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サクラ大戦来訪者は私の幼馴染

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巨大ヤフキエルとの戦い後編

ぐるがでいごおぐができヴぁん

巨大ヤフキエルに取り込まれたブレントは、呂律が既に回っていなかった。

「紫藤直哉さん。二つの帝国華撃団の指揮をお願いします」

「え、直哉君どうして?」

「何となくですけど、紫藤さんのほうが、指揮の経験が、多いようですし」

「直哉君・・・わかった、指揮は任せてくれ」

「はい」

「二人の紅蘭は、皆の援護をしつつ、巨大ヤフキエルの情報を集めてください」

「「了解や」」

「アタッカーは、カンナさん、すみれさん、そしてさくらさんとさくらちゃんです」

「「「「「「了解」」」」」」


「マリアさんは援護部隊の指揮と、援護をお願いします」

「「了解」」

「アイリスは、皆の回復を中心にお願い」

「「うんわかった」」


そして戦いが再開された。


そのころ、米田長官達は、帝国華撃団月組隊長加山雄一によって、助けられていた。

「おい加山、大神はまだ着かないのか?」

「ええ、米田長官大神の乗る船は、横浜港に、入港出来ないでいます」

「何だと!!それじゃあ大神は、間に合わないのか?」


「ええ、最悪の状況になりつつあります」

「なんてこった」

「しかしこういう事も想定して、並行世界のもう一つの帝国華撃団に来て貰ったのかもしれませんね」

「いや、直哉とさくらは、只お礼がしたかったんだよ、二人にとってはお礼のつもりで来て貰ったのに、まさかこんな事になるとはな」

「しかし何だ、この異様な嫌な感じは?この事件が、元凶じゃねえと言うのか」

「きゃあああ」

「うわあああ」


「直哉君」

「さくらさん」

真双焔武は、巨大ヤフキエルの攻撃をまともに受けてしまった。

「アイリス急いで、回復して」

「うん」

その時巨大ヤフキエルが、必殺技を繰り出し、全ての機体に大ダメージを与えた。


「「「「うわああ」」」」

「「「「「「キャアアア」」」」」」


「グルギャアアア」

巨大ヤフキエルは、不気味な奇声をあげる。まるで自分の勝ちを、帝都中に知らせるように。


だがヤフキエルの思惑通りには、行かなかった。

「さくらちゃん行くよ」

「ええ、直哉君」

「「瞳に映る星は、明日導く光今その光を大いなる力に変え、破邪剣征・桜花乱舞---」」


「お姉ちゃん僕達も行こう」

「ええ」
「じゃ行くわよ直哉君」

「うん、お姉ちゃん」


「「お姉ちゃん行こう、ええ、直哉君、二人は・・・さくらいろ」」


「ぐるぎゃああああああああああ」


巨大ヤフキエルは断末魔を叫びながら桜武と真双焔武の合体必殺技を受け.消滅したのだった。


ヤフキエル戦直後に、光武F2に乗った大神がやって来た。

「皆大丈夫かい?」

「「あ、大神さん」」

「さくら君、直哉君よく頑張ったね」

「ええ、何とか直哉さん達の協力のおかげで、勝てましたけど」

「いやいや、そんな事無いですよ」

「さて、直哉さん帝劇に戻りましょうか?」

「そうだね直哉君」

二つの帝国華撃団は、帝劇に戻った。

こうして、ヤフキエル事変は終結した。


 
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