鎧虫戦記-バグレイダース-
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第22.5話 2人の名前をそのまま呼んでしまう人いますか? 私もです
前書き
どうも蛹です。
ちなみに2人は起きてからは同じ病室で入院しています。
豪は大した傷はありませんが、憑依による影響か身体が重いらしいです。
雨は両手の皮がむけているが、だいぶ塞がって来ているらしいです。
ちなみにアギトはいつの間にかその場を去ってしまいました。
彼はまたいつかアスラたちを助けるために現れてくれるでしょう。
これはあの戦いから2日後の午前中の話である。
それでは第22.5話、始まります!!
蛹「レディースアンドジェントルメン!!」
雨「あなたが蛹さんですね?」
蛹「はい、そうです。私も有名になりましたなぁ、ハッハッハww」
豪「いや、アスラたちがこのあと来るはずだからって言ってたからな」
雨「あ、私もそう言われました」
蛹『いつもそのパターンだなぁ‥‥‥‥‥‥』
「ゴホン、現在入院中ではありますが、どうですか?二人の関係は(ニヤニヤ)」
雨「えっ!?」
豪「なっ!?」
蛹「反応も似てますねww良いものですねぇリア充は(ニヤニヤ)」
雨「その‥‥‥‥‥‥公の場では恥ずかしくて言えませんよ(照)」
豪「そうだよなぁ(照)」
蛹「公の場?私たち3人しかいませんけど‥‥‥‥‥?」
雨「読者の皆様が見てるじゃないですか(照)」
豪「あんた作者だろ?何とかしろよ」
蛹「そんな事言われても‥‥‥‥‥‥‥‥‥″作者パワー″は作品内にしか使えません」
豪「ん、″作者パワー″?」
蛹「いえいえ何でも」
『前もこれでヤバかったからな‥‥‥‥‥‥‥‥』
「あれ?そういえばアスラくんは?ここにいるものと思ってましたが」
雨「アスラさんは亀裂骨折だったので、別の病室でマリーさんたちと話してます」
豪「″鎧人″なら回復も早いからな。あんたも知ってんだろ?」
蛹「はい、作者ですから。ところで、二人はいつ結こ、退院するんですか?」
豪「今、結婚って言いかけただろ‥‥‥‥」
雨「ま、まだチューもしたことないですし‥‥‥‥‥‥」
蛹「へぁ!?そうなの!?二人ともウブなんですねぇww
さて!まだ話したいところですが、このままだと話がつぶれてしまうので
そろそろプロフィール発表に入りたいと思います!!」
「じゃあ、まず私からですね」
雨《ユー》 女 22歳 中国人
身長 187cm 体重 お‥‥‥教えられません
髪:黒 ロング 目:黒 タレ目
服装:翠の上着、スカート 一人称:私
好きなもの、こと:野菜サラダ、チョウチョ
嫌いなもの、こと:辛いもの、ダンゴムシ(葉の裏とかに大量にいる時の)
超技術:精神会話‥‥脳波を飛ばして他者と会話する能力
詳細
体つきはかなりふっくらしているが、実はかなりの筋肉量を搭載しているとか。
胸はiカップと今後出てこないであろう最大級の大きさ。
実は体重が豪より重い?と噂されている。
背が非常に高いことが悩み。小さいころからみんなより頭一つ大きかったらしい。
それを気にしすぎて、やや猫背になった。今は意識して背筋を伸ばしている。
中国拳法を豪から習っている。豪とは戦歴はイーブン。
9歳の時、森の中で果物を採って食べているときに"種"を食べてしまい、それ以来
左目が常に“起動装置”状態だった。
それゆえに、皆から気味悪がられていつも一人ぼっちだった。しかし
豪と森の中で会ってから、自分と同じ境遇にいる人間と分かって共感し、仲良くなった。
その時から豪のことが好きになったらしい。
それから何ヶ月かして、目をコントロールできるようになった。
今は、戦闘時以外は目を普通に戻して生活している。
またある日、豪が昼寝をしていたのでひざ枕をしてあげていたら寝顔が可愛かったので
そのままでいたら起きてしまい、一番気持ちよく眠れたとのことなので
毎日してあげると少し冗談のつもりで言ったら、本当に毎日することになった。
だが、豪の寝顔が見れるからむしろ嬉しいと彼女は語っている。
「ここからは質問コーナーですよ♪」
Qどうやったらそんなに胸が大きくなりますか?
Aえーーっと‥‥‥‥どうと言われても‥‥‥‥‥‥
よく食べてよく寝ることですかね?
蛹「多分体質だと思いますけど‥‥‥‥‥‥?」
雨「大きいのも大変なんですよ?」
Q翠が好きなんですね
Aはい。悲しいときはいつも森の中に言ってましたから‥‥‥‥
自然を感じるから好きなんです。あと、青も好きですよ。
蛹「自然っていいですよね‥‥‥‥‥‥私も“蛹”ですけど?」
雨「まぁ‥‥‥それも自然ですかねぇ‥‥‥‥‥(汗)」
Qひざ枕はしててどうですか?
