Fate/WizarDragonknight
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お誕生日おめでとう
前書き
可奈美の誕生日にこの話を投稿できたことを、とても嬉しく思います
不自然な突風にあおられ、桜の花びらが次々に大空へ舞い上がっていく。
祭祀礼装には、飛行能力が備わっている。可奈美はドラゴンとともに、空中へ駆けあがり、激突する。
お互いに反発し、空中で停止する可奈美とドラゴン。
「行くよ……ハルトさん!」
可奈美は、千鳥を突き出す。
ドラゴンは一度大きく吠え、全身から赤い炎が噴き出していく。
それは、大きな翼での動きで、可奈美へ接近していく。
そのまま、爪を立てるドラゴンの突撃を受け流し、可奈美はさらにその胸元へ千鳥を滑らせる。
だが。
「そう来ると思ったよ!」
ドラゴンは、自らの体への反撃を、尾で防ぐ。可奈美の腕を掴み、大きく持ち上げ、力強く突き落とす。
「くっ!」
可奈美は空中で体勢を立て直し、木々の合間を滑空していく。
「迅位斬!」
可奈美は振り向き、飛行を続けながら赤い斬撃を放つ。
祭祀礼装の補助で遠距離攻撃となった斬撃が、ドラゴンへ少しずつダメージを蓄積していく。
「グッ……だったら!」
ドラゴンは一度翼を折りたたむ。そして、大きく広げた。
すると、周囲から赤い波が放たれる。すると、可奈美の赤い斬撃が掻き消され、そのまま可奈美を地上へ突き落とした。
「うっ!」
可奈美は両腕で身を守るが、そのまま木々を薙ぎ倒し、地面に埋め込まれた。
「うう……ん?」
木に埋まっていた体を突き起こした可奈美は、頭上の青空が赤く染まっていることに気付いた。
「はあああ……っ!」
ドラゴンの背中の突起が、赤く発光している。
その口に広がる赤い炎は、まるで太陽のような力強さを感じる。
「だああああああああああああああああああっ!」
頭上のドラゴンの口から、赤い熱線が放たれた。
可奈美はギリギリで足を塞ぐ幹を斬り落とし、回避。間一髪で、可奈美が埋め込まれていた木々は蒸発した。
だが、ドラゴンはすぐに熱線を準備。可奈美を追いかけるように熱線を投げてきた。
別次元の素早さで可奈美は避け続けるが、赤い眼の彼は、それでも素早さを感知できるのか、明らかに自分がいた場所に狙いを付けている。
ようやく撒いた、と木陰に隠れた可奈美は、静かに目を瞑った。
___心眼___
すると、可奈美の視界がゼロとなる。
代わりに、可奈美の五感は大きく球形に広がっていった。
視界ではない、感覚からの情報取得。
視界に頼るしかないドラゴンには察知できない、一方的な知覚。
だが、心眼が察知したのは、今まさに死角にいる可奈美へ放射熱線を放とうとしているドラゴンの姿だった。
「気付かれてる!」
可奈美は迅位の加速で、その場から退避。
同時に、隠れていた木陰が粉々となり、クレーターが出来上がる。
相手の攻撃を受けて返す、新陰流は通じない。
そう判断した可奈美は、両足を揃えて飛び上がる。ドラゴンの光線を旋回しながら回避し、徐々にドラゴンへ接近。
あっという間に懐に飛び込んだ可奈美は、千鳥を振り抜く。
「やあっ!」
彼女の剣に対し、ドラゴンは両手で盾を作る。
剣と爪が、大きな音を響かせ、そのまま鍔迫り合いとなる。
その中、可奈美はドラゴンの顔を___その眼を見つめた。
赤い、ドラゴンの眼。
震えながらも、しっかりと可奈美を見返すその眼の奥に、可奈美は何か湧き上がるものを感じた。
「ハルトさん……」
可奈美は目を細める。
赤いドラゴンの眼に映る自分の姿。
果たして彼は、今までどんな気持ちで可奈美たちと接してきたのだろうか。
皆で楽しく談笑しているときも。本当は苦しんでいたのだろうか。
可奈美はドラゴンの手首を掴み、それを軸に体を回転させる。
ドラゴンの頭上に上がり、右手に持った千鳥を大きく伸ばす。
「太阿之剣!」
深紅の刃が、ドラゴンの頭上から下される。
ドラゴンは全身に大きく火花を散らしながらも、その大きな翼をはためかせ、体勢を保つ。
「はああ……!」
ドラゴンの口から、絞り出るような声が聞こえてくる。
すると、足場から突然の熱さが突き刺さってくる。
可奈美は足を滑らせ、一瞬転落。すぐさまバランスを建て直し、ドラゴンの目の前で浮遊する。
「っ!」
目の前で、ドラゴンが大きく口を開けている。
