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インフィニット・ストラトス~IS学園に技術者を放り込んでみた~

作者:壬生咲夜
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本編
  第15話「変人クラスと生贄になった担任」 ※9/2 IFストーリー追加

 
前書き
【前書き】
以前投稿したのを修正し、再投稿します。
 

 
<3年4組>

[キーンコーンカーンコーン]

“SHR”
短学活、朝学活などと称される、朝夕に行われる連絡事項や生活指導を伝える短めのホームルームのこと。
ある意味穏やかな時間でもある。

そしてそれは年中騒がs――賑やかな3年4組もあてはまるのだった。


担任
「……ということです。なので、本日の午後の授業は――」

[スパンッッ!!!!!]

4組'S
「「「っ!?」」」

しかし、その平穏は突如響いてきた打撃音により崩壊することとなった。


[ザワザワ…]

担任
「(…さようなら、穏やかだった時間)」

女生徒A
「な、なに? 今の音…」
女生徒B
「1年生の校舎からみたいだけど…」


???
『イッタ~~誰よ!!!』
千冬
『……まだ…を…け』
???
『ち、千冬さんっ!?』
千冬
『……から、…っさと……に帰れ』
???
『は、はいっ!! ……いい、一夏また後でくるかr――』

[ブォンッ!!!!]

[バキャッ]

???
『ヒィッ!!??』

[タタタタッ……]


4組's&担任
「「「「………」」」」


箒&セシリア
『『一夏(一夏さん)っ!! あいつ(彼女)はいったいなんなんだ(ですの)!?』』

[スパンッ!]
[スパンッ!]

箒&セシリア
『『~っ!?』』


シャノン
「……なんだ。1年1組か」
ケイン
「おー凄いね~織斑先生の出席簿アタックは」
和輝
「うむ、見事な一撃だ」
女生徒A
「去年の今頃もこんなことあったよねー」
女生徒B
「あ~あったあった」

「あのときはたしか、どちらがより織斑先生を崇拝しているかだったかしら?」
鏡也
「最終的に織斑先生が喧嘩両者成敗してお終いだったがな」

どうやら、織斑千冬が担当するクラスから月に数度このようなことがあるらしい。
理由は毎回千冬関係だったが、今年はその弟の一夏関係もプラスされるのだろう。

因みに、3年4組が騒がしいのは通常運転(いつものこと)だ。


担任
「はいそこ、SHR中の私語は厳禁ですよ」
4組's
「「「すみません(~ん)」」」
担任
「……はぁ」

一部を除いて全然謝っている感じがしない彼らの言葉に溜息を漏らす担任こと鏑木早苗。
今年で3年目となる変人クラスの担任生活は、とっくの昔に諦めの領域を超えていた。

担任⇒早苗
「…それじゃあ最後に今日の5・6時間目は2年4組を交えてのIS整備になりますので、各自昼休み中に着替えを済ませて第二整備室に集合です」
4組'S
「「「「「「は~い!」」」」」


憎たらしいほど返事がいいなとかせめてもうちょっと大人しかったらと何度思ったことか…。


だからこれくらいの反撃は許されるだろう。

早苗
「ああそれと、もし遅刻したら第二アリーナ内の外枠を授業終わるまで走り続けたあと『栄養価満点!! でも味の保証はしない!! 海の幸シリーズ』を一気飲みして貰いますから」

4組's
「「「「「「721(ナニィ)!!!???」」」」」」

去り際の担任の言葉にクラス全員が驚愕の声をあげた。

ケイン
「バ、バカな!? あの激マズドリンクで最も最悪と言われたアレを一気飲みするだと!?」
シャノン
「そんな!? アレはあまりのマズさに封印されたハズじゃ…」
和輝
「まさか、とっておいたのか? この為だけに…」
鏡也
「なんて恐ろしい担任(ひと)なんだ」

ちゃっかり嫌がらせとかを仕組んでいるのは鏡也たち(変人クラス)の担任らしく思う。

早苗
「と・に・か・く! 遅刻厳禁! 以上!!」
4組's
「「「「「Yes My road!!」」」」」

それはもう見事な敬礼だったとのこと。

END


【没ネタ】
早苗
「もし、遅刻したら織斑先生の手料理を食べさせますから♪」
3年4組's
「「「「「「「「「それだけは勘弁してください」」」」」」」」」

クラス全員が土下座した。


◆IFストーリー 狂化してみた

[ドスパァァァァアアアンッ!!!!!!]

