ハイスクールD×D~黒衣の神皇帝~ 再編集版
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停止教室のヴァンパイア
対ドウター戦(1)
「総員、発砲を許可する!ドウターを殲滅せよ。IS部隊は直ちに発進し攻撃を、千冬達も発進と共にトレミーはこのままの状態で後方支援。GNミサイルとGNバルカンを準備せよ」
発砲許可を出したら、一斉に攻撃開始。地上部隊はアサルトライフル、IS部隊もビームマシンガンやライフルで応戦、天使と堕天使の混合組は光の矢や槍でドウターを貫いた。黒神眷属はまだ出動の時ではないが、一度攻撃をしたらしばらくはな。すると上空からバハムートが降りてきたので、天使達が攻撃しようとしたで俺が止めた。
「天使と堕天使の混合部隊、そいつはサーゼクスの眷属だから攻撃をするな。味方だぞ!」
『承知しました』
前線基地から通信を入れて、バハムートの着陸場所を案内しろと指示を飛ばしてから着陸した。眷属達が見えたので、俺は無線で眷属達を前線基地内に入れろと言った。しばらくすると、サーゼクスが無線でこっちに呼びかけた。
「一誠君、ルシファー眷属を連れてきたよ。ところでグレイフィアはどこに?」
『無線で言うがグレイフィアは旧校舎にいる。それからルシファー眷属の諸君、初めましてだな。俺の名は兵藤一誠、ブラック・シャーク隊の大隊長兼司令官で階級は大佐だ。次はルシファー眷属の自己紹介を頼む』
「初めまして兵藤様。私の名は沖田総司。サーゼクス様の『騎士』です。よろしくお願いします」
「初めましてだなあ。俺の名はスルト・セカンド。サーゼクス様の『戦車』だ。よろしく頼むぜ、兵藤様」
「初めまして。私の名前はマグレガー・メイザースと申します。駒は『僧侶』です。よろしくお願いします兵藤様」
「初めましてです。俺の名はベオウルフ。駒は『兵士』だ。よろしくな」
『ほう、沖田総司にマグレガー・メイザースとは・・・・それにベオウルフにスルトとはな。バケモノ揃いだなサーゼクス。残り二匹はバハムートと麒麟か?』
トレミーブリッジから前線基地の隣にいるバハムートと麒麟を見たが、神獣を転生悪魔にするとは俺も驚いたぜ。前線を見ると俺達が勝っていたが、ゲートから次々と出てきたので俺は黒の駒のリミッター解除。1番艦2番艦にいる眷属達から通信が来た。
『ご主人様、今私の背中にストフリと同じ翼が生えたのですがこれは何でしょうか?』
「黒の駒にあるリミッターを解除しただけだ。解除するとストフリの武装が使えるし、地上に降りたら自動的に消えるから安心しろ」
『それを聞いて安心したよ。刀を出すにもこれ邪魔だからね』
愛紗と吉音が感想を言っていた。よし、そろそろ眷属達を出撃させるか。
「1番艦2番艦にいる俺の眷属達、出撃せよ!」
『了解!/承知!』
「それからルシファー眷属も戦ってほしいがいいか?劉零はサーゼクスに通信機を渡せ」
『はい。そのつもりで来ましたからね。バハムートで前線に行き、各個人で戦います。行くぞ皆!』
『了解!/おう!/承知!』
『承知しました隊長。これを耳に付けて下さい。隊長からの命令を直接聞けます』
ブリッジから見渡すと、バハムートがこちらを見てからサーゼクス達を乗せて飛んで行った。その後1番艦2番艦からも恋姫チームと大江戸チームが飛んで行った。
ーーーー黒神眷属
私達は、出撃命令が出たのでカタパルトから順番に空を飛んでいた。凄いぞ!まさか私達が、空を飛べるとは思わなかった。画面上に武器欄が出てきたが、ご主人様が乗るストフリの装備と変わらないようだ。
無い装備は、ビームサーベルと腰にあるはずのレールガンだけ。目の前に小型ドウターが来たので、私はビームライフルを展開させて攻撃したら一発で砂化した。ご主人様が、あれ程射撃訓練を薦めたのはこれの事か!と思いながら両手にあるライフルで撃ちまくった。
『愛紗、そっちに向かったわ。迎撃してくれるかしら?』