口の中、彼の体内に通じる喉には、眩い炎が発生している。
可奈美は体を捻って、上下を入れかえる。ドラゴンの顎を蹴り上げ、無理矢理それを閉ざす。
吐き出されるはずだった炎は、細く伸び、彼の体内を焼き焦がしていく。
「ぐっ……!」
「意外と自分の攻撃でも、効くものなんだね!」
「そりゃ、普段これだけの量浴びることないから……ねっ!」
振り下ろされる鉤爪。
可奈美はそれを紙一重で避け、千鳥で反撃。
数回の激突ののち、可奈美はドラゴンから離れる。滞空したまま、可奈美はドラゴンの移動と並行していく。
途中、空中で何度も衝突を繰り返す。千鳥と爪、牙、尾、炎が昼の世界に星を作り上げる。
可奈美は途中、急停止。頭上へと急上昇し、千鳥を掲げた。
するとその剣に、虹色の光が集っていく。
これは、本気の勝負。
だからこそ、可奈美も本気で臨まなければならない。それがかつて、見滝原の地下に眠る怪物を倒した技でも、容赦なく使う。
「無双神鳴斬!」
体を捻りながら、可奈美が千鳥を振る。
すると、弧を描きながら、可奈美の斬撃がドラゴンへ飛んで行く。
それに対し、ドラゴンは急降下。
その鉤爪が、強く地面を打ち付ける。
すると、ドラゴンの体が一瞬で地中へ消える。地面を大きく抉るものの、地中深くのドラゴンには届かない。
「避けられた……!」
その事実を受け入れるよりも早く、地中のドラゴンは飛び出す。地面から一気に急上昇、可奈美の背後に飛び上がる。
「速っ……!」
「はあ!」
ドラゴンは体を大きく回転。
巨大な尾に強く打ち付けられ、可奈美は地面に墜落。地面に接触した途端、頭上より熱線の追撃が襲う。
「くっ……!」
体をバウンドさせた可奈美は、バク転して一度退避する。丁度可奈美の足場だったところに、ドラゴンの熱線が連射されていく。
溶けだした地表を見下ろしながら、可奈美はドラゴンの様子を窺う。
「凄い威力……!」
「降参するなら今のうちだよ?」
「まさか。ハルトさんこそ、私のスピードに着いてこれる?」
可奈美はそう言って、その異常なまでの加速を見せつけた。
刀使が御刀より行使する、別次元の速度移動、迅位。さらに、今度は祭祀礼装の助力による加速も加えていく。
それは、ドラゴンの眼には捉えられないだろう。
可奈美は幾度となく斬撃を積み重ねていき、その体にダメージを重ねていく。
「ぐっ……!」
ドラゴンが呻く。可奈美の斬撃が命中するたびにその体からは火花が散っている。
だが。
「……があああああああああああああああああああああっ!」
「うわあああ!?」
ドラゴンの全身から迸る赤い波動。
それは、可奈美を吹き飛ばし、木々を薙ぎ倒す。
「まだまだっ!」
可奈美が起き上がるよりも先に、ドラゴンが両手を地面に押し当てる。
すると、全身が途端に重くなる。
重力が、可奈美の頭上からのしかかって来たのだ。
「うっ……!? これは……ウィザードの魔法と同じ……!?」
あまりの重量に、可奈美はバランスを崩し、ドラゴンと変わらない時間流に突き出される。
「うっ……!?」
動けない。
その間に、ドラゴンはその右足を強く地面に突き刺した。
「な、何!?」
あたかもアンカーのように、その体を支える右足。
さらに、左足もまた同じように地面に深く突き刺さっていく。
その雄々しい尾を地面に叩きつけたドラゴンは、ゆっくりとその体を直立させた。
その背筋が、赤く染まっていく。
もう見慣れた、赤い放射熱線。
だが、その勢いが明らかにこれまでと異なっている。
「あれは……」
可奈美は言葉を失う。
ドラゴンの口に集まっていく、赤い光。その濃度は今までより濃く、時間をかけるたびに燃え上がっていく周囲に、その威力が嫌でも分かってくる。
やがて、ドラゴンの重力による拘束が解かれる。
火力に集中したということを理解した時には、すでに可奈美は回避できない。
ドラゴンの放射熱線は、そして容赦なくその口から吐きだされる。可奈美の小柄な体を祭祀礼装ごと飲みつくしたそれ。
「う……ぐあああああああああああああ!?」
写シと祭祀礼装。
二重の防壁を体にしているのにも関わらず、それはいとも簡単に消し炭にされていく。
解除された祭祀礼装。さらに、写シを解除され、転がった可奈美はそのまま吐血した。
「がはっ!」
全身、肌という肌が、焼き焦がされたような感覚に襲われる。
体が震えるほどの痛みを感じながら、可奈美はドラゴンを見上げる。
