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インフィニット・ストラトス~黒衣の創造神~

作者:黒鐡
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第4巻
  デュノア社×フランス観光×事件解決

さてとイギリスでの用は済んだからこれからフランスに行くことにした。イギリス軍基地から帰ったあと、イギリスでは最後の夕食となったので一段と豪華になっていた。そして次の日になってから俺たちは駅に向かった。イギリスとフランスはお隣だし、たまには列車での移動はいいだろうと思ったからだ。ユーロスターは予約が必要だが、オルコット家の力により列車の席が確保できたことには感謝だ。あとフランスパリに着いたら、デュノア社社長が出迎えに来てくれるんだと。シャルロットとは久しぶりに会うからな。

「ではお嬢様。お気をつけて行ってらっしゃいませ」

「ええチェルシーも。それに一夏さんや皆さんがいますから大丈夫ですわよ」

「まあな。とりあえずパリに着いたら、シャルの父親が出迎えるそうだからな。さてと電車に乗りますか」

と言って、全員で駅の中に入ってからユーロスターに乗った。ロンドン市内からパリ市内まで約2時間15分らしい。全員席に座ったら発進した。そしてケータイを取り出したらメールが入っていた。宛名は千冬だった。内容はコンサートの時の事件だった。俺は、怪我してないから安心しろと打ったあと、これからフランスに行くと打ってから送信。あと箒や鈴にも同じ内容のメールが届いていたので送信しといた。あとラウラは、現在ドイツにいるそうだ。なので俺たちは数日経ったら行くとメールしといた。

「シャル、緊張してる?」

「ま、まあね。父親とは仲がいいけど母親はね。それに僕は愛人との間に生まれた子供だからね。もしかしたらその母親から非難されると思うけど」

「そのときになったら俺が守ってやるよ。それに俺の大事な部下であり、大事な存在だからな」

「ありがとう、一夏」

そのあと、皆で喋っていたけどね。デジカメで撮った画像を見たりしてたけど、消されるとまずいのでノーパソに移動しておいた。まだ残っているけどね、デジカメの中は。すると話してたらもう到着したようだ。パリに到着して駅の外に出ると、シャルは走っていった。そこにはデュノア社社長ベルナール・デュノア氏がいたけど。

「ようこそお越しくださいました、織斑様。いつもシャルロットがお世話になります」

「いえいえ。こちらこそですよ。それと経営危機の回避おめでとうございます」

「それに関してはこちらが礼を言うべきです。第3世代のデータを提供してくれましたから、ここで話すのも何なので我が家に行きましょう。全員分の部屋も用意させてますから」

と言って、車に乗りデュノア家の家に行った。実は、この社長は記憶共有者なので、IS学園に編入してきた時も男装せずに行けたからだったし。それに一時経営困難になっていた。国連軍ブラック・シャーク隊専用研究所から提供されたデータを使い何とかなったと聞いた。で到着したところはマンションの一室だった。そういえばベルナール氏の正妻は、シャルのことを嫌っているとか言っていたような気がする。

「ここがシャルの家ってことなのかな?」

「うん。そうだよ。僕は愛人の子だからね、でも結構部屋空いてるし広いから大丈夫だよ」

「そうなのか。まあいいや、とりあえず入るか」

で入ったら、なかなかのもんだった。俺とセシリアは、シャルの部屋になった。ベッドが大きく感じたけど。他はゲストルームとして、空いてるからアリス達は大部屋のところにした。

「では私は会社に戻りますが、そういえばシャルロットのISはどうなるのでしょうか?」

「ああそれについては、デュノア社で話しましょう。俺とシャルで行くからお前らはどうする?」

幸いここのカギは合いカギがあったので、配った。ドイツに行く際は返してもらうけど、俺とシャルはベルナール氏と一緒にデュノア社に向かった。しばらく進む事数十分で到着。社長室に入った。でさっそく会談スタート。