『華琳か。分かった・・・・こちらに来たので一度通信を切るぞ』
切った後、小型ドウターがこちらに百体来たのでどうしようか?と思ったら画面上に武器説明を見たら、ハイマットフルバーストが使用可との事だった。ドウターに向けたら、ドラグーンシステム起動と共に、マルチロックオンシステムにより一気に放った。目の前にいたドウターは全て一気に砂化。周りを見ると、吉音達は地上に降りてご主人様が創ってくれたエクスカリバーで中型ドウターを殲滅させている。
『吉音、そちらはどうだ?』
『愛紗さん、こちらは順調だよー。何か私達の方が強いって感じがするの。これも一誠のお蔭だね』
『吉音さん。慢心してはだめよ。冷静に敵を滅ぼさないといけないわ』
『詠美、吉音の手綱は任せるよ』
私は通信を切って、ご主人様に中間報告をするべく3番艦に通信を送った。
『ご主人様、聞こえますか?』
『ああ、聞こえるぞ。中間報告を聞こう』
『我々黒神眷属は、ご主人様がリミッターを解除してくれたお蔭で今の所順調に殲滅中です。吉音達大江戸チームは、地上に降りてエクスカリバーで殲滅中です』
『ご苦労。引き続き殲滅してくれ。大型ドウターが出たらすぐに知らせろ』
『承知しましたご主人様』
通信を切って華琳達と合流後、地上に降りて擬態の聖剣によって青龍偃月刀で次々と殲滅していく。とある人物が、刀で斬り下ろしていたので私はフォローする為、そちらへ向かったら侍とサーゼクス様がいた。
「これはサーゼクス様、お久しぶりでございます」
「君は確か関羽だったか。こんな所で会う何て奇遇だね」
「そこにいる侍はどちら様ですか?」
私は偃月刀で殲滅しながら話しかけた。サーゼクス様は、滅びの魔力で次々と数百体のドウターを殲滅していく。確かご主人様によると減殺の魔弾と聞くが、流石魔王と言われる御方だ。
「そういえば自己紹介してなかったね。彼は沖田総司、私の『騎士』だよ」
「沖田総司、確か歴史にも名があるあの沖田総司ですか?」
「その通りですよ関羽殿。私は歴史上に名のある沖田総司さ。関羽殿が女性というのも驚きですが」
私は青龍偃月刀、華琳は鎌の絶、雪蓮は南海覇王で攻撃しながら自己紹介をした。
「私は曹操。よろしく沖田総司」
「私は孫策よ。よろしくね」
「何と!三国志の王であった曹操と孫策がいるとは、一誠君。彼女達も別世界から連れてきたと?」
『そうだ。劉備もいるが、彼女はサポート役として前線基地にいる。医療班としてな、ちなみに華佗も呼んでおいたから安心しろ』
「驚く事が一杯だよ。ん?あれは何だ。関羽殿、あれは?」
「あれは大型ドウターですよ。大型は私達でも倒せませんが、唯一倒せるのはご主人様が乗るストライクフリーダムです。ご主人様、大型が出ました」
『了解したすぐに向かう』
「サーゼクス様も一度後退しましょう。私達は小型・中型を殲滅させましょう」
『皆さん聞こえますか?中型ドウターが旧校舎に向かいました。近くにいる者は迎撃をして下さい』
「聞きましたか、サーゼクス様」
「うむ、あそこには私の妹がいる。今は目の前の敵を殲滅しよう。旧校舎には、ブラック・シャーク隊がいるはずだからね。彼らは一誠君からお守りを持たせているはずだ、あれは金色の結界で守られているから久々に私も大太刀を使うとしよう」
サーゼクスは、腰にある大太刀を抜いて滅びの魔力を大太刀に浴びせてから斬撃を放つ。すると数百体いたはずのドウターが、一気に消滅した事に驚いていた愛紗達だった。愛紗達も負けじと斬撃を飛ばしたり、雪蓮は擬態の聖剣によって刀身を伸ばして貫いたりと攻撃を続行していた。華琳は、鎌で地上に降りたドウターを斬り刻んだ。
ーーーーグレイフィア
私はグレイフィア。サーゼクス様の『女王』であり、サーゼクス様のメイドでもある。今現在、お嬢様を見張るべく旧校舎内にある部室に来ている。お嬢様はソファに座っていて、他の皆さんは窓の外を見たりしている。
