真ゲッターロボ・地球最凶の日 第一部「滅亡への夜明け!」
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序章・人物紹介
前書き
とりあえずプロローグと登場人物の紹介です。今作も相変わらず文章力の変化はなく、誤字脱字が目立つ作品ですので、今回も毎度のことながらご了承ください。
登場人物
白銀武/黒銀紅牙
オルタ三週目に挑戦する原作の主人公。しかし、今回は不器用な性質で無鉄砲かつ超人的身体能力を秘めたツッパリで登場、髪型は竜馬そのもの。オルタ襲来後は民間で構成された防衛組織「ゲッターチーム」の主力兵器真ゲッター1のパイロットを担当し、BETA相手に大暴れを繰り広げる。性格は人嫌いな上にガサツで乱暴者。軍の上官に対しては容赦なく暴力を振るう。(特に夕呼先生……)主人公とは言えないほどの悪党ツラが特徴。
篁唯衣
斯衛軍のパイロット。訓練生時代に龍牙と出会い、当初は意気投合。しかし、ユーコン基地再開後ではゲッターに嫉妬し、彼と激しく衝突しあうことになるが、ゲッターを駆り戦う彼を見て徐々に惚れ直すようになり、後に悠陽とは「恋敵」になるかも?
煌武院悠陽
日本帝国を統括する若き皇帝。帝都城の敷地へ振って来た龍牙と出会い、彼に興味を持つ。また、素手で戦術機を倒した紅牙に心底惚れているらしい。
神威疾風
真ゲッター2のパイロット。元テロリストで帝都城を襲撃しようと試みたが龍牙によって阻止されて後に仲間になる。裏切り者に対して容赦しないが、本当は仲間思いで頭の切れる青年。※大の女嫌い。
しかし、決して男色家ではないので誤解のないよう……
紫電赤城
真ゲッター3のパイロット。京都に位置する寺の坊主。大柄で太った体系で小心だが穏やかな青年で力も怪力。おそらく、三人の中で彼が一番まともな人間と言えよう?しかし、怒らせると閻魔の如くブチ切れて暴れ回るため要注意。不器用な性格ゆえに無鉄砲なところが目立つ。
早乙女博士
BETAの最大の弱点でもあり、ゲッターロボの動力炉「ゲッター線」を発見した科学者。最強のゲッターロボ。真ゲッターロボを開発し、紅牙達へ託す。悪面の絶えない老人。
神隼人
ゲッターチームの副司令官で、かつての初代ゲッターチーム。
武蔵坊弁慶
ゲッターチームの一人で、ゲッターチームを束ねる隊長。皆から「オヤッさん」と言われて親しまれている。皆の兄貴分。
流竜馬
かつて、BETAとの月面戦争にて初代ゲッターを駆り行方を絶った初代ゲッターチームのリーダー。
ユウヤ・ブリッジス
米軍の陸軍少尉だが、その正体は早乙女博士によって派遣されたゲッターチームの工作員。原作とは違って日本アレルギーではないが、レオンとは仲が悪い。ネオゲッター1のパイロット。
※竜馬や龍牙並みに喧嘩が強いのでレオンは喧嘩を売るたびに毎回ボコられる。
研矢了
ネオゲッター2のパイロット。外見はクールなルックスを持つ青年だが、実態はある意味変態。
石動海太
ネオゲッター2のパイロット。赤城のように大柄な体系だが、彼同様温厚な性質。了の目付役。
不動明
「東洋の悪魔」と呼ばれて恐れられる筆頭の兵士。現在は早乙女博士の元で行動している。
※夕呼先生の元カレ
序章
オリジナルハイヴ最奥部にて。
「瞑夜―――――――!!」
彼女の名を叫びながら白銀武は引き金を引き、粒子砲によってBETAコアを消滅させた、最後まで生き残ってくれていた大切な人を犠牲にして……
人類は地球外生命体BETAに勝利することができた。しかし、その分の犠牲はあまりにも大きすぎた。特に武自身は最後まで大切な人たちを守りきれず、果てしない悲しみに襲われる。
彼は大勢の同胞達の屍を超え、BETA共の死骸と体液を踏みにじんで、そして、この悲運な勝利を受け止めていた。
「俺は……何のために?」
この夕闇に染まった戦場で生き残った兵士たちの歓喜に囲まれるも、その中で一人絶望する武は最愛の人の最後を目に浮かべ、涙を流すしかなかった。
*
あるとき、目覚めれば、俺は見知らぬ空間へと浮遊していた。俺こと紅蓮晃は、この暗闇の空間へ閉じ込められている。
「あれ……?ここは、どこだ?」
そこは暗闇が何処までも広がる空間であった。寂しくて不気味な場所。早くこんな所から抜け出したいと思った。
「確か、俺は寝ていて……」
寝ていて気付けばこの空間。ならば、此処は夢の世界だろうか?しかし、どうも実感がわかず、俺はこの暗闇だけの世界を見渡す限り見つめていると、
『選ばれし勇者よ……』
「!?」
突然、何者かが俺に囁いた。
『ゲッターを受け継ぎし者よ、この声が聞こえるのならば、その耳を我が声へ傾けてもらいたい……』
「だ、誰だ!?」
俺は周辺を見渡す。しかし、目の周りには暗い空間だけが静かに広まっているだけ。それでも、この謎の二つの声は俺達に問いかけてきた。
『わが名はエンペラー……この宇宙の全知全能なり』
「……」
俺は冷静を保った。誰かは知らないが、この声が本当に俺へ囁いているのは事実だった。
「エンペラー……?」
『貴殿にはこれより、滅び去ろうとしている並行政界へ行き、ゲッターの力でその世界を押し寄せる脅威から救い出すのだ』
「な、何だ!?」
『若き戦士よ、これよりおぬしを再び異界へと向かう為の力を授けよう……』
「おい!ちょっと何だよ!?いきなり……」
声がそう伝え終えると、俺はこの空間から生じた眩い光によって飲み込まれていった。
それは、語られることのなかった「真」の結末。
とても小さな。しかしとても「強大」で、とても「偉大」な。
あいとゆうきと「ゲッター」のおとぎばなし……
アバンテーマ
「HEARTS」
「今がその時だ!」
「STORM」
挿入歌
「DEEP RED」ユーコン篇の模擬戦大会で流れる処刑BGM
「WARRIORS」ユーコン篇にてユウヤが素手で唯衣姫の武御雷と戦うBGM
後書き
さて、次から本編に入るわけですが、武の性格が・・・・・・
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