「ではシャル。あの書類を」

と言って、シャルはベルナール氏に書類を渡した。それをもらってから見たら社長は納得したようだった。

「なるほど。軍属になっていたのは知っていましたが、ここまで改造するとは。では所属をデュノア社から国連軍に変えておきましょう」

「それで頼む。あと元々のを改造したから返却はできないけど」

「それに関しては承知の上です。では、これは承諾したとのことでIS開発部のところに行きますか?」

「いいのか?シャルは構わんが俺は部外者だけど」

「構いません。それに経営危機から脱出したのはあなたのおかげなので」

と言って開発部の人が来て、俺とシャルを案内させた。社長は、まだ仕事があるのでと、ここで別れた。開発部の部長らしく、お陰様で第3世代を開発できたと感謝された。

「ここが、現在開発されているところです」

「ほう。ラファールを素材として、武器はビットか。ビーム兵器と実弾を半々にしたって感じだな」

「はい。いきなり一からは難しいので、ですが武器はいろいろと作ってはいます」

しばらくしてから、実験場に到着して現在開発中のを見せてもらった。ふむ、まあまあだな。データをもとに作ってるようだが武器は豊富らしい。そのあと、また困ったらいつでも連絡してくれと言ってからシャルの家に戻った。

さてと、フランスでの用事は1日で終わらせたが、これからどうしようかな。今は夜で、夕食を食べている。俺以外のメンツが料理をしていたからだ。俺が作ろうかというと、たまには僕が作らせてと言ったら全員が作ることになったので、全員でスーパーに行ってから作りはじめた。出来上がったのは、どれもうまそうだったので、食べている途中だが喋っていた。

「フランスでの用事は終わらせたが、これからどうする?ラウラはもうドイツにいるようだけど」

「そうですね。観光などはいかがでしょうか。イギリスもよかったですが、フランスも観光名所はありますよ」

「じゃあ、行きたいところはある一夏?」

「そうだな。エッフェル塔とか凱旋門とかかな。あとはおまかせするけど」

「じゃあ、明日全員で行こう。車は一夏が持ってるし」

と言ってから食い終わってから、お風呂にしたが。ここはマンションの一室だから全員は入れないので、一人ずつ入った。最後は、俺になったが使い方は分かるのでちゃんと入ったけど。寝るときは、俺は床でもかまわないと言ったが、二人はダメと言ったので三人で寝ることにした。おやすみのキスをしてから寝たけど、慣れるって恐ろしいなと思ったけど。普段からこうなのかと思ってしまう。朝になったので、顔を洗ってからダイニングルームに行った。それで朝食を食ったあとに全員で出てから、空間から車を呼び出した。

「さてと、最初はエッフェル塔にでも行こうか」

「道とか分かる?」

「ああ、このカーナビで案内できるはずさ」

と車を発進させて、フランスの街を見ながらエッフェル塔に着いた。写真と撮ったあとに、エレベーターで展望台に向かった。ほう凄いな。まあ日本にあるタワーよりかは低いがこれこれで一興だ。しばらく見たあとに、降りてから車に乗り、今度は凱旋門に行った。シャルル・ド・ゴール広場にある、凱旋門だけどエトワール凱旋門というらしいけど。写真を撮ってから、今度はどこに行くかと言ったらちょうどお腹が減ったので近くのレストランに行った。うまそうな料理だったけど、お金は俺のカード払いだから心配はない。

「次はどこに行こうか一夏?」

「そうだな。博物館か美術館にでも行くか?」

「では、ルーヴル美術館はどうですか。あそこは380,000点以上の美術品がありますからね。それに世界最大級の美術館と言われてますから」

「そうだな。じゃあそこに行ってみるか。全員反対はないか?」

『賛成です』

「なら、車に乗って行くぞ。さあ、乗った乗った」

俺たちは、ルーヴル美術館に行ってみた。普通ならパリだから歩きだと思うが、俺たちは車で行ったほうがいいと判断したからだ。なぜかと言うと、ここにはフランス代表候補生がいてお隣のイギリスの代表候補生もいて、さらに言えばこの俺が街中を歩くと通れなくなる。バレないと思うが、この前あったコンサートでの事件でテレビに俺の顔を知られたので、車で移動している。一応サングラスはかけているから問題はないと思うけど。でルーヴル美術館に着いたのでさっそく見る。美術館なので静かに見てたが、どれも素晴らしかった。見終わった俺たちは、車に戻った。