外の状況を知りたいのであろう、ドア付近にはBS隊員を一人配置させてもう一人は座り込んで現状を知りたい為、常時無線を聞いたり画面を見ている。屋根上にも二人配備させているようです。恐らくドウターが来たら、武器で殲滅するのでしょう。
「グレイフィア様、今現在こちらが優勢です。これを見て下さい、ルシファー眷属が到着なされたようです」
隊員の一人が、画面をこちらに見せるとバハムートが映っているのが見えた。ご到着なされたようですね、サーゼクス様。ここにいるお嬢様達にも画面を見せたら、驚愕な顔をして目を見開いていた。それはそうですね、何せ私達眷属までもが出動されたのですから驚愕されるのも当然の反応かと。
「あ、あれはバハムート?それに乗ってるのはお兄様に総司さん、スルトにマグレガー様にベオウルフに炎駒じゃない!?どうしてルシファー眷属が、全員集合しているのかしら?」
「本当ですね、あれは僕の剣の師匠沖田総司です。何故ここにいるのでしょうか?」
「それは隊長が、召集命令を出したからですよ」
一人の隊員が答えを出した。聞いた瞬間、お嬢様と祐斗さんは終始驚愕されていた。
「あらあら、やはり一誠さんは偉い御方なのですね」
「その通りです。我らブラック・シャーク隊の隊長であり、全部隊の司令官でもあります。ところで貴女は?」
「ご紹介が遅れました。紅髪はリアス・グレモリー様であり、サーゼクス様の妹君です。先程の黒髪の御方は、姫島朱乃様でございます」
「どうもありがとうございます。我らは皆、コードネームで呼んでいますので本名は言えないのです。申し訳ございませんグレイフィア様」
「いえお気遣いなく」
一人の隊員が、また画面を見てパソコンで何かを打っていた。報告書か何かであろうか?時々感じるがこの隊員は若干魔力をお持ちのようだ。お嬢様がドア付近へ行こうとすると、配置されていたもう一人の隊員が銃を向けた。私は咄嗟に間に入ってお嬢様を止めた。
「お嬢様、どこへ行くおつもりですか?行こうとすれば、この御方に銃で撃たれますよ。発砲許可は出てると聞きましたが本当ですか?」
「ええ本当ですよ。それにこれはただの弾ではなく、悪魔が苦手な物をこの弾に濃縮してますから撃ったら相当痛いですよ」
「ご説明ありがとうございます。お嬢様ソファにお戻り下さい。撃たれたら傷が付きますし、それにハンドガンではなくアサルトライフルのようですから。もしフルだとしたら、最悪消滅するの可能性がありますので」
と言ったら渋々戻って行く。朱乃様が紅茶を運んできた。皆さんに飲んでもらう為のようで、これで落ち着くといいのだけど。隊員にも紅茶を出していたが、二人とも答えはノーだった。今は任務中だからと断っていた。
「屋根上の隊員達、聞こえるか?こちらにドウターが確認された。数は数百体で全部小型のようだ」
『こちらからも見えます。これから、ロケットランチャーやアサルトライフルでやりますが数百体か。骨が折れそうだな。おっあれは鈴々様に蒲公英様、それに吉音様と詠美様が来てくれたようです』
「了解。引き続き殲滅を頼む」
「数百体って大丈夫なんでしょうか。こちらはたったの二人では?」
私が聞くと通信隊員はニコリと笑ってこう言った。
「大丈夫ですよ。こっちに、黒神眷属の四人が来てくれますから大丈夫ですよ」
「その四人の名前は?」
「二人は真名だから言えませんが、張飛様と馬岱様です。それと徳河吉音様と徳河詠美様です」
「張飛と馬岱って三国志の名じゃない。それは偽名では?」
「本当ですよ。何でも隊長が、別世界から連れ出したと言ってましたからね。その世界は、破滅世界になったらしいから保護したと」
私達は信じられない事を聞いた。張飛に馬岱とは三国志の人名、この御方達が嘘を仰ってる訳ではなさそうですね。窓から悲鳴が上がりましたが、それを見たらドウターがこちらに近付いて来たので、私は窓を開けようとしたが通信隊員に止められました。
「大丈夫ですよ。この旧校舎には結界が張ってあるので」
