| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

ヴァンガードG ネクステージジェネレーション degrade

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

Turn:18 黒闇の根絶者

 
前書き
根絶者とユウカのファイトは続く
新たな力と共に懸命に挑むユウカ
だが根絶者は恐るべき能力を秘めていた
リンクジョーカー同士の熾烈な戦いの行方は 

 
「グレイ………エンド」
「ザクヱラドをコール、ザクヱラドでアイアンにアタック」
ザクヱラドに締め付けられるアイアン
【星輝兵 ネビュラキャプター】ドロートリガー
「パワーはヴァンガードに、1枚ドロー」

Turn:18 黒闇の根絶者

「黒闇の根絶者 グレイエンドでアタック」
【迅速な根絶者 ギアリ】トリガーなし
【責苛む根絶者 ゴヲト】ヒールトリガー
「ダメージ回復、パワーはヴァンガードに」
ダメージゾーンのヰガルガをドロップゾーンに送るシェンメイ
アイアンの体をグレイエンドの腕が貫く
その場に崩れ落ちるアイアン
【星輝兵 ネビュラキャプター】ドロートリガー
「1枚ドロー、パワーはヴァンガードに」
「ターンエンドだ」
「私は負けない!星輝兵の………リンクジョーカーの先導者として!」
ユウカにはドロートリガーによって増えた手札がある
たとえデリートが来ても対抗できるほどに
「呪われし竜よ!絶望を纏い顕現せよ!ライド・ザ・ヴァンガード!」
黒い炎がヴァンガードサークルで燃え盛り、手に持った鎌でそれを引き裂いて新たなユニットが現れた
「星輝兵 カオスブレイカー・クローズ!」
「ほう………新たなカオスブレイカーか」
「ストライドジェネレーション!滅星輝兵 カオスユニバース・アルサーニ!」
現れたGユニットが怪しく目を光らせる
「ソウルブラスト、カオスブレイカー・クローズが手札から捨てられたとき、相手は手札から1枚を呪縛カードとして置く」
「醗酵する根絶者 ガヰアンをザクヱラドの後ろに」
「カオスユニバース・アルサーニのスキル、相手はリアガードを2枚選び呪縛、そして2枚呪縛できなかったことで、カードを2枚ドロー」
「ほう………そのスキルがあったからストライドスキルを使わなかったか」
「それもあるけど、クローズのストライドスキルは手札を捨ててしまう、根絶者を相手にするなら、手札はとっておきたいからね、まだスキルは続いてる!アルサーニの効果でコロニーメイカーとアルサーニにパワー+2000!コロニーメイカーをコール!そのスキルでメトンアクスをスペリオルコール!」
ユニットを並べて攻撃の態勢に入るユウカ
「まだよ!ジンクのスキルでカウンターチャージ、ソウルチャージ、空いた場所にヘリオポーズをコール!アルサーニでアタック!」
「ノーガードだ」
「トリプルドライブ!」
【星輝兵 ストレンジ・ドラゴン】トリガーなし
【星輝兵 カオスブレイカー・クライシス】トリガーなし
【星輝兵 パラダイムシフト・ドラゴン】クリティカルトリガー
「パワーはヘリオポーズ側のコロニーメイカーに、クリティカルはヴァンガードに」
「ダメージチェック」
【招き入れる根絶者 ファルヲン】トリガーなし
【招き入れる根絶者 ファルヲン】トリガーなし
「これで決める!ヘリオポーズのブーストしたコロニーメイカーでアタック」
グレイエンドに向かっていくコロニーメイカー
「ジェネレーションガード、創生獣 デスティニー・ガーディアン」
だが目の前に現れた白い鳥獣を模したユニットにその道を阻まれてしまう
「そんな!そのユニットは………」
「先のファイトを終えた時、伊吹コウジから拝借した、役に立ったな」
デスティニー・ガーディアンの効果はユニットを解呪することで自身のシールドを上昇させるもの
ザクヱラドとガヰアンはこの効果によって解呪されてしまう
「くっ、まだよ、コロニーメイカーはもう一体」
「ヱファメスでガード」
これでユウカのターンは終了
呪縛カードがないシェンメイは安全に攻撃できる
「ストライドジェネレーション、終末根絶者 アヲダヰヱン、グレイエンドのストライドスキル」
「根絶者のストライドスキル!?」
