ラブライブ!×仮面ライダー ーArisa's Paradoxー
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第1章 出会い
第6話 バイオリンの響く交響曲
前書き
前回登場したバイオリンの青年。
その正体が今回判明します。
その青年は亜里沙の味方か、それとも・・・・・・
それでは、始まります。
翌日の放課後・・・・・・
亜里沙「今日は新作ゲームの発売日だった。早く行かなきゃ」
この日は新作ゲームの発売日であるため、亜里沙は学校を出たあと、走って秋葉原のほうへと向かっていた。
秋葉原のゲーム屋に到着した後、亜里沙は新作のゲームを見つけ、手に取る。
そこへ、亜里沙と同じく新作ゲームを買いに来たのか、パラドが新作ゲームのある場所にやってきた。
パラド「おっ、亜里沙も来ていたのか」
亜里沙「パラド!!もしかして、パラドも!?」
パラド「ああ。その新作ゲームは俺も興味あるからな」
亜里沙「じゃあ、あとで一緒にやろうよ!!悠斗さんやアランも一緒に!!」
パラド「そうだな」
亜里沙は新作ゲームを買った後、パラドと別れ、万世橋のほうへと歩く。
万世橋に到着したその時、亜里沙の耳にバイオリンの音が聞こえてくる。
亜里沙(あら、いい音)
亜里沙はバイオリンの音が気になり、音が聞こえてきた場所へと歩いていく。
しばらく歩くと、亜里沙は1人の青年がバイオリンを弾いていた。亜里沙はその青年のバイオリンの演奏を聴くことにした。
亜里沙(とってもいい音、心が躍っちゃう)
バイオリンの演奏をしばらく聴く亜里沙。演奏が終わると、青年は目を開き、亜里沙のほうを向く。
???「おっ、俺の演奏、気になっていたのか?」
亜里沙「は、はい!!」
???「そうか」
亜里沙「あ、私は絢瀬亜里沙といいます!!あなたの演奏、私の心が躍っているみたいで、とても感動しました!!」
音也「俺は紅音也。君の心を躍らせたバイオリンの奏者さ」
亜里沙の心を躍らせたバイオリンの奏者は紅音也である。奏者としての腕は高く、多くのギャラリーを感動させている。
音也「俺の奏でる交響曲、もっと聞きたいか?」
亜里沙「うん!!もっと聞きたい!!」
亜里沙は目をキラキラさせながら、音也はもう一度演奏を始める。
亜里沙(やっぱりすごい。心が躍って、気分も落ち着く)
亜里沙の要望に応え、演奏を続ける音也。しかし、音也は突然、演奏を中断してしまう。
亜里沙「音也さん、どうしたの?」
音也「招かれざる客が来たみたいだ」
音也が後ろを振り向き、亜里沙がその方角を向くと、そこには暴走族のような格好をした男が亜里沙たちのほうに近づいてきた。
男A「テメェか、さっきから耳障りな音を出してくるのは」
亜里沙「だ、誰よあなた!!それに、この音は耳触りなんかじゃない!!」
耳障りだという男に、亜里沙は男に向けて強い口調で耳障りだということを否定する。
すると、次の瞬間、男はガイアメモリを取り出し、スイッチを押す。
《ケットシー!》
男はケットシーのメモリを首の右側部分に挿入し、ケットシー・ドーパントに変身した。
亜里沙「ドーパント!!」
ケットシー・ドーパント「テメェらの命、切り裂いてくれる!!」
亜里沙「自分勝手な言い分ばかり、許さない!!」
亜里沙はガシャットギアデュアルを取り出し、ダイヤルを右に回す。
《PERFECT PUZZLE!》
亜里沙がガシャットギアデュアルのダイヤルを右に回したことで、ゲームエリアが展開される。
《What's the next stage?》《What's the next stage?》
亜里沙「変身!!」
《デュアルアップ!》
《Get the glory in the chain. PERFECT PUZZLE!》
