リリカルクエスト
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。
ページ下へ移動
61日目 ゆういちはまだきづいていない
箱庭の別荘のモンスター達には、クライドさんの言う事を聞く様にと指示し、マンションに帰ってきました。
明日から新学期なので、準備を始める。
初日は始業式と宿題提出位だから、昼には帰宅出来るだろう。
いない間の留守電で、忍さんからのメッセージがあったが、厄介な事に巻き込まれるからスルーしとこうと思う。
学校へ行くと、教室は転入生が来るらしいとの話題で持ちきりだった。
しかも、1人でなく3人で、うちのクラスの席が3席追加されている。
超嫌な予感しかしねぇ・・・ ( ̄ω ̄|||)
それから、なのは達からも話し掛けられる事もなく、先生がやって来た。
挨拶が終わると、早速転入生の紹介が始まる。
嫌な予感的中の、テスタロッサ3姉妹だった。
クラスの男子達は、可愛い女の子3人に大盛り上がりで、それ等を余所に自己紹介をしている。
ふと、3姉妹と目が合ったが、覚えてないはずなので気にしない様にしよう。
HRが終わり、なのは達とファタリテ達が合流して雑談をしている。
次は、体育館で始業式で、みんな移動を始めると、
ギル「嫁3姉妹よ 我へ会いたさに転校して来てくれたか 我に会えなくて余程寂しかったか?」
道行「すずか アリサ 休み中どうしてたんだよ? 折角の夏休みだったのによ」
帝「やぁ~ 愛しのハニー なのは 立花 ハニー達に会いに店へ行ってもいないし どうしてたんだい?」
例の3人が、なのは達に絡んでた。
以前なら、俺にトバッチリが来る所だが、記憶消してるから来ない来ない。
で、夏休み中に会えなかったらしく、その不満をぶちまける3人に、嫌気が差してそうな顔をしてるなのは達。
もう俺には関係なので、自分達で何とかしてくれたまえと、俺も体育館へ移動し様としたら、
アリシア「ねぇ~助けてよ~」
袖を掴まれ、助けを請われた。
ギル「おい 羽虫 我の嫁に何をする 汚らわしい! 触れるな!」
アリシア「私はアンタの嫁じゃないよ~だ ベー」
俺を挟んで言い合いをしないで欲しい。
クラスのみんなは巻き込まれたくないのか、総スルーで我関せずだし、これは困った。
ってか、監視の先生何やってんの?
つかさ、コイツ等、ドルマゲス戦でも役立たずで、肝心な時も来なかったのに、よくあんな態度で迫れるよな・・・
ってか、メッキが掴みかかって来たし、新学期早々ウザイ。
さっさと退場して貰おうと思い、小声で【ナマガワー】を唱えた。
すると、メッキからクサイ臭いが漂いだして、本人も大分不快な顔をしている。
周囲は、メッキから距離を取り出し、『臭い』『やっぱ金ポン』『最低』と言われている。
そんな声に耐えきれなくなったのか、メッキはその場から逃げだして、残る貧弱君と厨2患者は、素知らぬ顔で口説こうとしていた。
まぁ、アリシアの助けはコレでいいだろうと、立ち去ったら、
アリシア「ありがと~ お兄ちゃん」
What‘s? 記憶消したはずだぞ・・・・・
その後、なんの追求もなかったから置いておいたが、気のせいとしとこう。
それから、始業式を終えて教室に戻り、HRでこれからの予定と時間割の発表、夏休みの宿題を提出してから下校する事になる。
下校時は下校時で、なのは達は3人に絡まれていて、今回は巻き込まれなかったが、先生には通報しておいた。
翌日以降、特に大きな問題は無く穏便に日常を過ごし、週末は箱庭かDQ世界に飛んでは色々としている。
そうそう、地下遺跡の洞窟へ行ってみたら、やっぱりトロッコでプサンが回ってましたよ・・・
レバー切り替えて、壁に激突させたら、漫画みたいに壁にめり込んでいたけどね。
んで、直球でプサン改めマスタードラゴンに【ゴールドオーブ】と【ドラゴンオーブ】を渡し、コミュ【天空城】が困ってる旨を伝えたら、マスタードラゴンはお礼を言うとすぐさま【ルーラ】を唱え、天上に頭をぶつけていた。
洞窟内だと注意すると、【リレミト】で脱出していった。
アイツ・・・本当に大丈夫か?
それと、学校でたまになのは達の誰かと目が合うが、ただそれだけで、どうやらちゃんと【仏ビーム】は効いてると思う。
あれから何事もなく、12月に入ると年の瀬も近くなり、年末に向けて慌ただしくなっている。
買い物に行けば、商店街もクリスマスに向けたイベントやらに様変わりしていた。
後3週位で冬休みだな~っと考えていると、不意に魔力を感じた。
なんぞ?と思い、【レムオル】を唱え様子を見に行くと、なのはと立花が【魔人のかなづち】っぽいゴッツイハンマーを持った少女と交戦してる姿を見た。
何やら言い合いをしていて、状況から察するに、なのは達とハンマー少女は友達ではないみたいで、喧嘩の原因は何か知らんが、街は壊すなよと傍観してると、今度はナイスバディーなお姉さん現れた!!
ハンマー少女との2対1ではなのは達が押していたが、お姉さんがハンマー少女に加勢してからは、攻守が逆転している。
徐々に追い詰められていき、魔力の疲労が見られて来ると、ハンマー少女は本みたいなのを取り出し、なのはと立花から【マホトラ】みたいに魔力を奪い取っていて、2人からギリギリまで魔力を吸収すると、その場から撤退した。
そして、一足遅れでクロノが現れ、なのはと立花を回収していった。
一体今度は何が起こってるんだ?
ー立花 sideー
今私となのはは、原作2期になる闇の書の騎士の1人ヴィータと戦っている。
はやてを助ける為の魔力の蒐集に来たみたい。
突然の事で不意を突かれたけど、今の私となのはならヴィータ1人位抑えられると思ってたし、実際こちら優位に運べてた。
でも、騎士の将・シグナムが来てから形勢が逆転してしまい、次第に劣勢になり追い詰められていくと、
シグナム「ふむ 主と同じ歳位の魔導師にしてはやるな ヴィータそろそろいいだろう」
ヴィータ「わかってるって 悪く思うなよ」
ヴィータが本を取り出し、何か言っている。
アレが闇の書・・・不味いかも・・・と見ていると、急に体から力が抜けていく感覚に襲われた。
なのはを見ると、
なのは「ち・・・力が抜けて・・・ なんなの??」
なのはも同じく脱力していて、蒐集に魔力を持って行かれたみたいね・・・
ヴィータ「お 大分ページ埋まったぞ」
シグナム「そうか では 次を探しに行くぞ」
私はそこで意識を失ってしまった。
ー立花 side endー
ページ上へ戻る