「驚くことではないだろう、山札の上から1枚コールしてパワー+2000、相手のドロップゾーンから2枚をバニッシュデリート」
ドロップゾーンのカードが2枚バニッシュされ3枚
「(このバニッシュデリート………ただ裏向きでカードをバインドするだけなはずがない、何かあると前から気になってはいたけど)」
グレイエンドが加わり明らかにその速度が上がっている
「悪運の根絶者 ドロヲン、迅速な根絶者 ギアリをコール、ギアリの効果でストライドスキルによりコールされていたヱファメスを退却、ヘリオポーズ側のコロニーメイカーを退却し、1枚バニッシュデリート」
「くっ」
「さらにそのギアリを退却、グレイエンドのスキルでデリートし前列に+2000、ガヰアンのスキルでソウルブラスト、さらに1枚バニッシュデリート、ザクヱラドにパワー+3000」
パワーアップを重ねたザクヱラドが霊体となったユウカに襲い掛かる
「アポロネイル!アイアン!ストレンジ・ドラゴンでガード」
ザクヱラドには何か危険なスキルが隠されている
そう警戒していたユウカは多くのカードを使い何とかその攻撃を防いだ
「ドロヲンのブースト、アヲダヰヱンでヴァンガードにアタック」
「ノーガード!」
【禁ずる根絶者 ザクヱラド】トリガーなし
【奏でる根絶者 ヱファメス】スタンドトリガー
【痙攣する根絶者 ヱディ】スタンドトリガー
「なっ!」
「ザクヱラドとガヰアンはトリガーの効果でスタンドしパワー+5000」
アヲダヰヱンの放った攻撃が霊体であるユウカに襲い掛かる
「くっ、この痛みは………」
あまりの痛みにその場で蹲るユウカ
以前戦った根絶者とあまりに違いすぎる
【星輝兵 カオスブレイカー・クローズ】トリガーなし
「もはやフォールファイターなど不要、これより計画は最終段階に入る………」
「どういうこと………」
「魂を奪うなど生ぬるいことはもはやしない………そういえばわかるか?」
シェンメイのその言葉に目を見開くユウカ
「手駒は十分集まった………この先は消去するだけだ、ドロヲンのスキル、2枚ドローし、1枚捨てる」
「そんなこと………させない!」
「さらに1枚ドロップゾーンよりバニッシュデリート、ほら次だ」
霊体のユウカに襲い掛かるザクヱラド
その牙に食いつかれながら地面を引き摺られ岩に激突する
【星輝兵 カオスブレイカー・クライシス】トリガーなし
現実の体に走った痛みから何とか耐えようとするユウカ
「まだよ………まだ私は」
「ザクヱラドのスキル、コストを払った状態でのアタックが成功したことにより、貴様は次のターンストライドすることが出来ぬ」
「なっ!?」
切り札であるストライドを封じられたことに驚きを隠せないユウカ
ザクヱラドから感じていた不安はこのスキルによるものだった
「まだよ………ストライドが封じられても………私には共に戦うユニットがいる」
震える手で何とかカードを引きながらファイトを続けるユウカ
「わからんな………貴様なぜそこまでする」
「あんたたちなんかには………わからない!ライド!星輝兵 カオスブレイカー・クライシス!登場時能力!1枚呪縛!」
ザクヱラドが呪縛されクライシスが鎌を構える
「アイアンをコール!ガヰアンを呪縛!メトンアクスをコール!メトンアクスのブーストしたコロニーメイカーでアタック」
「ヱディでガード」
「カオスブレイカー・クライシス!」
「ジェネレーションガード、デスティニー・ガーディアン、ザクヱラドとガヰアンを解呪」
「クライシスのスキルでザクヱラドを退却!1枚ドロー!ツインドライブ」
【星輝兵 カオスブレイカー・クライシス】トリガーなし
【星輝兵 エーテル・ルーパー】ヒールトリガー
「パワーはアイアンに!メトンアクスのブーストしたアイアンでアタック!」
「ザクヱラド、ヱファメス」
二体のユニットがアイアンの攻撃を阻む
「ターンエンド」
「ストライドジェネレーション、アヲダヰヱン、まずはコストとして使ったファルヲンをスペリオルコール、ストライドスキル、一枚コール、ヱファメス、更にグレイエンドとドロヲンをコール」
ユニットを並べて攻撃態勢を整えるシェンメイ
「アヲダヰヱンのスキル、ヱファメスをコストにヴァンガードをデリート」
アヲダヰヱンの爪に貫かれたカオスブレイカーが崩れ落ちて消滅していく
霊体となったユウカが根絶者たちを前に立ち尽くす