口から煙を吐きながら、ドラゴンはこちらを見下ろしている。
一歩、また一歩と歩み寄りながら、ドラゴンはその爪を振り上げた。
「っ!」
可奈美はすぐそばに落とした千鳥を拾い上げ、ドラゴンの爪を受け流す。
「へえ……まだ元気そうだね」
「まだまだ……戦えるよ!」
可奈美は左手で地面を突き飛ばし、起き上がる勢いとともに千鳥で切り裂く。
多少怯んだが、ドラゴンの圧倒的優勢には変わらない。
再びの突撃。
可奈美は大きく避け、千鳥を構える。
「はあ、はあ……! 写シ!」
可奈美は叫ぶ。
すると、千鳥の力により、可奈美の体を白い霊体が包む。
だが、写シは即消失、可奈美の体は生身に戻ってしまう。
「え? そんな……写シ!」
可奈美はもう一度と、全身に力を込める。
再び白い霊体が身を包むが、それは数秒ですぐに解かれてしまう。
「そんな……どうして……!?」
「可奈美ちゃん自身の体が、もう持たないんじゃないの?」
ドラゴンの問いかけに、可奈美は息を呑んだ。
祭祀礼装・禊。
刀使として驚異的な力を齎すが、その代償として、可奈美の体力の大部分を奪う。以前も、敵の目の前で倒れたことがあった。
その上、まともにドラゴンの凄まじい熱戦を食らっている。まだ立てる方が奇跡だろう。
「終わらせようか……可奈美ちゃん」
ドラゴンの右腕に、赤い光が宿っていく。
そのまま、生身の可奈美へ放たれる突撃。可奈美は持前の反射神経でそれを防御するが、防ぎ切れなかった威力は容赦なく可奈美を襲う。
「うわっ!」
可奈美の肉体に容赦なく打ち付けていく魔力の暴力。全身に切り傷を作りながら、大きく地面を跳ねる。
「がはっ!」
意識が遠くなり、くらくらする。
ドラゴンの姿が、暗い瞼に挟まれては薄くなっていく。
「嫌だ……」
ふと。
その言葉が、唐突に可奈美の口から突いて出てきた。
「可奈美ちゃん?」
「嫌だよ……ハルトさん……!」
可奈美は顔を下げながら言った。視界が前髪に隠れ、ドラゴンの姿を直視できない。
動きが朦朧とする中で立ち上る可奈美。
「ハルトさんと……本当のハルトさんと分かり合うことないままなんて……終わりにしたくないよ……!」
「……俺は、ファントムだ」
ドラゴンの背びれがまた発光。
赤い炎が、その口に宿る。
「人の希望を……否定する……!」
そして、発射。
生身の可奈美へ真っすぐ向かう熱線。
もう、疲弊し切った可奈美。やがて倒れ込むように体を傾けた可奈美は、大きく腰を下げ、熱線を避けた。
背中に焼けるような痛みが走る。だが、顔を歪める体力さえも残っていない。
「……だから……よく見る、よく聞く、よく感じ取る……」
可奈美の声は、ほとんど誰にも聞き取れないもの。ほとんど意識のない状態ながらも、千鳥を握る手だけには力が強く入っていた。
『可奈美……可奈美!』
___……!___
『ほら! まだまだ頑張って!』
誰かが、可奈美の背中を強く押した気がする。
ふらふらの体が、大きく低く体勢を下げる。
背中に、熱線の熱さがかする。鋭い熱さに顔を歪めながら、可奈美はドラゴンへ接近。
「やあっ!」
振り抜き、その肉体を切り裂く。
大きく身を歪めたドラゴンへ、さらに追撃としてもう一発。
先読みしたドラゴンがその腕で防ぐが、まだドラゴンへの攻撃は終わらない。
全身を使っての突撃。ドラゴンの前後左右、どこからも攻撃の手を加えていくことで、よりドラゴンの体を切り刻んでいく。
「この動きは……!?」
驚いたドラゴン。
その口が、どことなく、可奈美の母の名を綴ったようにも見えた。
可奈美は動きを止め、大きくジャンプ。自らの全体重を持って、千鳥を振り下ろす。
「無心烈閃」
小さな声で、可奈美の口はその技名を宣言した。
縦に大きく切り裂いた斬撃。その勢いとともに、可奈美は上空へ大きく跳び上がり、一気に降下とともに千鳥を振り下ろす。だが、同時にドラゴンもまた、最短のチャージによる熱線で迎え撃つ。
それぞれ同時に命中。可奈美は痛みと熱さを受けながらも、大きくドラゴンの体を切り裂いた。
ドラゴンの足元で、千鳥を振り下ろしたままの体勢の可奈美。可奈美の視界に移るドラゴンの足は、徐々にハルトのものに変わっていく。
「俺……手加減なんてしてなかったんだけどな」
そして、重い音。
それが、可奈美の体が奏でた音だったのか。ハルトが倒れた音だったのかは分からない。
ただ。
どこからだろうか。
可奈美の意識は、そこで途切れた。
