なんかポケモンの世界に転生しちゃった?!
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カントー編
ミュウツーだってー。原作フラグバッキバキに折るわ。てか、折れすぎて困ってる・・・・
「リアンー、りゅーせーぐーん」
『はーい♪』
「「何そのやる気ない指示っ!?」」
なんか、控え室からそんな声が聞こえて来ました。
「『細かいことは気にしなーい♪』」
どうも、なんか色々とめんどくさくなってきたアヤカです。今は十回戦の途中でーす。といいつつも、相手、最後の一匹なんですけどね。とりま、流星群ぶっぱしてればなんとかなるでしょ。
リアンはガブリアスの男の子。アルファサファイアで2Vの子から三日かけて厳選した陽気5Vっ子だよ。うん。めんどくさかった・・・・・・
てか、そのことを友達に伝えると毎回のようにうざいって言われるんだけどなんで?まあ、理由はわかってるんですけどね。友達は長時間で厳選するのに対し、私は短時間で終わらせるからね・・・・そんなこと言われても困るし。運がいいって言われればそれまでだけど、その代わり、別のところで運、使えないんだからっ!!(泣)
てか、友達の方が廃人だよっ!!厳選始めたのXからだもん!!まだ、調整とか全然わかってないもんっ!!ダメージ計算なんてしてないもんっ!!私は廃人じゃないっ!!
「ハクリュー戦闘不能!ガブリアスの勝ち!よって勝者マサラタウンのアヤカ!」
とまあ、荒ぶったけど、ほらね?流星群放っとけばなんとかなるのさ。
「リアン、おっつ」
『アヤカもおっつ♪』
私はボールにリアンを戻して相手にお礼を述べる。そして、控え室に戻った。
「やる気なさすぎっ!!」
「疲れた」
控え室に戻るなりシゲルに怒られる。解せぬ。
『まあまあ、落ち着いた方がいいんじゃ・・・・・』
そんなシゲルをブラッキーが宥める。流石はパートナー。グッジョブ、ブラッキー!
「てか、なんか届いたけど?」
「は?手紙?」
「うん」
そう言って手渡されたのは手紙。あれ?なんかデジャヴった・・・・?開けてみると、ポケモン城に来てくれとのこと
「・・・・・完璧ミュウツールートやん!!」
「どうしたんだ?アヤカ」
『?』
「ああ、サトシ、ピカチュウ、なんでもないよ・・・・・ギラ!!とっとと出てこいっ!!」
『・・・・アヤカ、怖いんですけど』
鏡からこっそりとギラティナが出てくる。
「今すぐポケモン城に連れてけ。物理的お話しないとダメみたいだから」
『え?何?物理的お話すんの?僕も行っていい?』
と、アオが顔を出す。
『あ、俺も』
エンジュも顔を出した。
「いいよー。アオ、エンジュ。ミュウツーに物理的お話しようねー」
『『おっけー!』』
『なら私は精神的お話とでも行きましょうか』
さらにユイルも顔を出す。
「うん。そうだねートラウマでも植え付けてこようか」
『おい、おい。待って、待って。それ、シャレにならないから!!ミュウツーのためにも辞めてあげてえええええええ!!』
「『『『それは無理』』』」
ギラティナの叫びにキッパリと私達は言葉を返す。
「「・・・・なんか、忘れられてる?」」
『『コクリ』』
「気のせいよ」
てなわけでポケモン城に向かいまーす。
*
「着いたー♪」
「というよりも、嵐なのに、本当に便利だね。これ」
「確かにな」
『ですね』
『まあ、いいんじゃないかな?』
私達はそれぞれの感想を漏らす。
『・・・シンオウ映画のフラグ立たなくてよかった』
ギラティナはホッとしたように言った。
「いや、別個体がいるかもよ?」
『いや、流石に俺の別個体はいないだろ。反転世界一つしかないし』
「てか、ロクなことで喧嘩してたら流星群orハイボだし」
『だから、物理制裁は辞めてくれないかなっ?!』
ギラティナはそう叫んだ。
『え?何?物理制裁?何それ楽しそう』
『ピカああああああああああああああああああああ?!』
『僕も物理制裁は賛成かも』
『ライまでえええええええええええええええええ?!』
『『うるさい』』
『ハイ』
二人の言葉に叫ぶが二人の言葉によって黙り込む。
「てか、一言言わせて。今日のアヤカの手持ち、鬼っ!!」
え?そうかな?私の今の手持ち、エンジュにアオにユイルにピカにライにフッシーだよ?全然鬼じゃないよ?