結界?この付近には張られてない、と言おうとしたら一体の小型ドウターが旧校舎に向けて攻撃してきたが、何と金色の結界に守られていた。攻撃が止むと結界は消えて、代わりに屋根にいる隊員達が攻撃してドウターは砂化した。
「これは一体?」
「バケモノが撃たれたら砂化になった?」
「・・・・どう言う事でしょうか?」
グレモリー眷属とシトリー眷属は、皆さんの頭上に?となっていたので質問に答えたのは通信隊員。
「あの結界は、攻撃した瞬間しか発動しないようにしてある。現に俺達がここにいる、という発動条件でもあるからな。俺はレイと言う、よろしくな。ドア付近にいるのはチェインだ、よろしく頼む」
レイと言った通信兵は、一応私達に自己紹介してくれた。
「レイさんと言いましたわね。あれについての説明もよろしいかしら?」
「確か君は姫島朱乃と言ってたね、朱乃さんとでも呼んでいいかい。ドウターについての質問?」
「ええ、朱乃でよろしいですわ。年上のようですし、ドウターについて説明して下さらないかしら。私とリアス部長と祐斗君と小猫ちゃんとソーナ会長以外は、知らないようですので」
「じゃあ朱乃と呼ばせて呼ぶよ。隊長も呼び捨てだったし、ドウターに関して説明しましょう。簡単に言うと、ドウターは破滅させる化け物だ。君達で言う使い魔って言った方が良いかな?はぐれ悪魔曰くはぐれ使い魔と言った方が分かりやすいかな。これでいいかい朱乃?」
「ではどうして殲滅するのかをご説明をお願いしますわ」
「ああそっちか。そっちに関しては、隊長から聞いた方がいいかもしれないよ。俺からではなく隊長にね。ちなみに先程の暴言だけど、別に謝罪はしないし俺達は君達より年上であり、隊長も君達より年上だろう?言う事は聞いた方が身の為になるよ」
確かに、一誠様は私達より年上だ。一誠様は三大勢力戦争前から生きていると聞いていますが、小型ドウターが大量に来たので屋根上にいる射撃班が攻撃していた。攻撃したら、砂化になるのを見たがこれは不思議だな?と思ったらレイが驚きながら言った。
「不味いぞ射撃班!こっちに中型ドウターが来るぞ。張飛様と馬岱様と吉音様と詠美様が、間に合えばいいのだが」
するとさっきより大きなドウターが来たので、更に結界の壁を厚くしようとしたら張飛様が間に合ったようだ。
「鈴々に任せるのだあぁぁぁぁぁあああああああああああ」
「行くよ、鈴々・吉音、詠美!」
「行くよー!」
「吉音さん。全く、でも今は思いっきり行くわよー」
「張飛様は蛇矛で、馬岱様は片鎌槍で中型ドウターを両断した。射撃班は小型を頼むぞ」
何なのあの小さな子達は、しかも刀を握った子は中型ドウターを一刀両断した。凄い、総司さん並みに強いと思います。それにあの小さな子は、武器が身長より長い武器で戦っていますが本当に黒神眷属は強いですね。
悪魔は、魔力で戦うのに対して黒神眷属は剣術・槍術や体術で戦うのでしょうか?すると中型ドウターが、近付いて来たが小さい子が翼から何らかの兵器を出したと思えばビーム兵器だった。まるで、一誠様の機体であるストフリみたいな戦い方をしていますね。
それに気付いたドウターだったが、一閃で真っ二つになって砂化になった。中型ドウターが五体来たので、流石に不味いと思ったレイ様は通信で何かを言おうとしたら極太ビームが飛んできた。
『油断大敵だぞ。鈴々に蒲公英、それに吉音と詠美。今トレミーにいるが危なかったが、大丈夫のようだな。先程の攻撃はトレミーのGNキャノンだ、グレイフィア』
「そうでしたか、それよりそちらはどうでしょうか一誠様」
『こちらは順調だが、大型ドウターが現れたのでストフリで出撃する事になった。そちらは鈴々達がいるから安心だが、特にリアスよ。勝手に外へ行くなよ?最悪死ぬぞ』
お嬢様は硬直していた、恐らく行動が当たったのであろう。さて、私はお嬢様の監視を続けよう。一方俺は、通信を切ってブリッジから格納庫に向かった。何たって大型が出たんだ、俺が出撃しないでどうするのやら。
