「ONEPIECE」転生しちゃった少年
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5 くいな復活と放浪剣士
~ソウルside~
ココヤシ村からでてだいたい三日か・・・
意外とローグタウンに近いな。ゾロの故郷、シモツキ村は・・
「のどかだねえ」
ベルメールさんがつぶやく
「じゃあ私は今後の食料を調達してくるよ」
ベルメールにはコックが来るまで代わりをしているがさすがお母さん気質の持ち主。
「では私は船番をしています」
妥当だな。ハーフとはいえ魚人だからな
「俺はこの村の道場に行ってくる」
「何するんだい?」
「ちょっとな」
俺がここに来た理由はある実験とある人を仲間にするためだ
10分後
案外きれいな道場だな
そこへ
「私の道場に何か用かね?」
誰か来た
「コウシロウさんに用があってね」
「私がそうだが?」
道場主って顔じゃないな
「話があるなら広間で話そう。来なさい」
とりあえずついてった
「さて。私に何の話なんだい?」
「コウシロウさん。単刀直入に言わせてもらいます・・・
娘のくいなに会いたくないですか?」
~コウシロウside~
私は困惑した
あの子は死んだ。もう会えないと思っていた。
だけどこの少年はあの子に会わせてくれるといっている
「必要なのは遺骨と、世界中の葉と特薬草。二つは俺が持っているが。あと一つは、2本の真水だ」
真水2本か・・・・たしかあったはずだが
「わかった持ってこよう。本当は信じがたいが信じよう。何か見返りはあるかね?」
「くいなを俺の仲間としていいのが条件だ」
ゾロ君も旅立った・・・。くいなもそうするだろう
「わかった。だが本心はあの子に聞いてくれ」
「了解した」
~???side~
久しぶりだなこの村・・・
帰ってくるとは思わなかった。あの二人に勝つために俺はくやしくって修行のたびに出た。
一人は死んでしまったが・・・。
だが、何なんだこの妙な胸騒ぎは・・・?
何かの予兆か?
ピカッ!!
何だあの光?道場から!?
師匠に一体何が!?
~ソウルside~
「はじめるぞ、コウシロウさん」
世紀の大実験を・・・
「ああ。はじめてくれ」
いい返事だ。覚悟はいいようだな
まずは、世界中の葉・特薬草・真水を調合した俺特製塗り薬を遺骨にまんべんなく塗ってと。
失敗は許されない。神様・・・人体蘇生も最初で最後だから許してくれよ!!
地球回復!!!(アースヒール)
ピカッ!!!
よし。初期段階は成功したようだ。あとは集中を切らさずに全身に能力をかけていく。順序をまちがわないように・・。頭から足を。
「おい!何してやがる!!!」
何か来た
「てめえ!くいなに何を「黙りなさい!ブラッド!!」!!?」
ナイスコウシロウ!!
「師匠!?こいつは!?」
「今は黙ってみていなさい」
「・・・・・・・・・・・はい」
意外と素直だな
おっとそうこうしている間に皮膚が完全修復したな。
だが最後が肝心だ。最後の工程、記憶復活と補完。
これを失敗すると幼児の記憶のままだ。一度死んだことは覚えていてもらわなきゃな。ゾロのことも。
仕上げだ・・・ハアァァ!!!
ぴかっっっ!!!
成功したようだ・・・
~ブラッドside~
俺は目を疑っている。頬をつねっても痛い。
これは現実なのか?
「くいな・・・なのか?」
師匠も驚愕。無理もない」
「父上?父上ーーーーー!!!」
くいなが生き返ったんだ!!
生き返らせた本人はぐったりしている・・・
お礼を・・・
「おい、礼を言お「礼はいらねえ」!?」
もう復活した?速すぎるだろ!!
さっきまでぐったりしていたのに・・・・
「コウシロウさん・約束は果たした。次はあんたが約束を果たせ」
師匠と約束。何を?
「・・・・くいな。ゾロ君は旅立って「何も言わないで」!!?」
!!???
「私は知っているわ。天界から全て見ていた。ゾロが私のために強くなるって旅に出たことも全部。ゾロと戦っているときが一番楽しいもの」
・・・俺もあいつと戦っているときが一番楽しい
「私は行くわ。ゾロに会って挑む!たとえどんな身分でもゾロと戦えたらいい」
・・・・・・・
「ソウルさん。こんな私ですがよろしくお願いします」
「よろしく頼む。くいな」
俺も・・・・・あいつと・・・・
「ブラッド。部屋へ来なさい」
師匠?
「ブラッド。くいなと共に行きたいんだろう?」
師匠!?
「図星だね。君もゾロ君と戦いたいんだろう。私はかまわない」
師匠にはかなわないな
「君にこの刀を授ける。家に代々伝わる妖刀「血桜」だ。持っていきなさい」
これは最上大業物の・・・!!
「これを・・・俺に?」
「戦ってきなさい。ゾロ君と」
「はい!!」
ゾロ!!待ってろ!俺もそこへ行くぞ!!!
「ソウル。くいな。俺も行く。ゾロと戦うために」
「ブラッド・・・・」
「歓迎するぜ。ブラッド」
お前に・・・・勝つ!!!
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