『伝説三匹、六強二匹、予備軍一匹って相当鬼だよ?』
「六匹伝説じゃなかっただけマシじゃない?」
「「『『それはない』』」」
またまた否定された解せぬ。
『まあ、なんかあれば呼んでくれ』
「りょーかい♪またね、キイル」
『久々だな。その名前』
ギラティナはそう言い残して消えていく。と丁度他の人もやって来たようだ。
「お、先客か。俺はウシオだ」
「僕はソラオ」
「私はスイートよ」
「私はアヤカ。よろしく♪パートナーのピカとライよ」
『『よろしくー』』
「俺はサトシ!こっちが相棒のピカチュウ!」
『よろしく♪』
「僕はシゲル。こっちがパートナーのブラッキー」
『よろしくお願いします』
それぞれが自己紹介を終えた後、案内人がやって来た。
「・・・・このフラグって折れないのかしら」
『さあ?でもま、僕らは捕まんないよ?』
『だね・・・・逆にぶっ潰す』
「頼もしいもので」
「アヤカー!何してんだよー!」
「はいはい、今行きますよ・・・・」
サトシに呼ばれたので私はみんなの後を追う。
*
「ここでお待ちください。今、主人を呼んできますので」
「・・・・来たわね」
案内人の言葉に私はポツリと呟く。
「折角だし、ここでポケモン出して待ってようぜ。みんな出てこいっ!」
サトシがそう言ってポケモンを出す。
「・・・・そうだね。出ておいで」
シゲルもボールからポケモンを出す。他のみんなもボールからポケモンを出した。
「アヤカは出さないの?」
スイートの言葉に私も渋々ボールからポケモンを出す。しかし、出したのはフッシーのみ。
「おっ!フシギバナか!!」
「カメックスもいる!!」
カメックスはシゲルの方ね。
「でも、一匹だけ?」
「実はまだあるんだけど、どの子も人見知りで・・・・・」
「そっか・・・・残念」
スイートはそう言った。てか、ここで出すのはね・・・・
「フッシー」
『わかってる。フラグ折ればいいんでしょ』
「うん」
「なあ、バトルしよう!!」
ソラオの言葉に頷く。
「僕は同じフシギバナで行くよ」
「じゃ、私も」
私達はバトルを始めた。しばらくしてから案内人が降りてくる。
「お待たせしました」
私達は一旦バトルを辞めた。
『よく来たな、私の城へ』
「随分と遅いじゃない。ミュウツー。まさか支度に手間取ったとかそんな馬鹿なことはないわよね?」
ミュウツーは私の言葉に顔を顰めた。もともとかもしれないけど。
『何故、私の名を知っている』
「さあ?実力行使して聞けば?ただし、私もそう簡単に吐くわけないけど」
『ならそうさせてもらうっ!いけっ!モンスターボール!!』
ミュウツーがそう言うと、黒いボールが飛んでくる。
「フッシー、花吹雪!!ピカ、ライ、放電!!」
『『『了解!』』』
花吹雪と放電がボールを破壊して行く。
『なっ!?だが、全部は無理だろう!!』
「ギャラドスっ!!」
「みんな!!」
「もちろん、全部はね・・・・」
私のポケモン以外全てがボールに捕まって行った。
『後はお前だけだ。しかし、何故三匹しか出していない?』
「あら、そんなに残りの子が気になる?まあ、この子達のコピーを作られたらちょっとばかしめんどくさいかもねー。でも、その前にぶっ潰すけど。天空に舞い上がれ、エンジュ!時を操れ、アオ!知性で全てを勝ち取れ、ユイル!」
『了解した』
『やっと出番だよー』
『精神的にお話しましょうか?ミュウツーさん』
『なっ!?馬鹿な!!』
ミュウツーは驚く。
「・・・・時の神、ディアルガ」
「・・・・知性の神、ユクシー」
「・・・・虹の神、ホウオウ」
「さーて、おっ始める?」
ミュウツーの後ろにコピーポケモンが並んだ。
『なーに、三匹だけでおっ始めようしてるのよ』
『私達も混ぜてー♪』
『てか、俺らもこいつにお話したいんだけど』
「・・・・ユキ、シオン、ラン、レイル、ゼル、カイル、ティア、ティオ、フィラ、テオン、ハオン・・・・・・ルナまで」