俺は、量子変換機で戦闘服からパイロットスーツに着替えて格納庫に行ったら、丁度エネルギーを回復していた千冬達に出会った。俺は急いでいたので、走りながら挨拶だけ済ませようとしたら手を引っ張られて止められた。後ろを見るとシャルだったのでどうしたと聞いた。
「シャルどうした?俺は急いでいるんだが」
「ゴメンね。トレミーから通信が来て、ISチームは全員ここに集合せよと来たんだけどあれは何なのか知りたくて」
「すまんな。ん?その格好からすると出撃するのか?それ程の強敵なのか」
「ゴメンなシャルに千冬。説明は後にしてくれ、ストフリをここに出せ」
『了解です』
シャッターが開くと、全長二十mはある機体があった。名はストライクフリーダムガンダムで、通称ストフリ。俺はストフリに乗り込んでOSを起動後、千冬と別れて機体を上昇させてカタパルトデッキに移行させて出撃した。
「兵藤一誠、フリーダム出るぞ!」
青信号になった瞬間、発進したストフリはカタパルトから出てVPSでカラーリングが灰色から青・白になって関節部分は金色となっていた。大型の前に、小型がいたのでビームライフルで撃つがなかなか数が減らないのであれを使った。
「くそっ、数が多いな。ハロ、ドラグーンシステム起動だ」
『リョウカイリョウカイ』
翼から、合計十二基のビットが飛んで行き小型ドウターを殲滅していく。壁が薄くなったので、ビットを戻してハイマットフルバーストで、一気に殲滅後ビームサーベルの代わりに持ってきたエクスカリバーレーザー対艦刀を腰から抜いて両手で握った。
大型ドウターに攻撃があったが、次々と躱して一気に接近し、上から振るようにして真っ二つとなった。二体目もこちらに気付いたが、既に遅しで腰にあるレールガンで目を撃った後また一気に上から振り真っ二つにしてからのフルバーストで大型ドウターを倒した。
「IS部隊。最後のシメだ、行って来い」
『了解です隊長/了解したよ一誠』
「シャル、今の俺は隊長だ。隊長と呼んでくれ、今のお前らは俺の指揮下の中だぞ」
『ごめんなさい一誠・・・・じゃない隊長』
『すまない大佐。シャル達は軍隊用語に慣れてないだけなんだ。許してやってほしい』
「その通りだなラウラ。お前達もエネルギー補給次第行って来い。俺の眷属であり仲間だからな」
『はっ。了解です兵藤大佐』
通信を終えて、俺は一旦トレミーがいる所まで下がった。旧校舎に中型ドウターが集まってきたので、鈴々達を下がらせてビームライフルで的確に撃った。旧校舎前に降りて、エクスカリバーレーザー対艦刀で一気に斬り刻んだ。
次々と集まってくるので、ストフリのビットを操り正確に射撃後、翼に隠れているプラズマ収束ビーム砲で撃ちまくった。中型ドウターの数が少なくなってきたので、俺は下がろうとしたら通信が入った。相手は旧校舎の中にいるレイからだった。
『流石ですね隊長。ビットも操り、エクスカリバーレーザー対艦刀で一気に斬り込むとは』
「まあな、それよりそちらはどうだ?」
『ええ、チェインやグレイフィア様が見張ってるから容易に外には出れないようにしてありますぜ』
「引き続き見張りとレーダーを頼むぞ。こちらは大型ドウターを二体撃破したから一旦下がる」
『お兄ちゃん凄いのだぁぁぁああああ』
『流石ご主人様だね』
『うんうん。おっと小型が来たから通信切るね』
『ここの守りは任せて』
「おうよ、気を付けてな。鈴々・蒲公英・吉音・詠美」
俺はトレミー3番艦に帰還して格納庫に収納された。ストフリから降りて、量子変換機でパイロットスーツから戦闘服に着替えてブリッジへ行く。艦長席に座り、各報告書を読んでいた。旧校舎では、リアスが出ようとしたがチェインに止めてくれたり、レイがドウターについて説明したようだ。
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