異世界からチートな常識人が来るそうですよ(タイトル詐欺)
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第五話 ハルペー短すぎだろw
前書き
主人公の癖してほとんど喋ってないな!
お久しぶりです名前を書くのは面倒くさい何か、です。もう春日部のギフトゲーム終わっちゃった♪
「どれどれ………ふむふむ………うむ、四人ともに皆素養が高いのはわかる。しかしこれはなんとも言えんな。おんしらは自分のギフトの力をどれくらい把握している?」
「企業秘密」
「国家機密」
「上に同じ」
「以下同文」
「うおおおい? いやまあ、仮にも対戦相手だったものにギフトを教えるのが怖いのは分かるが、それでは話が進まんだろうに」
「別に鑑定なんていらねえよ。人に値札貼られるのは趣味じゃない」
同意するように頷く三人。
困ったように頭を掻く白夜叉は、突如妙案が浮かんだとばかりに笑みを浮かべた。
「ふむ、何にせよ"主催者”として、星霊の端くれとして、試練をクリアしたおんしらには"恩恵"を与えなくてはならん。ちょいと贅沢なものだが、コミュニティ復興の前祝いとしては丁度良かろう」
白夜叉がパンパンと柏手を打つと四人の眼前に光り輝く四枚のカードが現れる。
カードにはそれぞれの名前と、体に宿るギフトを表すネームが記されていた。
コバルトブルーのカードに逆廻十六夜・ギフトネーム〝正体不明"
ワインレッドのカードに久遠飛鳥・ギフトネーム〝威光"
パールエメラルドのカードに春日部耀・ギフトネーム〝生命の目録" 〝ノーフォーマー"
アイスホワイトのカードに風舞証・ギフトネーム〝極夜の銀氷" 〝天秤の魔炎" 〝精霊の羽″ 〝心眼" 〝銀鎖″ 〝双琥″ 〝昊盾″ 〝軍隊ナイフセット″ 〝バルナの首飾り″ etc...
それぞれの名とギフトが書かれたカードが手中に収まる。それを見て黒ウサギが、
「ギフトカード!」
「お中元?」
「お歳暮?」
「お年玉?」
「お進物?」
「ちっ、違います! って皆さんどうしてそんなに息があっているのです!? このギフトカードは顕現しているギフトを収納できる超高価なカードなのですよ!」
「つまり素敵アイテムってことでオッケーか?」
「だからなんで適当に聞き流すんですか! あーもうそうです、超素敵アイテムです!」
「そのギフトカードは、正式名称を"ラプラスの紙片"、即ち全知の一端だ。そこに刻まれるギフトネームとはおんしらの魂とつながった"恩恵"の名称。鑑定はできずともそれを見れば大体のギフトの正体がわかるというもの」
「へえ? じゃあ俺のはレアケースなわけだ」
十六夜がそんなことを言いながら白夜叉に確認している間に、証は黒ウサギに自分のカードがどうなっているのか聞いていた。
「なあ黒ウサギ? こんなにギフトってあるものなのか?」
「…、ええ少々珍しいですがないわけではありません。この量は珍しいですが」
苦笑いしながら話す黒ウサギ。それもそのはず、証のギフトカードには書ききれない量のギフトが書かれていた。
後書き
遅くなりましたすいません厨二病なギフトネーム考えていたら長くなりましたなんとか二週間以内にできた? すいません以後注意します。
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