ラブライブ!×仮面ライダー ーArisa's Paradoxー
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第1章 出会い
第7話 おしおきタイム
前書き
前回の更新から大きく間が開いてしまいました。
まあ、私の方が忙しくて時間が取れませんでしたが・・・・・・
今回はライダーバトルになります。
とある日の放課後、亜里沙は4人の同級生から屋上に呼び出されていた。
同級生A「あんたを呼び出した理由、わかってるわよね?」
同級生D「私たちの仲間が最近学校に来ないんだよ。もしかしたら、あんたが関わっているかと思ってね」
亜里沙「何でよ!! どうして私を疑うのよ!!」
同級生E「知ったかぶりもいい加減にしろ!!」
亜里沙の一言に同級生たちは逆上し、亜里沙を強く突き飛ばす。突き飛ばされた亜里沙は、屋上の入り口のドアに思いっきり叩きつけられる。
亜里沙「くっ!!」
それでも、亜里沙は4人の同級生を強くにらみつける。
同級生B「へぇ、まだそんな顔ができるんだ」
同級生A「こうなったら、私たちの手で殺しましょう」
4人の同級生は変身アイテムを取り出し、1人はゲネシスドライバー、1人は戦極ドライバー、残りの2人はカードデッキを前にかざし、バックルを発生させる。
《ドラゴンフルーツエナジー!》
《ドリアン!》
同級生A・B・D・E「変身!!」
《ロック・オン!》
《ソーダ!》
《ドラゴンエナジーアームズ!》
《ロック・オン!》
《ドリアンアームズ!ミスター・デンジャラス!》
同級生たちは変身し、Aは仮面ライダータイラント、Bは仮面ライダーインペラー、Dは仮面ライダーブラーボ、Eは仮面ライダーライアに変身した。
亜里沙「そうやって、私ばかりいじめて!! いい加減にしなさい!!」
インペラー「いつまで減らず口を叩く気だい?」
ライア「お前の存在そのものが気に入らないんだよ!!」
タイラント「早く死んで」
亜里沙「くっ・・・・・・」
4人のライダーに追いつめられ、絶体絶命の亜里沙。その時・・・・・・
???「全く、見てらんないな」
その時、ある人間の声がしたため、5人はその方角を振り向く。そこにいたのはパラドと音也、キバットバットⅡ世だった。4人がパラドに気を取られている隙を見て、亜里沙はパラドたちのもとへと走る。
タイラント「あ、あんたはこの前の!!」
ブラーボ「それに、あの男も絢瀬の仲間!?」
パラド「まだ懲りずにワンサイドゲームをやっていたとはな」
ライア「うるさい!!部外者には関係ないでしょ!!」
インペラー「それに、どうやってここに来たのよ!!」
インペラーがそう指摘すると、パラドはあるものを取り出す。それは『エナジーアイテム』と呼ばれるメダル型のアイテムで、その効力は透明化だった。
2人はそれぞれ変身し、透明化の効力でここまで来たのだ。
音也「お前らのことは亜里沙から聞いている。レディをいじめで恥ずかしくないのかい?」
ブラーボ「こんな奴をレディっていう奴がどうかしてるわ」
音也「そうか。そんな女にはおしおきだ」
キバットバットⅡ世「ありがたく思え。おしおきタイムだ」
音也はキバットバットⅡ世を右手に持ち、キバットバットⅡ世は音也の左手にかみつく。
キバットバットⅡ世「ガブリ!」
キバットバットⅡ世が音也の左手にかみつくと、音也の腰にチェーンのように巻かれ、ドライバーの状態になる。
さらに、パラドと亜里沙はガシャットギアデュアルを取り出す。
インペラー「なっ!?」
ブラーボ「絢瀬の奴、いつの間にあのガシャットを持ってたの!!」
パラドはガシャットギアデュアルのダイヤルを右に、亜里沙はガシャットギアデュアルのダイヤルを左に回す。
《PERFECT PUZZLE!》
《KNOCK OUT FIGHTER!》
亜里沙とパラドがガシャットギアデュアルのダイヤルを右および左に回したことで、ゲームエリアが展開される。
《What's the next stage?》《What's the next stage?》
《The strongest fist! “Round 1” Rock & Fire!》《The strongest fist! “Round 1” Rock & Fire!》
亜里沙・パラド・音也「変身!!」
亜里沙とパラドはガシャットギアデュアルの起動スイッチを押し、音也はキバットバットⅡ世をドライバーにセットする。
《《デュアルアップ!》》
《Get the glory in the chain. PERFECT PUZZLE!》