『面白そうだったから来ちゃった♪』
「何このカオス・・・・」
シゲルがポツリと呟く。
「氷の神に聖剣士に海の神に空の神に水の都の守り神にヒードランにクレセリア・・・・・・」
「ちょっと?!キイル!!何してくれちゃってんの!!」
『俺止めた!!でも聞かなかった!!』
私がそう言うと水からギラティナが慌てたように出てくる。
「物理で止めろ!!物理で!!」
『無理無理無理!!返り討ちにされるっ!!』
ギラティナは思いっきり首を横に振った。
「意気地なし」
『・・・・・否定出来ない』
「・・・・反転世界の王まで」
てか、なんであんた達、この子達のこと知ってんのよ?ユキはまだわかるけど・・・・・まあいいか。
「全員突撃!!」
『了解!!』
『お前達もいけ!』
ミュウツーはコピーポケモン達に指示する。しかし、コピーポケモンは動かない。
『何故動かない!!』
「そりゃ、これだけの伝説相手じゃねえ・・・・てか、ミユもいつまで隠れてんの」
『あっははーバレちゃった☆』
ミユことミュウはてへぺろっとしながら出てくる。
「うざい。あれだけランみたいになるなと言ったでしょ」
『ちょっと?!アヤカ!!酷いよっ!!』
私の言葉にランが叫ぶ。
『いやー、コピーって言っても、もう生きてる命だからさー、争いたく無いんだよねー』
『とかいいつつ、めんどくさいだけだろ』
『その通りでーす』
エンジュの言葉に頷いたよ・・・こいつ
『小さいことは気にしない♪』
「お黙り!!ミュウツー、少し時間頂戴」
『あ、ああ・・・・・』
ミュウツーは頷く。
「あんた達、ちょーとそこに直って?お話があります」
私は笑顔で言い放った。すると、みんなが直る。
「ねえ、何大袈裟にしてくれちゃってんの?てか、どこで知ったの?正直に吐かないと・・・・・ね?ピカ」
『うん。そうだね』
その言葉にみんなが震え上がった。
『パ、パルキアが・・・・』
『「アヤカがなんか楽しそうなことするみたいだよ♪」って・・・・・』
「・・・・あいつ今すぐ潰す」
『辞めてあげて!!パルキアが死ぬうううううううう!!』
「はっ!同情?そんなものいらないね。パルキア、今すぐ出て来な。てか、あんたの空間乗り込む、破壊する」
『い、今すぐ出ます!!』
空間がグニャリと曲がり、そこからパルキアが慌てたように出てくる。
「フィー呼んで」
『は、はい』
『呼んだ?アヤカ』
「うん。呼んだ」
水からフィーが飛び出してくる。
「フィー、パルキアに向かってハイボ」
『悪く思わないでね』
『え・・・・ちょっ・・・・・まっ・・・・・ぎゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああ?!』
「続けてムンフォ」
『♪』
『楽しまないでえええええええ!!ぎゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああ!?』
『・・・・ミュウツー、悪いことは言わん。今すぐ辞めないとああなるぞ』
エンジュが顔をこちらに向けながらミュウツーにそう言った。
『・・・・・わかった。今すぐ辞めよう』
ミュウツーは引きつった笑みを浮かべ頷いた。
『なんか解決してるううううううう?!痛いよおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!』
うっさ・・・・こいつうっさ。
てなわけで、出鼻を挫かれたけど、無事解決。てか、あいつのおかげで解決したのが気に食わない。
『最後まで俺、攻撃されてばかりじゃん!!』
「黙れ。マジシャン」
『ぎゃあああああああああああああああああああああああああああああ!!』
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