「……はっ!」
目を覚ました途端、可奈美の目を、南中高度の太陽が直撃した。
すぐさま目を反らすと同時に、可奈美は直前の記憶を探る。
「……ハルトさん!」
「何?」
体を起こした可奈美は、すぐ背後から聞こえてきたハルトの声に振り向く。
すぐそばにあった、ハルトの顔。そして彼の体勢を見て、可奈美は今まで、彼の膝の上で倒れたことを理解する。
「あ……私……」
「勝ちだよ。可奈美ちゃんの」
何か言おうとしていたのに、ハルトのその一言だけで、可奈美は全てを忘れた。
「え? ……え?」と、戸惑っていると、ハルトは繰り返した。
「だから、可奈美ちゃんの勝ち」
「私の……私が、勝ったの?」
「そうだよ」
ハルトの返答に、可奈美は再び体から力が抜けた。そのまま倒れ込んでいくと、ハルトの膝元に頭が落ちた。
「私が……よかったよお……」
太陽が眩しい。
可奈美は目元を右腕で覆いながら声を絞り出した。
「可奈美ちゃん……何で、ここまで俺に?」
「だって……まだまだ、ハルトさんのこと、全然知らないんだもん。今度こそ……本当のハルトさんのこと、知りたいよ」
その言葉に、ハルトは何も答えない。
やがて彼は、大きく息を吸い込んで、その場で寝転がった。
「ハルトさん?」
「何でかな……俺、いいのかな……? こんな、ファントムなのに……」
「ファントムでも人間でも関係ないよ。私は……ハルトさんといたい。知りたい。ハルトさんは違うの?」
可奈美は上半身の体を起こす。可奈美と入れ替わって地面に横になったハルトは、可奈美と同じように右腕を目元に当てていた。
「もう一回、同じことを言うよ。自分のことを認めてあげようよ。ハルト君が亡くなってしまったことを忘れようなんて言わないけど、私は……私達は、ハルトさんが大好きだよ。だから、ハルトさんも……自分のこと、少しは大事にしてあげてよ」
その言葉に、ハルトは動かない。目を隠しながら、口元を歪ませている。
「ねえ、ハルトさん。ハルトさんは……もしかして、寂しかったんじゃないの?」
「寂しい? 俺が?」
その言葉は、自分でも何で出てきたのかが分からない。
ただ、可奈美の腕が……指先が触れる千鳥から伝えられている気がする。
可奈美はその直感を信じながら、その言葉を信じる。
「うん。……私達と、美味しいって気持ちや、楽しいって想いを共有出来ないのが……寂しかったのかなって」
千鳥から、熱をもらっている。何かから勇気をもらうことを感じながら、可奈美は続けた。
「でも、それも教えてよ。ハルトさんの気持ちも全部。皆で、ハルトさんのことを支えてあげるから。だから……」
「……皆と同じになれないのが寂しい……か……確かにね。もしかして……」
突然ハルトの声色が、冷静になる。体を起こしたハルトは、どこか遠くを見つめていた。
突然の落差に驚きながら、可奈美は彼の言葉の続きに耳を傾ける。
「俺の願いは……俺が、聖杯戦争で叶えたい願いって……人間になることじゃないのか……?」
「人間に……なりたい?」
可奈美の問いに、ハルトは放心したように可奈美を見つめる。やがて頷き。
「うん。そうだね。俺……皆と同じ、人間になりたかったんだ……」
ハルトは体を震わせる。
右手に刻まれた令呪を握り締め、自らの手をつねり出している。
だが、そんな彼の肩を、可奈美は抱きしめた。
「大丈夫。もう、寂しくないから。私たちが、ずっとそばにいるよ」
ぎゅっと、締める力を強める可奈美。
ハルトの体は、温かい。人間のそれと、何も変わらない。
「……はははははっ! あっはははははははは!」
ハルトの大きな笑い声が響く。
これまで聞いたことがないような彼の笑い声に、可奈美は目を丸くした。
やがて落ち着いたハルトは、顔を背ける。
「そっか……俺、結構寂しかったのかな……」
「ハルトさん……」
手を放し、先に立った可奈美。ハルトへ手を伸ばすと、彼はその手に触れようとして、止まった。
「あ……」
「……だから、もう独りじゃないよ」
可奈美はそう言って、ハルトの手を握り返す。小さな力で、身長の高いハルトを引き起こした。
「ハルトさん」
どんな顔をしているのか。どんな格好をしているのかは分からない。
ただ、可奈美はこれだけを言った。
「お誕生日、おめでとう」
「……もう、昨日だよ」
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