《Explosion Hit! KNOCK OUT FIGHTER!》
パラドは仮面ライダーパラドクス・パズルゲーマーレベル50に、亜里沙は仮面ライダーパラドクス・ファイターゲーマーレベル50に変身し、ガシャットギアデュアルをホルダーに装填した。
タイラント「なっ!?」
パラドクス(P)「行くぜ」
屋上で3対4のライダーバトルが始まり、校庭にいる生徒は何事かとざわつく。
戦況は、パラドクスたちが圧倒し、4人のライダーを追いつめていく。
インペラー「こいつら」
タイラント「何で絢瀬のくせにこんなに強いんだよ!!」
パラドクス(A)「答えは1つ。弱い者いじめのツケが回ってきたのよ」
ライア「くっ、調子に乗るな!!」
パラドクス(P)「亜里沙。これ使いな」
パラドクス(P)はパラドクス(A)に1つのエナジーアイテムを投げ、その効力がパラドクス(A)に及ぶ。
《鋼鉄化!》
パラドクス(A)「ありがとう!! これでぶっ飛ばしてやるわ!!」
パラドクス(A)はブラーボとインペラーに接近し、マテリアライズスマッシャーを1発ずつぶち込み、遠くへと吹っ飛ばす。
ブラーボ・インペラー「ああああああああああああああああああああああああああっ!!」
ブラーボとインペラーは屋上から遠くへと飛ばされ、地上へと落ちていった。
ダークキバ「これで、あとはお前たち2人だ」
ライア「貴様ら、よくも!!」
ライアはカードデッキからカードを1枚取り出し、それをエビルバイザーに装填する。
《ファイナルベント!》
ファイナルベントが発動されると、ライアの後ろからエビルダイバーが現れ、ライアはそれに乗る。
ダークキバ「俺に任せたまえ」
ダークキバは右の真ん中にあるウェイクアップフエッスルを使い、キバットバットⅡ世に吹かせる。
《ウェイクアップ・2!》
ダークキバは必殺技の体制に構える。それと同時に周りが夜の景色になり、ダークキバが高く飛翔し、ライアに向けてキック攻撃を放つ。ダークキバのキングスバーストエンドがハイドべノンで体当たりしてきたライアにヒット。ライアは吹き飛ばされ、エビルダイバーも爆発した。
ライアは立ち上がろうとするが、バックルから火花が飛び散り、カードケースは粉々に砕けた。
カードケースが砕けた後、ライアの変身が強制解除され、同級生Eの姿に戻る。同時に、同級生Eの姿が消え始める。
同級生E「い、嫌!! こんなの!! 死にたくない!!」
パラドクス(A)「消える前に、一発殴らせて」
パラドクス(A)は同級生Eを思いっきり殴り、ダウンさせる。そして、直後に同級生Eは消滅し、死亡した。
タイラント「お、おのれ・・・・・・貴様ら」
パラドクス(P)「・・・・・・どうやら、お前たちのほかの仲間も終わりのようだ」
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一方、パラドクス(A)に吹き飛ばされたブラーボは川沿いの道まで飛ばされていた。
ブラーボ「くそっ、絢瀬の分際で!!」
???「亜里沙がどうしたって?」
ブラーボ「決まってる!! 私がこの手で殺してやる!!」
???「そうか、じゃあお前には地獄へ落ちてもらうしかないな」
ブラーボは後ろの男と無意識に話していることに気付き、振り向く。そこには亜里沙の仲間の1人、広瀬悠斗がいた。
ブラーボ「だ、誰よあんた!!」
悠斗「貴様の様な雌豚に名乗る名前はない」
ブラーボ「め、雌豚ですって!!」
悠斗「・・・・・・前座はここまでだ。消えろ」
悠斗はロストドライバーを装着し、ポケットからエターナルメモリを取り出し、スイッチを押す。
《エターナル!》
スイッチを押した後、エターナルメモリをロストドライバーに挿入する。
悠斗「変身!!」
悠斗はエターナルメモリが挿入されたロストドライバーを右に展開する。
《エターナル!》
そして、悠斗は仮面ライダーエターナルに変身した。
ブラーボ「あんたも、仮面ライダー!?」
エターナル「さあ、地獄を楽しみな」
エターナルはエターナルエッジを右手に持ち、ブラーボに接近する。ブラーボはドリノコを使い、エターナルを攻撃しようとするが、2本持ちであるにもかかわらず、エターナルの華麗なエッジ裁きで攻めきれずにいた。
エターナル「たいしたことないな」
ブラーボ「な、なめないでよね!!」
ブラーボは戦極ドライバーのカッティングブレードを2回倒し、必殺技を発動する。
《ドリアンオーレ!》
エターナル「馬鹿め」