「ガヰアンのスキル、さらに一枚バニッシュデリートしグレイエンドのパワー+3000、ヱファメスのスキル、デッキの一番上のカードをコール、ヰガルガ」
ファルヲンが体に絡んだ無数の触手を伸ばして攻撃してくる
「きゃぁぁあ!」
霊体のユウカに次々と襲い掛かり現実の肉体にも激痛が走る
【星輝兵 アポロネイル・ドラゴン】クリティカルトリガー
「パワーをヴァンガードに………」
「無駄なあがきを、ドロヲンのブーストしたアヲダヰヱンで攻撃」
「完全ガード!鉄壁の星輝兵 トリウム!」
トリウムがユウカを守るように立ちふさがり光の盾を広げた
「トリプルドライブ」
【撥ね退ける根絶者 ヰガルガ】トリガーなし
【責苛む根絶者 ゴヲト】ヒールトリガー
「ダメージを回復、パワーをグレイエンドへ、サードチェック」
【痙攣する根絶者 ヱディ】スタンドトリガー
「ファルヲンをスタンド、パワーを+5000」
「くっ」
「ドロヲンのスキルで2枚ドローし、1枚捨てる、更に1枚バニッシュ、ファルヲンでアタック」
スタンドしたファルヲンが再び触手を伸ばし襲い掛かる
「ジンク!パラダイムシフト!」
ユウカが手をふるうとともに2体のユニットが彼女を守った
「ガヰアンのブースト、グレイエンド」
「ジェネレーションガード!滅星輝兵 デモンマクスウェル!スキルでメトンアクスを呪縛!さらにインターセプト」
カードを一気に使い切って防ぐユウカ
「防ぎ切ったか、だが貴様はもはや虫の息………潔く敗北を受け入れるんだな」
「ふざけるな!私は負けない!仲間のため、多くのファイターのため………何より私とともに戦ってくれるユニットたちのためにも!」
シェンメイに対し言葉を荒げるユウカ
「ストライド・ザ・ジェネレーション!滅星輝兵 グルーボール・ドラゴン!トリウムをコール!メトンアクスを前へ!グルーボール・ドラゴンのスキル!表のGユニットは4枚!ロック・ザ・リアガード!」
表のGユニットと同じ枚数まで呪縛できるグルーボール・ドラゴンのスキル
これによってシェンメイのすべてのリアガードが呪縛される
「ジェネレーションブレイク3!グルーボール・ドラゴンのスキルで前列のユニットを呪縛カード1枚につきパワー+3000!」
パワーが不足していてもこのスキルなら補える
残りの手札を使い切って勝負に出るユウカ
「トリウムでアタック!」
「ジェネレーションガード、非難する根絶者 ヰビヲルヱス、スキルで相手前列のユニットをパワーマイナス5000」
「さすがにデスティニー・ガーディアンは弾切れかしら」
「もうその必要もなくなった」
「グルーボール・ドラゴンでアタック!」
「完全ガード、ドロヲンをコストに」
「(今ドロヲンを切ったなら残りの手札1枚はさっきドライブチェックでめくったヱディ、今のメトンアクスのパワーだとトリガーを2枚引かないといけない、しかもそのうち最低1枚はクリティカルでないと)」
【星輝兵 エーテル・ルーパー】ヒールトリガー
【星輝兵 ヘリオポーズ・ドラゴン】トリガーなし
【星輝兵 カオスブレイカー・クローズ】トリガーなし
残念ながらクリティカルは出なかった
「メトンアクスでアタック」
【食い千切る根絶者 ギヰバ】クリティカルトリガー
「くっ、ターンエンド」
「ここまでだな」
「まだよ!このターン必ずしのぎ切って」
「いや、貴様のバニッシュされたカードは10枚、このターンで終わりだよ………」
グレイエンドの背後に黒く不気味な影が広がりその体さえも包み込んでいく
その影がカオスブレイカーにも迫っていく
「あ………」
「ストライドジェネレーション」 
 

 
後書き
次回予告
「どうしたんだい伊吹君」
「俺のカードが足りない、ちゃんと全部持ってきたのか?」
「どうだろう、あそこにあったのはとりあえず回収しておいたけど」

turn:19 ミライとタツマ

「くっ、まさか根絶者が………」
「いや、そんなことして何の得が、ちょっと伊吹君何してるの」
「カードを取り戻す」
「落ち着いて伊吹君、傷口が開いちゃうよ!」 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

感想を書く

この話の感想を書きましょう!




 
 
全て感想を見る:感想一覧