A豪さんの寝顔を見てると、普段とっても強いのに
こんな可愛い顔で寝るんだなぁって、いつも癒されるんです。
ずっとしてると、ちょっと足がしびれてきますけどね(笑)
蛹「どんな人にもカワイイ一面はあるものですね」
雨「迅さんはどうなんですかね?」
蛹「‥‥‥‥‥‥‥‥さぁ?」
「ん、俺の番か?」
豪《ハオ》 男 23歳 中国人
身長 177cm 体重 68kg
髪:黒 それなり 目:黒 ややツリ目
服装:黒のジャケット 作業着みたいなズボン ブーツ 一人称:俺
好きなもの、こと:カマキリ(仲間だから)、昼寝、雨のひざ枕
嫌いなもの、こと:塩気の多い食べ物(体に悪そうだから)
超技術:防刃堅鋼‥‥更に硬い″鎧骨格″で全身を覆う能力
詳細
体つきはガッチリしているが体重が少し軽いのことと
自分の好きな子と10cmも身長差があることが悩み。
何とか背を伸ばしたいが、成長期を過ぎているので無理だと諦めている。
中国拳法を雨に教えている。最近の戦歴はイーブン。
生まれたときの記憶がない。怪我や事故によるものか、それとも‥‥‥‥‥‥‥‥?
10歳の時、森でいつも通り一人で遊んでいたら女の子が木の下で泣いていたので
理由を訊くと「私は"鎧虫"になっちゃう病気で、うつったらいけないから来ちゃダメ」
と言ったので、右腕を変形させて見せたら「あなたも病気なの?」と訊かれて
自分の経緯をすべて話すと「私とおんなじだね」と言って笑っていた顔が
とても可愛かったので、その時から彼女ことが好きになったらしい。
ちなみにお分かりだろうが、彼女とは雨のことである。
またある日、森で昼寝をしているときに、いつの間にか雨にひざ枕をされていて
今までで一番よく眠れたと彼女に言うと「これからはお昼寝の時は毎日してあげるね」
と言われたので、その日から彼の日課に昼寝が加わった。
「ここからは質問コーナーだ」
Qひざ枕はどんな感じですか?
A柔らかくて、温かくて、いい匂いがするな
蛹「女の子にそんなことやってもらえるなんて
全国の男児にとってはうらやましいことでしょうね」
豪「まぁ、そうかもな」
Q彼女の事をどう思っていますか?(ニヤニヤ)
A‥‥‥‥‥‥好きだぜ?だって今まで誰一人俺を人扱いしてくれなかったんだからな。
俺の初めての友達で、俺が初めて好きになった人‥‥‥‥‥‥‥‥‥こ、これでいいだろ?
蛹「二人とも、いつまでもお幸せに」
豪「あ‥‥‥‥‥ありがとよ(照)」
雨「ありがとうございます、蛹さん(照)」
蛹「それでは私はこの辺で‥‥‥‥‥」
雨「身体にお気を付けて」
豪「この後も頼むぜ、蛹さん」
蛹「はいッ!任せてください!!
それでは読者の皆様、また会いましょう!see you!!」
**********
ー森 山の上ー
「‥‥‥‥‥‥‥ハッ!!」
ディーンは意識が戻った途端、急いではね起きた。
ズキッ!!
「うぐッ‥‥‥‥‥‥包帯?」
ディーンは自分の身体に包帯が巻かれていることに気付いた。
彼の能力、″強制憑依《ポゼス》″は自身を電気信号化することが出来るが
別の生物に乗り移っている時にその生物が受けたダメージは
ディーンも喰らう上に、本体にまでそのダメージが再現される。
催眠術とかで鉛筆を熱いと思わせて触ると、指に火傷の痕が出来たりするらしい。
他にも、暗示でただの栄養剤を胃潰瘍《いかいよう》の薬と思わせて治すだとか。
精神は、時に肉体にさえ影響を与えるのだ。
「あ、起きましたか、将軍」
衛兵が将軍にメガネを渡しながら声をかけた。
「‥‥‥‥‥‥クソッ!!」
ガンッ!
ディーンは地面に拳を叩き付けた。
「負けた‥‥‥‥あんな女に‥‥‥‥‥‥」
彼は腕に力を込め続け、グリグリと地面をえぐりながらつぶやいた。
メガネを渡した衛兵とは別の衛兵が言った。
「イライラするより先に、傷を治した方がいいですよ。
裂傷一ヶ所、内臓破裂二ヶ所、骨折五ヶ所。重傷ですから」
ディーンは指でメガネの位置を元に戻した。
そして、大きく深呼吸をした。
「はーーーっ、ふーーーっ‥‥‥‥‥そうだな」
ディーンはまたゆっくり横になった。
意識がハッキリしてきた分、痛みが強まっている気がした。
『待ってろよ‥‥‥‥‥‥‥この恨みはいつか晴らしてやるからな!!』
ディーンはすっかり晴れた青い空に復讐を誓った。
後書き
生きてましたね、ディーン。彼はかなりしぶといのです。
アスラたちは中国の村の病院内で休んでいます。
そして、次の話でついに‥‥‥‥‥‥おっと、これ以上は言えません。
次回 第23話 世の中大事なのはタイミング お楽しみに!
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