エターナルはロストドライバーに挿入されているエターナルメモリを外し、それをエターナルエッジに差し込む。
《エターナル!マキシマムドライブ!》
すると、ブラーボの動きが突然鈍くなり、力を奪われるように苦しみ始める。そして、エターナルエッジの必殺技の攻撃がブラーボにヒットし、戦極ドライバーとドリアンロックシードは破壊され、変身も解除された。
エターナル「お前を本当の地獄に送ってやる」
さらにエターナルは『ヒートメモリ』を取り出し、スイッチを押す。
《ヒート!》
スイッチを押した後、ロストドライバーのマキシマムスロットに差し込む。
《ヒート!マキシマムドライブ!》
そして、エターナルの右手が炎に包まれ、その拳が同級生Dにヒットし、川へと落下していった。
その後、エターナルはその場から去り、人気の少ないところで変身を解除し、悠斗の姿に戻ると、そのまま去っていった。
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一方、ブラーボと同じく吹き飛ばされたインペラーは中学校から少し離れた公園に飛ばされていた。
インペラー「くそっ!! 何で私が!!」
???「愚かで無様だな」
インペラー「だ、誰よ!!」
インペラーはその人物の方を見る。そこにいたのは黒の軍服をモチーフにした服装をしたアランだった。
アラン「君が、亜里沙をいじめたという卑怯者か?」
インペラー「亜里沙って誰? 私はそんなの知らないよ!!」
アラン「それは嘘だろう?」
インペラー「なっ!?」
アラン「君のことは亜里沙から聞いている。不完全で卑怯者である君は、私の手で制裁を下してやろう」
アランは左腕にメガウルオウダーをセットし、右手に眼魂を持ち、スイッチを押す。
《スタンバイ!》
スイッチを押した後、眼魂をメガウルオウダーにセットし、ユニットを起こし、待機ボタンを押す。
《イエッサー!》
《ローディング!》
待機ボタンを押すと、メガウルオウダーからパーカーゴーストが現れる。
アラン「変身!!」
アランがメガウルオウダーの緑の部分のスイッチを押すと、水滴が垂れたような音がした。
《テンガン!ネクロム!メガウルオウド!》
《クラッシュザインベーダー!》
アランに白のスーツが覆い、パーカーゴーストを纏い、アランは仮面ライダーネクロムに変身した。
インペラー「こ、このー!!」
インペラーはネクロムに殴りかかるが、落下のダメージの影響か、威力が弱まっており、右手をネクロムにつかまれる。
ネクロム「ふっ」
インペラーの右手をつかんだネクロムは、その右手を振り払い、パンチ攻撃を連続で浴びせ、さらに回し蹴りをヒットさせ、インペラーはダウンする。
さらに、ネクロムはもう1つの眼魂を取り出し、スイッチを押す。メガウルオウダーをいったん倒し、すでにセットされているネクロム眼魂と入れ替える。
眼魂を入れ替え、ユニットを起こし、再び待機ボタンを押す。
《イエッサー!》
待機ボタンを押すと、メガウルオウダーからパーカーゴーストが現れ、ポーズをとると、横にグリム童話の著者で文学者のグリム兄弟の姿が現れる。
メガウルオウダーの緑の部分のスイッチを押し、水滴が垂れたような音と共に、ネクロムは新たなパーカーゴーストを纏う。
《テンガン!グリム!メガウルオウド!》
《ファイティングペン!》
ネクロムはグリム魂にチェンジし、両肩のペンの形をした『ニブショルダー』を使って、インペラーに攻撃を加える。
インペラー「こんな奴に、私が負けるなど・・・・・・ありえない!!」
インペラーはカードデッキからカードを1枚取り出し、それを羚召膝甲ガゼルバイザーにセットする。
《ファイナルベント!》
ファイナルベントが発動されると、ゼール系モンスターが多数現れ、ネクロムに襲い掛かる。
ネクロム「それで私を倒す気とは、愚かな」
ネクロムはメガウルオウダーのユニットを再び立てて、待機ボタンを押し、さらに緑の部分のスイッチを押し、水滴の音が響く。
《ダイテンガン!グリム!オメガウルオウド!》
両肩のニブショルダーが緑色に包まれると、接近してくるゼール系モンスターを次々と倒し、モンスターを全滅させると、最後に2つのニブショルダーがインペラーを突き刺し、カードケースも粉々に砕け散った。
インペラー「がはっ!!」
インペラーの変身が強制解除され、同級生Bの姿に戻る。そして、同級生Bの体が消え始める。
同級生B「そんな!! 私が死ぬなんて嫌だよ!!」
ネクロム「君は、ここで終わりだ」
ネクロムはそう告げた後、その場から去る。その後、同級生Bは消滅し、死亡した。
