| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

インフィニット・ストラトス~黒衣の創造神~

作者:黒鐡
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第4巻
  イギリス軍訪問

さて、セシリアの用事は全て終わらせたが、イギリス軍に挨拶に行かないかと俺が提案したので行ってみた。それは墓参り後のことで、夕食のことだったけど。

「イギリス軍にですか?」

「ああ、まあ挨拶程度だけどな。だが、俺は日本とアメリカだけだから他はどうなってるのか知りたいんだ」

「まあそうなりますよね。しかもブラック・シャーク隊はとても有名な部隊ですから。私達なら歓迎されますが、アリス、そこんとこどうだったけ?」

「確かイギリス軍のって、思いっきり女性が偉いって自称してるところと聞きましたね。私の後輩が言ってました。何せ男性と女性は分かれて部隊を形成しているとかで、あと食事の時間の時も男女分かれていると聞きました。女性の時間のときに男性が入ってくると憲兵が呼ばれると聞きました」

「そんなにか、やはり一度軍に行ってこの目で見てみたいな。アポとれるか?」

「私とシェリーは、前までイギリス軍IS部隊にいましたからね。後輩かその上司とならアポは取れるかと。まあ私も今の現状を直してほしいところですね」

「ではこの食事が終わったらでいいからアポをお願いする。こちらは国連軍の者で一度訓練や秩序を見学したいとな」

「承知しました。夕食を食べ終わったら、イギリス軍にアポを取ってみます。もし男性はダメだと言われたらどうしますか?」

「そうだな。俺の名前と階級とIS操縦者の事を出しても構わん」

その方が良いですねと言った後に、ゆっくりと食事を食ってからデザートを食べてから一度解散になった。アリスとシェリーは、イギリス軍か国防省に電話をしたそうだが見学許可をもらえたそうだ。男性がいると答えたら、唸っていたそうだが、ブラック・シャーク隊の隊長だと言ったらOKが出たそうだ。そして、風呂の中でアポが取れたと聞かされてから俺はやったと思ってから出てから寝た。今日はアリスとシェリーと一緒に寝ることになった。アポを取ったご褒美として。

次の日になってから、俺達は私服で行く事になった。国連軍だったら軍服を着るがイギリス軍なので、それにアポを取ったあとに私服で来てくださいというオーダーが入ったからである。で俺たちは車に乗って、イギリス軍のとある基地に行った。ちゃんとアポを取ってあって、その後輩の名前を出した直後に確認のために数分待ったら通された。駐車場に停めてから、俺達は建物の中に入った後、アリスとシェリーの後輩であるキャシーと会ったのだった。会った後に、会議室のようなところに通されてから座りしばらく経つとキャシーの上官が来た。

「初めまして、私はここにいるキャシーの上官でありますジュディ少佐であります」

「どうもご丁寧に。俺の名は織斑一夏。国連軍ブラック・シャーク隊の隊長をしている。階級は国連軍では大佐。よろしく頼む」

「あなたが有名な織斑大佐ですか。会えて光栄です。さっそくですが、今日は主にIS訓練や陸軍としての訓練や秩序でしたね。特に秩序はここでは男性差別がひどいくらいです。今はお昼の時間帯なのですが行ってみますか?」

「ああ、そのために来た訳だ。だいたい男性差別する意味ないだろう。ただISに乗れるだけの事だしな」

「確かに仰る通りです。我々も男女平等にと考えているのですが、私ならともかく他の上官は酷いです。男性を見る目が違いますから」

と言って会議室を出た俺達。ちょうどお腹も減ったし、いいかなと思って食堂に行ったわけだ。そしたら一斉にこちらを見たけどね、主に俺に向かって殺意を放った後憲兵まで呼び出す始末にまでなったけど、憲兵が俺を見た瞬間回れ右をして戻って行った。呼んだ側はなぜ?と思ったのであろうな、そしたら実力行使で来たのでさすがにアカンと思って部分展開で守ったけど。

「危ないなぁ、この俺を暴力振ってみな。そしたらお前らが憲兵に捕まるぞ」

「あ、アンタ!男でしょ?だったらなおの事だけどこの時間は女性のなの。だから男は出て行ってくんない?」

「全く、これだから女尊男卑は困るんだよな。ISに乗れるだけで偉くなったつもりか?」

「だったら実力行使するだけよ!皆、行くわよ!この男を追い出すんだから」

と言って、食堂にいた全員がこちらに向かってきたが。セシリアのISによるシールドビットにより、銃から守られた。そして憲兵が来たら俺の事を見たら、大声で言った。

『織斑大佐を守れ!』

と言ったので憲兵が間に入ってくれたおかげで何とかなったが、本当に男性差別はひどいなと思った。でこの騒ぎを聞きつけた各部隊の上官が来てから騒ぎは収まった。

「申し訳ありません、織斑大佐。我々は男女平等にと考えていますが」

「もう良い。だが、このままでは埒があかん。男女平等と考えるなら、セミナーを開いて女性隊員に男性差別をしてはいけないという考えを植え込まない限りダメだな」

「そうですね。今は先ほどの騒ぎで捕まった隊員にはよく言い聞かせます。あと減給と厳しい処罰をさせますので」

「では、改めてだが食事していいか?」

と言ったあと、食事をしたが憲兵が見てるときだった。あと、今後のこともあるため、食堂は男女平等にするようにと発言しといた。食堂には、憲兵を配置させて男女ともに仲良くして食べるほうが、人間関係よくなるとも言っておいた。このあとISの訓練とかを見たあとに、俺たちはオルコット家に帰った。もう記者達はいなかったけどね。

それとイギリス軍の食堂で常習犯だった者達は、二度と男をなめるなみたいな感じで男性隊員達の欲望のモノとなった。何をとは俺の口からは言えないが、心も身体もボロボロになってから、娼婦専用としたスペースを設けるらしいが男性たちから見ればざまあ見ろという感じである。軍としてはこの事は内密にすると同時に織斑大佐の命令により男女平等という考えをしないのであれば、娼婦行きだとイギリス軍の女性隊員達に通達されたと聞いたのだった。 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