亜里沙は仮面ライダーパラドクス・パズルゲーマーレベル50に変身し、ガシャットギアデュアルをホルダーに装填した。
パラドクス(A)「あなたは、ここで倒す!!」
ケットシー・ドーパント「仮面ライダーだが何だが知らねぇが、俺の邪魔をする奴は誰であろうと切り裂く!!」
パラドクス(A)がケットシー・ドーパントと戦おうとしたとき、音也がパラドクス(A)の左肩をたたく。
音也「まあ、1人で戦おうとするなって。こいつは、俺がたたきつぶす」
そして、2人の横からキバットバットⅡ世が現れる。
キバットバットⅡ世「彼女がパラドクスか。我々も協力しよう」
すると、音也はキバットバットⅡ世を右手に持ち、キバットバットⅡ世は音也の左手にかみつく。
キバットバットⅡ世「ガブリ!」
キバットバットⅡ世が音也の左手にかみつくと、音也の腰にチェーンのように巻かれ、ドライバーの状態になる。
音也「変身!!」
音也はキバットバットⅡ世をドライバーにセットし、音也は仮面ライダーダークキバに変身した。
ケットシー・ドーパント「なっ、貴様も仮面ライダーだと!?」
ダークキバ「仮面ライダーダークキバ。さあ、行くぜ」
パラドクス(A)「覚悟しなさい!!」
ケットシー・ドーパントはダークキバとパラドクス(A)に攻撃しようとするが、2人の連携に圧倒され、ダークキバとパラドクス(A)はケットシー・ドーパントに攻撃する隙も与えず、攻撃を加え続ける。
ケットシー・ドーパント「馬鹿な、俺が圧倒されるだと!?」
ダークキバ「それはお前では俺たちにかなわないからだ」
パラドクス(A)「人の演奏を邪魔した報い、受けてもらうわ!!」
ケットシー・ドーパント「この、くそったれがー!!」
パラドクス(A)はホルダーからガシャットギアデュアルを取り出し、ダイヤルを左に回し、再度右に回して、ホルダーに再装填する。ダークキバもウェイクアップフエッスルを使い、キバットバットⅡ世に吹かせる。
《キメワザ!》
《デュアルガシャット!》
《ウェイクアップ・2!》
パラドクス(A)とダークキバは必殺技の体制に構える。それと同時に周りが夜の景色になり、パラドクス(A)とダークキバが高く飛翔し、ケットシー・ドーパントに向けてキック攻撃を放つ。
《パーフェクトクリティカルコンボ!》
パラドクス(A)の必殺技とダークキバのキングスバーストエンドがケットシー・ドーパントにヒットし、ケットシー・ドーパントは爆発する。
《オールクリア!》
《GAME CLEAR!》
その後、男の姿が現れると、ケットシーのガイアメモリは粉々に破壊された。
男「う、うう・・・・・・」
そして、パラドクス(A)とダークキバはその場から去り、ケットシー・ドーパントに変身した男は数分後に警察に逮捕された。
その後、変身を解除し、場所を移動した亜里沙と音也。ケットシー・ドーパントの襲撃で演奏が途中で止まってしまったため、亜里沙は改めてバイオリンの演奏を音也にお願いする。
亜里沙「ドーパントのせいで途中で止めちゃったけど、またバイオリンの音色を聞かせてくれるかな?」
音也「もちろんだ」
それからしばらく、音也は亜里沙のためにバイオリンを演奏したのだった。
後書き
今回登場したオリジナルドーパント
・ケットシー・ドーパント
仮面ライダーウィザードに登場するファントム『ケットシー』の姿をしたドーパント
能力はケットシーと変化はない。
音也が亜里沙の仲間になりました。
ちなみに、ダークキバに変身します。
仲間が増えて、閉ざされかけた亜里沙の心も開いてきていますね。
これからも亜里沙たちの活躍を見守ってください。
それでは、次回をお楽しみに
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