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一方、屋上では遠くで爆発音が聞こえてきて、パラドクスたちはタイラントたちの仲間を倒したと確信する。
パラドクス(P)「どうやら、ほかの仲間がやってくれたようだ」
タイラント「絢瀬、いつの間に仲間を従えていたなんて」
ダークキバ「下僕みたいな言い方だな。俺たちは正真正銘の仲間だ」
パラドクス(P)「では、こっちもエンディングと行こうか」
パラドクスは装填されているガシャットギアデュアルを取り出し、ダイヤルを左に180度回転させる。
《KNOCK OUT FIGHTER!》
《The strongest fist! “Round 1” Rock & Fire!》
パラドクス(P)「大変身!」
パラドクス(P)はガシャットギアデュアルの起動スイッチを押した後、再度ホルダーに装填する。
《デュアルアップ!》
《Explosion Hit! KNOCK OUT FIGHTER!》
パラドクスはパズルゲーマーレベル50からファイターゲーマーレベル50にチェンジし、両肩にあるマテリアライズショルダーが両手に装備され、マテリアライズスマッシャーとなった。
パラドクス(A)「あなたたち命運は、今日で終わりよ!!」
パラドクス(P)「お前にふさわしいエンディングを迎えさせてあげるよ」
タイラント「この、ふざけるな!!」
タイラントはソニックアローをパラドクスに向けて放つも、攻撃ははじかれ、2人のパラドクスとダークキバの攻撃を受け、鉄格子の網にぶつかる。
その時、タイラントが植物の様なものに覆われ始める。
タイラント「ちょっと!! 何これ!? 嫌!! やめて!!」
全身が植物に覆われると、タイラントは怪物へと変貌した。
ダークキバ「怪物に変わった!?」
パラドクス(A)「都合がいいわ。これなら、心おきなく倒せるから」
パラドクス(P)「さあ、フィニッシュだ」
ダークキバ「ああ。同時攻撃だ」
パラドクスはガシャットギアデュアルをホルダーから取り出し、ダイヤルを右に回した後、左に回す。さらにダークキバは右の前にあるウェイクアップフエッスルを使い、キバットバットⅡ世に吹かせる。
《ウェイクアップ・1!》
《《キメワザ!》》
《《デュアルガシャット!》》
《《ノックアウトクリティカルスマッシュ!》》
ダークキバと2人のパラドクスは必殺技の体制に構える。それと同時に周りが夜の景色になり、ダークキバと2人のパラドクスが高く飛翔し、怪人に変貌したタイラントに向けてパンチ攻撃を放つ。3つのパンチ攻撃は同時にヒットし、同級生Aは怪人に変貌した挙句、彼らに倒されて爆発した。
《GAME CLEAR!》
その後、3人は透明化のエナジーアイテムを使い、学校の敷地内を出る。人気のない場所まで移動した後、変身を解除する。亜里沙は変身を解除した後、ガシャットギアデュアルを見つめながら、こうつぶやく。
亜里沙「私、少しは強くなれたかな」
パラド「ああ。お前は十分強い。初めて会った時から、腕が上がってるぜ」
亜里沙「ありがとう。私、絶対女王になる!!これがあれば、きっとなれるって信じてる。だから、私はもっと強くなる!!」
亜里沙は強い決意を固め、もっと強くなると宣言する。その強さには、かつてのいじめられた亜里沙の面影はもう残っていなかった。
そして、遠くから3人のやり取りを白の軍服を着た青年が見つめていた。
???「あいつが、アランの言っていた絢瀬亜里沙という女か。いい目をしている。確かに、彼女と組めば我々の計画もたやすく進む」
そうつぶやいた後、白の軍服を着た謎の青年はその場から去っていった。
後書き
ついに亜里沙をいじめた残りの4人が全員粛清されました。ざまあみろですね。
ちなみに、ネクロムの必殺技はこの作品オリジナルの必殺技です。まあ、これもこれでかっこいいですけどね。
最後に出てきた白の軍服の青年。まあ、誰であるかは予想できるとは思いますが・・・・・・
前回から間が大きく開いてしまい、大変お待たせして申し訳ありませんでした。
このArisa's Paradoxやもう1つのAquours Gorstの更新のスピードは前よりは遅くなり、今回みたいに半年ほど間が開くこともあります。ですが、凍結の予定はありません。
2作品とも最後まで完結させます。
これからもArisa's Paradoxを楽しんでご覧ください。
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