくらいですが、それも「鉱山の役割は鉄を吐くだけじゃない」程度の解釈にしかならなそうですし……。
 単純に「そういうイメージ」「そういう感覚」であって「そのものではない」ともできるかもしれません。

 ぶっちゃけ上述の通りさほど整合性を考えていない、というのが一番の理由ですが……そう言った複数の役割や解釈を持つからこそ、ウマーとかカナヤマヒメとかではなく『魔女(アールヴァ、精霊)』という名前が付けられているのかもしれませんね(今考えた)

 疑問に答えられる形の回答ではなく申し訳ありません。