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リリカルクエスト

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59日目 ゆういちはほとけになった

4日ぶり位に帰って来てみれば、家の留守電に学校の先生と疎遠の祖母からの連絡があった。

まぁ、先生には連絡しとくとして、祖母はどうでもいい。

テーブルの上に置いてたジュエルシードも無くなってるし、テスタ家の面々もいないのは、多分事後処理でもしてるんだろう。

どうせ明日から週末だし、なのは達もアースラに行くだろうから、どうなったか位教えてくれるでしょ。

それが終わったら、俺への関心を忘れさせないと、今後も面倒臭い事に巻き込まれる。

暫くしてリニスが帰って来たと思ったら、また手を引かれプレシアさんの下へ連行された。





プレシア「それで 何か言う事があるんじゃないのかしら?」

来て早々、先の戦闘映像を出され、説明しろと言われています。

何でそんなもんが出回ってんのよ? 誰だよ流出させたのは?

プレシア「悠一君は 人なのかな? それともドラゴンなのかな? さぁ~白状なさい」

リニス「私も気になります 教えてくれませんか?」

ダメだわ、こりゃ~聞く耳持ちそうにねぇわ。

取りあえず、



悠一「俺への関心を忘れろ~ 仏ビ~~~ム」



早速2人にビームってみて、ついでに【ラリホーマ】を掛ける。

で、一応の約束事だけは果たそうと、分身して例のアレでプレシアさんを若返らせる。

起きる前に、俺の記録は破壊して撤収してマンションに帰ると、

ファタリテ「やっと帰って来た」
アリシア「どこ行ってたの~」
フェイト「黙って行くのはよくないと思う」
アルフ「みんな心配してたんだよ」

Oh、今度は娘達が現れた。

それから、行方を(くら)ましていた間に何をしてたのかと散々聞かれ、アースラへ赴く羽目になる。





アースラに着くと、当事者達が全員揃っていて、

リンディ「よく来てくれました 早速ですが伺いたい事があるのですが よろしいですか?」

クロノ「この4日間 一体どこで 何をしていた?」

なのは「そうだよ みんないっぱい探したの」
アリサ「隠しても無駄よ 正直に話しなさい」
すずか「悠一君 どこも怪我はない?」
立花「これはお話が必要かな?」

ユーノ「っちょっと みんな落ち着いて~!」

クロノ「そうだ 個人的な話は後でも出来るだろ? で 何をしていたんだ?」

あ~どうすっかな。

たちまち、艦長に話してた内容で、ドルマゲスが他の世界の人々に掛けている呪いを解くため、他の世界に行っていた。

時間が掛かるかもしれないから、ジュエルシードはテスタ3姉妹の目につく自宅に置いてた。

などと説明すると、

リンディ「それは ご苦労様でした では こちらの状況ですね 21個のジュエルシードを回収して 今回の管理局の任務は終わりました ですが 今回の件を 全て正直に本部へ報告する訳にもいきません そうしてしまうと テスタロッサ家の方々 しいては 冤罪にかけられてる方々にも迷惑をかけてしまいます そうするには不正を働いた職員を一網打尽にしなければいけないのですが まだ十分な根回しが出来てないのです それと 封印世界の件も表沙汰には出来ません ラプソーンみたいな暗黒神がいると知れ渡れば 利用しようと犯罪組織が封印世界に干渉する恐れがあります」

クロノ「なので 僕達管理局 いやアースラが本部に提出する報告書は 細工して提出する事にした」

大きなウィンドウが開き、大まかな報告書の説明が始まる。


・ユーノ・スクライアが運転する輸送船が、魔法の練習をしていたファタリテ・テスタロッサ、フェイト・テスタロッサの魔法を受け被弾。
・運悪く被弾箇所が機関部で輸送船が大破し、第97管理外世界地球へジュエルシード21個が落下。
・早急な回収が必要とみなし、ユーノ・スクライアは現地魔導師の高町なのは、橘立花に協力を求め、ジュエルシードの回収を始める。
・テスタロッサ姉妹も、故意ではないが自分達の魔法が原因と責任を感じ、回収を手伝う。
・現地協力者の友人の魔導師も加わり、現地の被害も最小限に抑えて、無事全ジュエルシードの回収に成功。


大まかだが、コレなら支障は無いと艦長の判断だろう。

クロノ「大体はこの内容だ 何か質問や不具合 不都合な記載があるなら言って欲しい」

リンディ「特にファタリテさん達は お約束の事もありますし 提出する本文も見て頂こうと考えています」

艦長とクロノの気遣いで、特に大きな修正もなく、俺の事も表沙汰に出来ないので記載はしないそうだ。

話しは終わり、

アリサ「じゃあ 個人的な話をしに行きましょうか?」

逃げ道を塞がれて取り囲まれた。

ユーノとクロノに助けを求める視線を送っても、合掌をされた・・・

そして、マンションに帰ると、また説教が開始されそうな空気になり、やられる前に先手を打つ。



悠一「みんな俺への関心を忘れろ~ 仏ビ~~~ム!!」



ビームを浴びたみんなはバタバタと倒れ、とうとうやったったぞ。

これで俺は自由だ~~!! \(TロT)/

後は、この繋がったリビングの壁を元に戻せば、またお気楽な1人暮らしに戻れる。

壁の境界に【サンズ・オブ・タイム】を掛け、壁はみるみる修復されました。

この先、どんな原作関連があろうとも不用意に近づかんとこって思います。
(※近づかなくても近寄ります※byうんのよさ※)

まぁ、これで俺が知る原作は終了。

うろ覚えで、2期とか3期にしまいにゃ~4期まであるってネットで見たけど、よくわからん。

まぁ、なんかありゃ箱庭に引き籠れば・・・・・ ん? 

思い出した! 夏休みは箱庭散策しよ。

結局、仲間モンスターゲット出来てないし、他の召喚獣やら精霊やらがいるんじゃね?

楽しみだな~ 早く夏休みになんね~かな~

なんて考えて、週末をゆっくり過ごしました。



翌週、学校へ行くと、なのは達から話しかけられる事もなく、平穏な学校生活を満喫した様な気がする。

ただ、時折こっちを見てる時があるが、気のせいだろう。

そして、例の3人の内2人は、相変わらず立花となのは、すずかとアリサを追いかけている。

放課後はもう1人が、テスタ3姉妹に近付こうとしたりと相変わらずだ。

でも、家に帰るとうるさくないし、やっと戻って来た日常。


そして、夏休みを迎える事になる。

 
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