「いやー、どれもよかったな。全部は見れなかったけど」

「380,000点以上ありますからね。とても一日では見れませんよ」

「私は大理石彫刻がよかったですね。何度か来たことありますが、何度見てもよかったです」

「古代ギリシア・エトルリア・ローマ美術部門か。ミロのヴィーナスとかは見れたけどな」

「私はステンドグラスがよかったですね。きれいでした」

「確かに。僕もきれいだなと思ったくらいだったよ」

「シャルは来たことないの?ここ」

「まあね。僕の母親とは田舎暮らしだったから、こういうのは初めてかな」

「さてと、夕方になってきたな。どこかで喫茶店にでも寄るか。それかスーパーに行くって言うのもアリだが」

とここで、俺のケータイが鳴った。何だと思ったらこの辺りで銀行強盗が出たとか。俺のケータイには、俺がいる半径2~3kで何か事件があった時とかに鳴るようにしている。例え、ここがフランスであったとしても、警察無線を傍受して俺に連絡するようにしている。俺達は軍人であっても、警察が困っていたら介入するようにしている。

「皆、少し離れたとこで強盗事件発生した。犯人は3名だが、人質を取っているようだ。俺達はそれに介入する」

『了解しました』

「よろしい。ではすぐに車に乗りこめ。事件現場に行くぞ」

といって全員乗ったところで、事件現場に行く俺たち。少し走ったところで、警察が道路規制をしていたので、警察に俺たちは国連軍関係者だという手帳を見せたら通してくれた。そして少し走ったところで、事件現場に到着。俺たちは降りて、状況を把握するために地元警察がいるところに向かった。

「ちょっといいか?」

「君たち、ここは危険な場所ですよ!民間人は避難発令したはずですが」

「俺たちはこういう者だ」

「し、失礼しました。あなたが噂の人でしたか。今の状況ですが、犯人は3名で3人とも銃を持っています。犯人たちは興奮していて銃を乱射してきます」

「そうか。よし、俺たちに任せろ。中に入り、人質を解放及び犯人の無力化をしよう。君たちは犯人をこっちに向けてくれ」

「了解しました。お気をつけてください」

といって俺たちは、2つに分かれた。1つは、俺とエリザとフローラで中に入る。こちらはISを展開してから人質を解放する。2つ目は、表で待機して俺たちが犯人を捕まえたあと外に出たら、中に入り怪我がないか確かめる医療班。恐怖で錯乱して、暴れだしたら鎮痛剤じゃなかった沈静作用の薬を打ち込む。

「ということで俺たちは行ってくる。表は頼んだ。もし乱射して怪我人が出るようなことになったら展開してかまわない」

「お気をつけてい隊長。我々もISを持ってきたかいがありましたな」

「セシリアとシャルもシールドビットで警察官や民衆を守ってくれ」

「了解しました/了解したよ」

と言ってからエリザとフローラはISを展開して、ステルスモードになった。俺は、展開する必要ないのでな。で空間切断で銀行の裏に入った。3名と聞いたが、もっといるな。俺は拳銃にサイレンサーを付けてから、裏にいる数名を排除した。犯人の銃の銃口を正確に狙い撃ちして、暴発させただけ。そのあと主犯はいるところまで到着した。

「おとなしくしな、主犯さんよ」

「なっ!お前どこから入ってきた!これが見えないのかこれが!」

と主犯の一名が、人質に銃を向けたがステルスモードになっているエリザとフローラにより無力化した。そして、その間に主犯を手刀で気絶させてライフルを没収させた。そして俺たちは主犯と裏にいた者と一緒に銀行の外に出た。俺たちは、犯人たちを警察に渡している間に、医療班を銀行内に行かせて犯人に撃たれた者の応急処置を行った。そのあと救急車が来たので、俺たちは撤収したが、テレビでは俺たちのことを載せていた。すでに俺たちは撤収したためか、記者たちは俺たちの行方を追っていたらしい。でスーパーに寄って買い物したあとに、俺の料理を作ってから明日はドイツに行くとラウラにメールをしてから寝た。 
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