鈴音
「ポゲラ!!!???」
千冬
「さっさと国に帰りやがれ、クソチビがっ!!」
一夏
「り、リィィィイイインッ!!!」

鈴音
「……(シーンッ」

千冬
「返事が無いな。どうやらただの屍のようだ」
一夏
「いやいや、屍にしたの千冬姉だから!?」
千冬
「この雌餓鬼、私が仕事で居ない間一夏とイチャツキやがって…(フン、SHR中に他のクラスにいるこいつが悪い)」
麻耶
「お、織斑先生。本音と建前が逆になってますよ」
一夏
「イチャつくって、リンと俺はただのともだt――」

「おい、一夏!! そいつと付き合っているとはどういうことだ!!!」
セシリア
「一夏さん!! その方とお付き合いされてるとはどういうことですの!!!」
一夏
「うわっ!? 箒にセシリア!?」

[ドカンッ ゴキッ]

箒&セシリア
「「プゲラッ!?」」

千冬
「席に着けバカ共(こいつらも最近私のキャワイイ一夏に付き纏とっていたからな。ククク、害虫を処分するいい口実ができた) (ニヤニヤ」

麻耶
「あ、今度は本音を隠せてますけど、欲望丸出しの顔になってます」
ナギ
「と、止めなくていいんですか山田先生」
麻耶
「え、え~っとですね。今止めに入ったら私にも被害がきちゃいますから」
癒子
「イヤイヤ、そこは教師なんですから生徒を守るために止めましょうよ」
麻耶
「誰しも、自分が一番大切なんですよ?」
ナギ&癒子
「「うわっ!? この教師最低だーーっ!!!??」」
麻耶
「あ、鏡さんと谷本さん減点ですね」
ナギ&癒子
「「サーセンしたぁぁぁぁあああっ!!?? (ズサァァァァッ!!!」」←ジャンピング土下座


千冬
「そうだ、ケイネス(害虫)が居なくなればランサー(一夏)は私のものに (ブツブツ…」
一夏
「ケイネスとランサーって誰!!??」

本音
「カオスだね~(クスクス」

その他クラスメイト
「「「「「「「「「「(クラス変えしないかな…)」」」」」」」」」」


―― その頃の3年4組

[ドスパァアン]『ポゲラッ!?』
[ドカンッ バキッ]『『プゲラッ!?』』

[ザワザワ ザワザワ…]

穏やかな時間
『…もう、時間みたい』
早苗
「え?」
穏やかな時間
『短い間だったけど、楽しかったわ』
早苗
「お願い行かないで!!! 私を一人にしないで…」
穏やかな時間
『さようなら……』
早苗
「う、うぅぅ… さよならなんて、寂しいこといわないでよ…(グスッ」

[ポムッ]

早苗
「?」

騒がしい時間
『やぁ、また会ったね。 元気にしてたかい?』

早苗
「来るな、帰れ。余計なお世話よ。初号機に握り潰されろ」
騒がしい時間
『フフ、相変わらず辛辣だね。でも僕はリリンでいう“M”いうものだから、その言葉は僕にとってご褒美でしかないよ』
早苗
「………」←ゴミ虫を観るような眼差し

[ゾクゾク]

騒がしい時間
『ああ、いいよその眼差し。最高だ!!フフ、僕の準備はいつでも万全さ☆ さぁ、もっと僕を楽しませて(罵って)くれ碇く――じゃなかった鏑木先生』
早苗
「逃げちゃダメよ逃げちゃダメよ逃げちゃダメよ逃げちゃダメよ逃げちゃダメよ逃げちゃダメよ逃げちゃダメよ逃げちゃダメよ」

クラス代表の少女
「あ、早苗先生が“昼の天使”を倒す直前の主人公みたいな状態になってる」

「…ああ、第4使徒○ャム○エルね。その前のやりとりは対“雷の天使”戦の前と後を意識したのかしら?」
ケイン
「劇場版だと2体ともかなり強くなるんだっけ?」
鏡也
「全方位に加粒子砲撃てるとかマジwrs」
和輝
「…ヤシマ作戦の全国から電力を集めていたが、電圧問題とかどうしているんだ?」
シャノン
「いやいや、アニメなんだから突っ込んだらダメだって…」


こっちもこっちでカオスになってた。





 
 

 
後書き
【特に意味のない補足】

◆栄養価満点!! でも味の保証はしない!! ○○シリーズ
栄養価だけを追求した激マズドリンク。
いくつかのシリーズが販売されており、その中でも海の幸シリーズは最悪と言われている。
不味いとわかっているのに恐いもの見たさで学園の大半が1度は購入し、不味いと叫ぶ。
学園もなぜ定期的にこのドリンクを購入してるのか不明。

◆穏やかな時間
“基本的に表情が変わらないアルビノの少女”の姿をしたナニか

◆騒がしい時間
アスラン(カツラン)みたいな声をしたアルビノの少年”の姿をしたナニか

◆ケイネスとランサー
Zeroに登場するキャラクター
 
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